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きょうだい

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  • 1:

    名無しさん

    俺な、昔からずっと好きな子おってん。でも叶わん事くらいわかってる。子供じゃない。けど、諦められへん。どうしたら俺の事好きになってくれる?

    なあ、姉ちゃん

    2005-08-14 03:31:00
  • 2:

    麗 ◆ySQsCb6HNw

    私も弟にずっと好きと言ゎれてました。私ゎ心が不安定だったため関係を持ちました?
    今、〜奏〜と言ぅ小説書いてるんですけど次ゎ弟の話書こぅと思ってます。
    気持ちが分かるのでめちゃ応援してます?がんばって書いて下さい??

    2005-08-14 07:21:00
  • 3:

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    あぼ~ん
  • 4:

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    あぼ~ん
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    あぼ~ん
  • 6:

    俺な、昔からずっと好きな子おってん。でも叶わん事くらいわかってる。子供じゃない。けど、諦められへん。どうしたら俺の事好きになってくれる?

    なあ、姉ちゃん

    2005-08-15 00:11:00
  • 7:

    いつものように腹をボリボリかきながら一階におりる。そしていつものようにキッチンからいい匂いがしてくる。 「翔太、おはよう。」
    ドキッ!
    いつもの挨拶、いつもの優しい笑顔、旨そうな朝食。
    姉ちゃんだ。
    「お、おはよう」

    2005-08-15 00:12:00
  • 8:

    「う、うん」 俺は慌てて椅子に座り机に出された朝ごはんにがっつく。
    「あのね、翔太」 「なに?」 姉ちゃんが言うのを躊躇ってる。「なんなん?はよ言いや〜」笑ってそう言ったが姉ちゃんの言葉に俺はとまどった。「あんなぁ、今日ちょっと帰り遅くなるからご飯任していい?」 「なんで?‥か、彼氏でもでけた〜ん?」 冗談で言ったつもりやったけど、俺は不幸の鈍底に落ちてしまう。「う、うん」
    まぢで?まぢでゆうてんの?姉ちゃんに彼氏?ほんまに?嫌やって!!なんでなん!?俺は!?どうしたらいいん?! 俺はすごい顔をしてたと思う。

    2005-08-15 00:15:00
  • 9:

    「翔太??どうしたん?」「えっ?」我にかえった俺は「い、いや、姉ちゃんにでも彼氏できんのやな!」ひきつった笑顔で言った。「あはは。失礼しちゃう!姉ちゃんだって彼氏くらいできるって〜」
    ははっ‥笑えねえ‥
    「ご、ごちそうさま!」ショックを隠しきれへん俺はそういって立ち上がった。
    「翔太!」
    「‥なに?」 「あんな、今度その人うちに連れてこようと思うねん。お父さんにも紹介したいし‥日にち空けといてな?」俺は涙が出そうなのを我慢して笑顔で返事だけして洗面所に顔を洗いに行った。

    2005-08-15 00:17:00
  • 10:

    洗面所で顔を洗ったが目の奥がツンとする。今にも泣きそうだ。 涙を我慢しながら制服に着替え、髪を整えた。
    「翔太っ!お弁当っ」
    姉ちゃんが玄関まで弁当を持ってきてくれた。ほんま優しいな。その優しさがやけに辛く感じた
    「ありがとうな。行ってくるわ」元気のない俺を心配そうに姉ちゃんは見てる。「しんどいん?熱でもあるんちゃうん?」そういっておでこに触れてきた。
    「いいって!ほんまないから!大丈夫やから!んぢゃ行ってくるわ!」そう言って姉ちゃんの手を振り払って慌てて家を飛び出した。

    2005-08-15 00:18:00
  • 11:

    「あぁ、せやな。久しぶり」 今朝のこともあり、俺は酒井にそっけない態度をとった。「なんな〜ん?!冷たいなぁ!ななめっちゃ翔ちゃんに会いたかったのにィ」はぁ〜?何ゆうてんの、コイツ。全然仲良くなかったやんけ!「なな、翔ちゃんのことタイプやってん」 タイプ??俺が??「あ〜無理無理。俺はお前なんかタイプちゃうし」
    「ひっど〜い!!」言葉とは裏腹に酒井は嬉しそうや。てかよく見ると朝から酒井は派手な格好をしている。髪はぐりんぐりんに巻いていて黒のワンピースを着て上からストールをかけている。

    2005-08-15 00:20:00
  • 12:

    見た目だけなら同い年には見えない。 二十歳くらいに見える。「てかお前、なんでそんな格好なん?」 俺にくっついてる酒井はにこにこしながらあっけらかんと答えた。「あ〜あんなぁ、なななぁ今キャバクラで働いてんねんや〜。今日はなんか送りの人がおらんくてなぁ、皆タクシーで帰ってたけど、ななはもったいないからお金だけもらって電車で帰って来たんよ〜」
    はぁ!?キャバクラ!?てかお前15やろ!?アカンやん!法律的にアカンやん!「翔ちゃんも来てなぁ♪翔ちゃんやったらまけたるから」
    俺の腕を組みながらにこにこしている。

    2005-08-15 00:22:00
  • 13:

    「いかねえよ!!」
    まあ、人には色々事情があるわな。聞かんようにするわ。
    「え〜〜〜来てよぉ!あ、んぢゃ、今度ななとデートしよ〜や!おごるからっ」「嫌ぢゃ。なんで俺が‥」そういうと酒井が俺の体をぶんぶん振り回してきた。「おね〜が〜い〜!!なな翔ちゃんと遊びたい〜〜!!」 まぢで痛い!爪が刺さってるって!
    「わっ、わかったから辞めれ〜!」 急に酒井の表情が明るくなった。「まぢで?めっちゃ嬉しい!!!翔ちゃんほんま好きっ」にこにこしてまたひっついてきた。
    次は○○〜〜電車のアナウンスだ。

    2005-08-15 00:24:00
  • 14:

    それにアイツのおかげで、姉ちゃんのことちょっと忘れられたし‥
    よし、気合い入れて学校行くぞ!!昼には姉ちゃん特製愛妻弁当が食えるんやし!!落ち込んでてもしゃーないしなっ!
    しばらくたって俺の学校の駅に着いた。
    「中根〜〜!おはよ〜!」中根とは、俺の名字だ。 「お〜おはよ!」
    授業がはじまった。しかも一時間目から体育だし‥しかも柔道!?最悪〜〜ほんとに俺の学校は男だらけでむさ苦しい。癒しの空間はないのかね。‥いや、あります!!ありますよ!!よしっ、行くか♪ 「せんせ〜い!気分悪いんで保健室〜〜」

    2005-08-15 00:25:00
  • 15:

    以外と簡単に授業は抜け出せる!俺は急いで保健室に向かった。 「まこっちゃ〜ん!!」 勢いよく保健室のドアを開けた。 「あれ?中根くんどうかした?」 優しい笑顔でまこっちゃんは迎えてくれた。
    「ちぇ、先約がいるし〜」まこっちゃんは綺麗だし優しいから生徒の人気者で毎時間保健室には誰かいるんだよな〜。 「くすくす。いいじゃない。まぁ、座りなよ」 俺はソファに座りこんだ。 「で、どうかしたの?柔道着のままで。怪我でもした?」優しい笑顔で聞いて来た。 まこっちゃんは東京の人でまこっちゃんの話す標準語はやけに心地いい。

    2005-08-15 00:26:00
  • 16:

    育ちざかりの俺はいくら食っても足りひん位よく食べる。「も〜しかたないなぁ。ため買いしてるお菓子が中根くんのお陰ですぐなくなるよ(笑)」そういいながらお菓子とお茶を出してくれる。やっぱりまこっちゃんは優しい。学校唯一の癒しや。 「ありがと〜!まこっちゃん好きっ!!」 「っ‥」なぜかまこっちゃんが一瞬動揺した。「どうしたん?」 「ううん、いくらでも食べてね」いつもの笑顔だ。 やっぱまこっちゃん好きや〜〜!!
    それから一時間目と休み時間ず〜っとまこっちゃんと話をしてた。
    楽しかったなぁ〜。俺はだるだると教室に戻った。

