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きょうだい

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  • 1:

    名無しさん

    俺な、昔からずっと好きな子おってん。でも叶わん事くらいわかってる。子供じゃない。けど、諦められへん。どうしたら俺の事好きになってくれる?

    なあ、姉ちゃん

    2005-08-14 03:31:00
  • 111:

    俺らはいつもの漫才をしながら教室に向かった。
    「おっはよ〜!!」順平は俺と違いクラスの皆と馴染めてる。
    「順平〜!!昨日のさ〜‥」クラスの友達が順平に近寄ってきた。
    俺はしゃあないから自分の席に座り、ぼーっとする事にした。
    暇やな‥ 順平がおらんと本間に暇や。早く他にも友達作らんと‥ 順平が羨ましい。人なつっこいし、おもろいし、いい奴やし、俺もあーゆう奴になりたかったわ!
    一人の俺に気付いて順平が声をかけてきた。
    「翔太もこっちで喋ろうや!!」
    「あ〜ええわ〜。」俺はどうしても人見知りをしてしまう。

    2005-08-16 08:58:00
  • 112:

    「なんでやねんなぁ」順平がプンプン怒ってる。
    「俺、1時間目サボるわ!」そう行って教室を出て行った。保健室いこ〜っ!

    俺は安らぎの空間、まこっちゃんのいる保健室に向かった。
    「まこっちゃ〜ん♪」ガラガラ ドアを開ける。
    「あ、中根君、いらっしゃい」笑顔で迎えてくれる。
    まこっちゃんは俺がクラスに馴染めてないのを知ってるからたまに授業をサボりにくる俺を追い出したりはしない。
    「中根君にあげようと思ってたお菓子があるんだけど食べる?」
    「もちろん!」俺はにこにこしてソファに腰をかけた。

    2005-08-16 08:59:00
  • 113:

    前に発覚したけど、まこっちゃんはいわゆるゲイ?で男なのに男が好きみたいだ。
    俺はゲイをホモとか言って軽蔑してたけど、考えを見直す事にした。だってまこっちゃんは大好きだし!
    それに俺が姉ちゃんを好きなのだって皆からしたら気持ち悪いんだろうしな。

    「最近どぉ〜?」俺はお菓子を食いながらまこっちゃんに話しかける。
    まこっちゃんは「何が?」と言いながら俺のお茶を入れている。
    「え〜色々やんか〜!」
    「う〜ん、‥最近ねぇ、ちょっと好きな人出来たかも‥」と問題発言。
    え!?まぢ!?それってもちろん男やんな??

    2005-08-16 09:01:00
  • 114:

    「ま、まぢで!?誰!?」俺は興味津々で立ち上がる。
    まこっちゃんは机にお茶をおき、話し出す。「えっとね、僕がよく行く本屋さんの店員さん!最近仲良くて!今度遊ぶ事になったんだよ♪」
    「うおぉ〜!よかったぢゃん!!」本気で嬉しい!
    「うん‥でもね」
    でも?何?
    「僕がこんなのってバレたらもう遊んでくれないんだろうな‥」
    ズキン!
    まこっちゃんの言葉がおもいっきり俺の心にのしかかる。
    俺とまこっちゃんの恋愛は似てる。叶わない恋だから。とても辛い恋だから。
    「でもね‥」
    まこっちゃんがまた話しだす。

    2005-08-16 09:01:00
  • 115:

    「今度は頑張ろうと思う!せっかく好きに慣れたんだし、フラれてもいいから気持ちは伝えるよ?その気持ちが大切だと思うんだ!」
    まこっちゃんがとてもカッコよく見えた。
    その反面、俺をすごくカッコ悪く感じた。
    まこっちゃんはフラれても気持ちは伝える気でいる。けど俺は‥

    「中根君もしかして悩んでる?僕がこんな話したから?」
    「いやっ!違うって」
    慌てて反論した。
    「本間に違うで?自分の事やから‥」
    まこっちゃんは悲しそうに俺を見る。
    「悩んでるんだったらね、誰もいない所で叫んでみたら以外にスッキリするよ?」

