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きょうだい

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  • 1:

    名無しさん

    俺な、昔からずっと好きな子おってん。でも叶わん事くらいわかってる。子供じゃない。けど、諦められへん。どうしたら俺の事好きになってくれる?

    なあ、姉ちゃん

    2005-08-14 03:31:00
  • 176:

    ヤバイ‥普通にショックかも‥
    俺のテンションは急降下してしまった。
    「そんな事より、はい。これ。着替えと下着。後欲しいのん合ったら明日持ってくるから。」姉ちゃんは俺の気持ちなんか関係ナイみたいに黙々と荷物の整理をしてる。
    「‥‥。」
    「ハァ‥あんたなぁ、持ってきてあげのにありがとう位言われへんの〜?」
    だって‥だって姉ちゃん‥
    「もう本間に‥世話かかるなぁ」そういって姉ちゃんが俺の頭を叩く。
    俺の頭に姉ちゃんの手の感触が残る。暖かい手の感触‥。

    2005-08-16 10:12:00
  • 177:

    「じゃあ、お姉ちゃん帰るな?家の事しなアカンし。なんか合ったら電話して?」
    え?姉ちゃん、もう帰るん‥?待ってや‥
    「じゃあね?」
    待ってって‥!!
    「ねっ‥姉ちゃん!!」
    姉ちゃんが振り返る。
    「‥何??」
    「もうちょっと‥もうちょっとだけここに居て‥?」姉ちゃんは目を大きく見開いてビックリしてたけど、すぐに笑った。
    「あはっ‥翔太は淋しんぼやなぁ。」
    そう言って姉ちゃんが俺のベットに座った。
    「もう少しだけいてあげる!」

    2005-08-16 10:13:00
  • 178:

    淋しいよ‥俺、姉ちゃんがおらんとたまんなく淋しい。
    「‥なんか嬉しいな。翔太最近甘えてくれへんからさっ!まぁ、年頃やし?しゃあないんやけどな〜」
    子供のままなら良かったのに‥子供のままならただの《姉ちゃんが好きな弟》で入れたのに‥
    大人になるつえに、姉ちゃんをイヤらしい目で見るようになった。姉ちゃんを性の対象として見るようになった。毎日が戦いだった。姉ちゃんは知らないだろ?俺、姉ちゃんを一人の女として見てたんだ。姉ちゃんが俺をただの弟だと思っていても‥
    姉ちゃんは俺の愛するたった一人の女なんだ。

    2005-08-16 10:14:00
  • 179:

    「‥翔太?どうしたん?」俺は思わずハッとする。
    「いや、別に‥」
    「そぉ?ボーッてしてたで〜?」
    そういえば姉ちゃん‥結婚‥どうするんやろう‥
    「‥なぁ、姉ちゃん?」
    「ん〜?何〜?」
    「家‥出ていかんやんな?」
    「うん。出ていかないよ‥?」
    「‥じゃあ、結‥婚は?」
    暫くの間沈黙した。

    「‥とりあえず延期してもらってん。今の状態でお嫁になんて行けないし。翔太が成人するまでは行けへんかなぁ?(笑)」
    俺の成人って五年後?姉ちゃん27になっちゃうで?
    「それまでにフラれちゃうかもなぁ‥?」

    2005-08-16 10:15:00
  • 180:

    「フラれたらいいのに‥」思わず出た嫌な言葉。
    「な〜んでそんな酷い事言うかなぁ!翔太は姉ちゃんの幸せ願ってないん?」
    願ってるよ!姉ちゃんが幸せやったら俺もそれでいいと思ってた!
    けど‥姉ちゃんの横には俺が居たい!姉ちゃんの横には他の奴なんて居てほしくない!
    ただの俺の我が儘や‥。
    俺、泣きそうな顔をしてる?ははっ‥本間に泣き虫で困る‥。

    「‥えっ??」
    姉ちゃんが俺を抱きしめてる?姉ちゃんから‥?

    「本間に‥翔太は泣き虫やなぁ?」頭をポンポン撫でながら笑う姉ちゃん。
    泣かせたのは姉ちゃんや‥

    2005-08-16 10:16:00
  • 181:

    「アンタみたいな弟おったら、姉ちゃん一生結婚出来ひんやんかっ。馬鹿っ。」
    うん‥姉ちゃん。結婚なんてしんといて?馬鹿でも阿呆でもいい。俺が一生傍にいてやるから‥

    姉ちゃんの心地いい腕の中で時間が過ぎる。俺は眠りそうになる程居心地が良かった。

    2005-08-16 10:16:00
  • 182:

    いつのまにか俺は眠ってしまったみたいで、気がついたら姉ちゃんは居なくなっていて書き置きだけが置いてあった。
    《翔太へ 明後日の退院楽しみにしとくね》
    それだけの事なのに、早く家に帰りたい。と思ってしまった。まるでホームシックの子供だよ。15歳にもなって情けない‥。

    2005-08-16 10:17:00
  • 183:

    けど、俺の退院の日はアッサリやってきた。
    そりゃそうだ。たった三日間の入院だし?二泊三日の旅行程度な訳だから。

    その日おとんと姉ちゃんは俺の退院祝いをしてくれた。
    「退院おめでと〜〜〜!!」既におとんには酒が入っていてテンションが馬鹿になっている。
    「ハァ‥おとんっ!あんま飲み過ぎんといてくれやぁ?」
    おとんはあんま酒が強くない。よく飲み過ぎて帰ってきてはトイレで潰れている。姉ちゃんと俺で部屋まで運んだ事が何回もある。
    重いから嫌なんだよなぁ‥

    2005-08-16 10:18:00
  • 184:

    2時間後−−−
    俺の予想通りおとんはベロンベロンに潰れた。
    「よいしょ‥」
    俺はおとんを肩で支える。「翔太ぁ‥怪我してるんやしお姉ちゃんが二階まであげるよ?」
    そうゆう訳にもいかない。

    2005-08-16 10:19:00
  • 185:

    「いや、姉ちゃんより怪我してても俺のが力あるべ?」俺は笑ってるがかなりキツイ。けど、こんな酒臭いオッサン姉ちゃんに任せる訳にはいかね〜。
    俺は結局気合いで一人でおとんを部屋にあげた。
    「すごいね〜翔太ぁ!力あるね〜!!」
    おう!力仕事は俺に任せろ!
    「翔太、身長何センチあるの??」

    2005-08-16 10:20:00
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