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?虚しい恋?
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1:
ゆり
こんなにも人を好きになれるなんて‥‥
ホントは大好きだよ
私はゆり。どこにでもいる20才。2006-08-31 18:08:00 -
2:
ゆり
-略-
私はゆり。どこにでもいる20才。2006-08-31 18:11:00 -
3:
ゆり
付き合って1ヶ月‥2ヶ月‥‥‥あっという間に一年がたとうとしていた。
たくさん浮気の噂聞いたっけ‥
携帯つながらない日たくさんあったっけ‥2006-08-31 18:36:00 -
4:
ゆり
私も昌也もこんなにも続いたのはお互いが初めて。なにかある度に「別れよ」って‥でも結局元に戻る二人。一緒にいることが当たり前の二人。浮気をしたり浮気をされたりその繰り返し。そんなトキに出会ってしまった‥‥出会わなければよかった、あの人に‥‥
2006-08-31 18:41:00 -
5:
名無しさん
スーツ姿の今時の男の子があちこちで女の子に声をかけている。その時私にはそれが[キャッチ]だと言うことも、夜についてのことも無知だった。
2006-08-31 18:59:00 -
6:
ゆり
行くところがない私たちはとりあえずマクドに入った。しばらくの間、恋の話、学校の話、たわいもない話をしていた。
そのとき隣の席の男の子が話しかけてきた。2006-08-31 19:02:00 -
7:
ゆり
『いつものナンパか‥』と半分あきらめた顔でふっと顔をあげた。
「‥‥‥‥」
声がでなかった。2006-08-31 19:04:00 -
8:
ゆり
声をかけてきた男の他にもう一人、どうでもよさそうにこっちを見てる男がいた。
『かっこぃぃ‥‥』
色が白くてツヤツヤで顔が小さく‥‥まさにストライク!!2006-08-31 19:08:00 -
9:
ゆり
「俺、ともき。なぁ名前なんて言うの?制服可愛いなぁ」あなたには興味ないのよと言わんばかりの不機嫌な声で「私がゆりでこっちがゆき」と答えた。するとすぐに「番号教えて!!」と必死なともき。
2006-08-31 19:12:00 -
10:
ゆり
「ごめんやけど、私こっちの人がいい」ともう一人を指さした。すっごい緊張したっけな。ドキドキして時間がとまってるみたいに感じた。
2006-08-31 19:15:00 -
11:
ゆり
「いいで別に」
‥めっちゃ無愛想。
怒ってる?私に興味ない?不安になりながらも番号とアドレスを交換した。2006-08-31 19:19:00 -
12:
ゆり
まだこのときには昌也と別れるなんて‥
新しい恋がはじまるなんて‥思ってもなかった。2006-08-31 19:21:00 -
13:
ゆり
その日は特にしゃべることもなくバイバイ。
メールで知ったこと。
名前はヨシ。私より4つ上。地元は私の地元の駅から電車で5つ目。2006-08-31 19:28:00 -
14:
ゆり
[なぁそーいえばヨシって仕事なにしてんの?]ありふれた質問。何も考えることなく送信した。
♪メール受信♪
[俺ホストしてんで!だからゆりの制服姿に萌えたわ笑]
‥‥‥ほ?す?と????2006-08-31 19:50:00 -
15:
ゆり
ホストってあれやんな?黒いスーツきて、女騙すあれやんな?すっごい頭してるあれやんな?
‥‥でもなんかホストって響きイイなぁ!!ホストってかっこいいなぁ!