    2005-08-15 00:28:00
  • 17:

    はぁ〜、学校つまんね〜なぁ。一時間半かけて来る価値はあるんか? 家に帰りたい。帰っても誰もおらんけど‥姉ちゃんも仕事やし‥しかも今日遅くなるゆーてたし、デートやんなぁ。ほんま嫌‥。姉ちゃんとんなや‥どんな男やねん!つまらん男やったらぶんなぐったるからな!
    また泣きそうや。授業が始まってから俺はずっと俯せになっていた。気付いたら寝てたみたいやった。
    「おい!おい!翔太っ!」「ん〜?姉ちゃん?」
    「ぶはは〜っ!コイツ寝ぼけとる!しかも姉ちゃんやって!どんだけシスコンやねん!(笑」「うわっ!!」急に目が覚めた。

    2005-08-15 00:30:00
  • 18:

    やべ‥無意識に姉ちゃんってゆってたみたいや‥はず〜〜 「ほ〜んまお前寝過ぎやって!二時間目から今までず〜っと寝てたで!」「あぁ、ごめん‥今何時なん?」 「もう昼休みぢゃ!シスコン翔太♪」このウザイ男は同じクラスのダチの順平。俺がシスコンなのは知っている。てかまぢで好きなんだけどな。そこまでは言ってない。
    「は〜ぁ、まぢで寝過ぎたわぁ。ほんまお前起こせよ〜」鞄から弁当をだしながら順平に愚痴をもらす。「あほか!何回も起こしたっちゅーねん!」 「ほんまかよ〜」 順平はなんでも言い合える楽なダチだ。

    2005-08-15 00:31:00
  • 19:

    コイツは家にも何回か遊びにきてて俺ん家の事情も知ってるし、姉ちゃんにも会ったことがある。 「あ〜!い〜なぁ!おねいさんの手づくり弁当っ!俺のと交換してや〜!」 「嫌ぢゃ〜お前んちの手抜き弁当なんて」 「ひどっ!!翔太ひどっ!これでもおかんが丹精こめて冷凍食品をチンして‥」 「手抜きやんけ(笑)」 ほんまコイツはおもろい!なんか漫才してるみたいやわ!
    「なぁ、話変わるけど、お前今日なんかあったんか?」 ギクッ 順平の奴以外とするどい。
    「別に。なんもないわ」
    「ふーん。ならいいけど〜」

    2005-08-15 00:32:00
  • 20:

    いくら順平でも、ようゆわん。姉ちゃんが好きなんて‥引かれるわ。さすがに笑われへんもん。
    白い目で見られたくない。
    これは一生俺だけの秘密や。そうしないとあかんねん。
    キーンコーンカーン
    はぁ、今日もやっと終わった‥疲れたわ。

    2005-08-15 00:33:00
  • 21:

    今日は姉ちゃんおらんから俺が飯作らなあかんからはよ帰らないと!おとんが可哀相やもんな!
    今日の晩飯何しよう〜?て考えながら一時間半電車に乗った。
    駅に着いたらさすがに外は暗くなりかけてた。「はよスーパー寄らな!」 素早くスーパーに寄ってにんじんと玉ねぎを買った。今日はカレーやな!

    2005-08-15 00:34:00
  • 22:

    たしか家にカレー粉とジャガ芋と豚肉があったはずや!うちのカレーは豚肉やねん!姉ちゃんが太るからって牛肉は食べへんねん!
    ‥あ、今日姉ちゃんおらんのやった。牛肉買ったら良かったわ‥。
    あかん!!テンション下がって来た!急いで家帰って飯作らな!
    俺は気持ちを切り上げて急いで家に走った。
    「はぁはぁ‥」 家に着くともう7時を過ぎてた!

    2005-08-15 00:35:00
  • 23:

    「やばっ!おとん帰ってくるやん!急いで作らなっ」

    俺んちは父子家庭やからおとんには迷惑かけてる分出来る事はやろうって姉ちゃんと昔決めてん。だからたまに俺も手伝ってる。

    2005-08-15 00:36:00
  • 24:

    だからカレーなんてお手のもんや!!
    さっさと米をとぎカレーの材料を切り鍋に入れて煮る。サラダも作っといた。
    「よし出来た。後は飯炊けんの待つだけや」
    おとんが帰るまでテレビでも見とくか‥ 付けていた姉ちゃんのフリフリレースのエプロンを外し、ソファに横になりテレビのスイッチを押した。
    「姉ちゃんのが可愛いやん」テレビに映ってる最近売れ出したアイドルを横目にボソッと無意識に言葉がでた。
    「ただいま〜」 あ、おとんや。「おかえり。なんか姉ちゃん遅なるらし〜わ」「へぇ、めずらしいな〜。」

    2005-08-15 00:37:00
  • 25:

    おとんがスーツを着替えながら話す。 「ビール飲むか?」 「お、おお!」おとんが嬉しそうに返事をする。「翔太も姉ちゃんがおらんと気ぃ聞くな!いつも全く動かんで姉ちゃんばっかり動かすくせに」と嫌味っぽくゆってきた。
    「ちゃうって!俺が動く前に姉ちゃんが動くからやん!」姉ちゃんはほんまに気がつく。喋らんくても伝わるねん。俺の気持ちには気付いてないけどな。
    「父さんもいい娘をもったわ!はよ孫の顔が見たいわぁ」おとんはにこにこ喋る。「そんなんよりはよ食べや!冷めるで!」おとんの言葉にイラツキながらビールとカレーを置いた

    2005-08-15 00:39:00
  • 26:

    おとんの言葉がズキンときた。 「孫」か‥。 もし、もしもやけど、俺と姉ちゃんが恋人になっても子供ができひん。孫なんて絶対見られへん。おとん悲しむやろな‥ やっぱ俺は一生この気持ちを伝えたアカン。ほんまにそう思う。
    飯も食って洗い物を終え、やる事もないからリビングでテレビをみてた。
    「姉ちゃん、遅ぇな」
    「お姉ちゃんも22だぞ?心配せんでもい〜わ〜」おとんは笑って言った。
    だってもう、10時やん!姉ちゃん遅くても毎日7時には帰ってきてたのに‥
    姉ちゃんおらんとこんなに淋しいんや。改めて思い知った。

    2005-08-15 00:40:00
  • 27:

    「風呂入ってくる。」
    はぁ〜‥ 姉ちゃん早く帰ってこんかなぁ‥
    そんな事考えながらシャワーだけ浴びてさっさと出て来た。「おとん風呂は?」ビールを飲んで酔ってるおとんは「明日朝シャワーあびるわ。もう寝る〜。おやすみ〜」っていいながら二階にあがった。自分の娘、心配じゃないんか〜?
    はぁ〜〜姉ちゃん何時に帰ってくんねん!
    やる事もないし、リビングのソファに寝転びながらテレビを見てたらうとうとしていつのまにか寝てしまっていた。

    2005-08-15 00:41:00
  • 28:

    ブゥゥーン、バタンッ

    「今日はありがとう。送ってくれて」
    ん?姉ちゃん?

    2005-08-15 00:42:00
  • 29:

    車の停まった音と、姉ちゃんらしき女の人の声が外からする。
    「そんなんいいよ。こんな可愛い子、よう一人で返さんわ」
    男の声もする。
    「あはは。うん、ありがとう。伸介くんも気をつけてな」
    ん?伸介?

