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きょうだい
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1:
名無しさん
俺な、昔からずっと好きな子おってん。でも叶わん事くらいわかってる。子供じゃない。けど、諦められへん。どうしたら俺の事好きになってくれる?
なあ、姉ちゃん2005-08-14 03:31:00 -
106:
昨日と今日俺は泣きっぱなしや。ほんま自分でも呆れる。姉ちゃんの事なるとこんなにも自分が弱い子供なんやと知らされる。
ななが俺を撫でながら話しはじめた。「翔ちゃんはな、お姉さんが大好きやねんな?ななも気持ちすっごい分かるよ?物凄い辛いよ。だってな翔ちゃんの事、なな大好きやもん!なな本当は中学ん時から翔ちゃんの事好きやってんで?知らんかったやろ?翔ちゃんが大好きやもん」
そういって笑うなな。
俺は涙のせいで何も言われへん。2005-08-16 08:53:00 -
107:
「昔っから翔ちゃん変わらんなぁ」
そんな事ないで?俺は変わったよ‥
「昔と同じ、ななの大好きな泣き虫翔ちゃん!」
「‥はっ!何や、それ!」思わず笑ってしまう。
「へへっ!翔ちゃんよく泣いてやん?けど、一人で隠れて皆にバレんようにしてたやん?強いなって思ってん。ななは見てたよ?」
見られてるとは思わんかった。恥ずかしい‥。俺は結構泣き虫で嫌な事があると学校の裏でコッソリ泣いていた。
「そうゆうとこもひっくるめて翔ちゃんの事が好き。」
こんなにどうどうと告白されたのは初めてや。2005-08-16 08:54:00 -
108:
中学ん時何人かに告られた事はあるけど、他人づたいとか、電話とかメールとか。こんなにハッキリ言える人はいなかった。
「‥なな、俺は」
「ゆわんでいいっ!」ななの手が俺の唇に触れる。
「ゆわんでいいから!」
俺は話すのを辞めた。
「まだうち15やし?若いからさっ!長期戦で行くから!これからもよろしくっ」
本間に強いな。お前は。
尊敬するわ。
「うん、よろしくな?」
「たまには遊ぼうな!エッチもしたるからっ(笑)」俺はななの頭を笑いながらこずく。2005-08-16 08:56:00 -
109:
「ぢゃあ、また連絡するな?」結局ななは俺の学校まで着いてきてくれた。
「うん!また電話して!いつでも飛んで行くからっ!」
「おう。お前も頑張れよ?」
「頑張るよ?翔ちゃん落とすために綺麗になったるからぁ♪」
ははっ。お前の前向きさはほんとに感心するわ!
「ぢゃな」
俺は分かれ際にななの頬っぺたに軽くキスをする。
「きゃ〜〜〜〜!!」
一瞬顔が赤くなりななが嬉しそうに叫ぶ。
俺はそれを見て爆笑する。ありがとうの印。お前には感謝してるからな?
俺は手を降って校舎に入った。2005-08-16 08:57:00 -
110:
「ぅおぃ!翔太!!」
校舎に入ると順平が俺の前を塞ぐ。
「ハァ。どいてや。邪魔〜!!前通られへんやろ〜が。バカっ」
「いやいやいや〜!!翔太くぅん!アレは誰ですかねぇ!?」
アレとはきっとななのことだろうが‥
「何がよ?」と俺は惚けてみる。
「ちゅーしてたやろ!?そこで!しかも可愛かったし!彼女か!?」
「違うよ。友達。」
「友達でもちゅーするんかお前は!!なんて淫らな奴なんや!うちのおかんが泣くぞ?」
俺は思わず爆笑してしまう。
「おばちゃんが本命やからってゆうといて!」2005-08-16 08:58:00 -
111:
俺らはいつもの漫才をしながら教室に向かった。
「おっはよ〜!!」順平は俺と違いクラスの皆と馴染めてる。
「順平〜!!昨日のさ〜‥」クラスの友達が順平に近寄ってきた。
俺はしゃあないから自分の席に座り、ぼーっとする事にした。
暇やな‥ 順平がおらんと本間に暇や。早く他にも友達作らんと‥ 順平が羨ましい。人なつっこいし、おもろいし、いい奴やし、俺もあーゆう奴になりたかったわ!
一人の俺に気付いて順平が声をかけてきた。
「翔太もこっちで喋ろうや!!」
「あ〜ええわ〜。」俺はどうしても人見知りをしてしまう。2005-08-16 08:58:00 -
112:
「なんでやねんなぁ」順平がプンプン怒ってる。
「俺、1時間目サボるわ!」そう行って教室を出て行った。保健室いこ〜っ!
俺は安らぎの空間、まこっちゃんのいる保健室に向かった。
「まこっちゃ〜ん♪」ガラガラ ドアを開ける。
「あ、中根君、いらっしゃい」笑顔で迎えてくれる。
まこっちゃんは俺がクラスに馴染めてないのを知ってるからたまに授業をサボりにくる俺を追い出したりはしない。
「中根君にあげようと思ってたお菓子があるんだけど食べる?」
「もちろん!」俺はにこにこしてソファに腰をかけた。2005-08-16 08:59:00 -
113:
前に発覚したけど、まこっちゃんはいわゆるゲイ?で男なのに男が好きみたいだ。
俺はゲイをホモとか言って軽蔑してたけど、考えを見直す事にした。だってまこっちゃんは大好きだし!
それに俺が姉ちゃんを好きなのだって皆からしたら気持ち悪いんだろうしな。
「最近どぉ〜?」俺はお菓子を食いながらまこっちゃんに話しかける。
まこっちゃんは「何が?」と言いながら俺のお茶を入れている。
「え〜色々やんか〜!」
「う〜ん、‥最近ねぇ、ちょっと好きな人出来たかも‥」と問題発言。
え!?まぢ!?それってもちろん男やんな??2005-08-16 09:01:00 -
114:
「ま、まぢで!?誰!?」俺は興味津々で立ち上がる。
まこっちゃんは机にお茶をおき、話し出す。「えっとね、僕がよく行く本屋さんの店員さん!最近仲良くて!今度遊ぶ事になったんだよ♪」
「うおぉ〜!よかったぢゃん!!」本気で嬉しい!
「うん‥でもね」
でも?何?
「僕がこんなのってバレたらもう遊んでくれないんだろうな‥」
ズキン!
まこっちゃんの言葉がおもいっきり俺の心にのしかかる。
俺とまこっちゃんの恋愛は似てる。叶わない恋だから。とても辛い恋だから。
「でもね‥」
まこっちゃんがまた話しだす。2005-08-16 09:01:00 -
115:
「今度は頑張ろうと思う!せっかく好きに慣れたんだし、フラれてもいいから気持ちは伝えるよ?その気持ちが大切だと思うんだ!」
まこっちゃんがとてもカッコよく見えた。
その反面、俺をすごくカッコ悪く感じた。
まこっちゃんはフラれても気持ちは伝える気でいる。けど俺は‥
「中根君もしかして悩んでる?僕がこんな話したから?」
「いやっ!違うって」
慌てて反論した。
「本間に違うで?自分の事やから‥」
まこっちゃんは悲しそうに俺を見る。
「悩んでるんだったらね、誰もいない所で叫んでみたら以外にスッキリするよ?」2005-08-16 09:02:00