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きょうだい

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  • 1:

    名無しさん

    俺な、昔からずっと好きな子おってん。でも叶わん事くらいわかってる。子供じゃない。けど、諦められへん。どうしたら俺の事好きになってくれる?

    なあ、姉ちゃん

    2005-08-14 03:31:00
  • 61:

    Pururururu

    「はいっ!ななで〜す♪」
    「あっ‥」思わず声がどもった。余りにも俺と違うテンションで出るから‥
    「誰〜ぇ?誰よぉ〜?イタ電〜?」
    「いやっ!ちがっ‥」

    「その事‥もしかして翔ちゃん!?」
    「あ、うん‥俺」
    「きゃ〜♪わぁい♪めっちゃうれしいっ!電話ほんまにかけてくれたんやぁ」
    電話かけただけやのにコイツやけに嬉しそう。
    「‥ははっ、今‥暇ちゃうよな?」
    「え!?チョー暇やって!仕事も休みやしっ!もしかしてデートしてくれんの?!」
    あ、そういえばそんな事ゆうてたな。コイツ。よう覚えとるわほんま

    2005-08-16 08:06:00
  • 62:

    「ぶっ‥!」王子って!!俺か!?思わず吹いてしまった。
    「はよ乗りィょぉ〜♪じぃが困ってんでぇ」タクシーのおっちゃん指さして言っとる。「うはっ!!」更に俺は笑う。タクシーのおっちゃんちょっと怒ってるんちゃう?(笑)
    「ありがとう!姫!乗さしてもらうわ」
    なんかコイツ呼んだん正解かも?って思って来た。

    「なぁなぁどこ行く〜??」とりあえずタクシーを走らせながら酒井が喋りかけて来た。
    「どこでもいいわ。任す!」あんま楽しいとこ知らんし‥
    「んぢゃ、とりあえずミナミ向かって!おっちゃんッ」

    2005-08-16 08:07:00
  • 63:

    ミナミかぁ。あんま行かんなぁ。休みの日に買い物行くくらいやわ。
    「ななの店ミナミやねん♪」酒井が話し始めた。
    「なんでなぁ、なながキャバクラで働いてんか聞きたい?」
    確かに15の酒井がなんでキャバクラなんかで働いてるんかは気になってたけど‥
    「なななぁ、めっちゃお金に執着スゴイねん。」
    「皆そうちゃう?」
    「皆とはまた違うかな?お金ないと恐いねん。貯金したいとかちゃうで?貯金はないねんけど(笑)普通のバイトなんてさどんだけ頑張っても月20とかやんかぁ?けどキャバクラやったらその何倍も稼げるやん?」

    2005-08-16 08:08:00
  • 64:

    「なななぁ、気ィ着いたらお金イッパイ使ってんねん。」
    「‥どうゆう意味?」
    「別に欲しくないのになぁ、毎日毎日バックや服買ってんねん。もう依存症?あはっ」
    酒井は笑いながら言ってるけど‥
    「こんなダメな子、翔ちゃん嫌いやんな?」泣きそうな顔で俺を見てる。
    「‥嫌いぢゃないって」
    酒井は泣きそうな顔で笑ってる。「あはっ。めっちゃうれし〜」

    好きって言った訳でもないのに、コイツはなんでこんなに‥
    「なな、ほんまに翔ちゃんの事好きやねん。」

    2005-08-16 08:09:00
  • 65:

    不謹慎かもやけど、酒井を可愛いと思う俺がおった。

    「とりあえず〜飲みにいこぉ!!」酒井が張り切って俺をひっぱりミナミを歩く。
    「ははっ!よし!どこでも着いてくでぇ〜」
    こうなりゃ、俺もやけや!!潰れるまで飲んだるっ!