    2005-08-15 00:43:00
  • 30:

    「うん。おやすみ。真理子」
    真理子!?呼び捨て?!
    おとんでさえお姉ちゃんって読んでるのに‥ 初めて聞いた。姉ちゃんの事名前で呼ぶ男‥

    ガチャ

    2005-08-15 00:44:00
  • 31:

    静かに玄関が開いた。
    「え!?翔太まだ起きてたん!?」
    時刻は夜中の3時だ。
    「べ、別に‥姉ちゃん遅かったな。」
    「う、うん。ちょっと皆盛り上がっててな帰れんかってん」

    2005-08-15 00:45:00
  • 32:

    顔を赤らめて言う姉ちゃんをみたら、嘘ついてるかどうかくらい分かった。
    「どうしたん、翔太?」俺の方に歩いて来た。
    よく見たら姉ちゃんかなり酔ってるみたいや。足元なんかフラフラや。
    「大丈夫かぁ?」心配してかけよった。「きゃっ‥」つまづいて姉ちゃんこけそうになって‥
    「うわっ!あぶねっ!!」俺の方にもたれかかってきた。 ドキッ

    2005-08-15 00:46:00
  • 33:

    「ね、姉ちゃん?」ドキドキしながら名前呼んだけど返事がない。「‥‥。」
    「寝てる?」
    スースー寝息が聞こえる。
    なんや寝てるんか‥ビックリしたやん。姉ちゃんを抱えながらちょっと安心した。

    2005-08-15 00:47:00
  • 34:

    てか今の状況めっちゃおいしいやん!! 顔めっちゃ近いし!!
    姉ちゃんの顔をじっと見る。やっぱ可愛いな〜。姉ちゃん‥ キスしたい‥ いいかな?キスしてもいいかな?
    姉ちゃんの唇に俺の唇を寄せた‥やっぱ止めた。
    だってさっきの野郎とキスしたかもしれねぇってのに出来ねえょ。してぇけど‥おしいけど‥ はぁ〜やりきれない。
    一人で悶々しながら、とりあえず姉ちゃんをベットに寝かせなきゃと思い、姉ちゃんを持ち上げる。「‥軽っ」 姉ちゃんは片手で持ち上がるほど軽い。 まあ、そうか。俺がでかくなったせいでもあるわな。

    2005-08-15 00:49:00
  • 35:

    俺は急いで姉ちゃんをベットに寝かし、自分の部屋に戻り、姉ちゃんをおかずにオ○ニーをしてしまった。
    ‥情けねえ‥

    次の日ももちろん学校だ。いつもの様に6時に目覚ましがなる。

    2005-08-15 00:51:00
  • 36:

    しかし!今日は金曜!今日言ったら明日と明後日休みや♪そう思ったらやる気がでる。颯爽と顔を洗いに下におりる。
    「翔太、おはよう」
    いつもの様に姉ちゃんが朝ごはんの用意をしている。「姉ちゃん起きてたの?」さすがに今日は疲れて寝てるかなって思ったけど‥
    「うん。昨日あたしどうやって自分の部屋に戻ったんやろ?家に帰るまでは覚えてんねんけどなぁ‥」

    2005-08-15 00:52:00
  • 37:

    ドキィッ
    「じっ自分で戻ったんやろ?!姉ちゃん飲み過ぎやって!」
    「そ〜かなぁ?」
    やべぇ‥昨日の事忘れててくれて助かった!やましい事しようとしてたし(キスしようとした)

    2005-08-15 00:53:00
  • 38:

    「え?でもあたし翔太に飲みに行くってゆぅたっけ?」
    えぇ〜〜〜!!
    「ゆうた!ゆうたやん!昨日!」
    「ほんま?そっか‥今度から飲み過ぎんように気ィつけるな」
    あぶね〜‥俺は急いで飯を食い、部屋に戻った。

    2005-08-15 00:54:00
  • 39:

    姉ちゃんがボケボケでよかったわ。
    支度をし、いつもの様に玄関で弁当をうけとる。
    「んぢゃ、行ってくるわ〜」
    「あ、翔太っ!あんなっ」姉ちゃんがなんかゆってるけど、走り出した足は止まらず駅に向かってた。
    なんやったんやろ〜?まぁ、え〜や。帰ったら聞けばえ〜し。いつもの様に電車に乗り込む。

    2005-08-15 00:55:00
  • 40:

    今日は酒井おらんねんなぁ。あ、別に淋しい訳ちゃうで!今日は送りあったんやろ〜し。別にどうでもい〜けどな。暇なだけや!1時間半も!
    そんな事を考えながらぼ〜っと電車に乗っていた。
    「ん〜、今日もやっと着いた。ほんま慣れへんわ!」ほんまに通勤がこんなにしんどいとは思わんかった。しかもラッシュになると人で込み合うし‥ まぁ、だいたい俺の駅からやったら余裕で座れるけどな〜。

    2005-08-15 00:56:00
  • 41:

    いつものように教室に入り順平に駆け寄る。
    「ぅお〜すっ!」力いっぱい順平の背中をどついてやった!
    「いってぇぇ〜〜!!」順平が涙を貯めて叫ぶ。

    2005-08-15 00:57:00
  • 42:

    「あひゃひゃ☆ごめんごめん!」全然悪いと思ってないが一応謝る。
    「あんなぁ〜‥」順平が俺を睨んでる。
    「あ〜あ〜!せっかくいい物手に入れたのに!もう知らん」意地悪そうな顔で順平が笑ってる。
    「なんだよ?」
    「ふっふっふ〜!ジャーン!!」声とともに出して来た物とは‥

    2005-08-15 00:58:00
  • 43:

    「順平〜飯食お〜っ」
    順平が困った顔をしている「最悪や〜〜!!俺、数学の提出物なくしたみたいやわ〜!今日絶対出さないとヤバイから友達に手伝って貰ってやってくるわ〜」

    2005-08-15 01:01:00
  • 44:

    「せやなぁ、そ〜し〜?俺は手伝う事できんし‥頭いい友達おったやろ?」人ごとのようだが、人ごとだ(笑)「翔太に頼むつもりないから安心しぃ(笑)ほな行ってくるわ〜」順平は弁当とノートを片手に隣クラスに走って行った。
    てゆーか俺順平以外友達がおらんやん。入学して三ヵ月もたつのに‥ はぁ〜‥しゃーないな。保健室いこぉ。まこっちゃんおるし☆
    全速力で走って保健室に向かった。でけぇ声でドアを開けた。「まこっちゃ〜〜〜ん♪」ガラガラッ
    一瞬血の気がひいた。えぇッ!?何!?まこっちゃん??まこっちゃんの上に男が跨がって‥

    2005-08-15 01:02:00
  • 45:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 46:

    まこっちゃんの手首はベットにネクタイできつく繋がれてる。 これはまさかまこっちゃん襲われてる!?「なっ‥中根くっ」真っ赤な顔でまこっちゃんがこっちを見ている。
    「おいっ!てめぇ、何してんねん!!」まこっちゃんの上に跨がってる奴を引っぱがし、殴った。
    「いって〜!!んだよ!!」言い返して来たよ。こいつ。「ちょっ!え〜から落ち着け!お前っ!分かってるか?まこっちゃんは男やで?」
    そーだよ!男だよ!男が男襲うなんて聞いた事がないやい!
    「別に構わんやん?」しらっと男がゆった。え?男でいいの?

    2005-08-16 07:51:00
  • 47:

    「別に構わん。やれたらいいわ。結構可愛い顔してるしな〜この先生☆」まこっちゃんの方をチラッと見ている笑っている。
    なんやコイツ!変態か?!ホモ!?
    引いてる俺を見て男は尚、喋りだした。
    「てゆーか、誘ってきたのあっちやし?俺もたまってたからやっちゃお〜みたいな。まぁ、噂で聞いてたしな。保健室の先生がやらしてくれるって♪」
    え?何ゆ〜てんねん?まこっちゃんがんなわけあるか!!アホか!
    恐る恐るまこっちゃんを見ると下を向いて黙ってる。‥まぢ?
    「はぁ〜、シラけた。また今度やろ〜ね〜先生♪」そう言い男は出ていった

    2005-08-16 07:52:00
  • 48:

    男が出て行って、二人きりになった保健室は凍りついている。
    「ま‥まこっちゃん?」俺から話しかけた。
    「アハハ‥変だよね。僕男なのに男が好きなんだよ?」まこっちゃんが泣いてる。綺麗な顔‥ほんまに女みたいや。
    「変じゃ‥変じゃないって」
    てゆーか俺こそ変やんけ。きょうだい好きなんて。姉ちゃんの事めっちゃ好きなんて。俺がまこっちゃん責める資格ないやん。
    おもわず俺はまこっちゃんを抱きしめてた。
    「なっ‥中根くん?」まこっちゃんが赤い顔で俺を見ている。
    「ごめっ‥ごめん!」
    うわっ!何抱き着いてんねん!