    2005-08-16 09:02:00
  • 116:

    「僕、よくやってるんだ」笑顔で言う。
    「叫ぶって?」
    「嫌な事とか、辛い事とかぜ〜んぶ!叫んじゃう!ぢゃあ、少し気持ちが楽になるんだ。」
    ふ〜ん‥なるほど!
    「ありがとう!」
    俺はまこっちゃんに礼をゆって走って保健室を出た。まこっちゃんはポカーンとしてたけど‥
    俺は走って走って屋上めがけて階段を昇る!昇る!昇る!
    ハァ‥ハァ‥
    以外と体力使うかも‥
    五階の屋上に着き、ドアを開ける。
    気持ちいい風が俺の汗を乾かす。
    もちろん授業中だし誰もいない。広い屋上。
    俺は息を吐き、おもいっきり声を出した。

    2005-08-16 09:03:00
  • 117:

    「好きや−−−−−−!!姉ちゃんが大好きや−−−!!世界で1番大好きや−−!!」
    おもいっきり叫んだ。俺ってこんなに声でるんだ。
    自分でもビックリしていた。
    ハァ‥ハァ‥
    なんや‥。言えるやん‥。
    俺はおもいっきり笑った。
    俺、頑張ろうかな?姉ちゃんの幸せ応援する!俺の幸せは姉ちゃんの幸せや!
    姉ちゃんが結婚しても子供が生まれても俺は見守っていたい。
    そう思える余裕が出来てた。まこっちゃんに感謝やな!
    屋上で一休みしてから、チャイムがなったので教室に戻る事にした。胸のもやもやは消えていた。

    2005-08-16 09:04:00
  • 118:

    「翔太〜!!どこ行ってた〜ん?」教室に入ると順平達が俺の方へ近づいて来た。
    「ちょっとな!」
    「ふ〜ん。あ、今日コイツらと放課後カラオケ行くけど翔太も行くか!?」
    いつもの俺なら断ってしまってた。けど、
    「おう!いいなぁ!行くか!?」
    皆ちょっとビックリしてたけど、「俺ら中根と遊びたかってんぞ〜?ムシしよちてからに〜」
    順平の横に立ってる土屋が怒って言う。「お前冷たいからなぁ!」ゲラゲラ笑って松井が言う。
    なんや。皆いい奴やんけ!人見知りしてた俺が馬鹿やなって素直に思った。

    2005-08-16 09:05:00
  • 119:

    久しぶりに今日は遊んで帰った。
    家に着いた時は10時を過ぎてた。
    「‥ただいまぁ〜」
    ちょうど帰った時、おとんがおった。「お、遅かったな〜。お父さんもう寝るからな。」
    「うん、おやすみ!」
    おとんは2階にあがった。俺はリビングに向かう。
    「あ、姉ちゃん‥」
    姉ちゃんと目が合う。もうお風呂に入ったみたいでパジャマを着てる。
    「お帰り、翔太。ご飯は食べたん?」
    「あ、ううん。食うてない‥」
    そういうと姉ちゃんは俺の飯を温めてくれた。

    「はい、翔太。」
    そういって飯を机に並べてくれる。

    2005-08-16 09:06:00
  • 120:

    なんか微妙な空気が流れてるんが分かった。
    どうしよう!朝はほとんど話さんかったから‥
    先に口を開いたのは姉ちゃんだった。
    「あんな、翔太。今日ずっと考えてたんやけど‥」
    「え?」俺はドキドキしている。
    「翔太は昨日、なんであんな事をしたん?」
    言葉が詰まる。何を言えば正解なのかわからない。
    「しょ、翔太が悪い訳ぢゃないし、怒ってる訳ぢゃないからな?」
    そういうと姉ちゃんも椅子に座った。
    「あたしも酔ってて、すごい馬鹿な事してしまったと思うねんな?ごめん‥」
    「なんで謝るねんな?」

    2005-08-16 09:07:00
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