    思った通り、俺は泥酔。ゲロゲロになってしまった。
    「おぇ〜〜〜!まぢぎもぢわりぃ‥」そこら中で吐きまくってる俺。情けねえ‥
    「翔ちゃ〜ん!大丈夫〜ぅ?」酒井は酒に強いようでまだまだハイテンションだ。「大丈夫‥でなぃゃぃ〜‥うっ」
    情けない‥

    2005-08-16 08:10:00
  • 66:

    気付いたら俺は酒井とホテルおった。
    「あ‥ん‥翔っ‥ちゃ」
    無我夢中で酒井にキスをする。酒井のスカートの中に手を入れパンツをぬがす。「翔ちゃん‥めっちゃ好きっ」
    酒井の中はもう濡れていた。「めっちゃ濡れてるやん‥」
    「あはっ‥翔ちゃんのえっちぃ〜」中に指を二本入れてやり、ぐりぐり掻き回す。「あん‥翔っ‥あっ‥んっ」
    酒井はすげぇ濡れやすい。ジュプジュプ音がたつ。

    「なぁ?もう入れてもいい??」もう破裂しそうな俺のモノを酒井の中にぶっこんだ。「あぁっん‥!!」

    激しく腰をふる。

    2005-08-16 08:11:00
  • 67:

    「姉‥ちゃんっ」
    思わず声にだしていた。
    俺は酒井を抱きながら姉ちゃんを思ってたんだ。
    「姉ちゃんっ‥姉ちゃんっ!」

    酒井の中に俺の精液を出した。

    「‥ごめん‥」酔いが醒めた俺は自分のした事を酒井に謝った。
    「え〜?い〜よう!ななが翔ちゃんとしたかったんやもん?だからいいねんっ!」酒井は笑顔で言う。
    「ほんまにゴメン」
    まぢで申し訳ない‥ほんま最低や‥俺。
    酒井はもくもくと化粧を直してる。
    「なぁ、翔ちゃん」
    「‥ん?」
    「翔ちゃんって、お姉ちゃんが好きなん?」
    「!?」

    2005-08-16 08:12:00
  • 68:

    もしかして声に出してたん!?俺!!まぢで!?ほんまヤバイって!何やってんねん!!
    混乱してる俺をよそ目に酒井は
    「ふ〜ん‥ななのライバルは翔ちゃんの姉ちゃんか♪」
    「はっ?」
    「姉ちゃんかぁ!勝てそうな気してきた!それに翔ちゃんの童貞はななが頂いたし♪」
    !!!?何ゆうてんねん!コイツっ!どんだけプラス思考やねん!

    「ぷっ!なんやねん、ほんま!お前絶対変やわ!」
    素で笑ってしまった。なんかくよくよ悩んでたんが阿呆らしいわ!
    時計を見たらもう12時回ってた。
    「しゃーない!泊まるか?なな」

    2005-08-16 08:13:00
  • 69:

    「〜〜♪泊まるぅぅ!!しかもななの事名前で呼んでくれたぁ!!めっちゃ嬉しい!」
    ななは泣きながら顔で俺に飛び付いて来た。
    「ははっ!ほんま可愛いなお前っ」
    コイツがおったら姉ちゃんの事忘れられるんちゃうかなって‥ななを見てそう思った。

    俺の携帯に姉ちゃんからの着信がイッパイあったのに気付いたんは次の日やった。

    2005-08-16 08:14:00
  • 70:

    《着信 姉ちゃん ?件》
    ドキッ
    姉ちゃんこんなに電話してる‥ かけなおしたくなる気持ちを押さえて俺はななとホテルを出た。
    「んじゃ、また連絡するわっ!気ィつけてな」
    そういってタクシー乗り場でななと別れた。ななは一緒に帰ろうって言ってたけど、姉ちゃんの事で頭いっぱいだったし、一人で考えたかったから電車で帰る事にした。
    ガタン ゴトン
    電車に乗ってる中姉ちゃんの事考えてた。

    アイツと結婚すんのかな‥?
    家出てくんかな‥?
    俺おいてかれんの‥?
    今にも涙が溢れそうだった。

    2005-08-16 08:15:00
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