    2005-08-16 07:53:00
  • 49:

    ちょ‥ちょっとまこっちゃんが可愛く見えたり‥アハハ‥さっきの男責められへんな。俺‥
    「あの‥中根くん」まこっちゃんが口を開いた。
    「ん?」
    「僕ね、東京の学校でもこんな事があって‥こっちに飛ばされたんだ。本当教師資格だよね。‥もう辞めた方がいいよね?」
    まこっちゃん‥
    「‥アカン!!辞めたらアカンで!確かに誰かれ構わずやるのはアカンけど‥別に男が男好きでもええやんか!俺、まこっちゃんがいる保健室好きやで!だから授業サボってくるねん!他の皆もそうなはずや!俺らの癒しの空間やねんで?」

    2005-08-16 07:54:00
  • 50:

    俺は必死になってまこっちゃんに叫んでた。
    ほんまにや。楽しくない学校の楽しい空間がなくなるんは嫌や!

    ちょっと間があいたけど

    「‥ありがとう。中根くん。ぼくもう少し頑張るよ」まこっちゃんがいつもの優しい笑顔でそういってくれた。
    はっ‥ははっ 良かった。いつものまこっちゃんや!
    「よしっ、弁当くおっ!俺そのつもりで来てん!」そう言い俺はソファに座った。まこっちゃんはにこにこしながら俺にお茶を入れてくれた。
    やっぱ癒されるなぁ〜。
    保健室はいいわ〜。
    まこっちゃんやっぱ好き〜♪

    2005-08-16 07:55:00
  • 51:

    今日はちょっと色々あったけど、まぁ、DVDは見るで〜♪
    学校が終わりソッコー順平んちに行った。順平の家は俺んちと違い電車で15分くらいと近くて楽だ。
    「ただいま〜ぁ」順平が玄関を開けた。「おじゃましま〜す」 俺の声に気付いたおばちゃんが出て来た。
    「あら、翔太くんやない。あがってあがって〜!あ、美味しいお饅頭あんのよ!食べぇなぁ」おばちゃんに俺は気に入られてる(笑)おばちゃん受けいいらしい。将来は熟女向けのホストになろうかな(笑)
    「おかん、俺の分も部屋に持ってきてやぁ〜」
    そう言って早速順平の部屋に向かった。

    2005-08-16 07:56:00
  • 52:

    やべ〜!まぢおもしろいっ!さすが悟空っ!ベジータ!ピッコロ〜!!!
    気付いたら夜の10時を回った所だった。
    あ、やべっ!家に電話しなきゃっ!
    「順平っ!ちょっと中断!家に電話するわ」
    そういい廊下に出て家に電話をかけた。
    Pururururu‥
    「はい、中根です」
    「あ、おとん?俺〜」
    「あ〜、翔太か?どないしたん?」「あ〜、今順平んちおって明日休みやしもう泊まってくわ!」「ほ〜か〜。明日夕方には帰ってこいよ?」 「?あ〜うん。」なんで夕方?まあ、い〜や。「お姉ちゃん怒ってたぞ?連絡ないから。夜御飯作っちゃったって」

    2005-08-16 07:57:00
  • 53:

    「あ〜ゴメン。謝っといて」 「代わろか?」 「えっ!?え〜わ!ほんまに!んぢゃ、明日なっ!おやすみっ」 ガチャ ツーツー
    急いで電話を切った。なんか姉ちゃんと話したくない気分やったし‥
    まぁ、い〜や!続き見よ!続き!
    「順平〜!ごめんなぁ!電話終わったし続き見よや」「翔太〜とりあえず飯食おうや!俺ら夢中で食ってなかったで(笑)」
    あ、ほんまや!そ〜いえばバリ腹へったわ!
    「今日はおかん手ぇふるったらしいで?冷凍食品ちゃうから安心しろや☆」
    ははっ!それは感激や!ほんまに順平のおばちゃんに好かれてるな、俺!(笑)

    2005-08-16 07:58:00
  • 54:

    そんなくだらない話をし、飯を食って、風呂入ってまたDVDを見始め、気付いたら朝方だった。
    「も〜アカン。眠い。」先にそう言い出したのは順平。「俺もスイマーが襲ってきてる‥」「また今度にして寝よか?」 そういい俺らは布団に入った。

    目が覚めて気付いたら昼はとっくに過ぎていた。
    「ん〜順平〜今何時なん〜?」寝ぼけながら目覚まし時計をさぐる。
    「ん〜〜‥」順平が目覚まし時計を見る。「も〜3時や。起きるか‥?」

    フラフラしながら二人は一階に降りた。「遅いおめざめで。」順平のおばちゃんが嫌味っぽく言っている。

    2005-08-16 07:59:00
  • 55:

    「おばちゃんおはよう!」俺が満面の笑みを浮かべて話しかける。「翔太くん、おはよう。今日もかっこいいなぁ!」おばちゃんはニコニコしてる。ほんまに好かれてるわ(笑)
    「おか〜ん!腹へった!飯っ!」順平の低い声が響く。「あんたなんかにあげる御飯ないわっ!こんな遅う起きて来てっ」
    おばちゃんが俺の方をみた。「翔太くんは何が食べたい?」 さすが、おばちゃん♪ 「それはないわぁ〜!」順平が素早くツッコミをいれる。順平のお笑い気質はおばちゃん譲りなんやな〜!

    2005-08-16 07:59:00
  • 56:

    おばちゃんが出してくれた珈琲牛乳とホットケーキとサラダを食べながら話す。「翔太くん、今日晩何食べたい?食べてくやろ?」
    あ、そういえばおとんが夕方に帰れゆうてたな‥
    「あ〜ごめん!おばちゃんっ!俺夕方には家帰らなあかんねん〜」おばちゃんが悲しそうな顔をした。
    「また食べに来るから!おばちゃんの料理っ!ほんま旨かった!ありがとうっ」これまた満面の笑みで言う。やっぱり俺、ホスト向いてる?(笑)
    制服に着替え、おばちゃんと順平に挨拶をして電車に乗った。

    2005-08-16 08:00:00
  • 57:

    家に帰ると姉ちゃんと会うんや‥なんか妙に緊張!一日会ってないだけやのに!やっぱ姉ちゃん見ないと一日始まらへん!
    一時間とちょっと電車に揺れられ、家路に着いた。
    「たっだいま〜☆」
    いつも通り玄関を開けた。
    ん?見慣れない靴。デカイ。男物?親戚のおっちゃんでも来てるんか?
    「おかえり、翔太」
    あ、姉ちゃん!!姉ちゃんはピンクのワンピースを着ていた。可愛い〜っ!
    「今日は偉い綺麗な格好してるな!」
    姉ちゃんをからかいながら褒めてみたけど、そのお洒落が俺のためぢゃない事にはすぐ気が付いた。

    2005-08-16 08:01:00
  • 58:

    「?弟さん?」
    リビングから見慣れない男がおとんと出て来た。

    誰や?
    「うわ〜!似てるねんなぁ!目なんか真理子そっくりやん!」
    誰やねん?
    「でしょ?翔太の事伸介さんに会わせたかったんよ〜」
    だから誰やねん!!?
    ‥伸介って?車の男?
    姉ちゃんの彼氏‥?
    「え〜っと‥はじめまして!真理子とお付き合いさせて頂いてる浜松伸介です!よろしく!翔太くん」そういって俺に手をのばしてきた。
    「‥あ、俺忙しいから」
    思わずそういって二階にあがった。
    下で皆の声がする。「俺、翔太くんに嫌われちゃったのかなぁ‥?」

    2005-08-16 08:02:00
  • 59:

    「そ、そんな事ないよ?!多分機嫌悪かっただけやと思うから気にせんといてな?」

    「翔太の事やしすぐに腹へったゆうて戻ってきますわ!まあ、酒でも飲みながら二人の話聞かせてや!」
    おとんまで‥アイツの事気に入ったんか?
    てか姉ちゃんの話ってアイツの事やったん?

