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きょうだい
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1:
名無しさん
俺な、昔からずっと好きな子おってん。でも叶わん事くらいわかってる。子供じゃない。けど、諦められへん。どうしたら俺の事好きになってくれる?
なあ、姉ちゃん2005-08-14 03:31:00 -
46:
まこっちゃんの手首はベットにネクタイできつく繋がれてる。 これはまさかまこっちゃん襲われてる!?「なっ‥中根くっ」真っ赤な顔でまこっちゃんがこっちを見ている。
「おいっ!てめぇ、何してんねん!!」まこっちゃんの上に跨がってる奴を引っぱがし、殴った。
「いって〜!!んだよ!!」言い返して来たよ。こいつ。「ちょっ!え〜から落ち着け!お前っ!分かってるか?まこっちゃんは男やで?」
そーだよ!男だよ!男が男襲うなんて聞いた事がないやい!
「別に構わんやん?」しらっと男がゆった。え?男でいいの?2005-08-16 07:51:00 -
47:
「別に構わん。やれたらいいわ。結構可愛い顔してるしな〜この先生☆」まこっちゃんの方をチラッと見ている笑っている。
なんやコイツ!変態か?!ホモ!?
引いてる俺を見て男は尚、喋りだした。
「てゆーか、誘ってきたのあっちやし?俺もたまってたからやっちゃお〜みたいな。まぁ、噂で聞いてたしな。保健室の先生がやらしてくれるって♪」
え?何ゆ〜てんねん?まこっちゃんがんなわけあるか!!アホか!
恐る恐るまこっちゃんを見ると下を向いて黙ってる。‥まぢ?
「はぁ〜、シラけた。また今度やろ〜ね〜先生♪」そう言い男は出ていった2005-08-16 07:52:00 -
48:
男が出て行って、二人きりになった保健室は凍りついている。
「ま‥まこっちゃん?」俺から話しかけた。
「アハハ‥変だよね。僕男なのに男が好きなんだよ?」まこっちゃんが泣いてる。綺麗な顔‥ほんまに女みたいや。
「変じゃ‥変じゃないって」
てゆーか俺こそ変やんけ。きょうだい好きなんて。姉ちゃんの事めっちゃ好きなんて。俺がまこっちゃん責める資格ないやん。
おもわず俺はまこっちゃんを抱きしめてた。
「なっ‥中根くん?」まこっちゃんが赤い顔で俺を見ている。
「ごめっ‥ごめん!」
うわっ!何抱き着いてんねん!2005-08-16 07:53:00 -
49:
ちょ‥ちょっとまこっちゃんが可愛く見えたり‥アハハ‥さっきの男責められへんな。俺‥
「あの‥中根くん」まこっちゃんが口を開いた。
「ん?」
「僕ね、東京の学校でもこんな事があって‥こっちに飛ばされたんだ。本当教師資格だよね。‥もう辞めた方がいいよね?」
まこっちゃん‥
「‥アカン!!辞めたらアカンで!確かに誰かれ構わずやるのはアカンけど‥別に男が男好きでもええやんか!俺、まこっちゃんがいる保健室好きやで!だから授業サボってくるねん!他の皆もそうなはずや!俺らの癒しの空間やねんで?」2005-08-16 07:54:00 -
50:
俺は必死になってまこっちゃんに叫んでた。
ほんまにや。楽しくない学校の楽しい空間がなくなるんは嫌や!
ちょっと間があいたけど
「‥ありがとう。中根くん。ぼくもう少し頑張るよ」まこっちゃんがいつもの優しい笑顔でそういってくれた。
はっ‥ははっ 良かった。いつものまこっちゃんや!
「よしっ、弁当くおっ!俺そのつもりで来てん!」そう言い俺はソファに座った。まこっちゃんはにこにこしながら俺にお茶を入れてくれた。
やっぱ癒されるなぁ〜。
保健室はいいわ〜。
まこっちゃんやっぱ好き〜♪2005-08-16 07:55:00 -
51:
今日はちょっと色々あったけど、まぁ、DVDは見るで〜♪
学校が終わりソッコー順平んちに行った。順平の家は俺んちと違い電車で15分くらいと近くて楽だ。
「ただいま〜ぁ」順平が玄関を開けた。「おじゃましま〜す」 俺の声に気付いたおばちゃんが出て来た。
「あら、翔太くんやない。あがってあがって〜!あ、美味しいお饅頭あんのよ!食べぇなぁ」おばちゃんに俺は気に入られてる(笑)おばちゃん受けいいらしい。将来は熟女向けのホストになろうかな(笑)
「おかん、俺の分も部屋に持ってきてやぁ〜」
そう言って早速順平の部屋に向かった。2005-08-16 07:56:00 -
52:
やべ〜!まぢおもしろいっ!さすが悟空っ!ベジータ!ピッコロ〜!!!
気付いたら夜の10時を回った所だった。
あ、やべっ!家に電話しなきゃっ!
「順平っ!ちょっと中断!家に電話するわ」
そういい廊下に出て家に電話をかけた。
Pururururu‥
「はい、中根です」
「あ、おとん?俺〜」
「あ〜、翔太か?どないしたん?」「あ〜、今順平んちおって明日休みやしもう泊まってくわ!」「ほ〜か〜。明日夕方には帰ってこいよ?」 「?あ〜うん。」なんで夕方?まあ、い〜や。「お姉ちゃん怒ってたぞ?連絡ないから。夜御飯作っちゃったって」2005-08-16 07:57:00 -
53:
「あ〜ゴメン。謝っといて」 「代わろか?」 「えっ!?え〜わ!ほんまに!んぢゃ、明日なっ!おやすみっ」 ガチャ ツーツー
急いで電話を切った。なんか姉ちゃんと話したくない気分やったし‥
まぁ、い〜や!続き見よ!続き!
「順平〜!ごめんなぁ!電話終わったし続き見よや」「翔太〜とりあえず飯食おうや!俺ら夢中で食ってなかったで(笑)」
あ、ほんまや!そ〜いえばバリ腹へったわ!
「今日はおかん手ぇふるったらしいで?冷凍食品ちゃうから安心しろや☆」
ははっ!それは感激や!ほんまに順平のおばちゃんに好かれてるな、俺!(笑)2005-08-16 07:58:00 -
54:
そんなくだらない話をし、飯を食って、風呂入ってまたDVDを見始め、気付いたら朝方だった。
「も〜アカン。眠い。」先にそう言い出したのは順平。「俺もスイマーが襲ってきてる‥」「また今度にして寝よか?」 そういい俺らは布団に入った。
目が覚めて気付いたら昼はとっくに過ぎていた。
「ん〜順平〜今何時なん〜?」寝ぼけながら目覚まし時計をさぐる。
「ん〜〜‥」順平が目覚まし時計を見る。「も〜3時や。起きるか‥?」
フラフラしながら二人は一階に降りた。「遅いおめざめで。」順平のおばちゃんが嫌味っぽく言っている。2005-08-16 07:59:00 -
55:
「おばちゃんおはよう!」俺が満面の笑みを浮かべて話しかける。「翔太くん、おはよう。今日もかっこいいなぁ!」おばちゃんはニコニコしてる。ほんまに好かれてるわ(笑)
「おか〜ん!腹へった!飯っ!」順平の低い声が響く。「あんたなんかにあげる御飯ないわっ!こんな遅う起きて来てっ」
おばちゃんが俺の方をみた。「翔太くんは何が食べたい?」 さすが、おばちゃん♪ 「それはないわぁ〜!」順平が素早くツッコミをいれる。順平のお笑い気質はおばちゃん譲りなんやな〜!2005-08-16 07:59:00