初めてホストと知り合った。もちろん無知な夜の世界。2006-08-31 19:57:00 -
16:
ゆり
あの時の私はバカだった。ホストと言う響きにあこがれをもち、夜の世界を知りたくなった。
ヨシとはメールを頻繁にしていた。かと言って私のことを特別気にいっているような雰囲気でもなかった。2006-08-31 19:59:00 -
17:
ゆり
ヨシからメール受信。「何してるん?」ヨシの顔を思い出すとキュンとなった。この時もう私はきっとヨシに惹かれはじめてたんだよね。
すぐさま返信。「今家おるよ☆どした?」2006-08-31 20:03:00 -
18:
ゆり
「今地元帰ってきてんけど遊ぼー」すぐに返信がかえってきた。
また私は胸がキュンとなった。
ヨシの地元で遊ぶコトになった。ヨシは制服が好きなことを思い出したから制服でむかった。2006-08-31 20:06:00 -
19:
ゆり
私には昌也という自慢の彼氏がいる。男友達も多いほう。私は男にはわがまま。どの男にも「ゆりはわがままやな」といわれるぐらいだった。
ヨシの家につれていかれることはわかっていた。でもどうしても‥ヨシにはわがまま言えない。嫌って一言すら言えない。2006-08-31 20:11:00 -
20:
ゆり
私は決心していた。エッチはしないって‥‥。
待ち合わせ時間、私は先に待ち合わせ場所についた。しばらくしてスーツ姿のヨシがきた。
[すっごくかっこいい‥]
私は照れてうつむいた。2006-08-31 20:13:00 -
21:
ゆり
手をつなぐだけでドキドキしたのなんていつぶりだろう?などと考えるうちに「ついたで!」とヨシ。やっぱりね‥‥
普通の一軒家。
「おじゃましまぁす」「はぁいいらっしゃい」奥からはヨシのお母さんの声。手をつないだまま、ヨシの部屋に入る。2006-08-31 20:57:00 -
22:
ゆり
「汚いなーヨシの部屋」と笑いながら言うと、「寝るとこさえあればイイねん」とヨシも笑う。ヨシの部屋にはブランド品、女とのプリクラ、女の名刺、コテ‥‥
ヨシはやっぱりホストやなぁ‥。
いろんな話をしてゲームをしてあっという間に時間はすぎた。夕方の5時。2006-08-31 21:05:00 -
23:
ゆり
「ゆり俺明日も仕事やしそろそろ寝るわ。好きなときに帰りや」
もちろんまだ寝んといてなんか言えるはずもなく‥他の男には簡単に言えてた言葉がヨシには言われへん。嫌われたくない。ちょっとでも私のこと見てほしい。
だから私は「楽しかった。ありがとう。私帰るな。また遊んでな」と言った。2006-08-31 21:14:00 -
24:
ゆり
帰りの電車ではヨシ手しかつないでくれへんかったなぁ‥ヨシ彼女おるんかなぁ?ヨシかっこいいなぁ‥ヨシ何考えてるんやろ?
頭の中にはもうヨシしかなかった。完璧に恋におちた。
どこにいてても何をしててもヨシのことしか思い浮かばない。
メールが増える度にヨシへの気持ちも増えた。2006-08-31 21:19:00 -
25:
ゆり
ヨシの部屋について、しゃべっているとヨシが近くによってきた。ヨシは私の手を握り、顔を近づけキスをした。慣れた手つきで服の上から胸を揉む。ヨシが大好きな私はそれだけでジーンとするのがわかった。ヨシはわかっているかのように、スカートの中に手をすべらせる。
2006-08-31 21:29:00 -
26:
ゆり
「どしたん?もう濡れてるやん」ともう一度顔を見てキスをするヨシ。舌が絡まっていやらしい音が部屋に響く。ヨシは器用に私の服を脱がせ、大きくたってしまった乳首を指でころがす。自然と「ァァ‥‥‥ァン‥‥」と声がもれる。ヨシはもう片方の手でパンツをぬがし、ゆっくりと割れ目をなぞる。
2006-08-31 21:34:00 -
27:
ゆり
私の感じるトコロをすべて知り尽くしているかのように、敏感なところをせめつづける。足をとじれないように自分の足で固定し、私が手でヨシの手をつかもうとすると「手、邪魔。入れたらへんで?」と低い声。それにもっと感じてしまう私はヨシに従う。もうこのときヨシとの関係は決まってしまった‥‥セフレ‥‥
2006-08-31 21:38:00 -
28:
ゆり
ヨシのいやらしい指は私のクリトリスへむかう。優しく‥でも小刻みにヨシの指が動く。いやらしい声がもれるとその動きを早くした。一回目の絶頂。今まで男とのセックスで絶頂をむかえたことはない。今までの男に愛はあったが、ヨシへの愛情は大きすぎた。ヨシが私のを触ってくれていると考えただけで濡れる自分がいる。
2006-08-31 21:50:00 -
29:
ゆり
昌也ですら絶頂をむかえることができなかった私が、つきあってもいない、愛のないセックスで絶頂をむかえてしまうなんて‥‥
そんなことを考えているうちに、ヨシの指はもうグチョグチョになった穴に到達している。「ゆり、そんな気持ちいいんか?」と聞かれ「あのな‥私な‥‥ヨシが‥‥」と告白しようとした。2006-08-31 21:54:00 -
30:
ゆり
ヨシはそれをわかっているかのようにネットリした穴に指をいれ、掻き回した。私がこの告白の続きを言えないように‥‥
ヨシはGスポットにあたるように、そしてクリトリスにも指があたるように出し入れする。「クチュクチュ‥‥」音が大きくなり「ピュ‥‥ッッ」と潮をふいてしまった。2006-08-31 21:58:00 -
31:
ゆり
そして二回目の絶頂。ヨシは「あれ?ゆり噴いちゃったん?」とからかう。ヨシはSだから私にはぴったり。ヨシの一言一言すべてに感じてしまう自分がいる。「入れてほしいんやったら俺を満足させて」とニコっと笑い私の頭をなでた。
2006-08-31 22:02:00