    なぁ、姉ちゃん‥なんで連れてくるん!?俺が一番会いたくなかったアイツを!!姉ちゃん!!

    しばらくしてから俺は服を着替えて財布と携帯だけ持って急いで家を出た。多分、姉ちゃん達は気付いてない。

    2005-08-16 08:03:00
  • 60:

    行くとこもないし、とりあえず近くの公園のベンチに座ってみた。
    はぁ〜‥なんでなん‥ほんま。めっちゃ辛い。姉ちゃんのあんな姿見たくないって‥ こーゆう時、頼る奴がいないのってすごい困る。順平はさすがにさっきまで一緒に居たから行きずらいし‥
    あ!!アイツ!
    えっとどこやったっけ!?確か財布のなかに入れたんよ!!
    俺は財布の中のレシートとかカードを全部出してみた、「あった!」
    しわくちゃになったメモ。酒井ななだ!
    「電話してみようかな‥」

    2005-08-16 08:05:00
  • 61:

    Pururururu

    「はいっ!ななで〜す♪」
    「あっ‥」思わず声がどもった。余りにも俺と違うテンションで出るから‥
    「誰〜ぇ?誰よぉ〜?イタ電〜?」
    「いやっ!ちがっ‥」

    「その事‥もしかして翔ちゃん!?」
    「あ、うん‥俺」
    「きゃ〜♪わぁい♪めっちゃうれしいっ!電話ほんまにかけてくれたんやぁ」
    電話かけただけやのにコイツやけに嬉しそう。
    「‥ははっ、今‥暇ちゃうよな?」
    「え!?チョー暇やって!仕事も休みやしっ!もしかしてデートしてくれんの?!」
    あ、そういえばそんな事ゆうてたな。コイツ。よう覚えとるわほんま

    2005-08-16 08:06:00
  • 62:

    「ぶっ‥!」王子って!!俺か!?思わず吹いてしまった。
    「はよ乗りィょぉ〜♪じぃが困ってんでぇ」タクシーのおっちゃん指さして言っとる。「うはっ!!」更に俺は笑う。タクシーのおっちゃんちょっと怒ってるんちゃう?(笑)
    「ありがとう!姫!乗さしてもらうわ」
    なんかコイツ呼んだん正解かも?って思って来た。

    「なぁなぁどこ行く〜??」とりあえずタクシーを走らせながら酒井が喋りかけて来た。
    「どこでもいいわ。任す!」あんま楽しいとこ知らんし‥
    「んぢゃ、とりあえずミナミ向かって!おっちゃんッ」

    2005-08-16 08:07:00
  • 63:

    ミナミかぁ。あんま行かんなぁ。休みの日に買い物行くくらいやわ。
    「ななの店ミナミやねん♪」酒井が話し始めた。
    「なんでなぁ、なながキャバクラで働いてんか聞きたい?」
    確かに15の酒井がなんでキャバクラなんかで働いてるんかは気になってたけど‥
    「なななぁ、めっちゃお金に執着スゴイねん。」
    「皆そうちゃう?」
    「皆とはまた違うかな?お金ないと恐いねん。貯金したいとかちゃうで?貯金はないねんけど(笑)普通のバイトなんてさどんだけ頑張っても月20とかやんかぁ?けどキャバクラやったらその何倍も稼げるやん?」

    2005-08-16 08:08:00
  • 64:

    「なななぁ、気ィ着いたらお金イッパイ使ってんねん。」
    「‥どうゆう意味?」
    「別に欲しくないのになぁ、毎日毎日バックや服買ってんねん。もう依存症?あはっ」
    酒井は笑いながら言ってるけど‥
    「こんなダメな子、翔ちゃん嫌いやんな?」泣きそうな顔で俺を見てる。
    「‥嫌いぢゃないって」
    酒井は泣きそうな顔で笑ってる。「あはっ。めっちゃうれし〜」

    好きって言った訳でもないのに、コイツはなんでこんなに‥
    「なな、ほんまに翔ちゃんの事好きやねん。」

    2005-08-16 08:09:00
  • 65:

    不謹慎かもやけど、酒井を可愛いと思う俺がおった。

    「とりあえず〜飲みにいこぉ!!」酒井が張り切って俺をひっぱりミナミを歩く。
    「ははっ!よし!どこでも着いてくでぇ〜」
    こうなりゃ、俺もやけや!!潰れるまで飲んだるっ!

    思った通り、俺は泥酔。ゲロゲロになってしまった。
    「おぇ〜〜〜!まぢぎもぢわりぃ‥」そこら中で吐きまくってる俺。情けねえ‥
    「翔ちゃ〜ん!大丈夫〜ぅ?」酒井は酒に強いようでまだまだハイテンションだ。「大丈夫‥でなぃゃぃ〜‥うっ」
    情けない‥

    2005-08-16 08:10:00
  • 66:

    気付いたら俺は酒井とホテルおった。
    「あ‥ん‥翔っ‥ちゃ」
    無我夢中で酒井にキスをする。酒井のスカートの中に手を入れパンツをぬがす。「翔ちゃん‥めっちゃ好きっ」
    酒井の中はもう濡れていた。「めっちゃ濡れてるやん‥」
    「あはっ‥翔ちゃんのえっちぃ〜」中に指を二本入れてやり、ぐりぐり掻き回す。「あん‥翔っ‥あっ‥んっ」
    酒井はすげぇ濡れやすい。ジュプジュプ音がたつ。

    「なぁ?もう入れてもいい??」もう破裂しそうな俺のモノを酒井の中にぶっこんだ。「あぁっん‥!!」

    激しく腰をふる。

    2005-08-16 08:11:00
  • 67:

    「姉‥ちゃんっ」
    思わず声にだしていた。
    俺は酒井を抱きながら姉ちゃんを思ってたんだ。
    「姉ちゃんっ‥姉ちゃんっ!」

    酒井の中に俺の精液を出した。

    「‥ごめん‥」酔いが醒めた俺は自分のした事を酒井に謝った。
    「え〜?い〜よう!ななが翔ちゃんとしたかったんやもん?だからいいねんっ!」酒井は笑顔で言う。
    「ほんまにゴメン」
    まぢで申し訳ない‥ほんま最低や‥俺。
    酒井はもくもくと化粧を直してる。
    「なぁ、翔ちゃん」
    「‥ん?」
    「翔ちゃんって、お姉ちゃんが好きなん?」
    「!?」

    2005-08-16 08:12:00
  • 68:

    もしかして声に出してたん!?俺!!まぢで!?ほんまヤバイって!何やってんねん!!
    混乱してる俺をよそ目に酒井は
    「ふ〜ん‥ななのライバルは翔ちゃんの姉ちゃんか♪」
    「はっ?」
    「姉ちゃんかぁ!勝てそうな気してきた!それに翔ちゃんの童貞はななが頂いたし♪」
    !!!?何ゆうてんねん!コイツっ!どんだけプラス思考やねん!

