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きょうだい
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1:
名無しさん
俺な、昔からずっと好きな子おってん。でも叶わん事くらいわかってる。子供じゃない。けど、諦められへん。どうしたら俺の事好きになってくれる?
なあ、姉ちゃん2005-08-14 03:31:00 -
166:
「‥そんなん言わんといて!!翔太は大事な弟やねん!!死んだら良かったなんて絶対言わんといて!!」姉ちゃんはもう涙で顔がぐちゃぐちゃになっていた。
「‥うん‥ゴメンな‥姉ちゃん」姉ちゃんは泣き崩れてしまった。
《弟》か‥
ズッシリきた。重い一言。その言葉は心臓に喰らいつく。
「なあ、姉ちゃん‥?姉ちゃんは俺が弟で良かったと思う‥?」
「当たり前やんかっ‥!」
俺はやっぱり姉ちゃんとは他人に生まれたかったよ。《きょうだい》なんて‥
嫌や‥
好きやねん‥姉ちゃんが‥死ぬ程好きや‥2005-08-16 10:02:00 -
168:
幸い俺の怪我は軽傷ですんだ。二、三日で退院できるみたいや。
「以外と元気そうやんけ!」コイツは順平だ。次の日ソッコーお見舞いに来てくれた。
「けど、めっちゃ痛いねんぞ?ほらっ」俺は服をめくり傷やあざを順平に見せまくる。
「うわっ!!痛そっ‥お前何したん〜!?」
何したって‥説明したくない‥(笑)
「あ〜ヤンキーに絡まれたんやって!」一応そうゆう事にしとく。
「まぢかよぉ〜?気をつけろよぉ〜?俺かて結構心配したんやで〜?」
そのわりには結構楽しそうに見えるけど?2005-08-16 10:03:00 -
169:
順平は唯一の友達だ。姉ちゃんが気を使って連絡してくれたらしい。
「てか、彼女には連絡したんかぁ?」
彼女??
「学校の前でチューしてたやんか☆」
あ、ななか。そういえばメールも返してなかったな‥。
「あ〜、せやな。一応メールでも入れておくわ!」
ピッ‥ピポッ‥ピッ
《返事遅くなってゴメン。訳あって今、○○病院に入院してる。けどすぐに退院できるから見舞いはいいから。》
送信!
てか順平に彼女と思われてる誤解はとった方がいいんかな?
‥ま、いっか。
しばらく順平とくだらん話をしてから順平は帰った。2005-08-16 10:04:00 -
170:
「すぐ退院出来るって!本間に対した事ないから!」
死ぬかと思ったけど‥(笑)
「翔ちゃん?‥なな、来たアカンかった?」
「‥んな事ゆうてないやん。」
「‥翔ちゃん、ななの事どう思ってるん?優しかったり冷たかったり、翔ちゃんがわからへん!ななはやっぱり都合いい存在なん?お姉さんの足元にもおよばへん?!」
ななが辛そうな顔でこっちを睨む。2005-08-16 10:06:00 -
171:
つ〜か、そういわれると何をゆったらいいかわからへん‥。確かにななを都合よく使った覚えはある。けど‥ななのおかげで助かった事もあるんや。
俺はななを傷だらけの体で抱きしめる。
「‥ゴメンな?俺、お前に感謝したい事イッパイある。姉ちゃんがおらんかったら多分お前の事好きなってたと思う!けどな、俺に姉ちゃん以上の奴はおらんねん。お前を姉ちゃん以上に好きになる事はないと思う。俺、こんなんやから中途半端な態度とって悪かったと思うし‥、お前が俺を嫌いになったゆうんやったら離れてくれても構わへんから‥」2005-08-16 10:07:00 -
172:
「でも‥、離れられたら正直淋しいな‥」
俺は苦笑いをする。
少しの間沈黙がはしる。
「翔ちゃん‥。ななはそれでもいいよ?翔ちゃんの側に入れるんやったらそれでもいい!翔ちゃんがななの事を少しでも好きでいてくれてるんならそれでいい!ななは世界で一番翔ちゃんが好きやもん!」
正直こんな事ゆってくれる女は生涯コイツしかいないと思う。俺のダメなとこも格好悪いとこもコイツは受け入れてくれる。俺‥コイツを好きになりたい。
姉ちゃん以上に‥2005-08-16 10:08:00 -
173:
「なな、頑張る!!翔ちゃんにもっとも〜っと好きになってもらえるように頑張る!」
「うん‥俺もお前に嫌われへんように頑張るわ(笑)」
俺達は笑いながらしばらく抱き合った。
「じゃあ、なな帰るね‥?」そう言ってるけどななは立ち上がらない。
「ははっ!帰るんちゃうんか〜?」2005-08-16 10:09:00 -
174:
「‥帰るよ?」
笑いながらそう言うけどななは俺の手を掴み離さない。なんか可愛いな‥。
愛されてるって実感が沸く。
「‥キスしようか??」
俺はそう言うとななにキスをした。唇と唇が触れ合う。
−ガサッ‥−
「‥翔太?」
ドキッ!!
「ねっ‥姉ちゃんっ!?」
見られた‥?姉ちゃんに見られたっ‥!!?
「‥彼女‥?」
「えっ!!いやっ‥あのっ」
「‥違いますよ〜?私中学ん時の同級生の酒井ななです。初めてまして!じゃあ、私は帰るね?バイバイ、翔ちゃん☆」
酒井は俺と目を合わさずにそう言うと帰ってしまった。2005-08-16 10:10:00 -
175:
俺、またアイツを傷つけた‥。
「あっ、翔太‥ごめんね?邪魔しちゃった‥?」
「ははっ‥邪魔って!ホントに彼女じゃないからっ‥」
「ふ〜ん。最近のコは付き合ってなくてもキスするんや〜?翔太モテモテやね〜?」姉ちゃんが嫌味っぽく言ってくる。
てか、やっぱり見られてた‥
「‥うるさいよ。姉ちゃんだって俺としたやん」
おい、何言ってるんだ?俺っ!
「‥あれは酔ってたし、キスに入らないよ。」
姉ちゃんの中で俺とのキスはキスに入らない。2005-08-16 10:11:00