    「ぷっ!なんやねん、ほんま!お前絶対変やわ!」
    素で笑ってしまった。なんかくよくよ悩んでたんが阿呆らしいわ!
    時計を見たらもう12時回ってた。
    「しゃーない!泊まるか?なな」

    2005-08-16 08:13:00
  • 69:

    「〜〜♪泊まるぅぅ!!しかもななの事名前で呼んでくれたぁ!!めっちゃ嬉しい!」
    ななは泣きながら顔で俺に飛び付いて来た。
    「ははっ!ほんま可愛いなお前っ」
    コイツがおったら姉ちゃんの事忘れられるんちゃうかなって‥ななを見てそう思った。

    俺の携帯に姉ちゃんからの着信がイッパイあったのに気付いたんは次の日やった。

    2005-08-16 08:14:00
  • 70:

    《着信 姉ちゃん ?件》
    ドキッ
    姉ちゃんこんなに電話してる‥ かけなおしたくなる気持ちを押さえて俺はななとホテルを出た。
    「んじゃ、また連絡するわっ!気ィつけてな」
    そういってタクシー乗り場でななと別れた。ななは一緒に帰ろうって言ってたけど、姉ちゃんの事で頭いっぱいだったし、一人で考えたかったから電車で帰る事にした。
    ガタン ゴトン
    電車に乗ってる中姉ちゃんの事考えてた。

    アイツと結婚すんのかな‥?
    家出てくんかな‥?
    俺おいてかれんの‥?
    今にも涙が溢れそうだった。

    2005-08-16 08:15:00
  • 71:

    や‥やべぇ。入りづれぇ‥。
    家に着いたものの、俺はドアの前で硬直していた。
    何にしろ連絡なしで家に帰らんかった事は一度もない。姉ちゃんに会いたいから毎日ちゃんと帰ってた。

    「はぁ〜」
    溜め息をつきながら重いドアを開けた。
    キィ‥
    「‥翔太??」
    家の中に入った途端姉ちゃんがおった。
    「遅かったやん。何してたん?何回も電話したんやで?」姉ちゃんは目をちょっと赤くしてる。寝てないんやろうか?
    「えぇやん。ほっといて」
    俺は姉ちゃんに冷たい態度をとってしまった。

    2005-08-16 08:16:00
  • 72:

    「なっ‥なんなんよ?その言い方。」姉ちゃんが怒ってる。
    「も〜黙ってや」俺はそのまま二階に上がろうとする
    二階に上がろうとした俺の腕を姉ちゃんが掴んだ。
    「翔太っ!ちょっと待ちぃや!あんたいい加減にしぃょ?昨日だって伸介君がなぁ‥」
    その名前聞いた途端、頭に血がのぼってしまった。
    「なんやねん?!姉ちゃんはそんなにあの男が大事か?!勝手に家連れてくんなや!俺は会いたくなんてなかったわ!」
    「しょ‥翔太?」
    姉ちゃんが困った顔をしてるがもう止まらない。

    2005-08-16 08:17:00
  • 73:

    「どこ行ってたか教えたろか?!」
    「翔太‥?」
    「女とホテルおったんや。セックスしとってん!」

    俺は無表情で言った。心なしか姉ちゃんの声が震えてる。でもよう顔見られへん。
    「ははっ‥つ〜か、姉ちゃんらもようしてるんやろ?」
    バチンッ
    俺の頬に衝撃が走った。
    「‥いってぇ。なんやねん?!」
    「‥ふっ‥ぅ‥ぅっ」
    なっ、姉ちゃん何泣いとるねん。なんで泣くねん。泣いたとこみんの小学生ぶりやねんけど‥
    「‥心配かけてっ‥ほんまぁ‥あんたは‥」姉ちゃんが怒りながら泣いてる‥
    俺は無意識に姉ちゃんを抱き寄せてた。

    2005-08-16 08:17:00
  • 74:

    「‥姉ちゃん、ごめんな」
    姉ちゃんの身体は俺の腕にすっぽり入るくらい細い。すごい心地いい。ずっとこのままでいたい。
    「しょ‥翔太?」
    俺は慌てて、手を離した。「ごっ、ごめん!俺上あがるわ!」
    そういい急いで部屋に戻った。
    うっ、うわぁ〜〜〜!!やべ〜〜!!すげぇ心臓がバクバクいっている。

    とりあえず部屋着に着替えて俺はリビングに向かった。
    「ね、姉ちゃん。おとんは?」
    「あ〜、今日ね休日出勤で帰り遅くなるらしいわぁ」姉ちゃんは淡々と晩御飯の用意をしながら話す。
    「そっ、そうなんや‥大変やな。」

    2005-08-16 08:18:00
  • 75:

    おい、おとん!今日に限っておらんのかよ!!めっちゃきまづいやんけ!!
    とりあえず飯の仕度が終わるまでソファに座ってテレビをつけた。

    「なぁ、翔太?」
    「‥なに〜?」
    「姉ちゃんな、結婚しぃひんから」
    「はっ!?」
    「お父さんとアンタ残して家出られへんもん。」
    まぢで!?めっちゃ嬉しいけど‥そんなんやったら俺一生家でやんって!!
    けど‥
    「姉ちゃんあの人好きなんちゃうん?」
    返事は分かってるけど、声に出されるのは恐い。
    「‥好きや」
    やんな‥分かってる。
    「けど、アンタやお父さんのが大切やもん」

    2005-08-16 08:19:00
  • 76:

    もう、それだけで充分やった。姉ちゃんには内緒やけど本間はあん時泣いてしまってん。内緒やで?
    「したかったら結婚しぃや!俺とおとんは大丈夫や」今の俺の精一杯の言葉や。作り笑いがうまくできてたか心配や。


    それから数日後姉ちゃんの挙式の日にちが決まった。

    2005-08-16 08:20:00
  • 77:

    「いやぁ、ほんま真理子サンと結婚出来るなんて僕幸せですよ!」
    「いやいや、こちらこそこんな娘頂いてくれる人がおるなんて感謝したい位や!」
    姉ちゃんの婚約者、浜松とおとんが酒を飲みながら楽しそうに語りあってる。
    俺はつまんなそうな顔でリビングのソファに寝転んでいる。
    「翔太。そんなとこで寝てたら風邪ひくで?」
    「‥うん。」
    姉ちゃんに返事だけして寝たふりをした。
    「本間にしゃぁないなぁ。」
    そういって姉ちゃんは隣の部屋からタオルケットを持ってきて俺にかけてくれた。
    あったけぇ。

    2005-08-16 08:21:00
  • 78:

    しばらく寝たフリをしてたらいつのまにか俺は本当に寝てしまってた。

    「‥太っ。翔太っ」
    ‥ん?
    「そろそろ起きや?」
    気付いたら外は明るくなってた。
    「‥浜松サンは?」
    「とっくに帰ったわ〜」
    ほっ‥さすがに泊まっていかんかったんや。
    「それより翔太、今日なんか予定ある?」
    せっかくの休日やというのに、俺に予定はなかった。
    「‥別にないなぁ。」
    「ほな、お姉ちゃんと出掛けようか?」
    「えっ!?」
    まぢで?!デート?!
    「お姉ちゃん欲しいもんあるんよ。御飯おごったるから着いてきてくれる?」

    2005-08-16 08:22:00
  • 79:

    今日は珍しく姉ちゃんはデニムを履いてた。
    「あれ?デニムなん?珍しいな〜」
    「あ、うん。今日は買い物やし動きやすい方がいいかなぁって思って」
    いつもと雰囲気違うけど、やっぱ可愛いなぁ。それに俺もお気に入りのビンテージデニムを履いててちょっとオソロみたいで嬉しい!とか思ってた。
    「んぢゃ、行こっかぁ」
    今日は電車で行くから二人で駅に向かった。
    「久しぶりや〜買い物〜♪めっちゃ楽しみ☆」
    姉ちゃんを見るとえらい楽しそう。こりゃ、俺荷物持ち確定やな(笑)

    2005-08-16 08:24:00
  • 80:

    HEP、エスト、阪急百貨店、大丸、だいたい一通り回った。
    もう俺の両手には荷物がどっさり。
    「ね、姉ちゃん!まだ買うん?」さすがの俺も疲れてゲンナリ。
    「ん〜、せやなぁ。とりあえず休憩しよかぁ?お腹も減ったしな」
    よっ‥よかった。

    俺達は梅田のビル内のカフェに入って休憩する事にした。
    「もう6時かぁ。翔太、晩御飯何食べたい?」
    あ、そういえばおごってくれるゆうてたな。
    「別になんでもいーで?」「何でもい〜って‥好きなんおごるで?荷物持ってくれたし」
    いや、ほんまに何でもいいねん。姉ちゃんと一緒やったら。

    2005-08-16 08:26:00
  • 81:

    「も〜張り合いないなぁ。とりあえずブラブラして決めよっか?」
    休憩を済ませ、俺と姉ちゃんは外に出た。

    「すいませ〜ん!!ちょっといいですかぁ?」
    後ろから女の人が俺達を呼びとめてきた。
    「な、なんですか?」
    よく見るとカメラを持ってる人もいる。
    「私○○って雑誌の企画担当してるんですが今、街中のイケてるカップル特集をしてて、よかった撮らせてもらえません?」
    えっ?カップル?
    「二人とも美男美女やし目立ってたんでぜひ撮らせてほしいんですよ!」
    「デニムもオソロいっぽくていいですね〜」

    2005-08-16 08:27:00
  • 82:

    女の人が一人でベラベラ喋っていたから俺達は口を挟めないでいた。
    「あ、あの私達きょうだいなんで‥」姉ちゃんが言いにくそうに口を開いた。
    「え?きょうだい?あ、そうなんですか!どーもすいません〜」そう言うとさっさと退散していった。
    別に撮ってもらってもよかったのにな‥と俺は思っていた。

    とりあえず俺達は御飯の場所を捜しながらブラブラ歩いた。
    「何食べたい〜?」
    「別になんでもいいって。」
    「何でもいいって‥翔太が決めぇや〜?」
    姉ちゃんがそう言うので俺は目の前にある居酒屋を指指した。
    「あそこでいいやん。」

    2005-08-16 08:27:00
  • 83:

    「って居酒屋やんかぁ。アカンよ!アンタ未成年やんかっ」
    「え〜やんえ〜やん」
    俺は姉ちゃんをしぶってるひっぱって中に入っていった。
    「いらっしゃいませ〜」
    「お二人ですか??」
    「あ〜うん」
    居酒屋は個室制になってて中は案外お洒落で綺麗やった。
    なんや適当に入ったけど、結構いい店やん♪
    店員に案内され席に着く。「こちらメニューになります。お先にお飲みものは?」
    姉ちゃんが小声で「絶対飲んだアカンよ」ってゆぅてるけど、俺は飲む気マンマンや!
    「とりあえずビール。」

    2005-08-16 08:28:00
  • 84:

    姉ちゃんが睨んで来た。
    「(笑)え〜やんか。姉ちゃんも何か頼みや」
    「あ、うん。えっと‥カシスオレンジで。」
    適当に食い物も頼んどいた。
    店員が出てった後姉ちゃんが「ほんまに〜‥。今日だけやで〜?」
    「やった!!めっちゃ飲んだるからなっ!!」
    さすが姉ちゃん。

    店員が酒と頼んだつまみん持ってきた。
    「んぢゃま、かんぱ〜い」ビールを一気する。
    「んめっ〜♪」
    「も〜あんた酔い潰れんといてなぁ?」姉ちゃんが嫌そうな顔で俺を見てる。

    1時間後。潰れたのは姉ちゃんやった。

    2005-08-16 08:31:00
  • 85:

    「でなぁ〜〜、カナってばめっちゃバカでなぁ〜」
    酎ハイを片手に姉ちゃんは友達のカナちゃんのマヌケ話を語ってる。
    「大丈夫かぁ?飲みすぎちゃうん?」
    「アハハ〜大丈夫や〜って〜!」えらいハイテンションや。こんな姉ちゃん珍しい。姉ちゃんは手に持ってる酎ハイをぐいぐい飲みほし、
    「店員さ〜ん!生!!生いっちょ!」
    まだ飲むんかよ。ほんまに大丈夫かねぇ。

    「翔太ぁ〜‥」
    「なんや〜?」
    「翔太は姉ちゃんおらんなったら寂しい〜?」 ビールを飲みながら姉ちゃんはヘラヘラ笑ってる。
    ‥当たり前やん。寂しいに決まってる

    2005-08-16 08:32:00
  • 86:

    「‥寂しいよ。めっちゃ」
    姉ちゃんは一瞬きょとんとしたけど、にたにた笑い出して、
    「ふふふっ〜。そっかぁ〜。ふふ〜」
    笑いながらなぜか立ち上がって俺の横に座った。
    「うふふ〜。寂しいかぁ。そっかぁ。ふふ〜。翔太〜。翔太は可愛いなぁ〜」酔ってる姉ちゃんは俺の頭をなでなでしてる。
    俺はというとちょっとドキドキしてたり‥
    「姉ちゃん翔太の事大好きやでぇ〜」

    俺と姉ちゃんの好きの意味は全然違う。
    けど、俺はなにより姉ちゃんに嫌われんのは恐い。やから今のままでいい。
    今以上を求めたらアカン。

    2005-08-16 08:32:00
  • 87:

    「俺も好きやで‥?姉ちゃん」
    めっちゃ好きやっちゅーねん!ちっちゃい頃から大好きや!!多分これからも一生姉ちゃんの事は大好きや!
    「うふふ〜。あたし、こんな弟もって幸せやぁ〜☆」
    うん。ありがとう。けど、俺は姉ちゃんときょうだいやなかったらいいのにって何回も思ったで?
    きょうだいやなかったら姉ちゃんの彼氏になれたかもしれへんもん。血、繋がってなかったらよかったのに‥
    なんか姉ちゃんがまぢまぢと俺の顔を見てる‥。「な、なに?」
    「‥翔太なぁ〜最近かっこよくなったよなぁ〜!!」はぁ!?

    2005-08-16 08:33:00
  • 88:

    「な、何ゆうとんねん」俺はちょっと照れながらゆうた。
    「え〜カナもゆうてたで〜最近男らしくなったって。アレやったら付き合いたいわぁ〜(笑)って!」
    「あほか〜(笑)」
    「カナ彼氏おらんみたいやけど、どう!?オススメやで〜!!」
    「い、いや、遠慮しときます。(笑)」
    「なんでな〜ん!カナいい奴やのにぃ〜。なら、どんな子がいいんよ〜?」
    どんな子って‥俺は姉ちゃんがいいんやってば。
    「‥も〜!内緒や!姉ちゃんには一生内緒っ!!」
    「ケチィ〜!!」
    姉ちゃんは頬っぺを膨らましながらそっぽを向いた。何歳やねん(笑)

    2005-08-16 08:35:00
  • 89:

    それからちょっとしてから外に出た。
    「よしゃ〜帰ろかぁ〜」
    「ちょ〜ちょっと待ってぇ‥」姉ちゃんは足元フラフラや。
    「も〜飲みすぎやで〜??」
    とりあえず姉ちゃんをささえながらタクシー乗り場に向かった。
    運が悪い事にタクシー乗り場には人がかなり並んでた。
    「うわ〜最悪〜!めっちゃ待たなアカンやん〜!電車で帰る〜?」
    「‥電車は無理〜しんどいもん〜」姉ちゃんの顔色が微妙に変わってる。
    ほんまにやばそうやな‥。
    とりあえずタクシーを待つ事にした。

    2005-08-16 08:35:00
  • 90:

    「遅いな‥。どんだけ待たすねん」俺は姉ちゃんの不調もあってイライラしてた。
    姉ちゃんはほんまに辛そうや。「大丈夫か??吐き行くか?」
    姉ちゃんがコクリと頷いたんでとりあえずタクシーを諦めて近くのトイレに向かった。
    時間も時間やし人も少なかったから俺は姉ちゃんと一緒に女子便所に入って、背中をさすってやった。
    「大丈夫かぁ?姉ちゃんほんま飲み過ぎやでぇ‥」
    「‥翔太、ごめんな?」
    少し吐けたけどまだ辛そうや‥
    「‥おんぶしたろか?」
    「あはは‥い〜よ。姉ちゃん重いもん〜」

    2005-08-16 08:36:00
  • 91:

    「ええから!」俺は無理矢理姉ちゃんをおぶった。
    「ええっ‥ほんまいいって!!大丈夫やからっ」
    「辛いんやったら甘えろや。おんぶ位何百回でもしたる。」
    俺はちょっと強気やった。ちょっとカッコイイちゃう?(笑)
    「‥ぢゃあ、お言葉に甘えます‥」
    「素直でよろしい。」
    姉ちゃんをおぶってタクシー乗り場に戻った。
    タクシー乗り場はさっきより空いてて以外に早く乗れた。
    「よかったな!すぐ乗れてっ」
    「うん‥。ちょっと寝てもいい?」
    「あ?うん。着いたら起こしたるわ!」
    そう言うと姉ちゃんはすぐ寝息をたてて寝てもうた。

    2005-08-16 08:37:00
  • 92:

    姉ちゃんは俺の横で無防備に寝てる。まぁ、前にはタクシーの運ちゃんがおるんやけどな(笑)
    「やっぱし可愛いなぁ‥」手ぇ位繋いでもワカランやんな。俺はこっそり手を握ってみた。すると姉ちゃんは握り返してきた。
    お。なんか嬉しいな。俺の肩に可愛い顔して寄りそって寝てる姉ちゃん。「‥チューしてええかな?」
    こらっ!何をゆーてんねん。俺!しっかりしろ!タクシーの運ちゃんも微妙に鏡ごしにコッチ見てるし!!
    「チョットくらいバレへんよな?」
    アカン!アカン!俺っ!ガンバレ俺っ!
    俺の理性と欲望が戦っている。

    2005-08-16 08:38:00
  • 93:

    そんな格闘をしてたら、
    「ここ右でいいです〜?」タクの運ちゃんが聞いてきた。
    「あ、はい。お願いします」もーすぐ家に着いてまう。やっぱり、誰かがしたアカンゆうてるんやろな。我慢や我慢っ!
    年頃の俺にはツライがやっぱダメなもんはダメやしな‥。
    家の近所に着いたとこでタクシーを止めてもらう。
    「姉ちゃ〜ん、起きや〜、着いたで〜」俺は耳元で囁く。
    「‥んんっ、もうちょっと‥」なんや寝ぼけてんのか?可愛いなぁ〜(笑)
    とりあえず運ちゃんにお金を払って俺は姉ちゃんを抱えて車から出た。
    「大丈夫かぁ?」

    2005-08-16 08:39:00
  • 94:

    「‥んん‥」
    てか姉ちゃんって酔ったらかなりエロイ声出すよな。
    かなりツボにはまるんやけど!
    「姉ちゃん〜起きて〜」
    俺の下半身が起きてまう前に起きてくださ〜い!(笑)
    「‥ぅんんっ」
    これまたエロイ声を出しやがる。しかもなぜか腕を肩に回して来た。
    コラコラコラ〜〜!辞めてくださ〜い!!俺の下半身が半分起きてますよ?(笑)
    嬉しいけど‥ほんまにヤバイ。「ね、姉ちゃん?」
    すると姉ちゃんは思いもよらん行動に出た。

    俺にキスしてきた。しかもねっとりと舌を入れてくる。
    「‥んんんんんっ!?」

    2005-08-16 08:40:00
  • 95:

    最初は俺も抵抗しようと思ったけど‥
    男だもん。無理ですよ。
    俺は舌を使って姉ちゃんの唇をこじ開けた。姉ちゃんの舌と俺の下が絡み合う。姉ちゃんの口から唾液が流れる。
    「あ‥んっ‥はぁ」
    俺はねちっこいキスをしながら姉ちゃんの胸に手かざす。
    優しく揉みあげる。
    「‥はっ‥ん」
    キスの合間に声が洩れる。
    俺の理性は何処かに吹っ飛んでしまっていた。

    2005-08-16 08:41:00
  • 96:

    ここは外。しかも家の近所。誰に見られてるかわからへん。しかも相手は姉ちゃんや。アカンと思ってても、俺は考える気力をなくしてしまってた。
    「‥ふっ‥あっ」
    息が出来ひんくらい俺達は長い時間キスをしてた。
    俺の左手は姉ちゃんの胸を揉んでいる。俺の右手は姉ちゃんのパンツの中へと入り込む。
    「‥ひゃあっ!」
    姉ちゃんは敏感みたいや。俺は指を一本入れてみる。
    「あっ‥んっ」
    感じてる? 指を一本入れつつ違う指でクリトリスを刺激する。
    「あ‥っあっ‥んっ」
    姉ちゃんの中がじんわり濡れてる。

    2005-08-16 08:42:00
  • 97:

    俺は指を二本に増やし、中をぐりぐり掻き回す。
    「んはっ‥はぁ‥んっ」
    姉ちゃんめっちゃ感じてる。姉ちゃんの中は結構ぐっしょりきてた。
    俺は姉ちゃんを段差に座らせ、デニムとパンツを膝まで下ろした。
    俺はマンコに顔を近づける。そして舌でクリトリスを刺激する。
    「はぁぁ‥ん‥あっ‥あっ」
    ピチャピチャやらしい音がする。俺はものすごい興奮していた。俺のチンコもパンパンに腫れ上がっている。

    けど、まだ俺はクンニを辞めない。クリトリスを吸ったり、中に舌を入れたり出したりを繰り返す。
    「‥はぁ‥ふっ‥ああっ‥ダメっ‥もう‥入れて‥」

    2005-08-16 08:43:00
  • 98:

    「‥いいん?」
    俺は戸惑っていた。姉ちゃんとは血の繋がったきょうだいや。越えたらアカン一線がある。
    「‥っおねがい‥入れて?」
    大きな瞳を潤しながら俺を見る。
    姉ちゃんは誰とエッチしてるつもりなんやろう‥
    俺ぢゃないのは分かってる。やっぱり浜松なんかな‥?

    そんなん許されへん。嫌や。俺は浜松への嫉妬心でイッパイや。

    2005-08-16 08:44:00
  • 99:

    けど、俺らはきょうだい。これをしたら俺は抜けだせんくなる。
    「‥姉ちゃん‥」
    俺はどうしたらいい?
    好きで好きでたまらへん。けど、好きやからコレ以上できひん。
    「‥姉ちゃん。俺こっから先できひんわ‥」
    俺達はきょうだい。子供が出来たら血が濃すぎてまともな子は生まれへんねん。だから子供も作られへんし結婚もできひん。

    「‥翔‥太?」
    え?姉ちゃん‥!?俺って分かってたん!?

    2005-08-16 08:45:00
  • 100:

    姉ちゃん‥?!
    「ごめんな?翔太‥」
    姉ちゃんは俺がずらしたズボンを履きながら俺に謝ってきた。
    「‥なんで?姉ちゃん悪くない。俺が悪いねん。もうこんな事やらんから‥ごめん‥ほんまごめん。」
    許されへん事をしてしまった。
    俺は悔しくてもどかしくて、涙が溢れてきた。
    姉ちゃんの顔は穏やかで俺を黙ってじっと見つめてる。
    「‥ごめん‥ごめんな。姉ちゃん」俺はそれしか言われへん。
    「‥冷えてきたし家帰ろう?」
    姉ちゃんは泣いている俺に手をかざす。表情は優しかった。
    そんで、俺と姉ちゃんは手を繋いで家に帰った。

    2005-08-16 08:47:00
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