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大嫌い

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  • 1:

    リィ

    なぁ、なんであんたはあたしのコト好きなん?あたしはあんたなんか大嫌い。

    クチばっかりで優しくなぃし、あたしのコト何もわかってなぃし、女好きで嘘つきやし・・・・・・

    嫌いなトコ語れば3時間は喋れるゎ。

    2006-08-28 03:20:00
  • 2:

    リィ

    初めて逢ったのは2年前。
    友達の彼氏のツレやってコトで紹介された。

    第一印象は・・・・・子供みたぃやな。
    それだけ。ォナィとは思われへんかった。周りにおった男友達は夜やってて何か無理して背伸びしてる子ばっかやけど、それでも違和感はなかった。

    2006-08-28 03:24:00
  • 3:

    リィ

    でも、2年前紹介されたその男には違和感を抱いた。
    夜の匂いのカケラもなぃ、屈託なく笑う子供みたぃな男の子だった。

    名前は秋綺。
    「変わった名前やね。」―――それがあいつに発した初めてのコトバ。

    2006-08-28 03:29:00
  • 4:

    リィ

    あの日から2年。
    色んな時間を共有し色んなコトバをあんたに伝えた。色んなコトバをあんたからもらった。
    すきだとか愛してるだとかあんたはクチばっかり。たまに思う。あたしの選択は間違ってた?―――って。

    あたしはあんたなんか大嫌い。

    2006-08-28 03:33:00
  • 5:

    リィ

    でもそれはあくまで友達段階の上辺だけの印象。

    もっともっと秋綺を知るコトになる。

    と言うか・・・自分でも気付かへんうちにあたしは秋綺に惚れてた。

    2006-08-28 03:42:00
  • 6:

    リィ

    出会って1年、知り合うきっかけになった友達とすらあまり連絡もとらなくなってた頃。それでも秋綺とは頻繁に遊んでいた。今から1年程前―――

    「リィ、もぉ送るわ。俺明日早いねん。」いつもなら、これからって時間にあいつはそぉ言った。
    「何か予定あんの?」
    あたしのこの一言から先で、あたしとあいつの関係が変わるなんて思いもよらんかったし、そんな淡い思いが自分の中にあるなんて気づかへんかった。・・・・てか気付かへんフリしてたんかな・・・・。

    2006-08-28 03:48:00
  • 7:

    リィ

    何が嫌なん?て感じやん?自分でもビックリやったしその後の自分にもっとビックリ。
    「え?リィ?今日そんな暇なんか?んぢゃもぉちょぃドライブしよか?」
    またあんたの子供みたいな笑顔・・・・。それ見てあたしはナゼか泣きそうなってん。
    不覚にもあんたに惚れてた。あんたの笑顔誰にもとられたないって思った。

    「暇とかちゃぅねん・・・・・・・・・あたしが秋綺のコト好きってゆぅたらどぉする?」

    2006-08-28 03:58:00
  • 8:

    リィ



    「暇とかちゃぅねん・・・・・・・・あたしが秋綺のコト好きってゅぅたらどぉする?」

    2006-08-28 04:00:00
  • 9:

    リィ

    人生初の告白やった。

    どぉせならもっと可愛く言いたかった(・_・、)

    こんなタイミングで何でゆうたんやろ・・・・・・

    2006-08-28 04:02:00
  • 10:

    リィ

    「・・・・・・リィ?大丈夫?」
    秋綺は笑いながらあたしを見た。こん時涙でも流れてたらリアリティーもムードもあったんかなぁ〜!ケドあたし女優ちゃぅしそんなん無理やん?

    「大丈夫ちゃうし。・・・・・・やから!・・・どぉする?って聞いてんねん…」
    デカィ態度の割に心臓はヤバィくらぃドキドキゆぅてたコト一生忘れへん。

    2006-08-28 04:06:00
  • 11:

    リィ

    「嬉しいで!」
    また・・・・あんたの笑顔にあたしは弱いみたいやねん。その気がなぃならその笑顔はずるぃって・・・・
    何の核心にも触れてない答えにチョットガッカリやった。なぁ〜んだ!やっぱ無理か!って思った。
    「帰るゎ。ゴメンな。明日早いのに。」
    強がっても涙がすぐそこまで来てて、そんな好きやってんゃぁあたし・・・・って他人事のよぉに思えたりもした。

    2006-08-28 04:10:00
  • 12:

    リィ

    帰りの車内は無言やった。言うんぢゃなかった。って後悔したし、言ってもぉたからあたしの片思い始まりやんか!とか考えてたら何か切なくなった。
    「ココでいいで!ありがとぉ!気ぃつけて帰ってな!」めちゃ明るくゆぅたけど秋綺の顔は見られへんかった・・・・・

    「リィ?・・・・・・・・・・・」
    「何?」

    2006-08-28 04:15:00
  • 13:

    リィ

    「・・・・・・じゃぁ、俺が同じコトゆうたらどぉする?」
    「同じコトって?」
    「・・・・・・俺がリィのコト好きってゅぅたらどぉする?」
    ・・・・!!!!??
    「めぇ〜〜〜〜〜っちゃ嬉しい!!!!」

    2006-08-28 04:18:00
  • 14:

    リィ

    キモィくらぃの笑顔でゆったと思う。あいつはそのキモィ笑顔のあたしに、いつもの可愛い子供みたぃな笑顔で
    じゃぁ俺リィの彼氏な!リィは俺の彼女!
    って言ってくれた。
    この日からあたしはコノ男をどんどん嫌いになって行くコトになる・・・・・・(・Α・)

    2006-08-28 04:21:00
  • 15:

    リィ

    最初の2ヵ月は問題なんてほとんどなかった。周りに羨ましがられる程仲良しだった。
    気付いた時よりもさらにあいつに惚れてった。無邪気で子供みたぃで、可愛くて、友達では知ることの出来ない一面にどんどん惹かれてった。

    2006-08-28 04:24:00
  • 16:

    リィ

    でも秋綺は思いの外優しくなかった?
    世間一般の人が持ってる優しさが秋綺にはなかった。ほんの些細なコトかもしれへんけど・・・・あたしは物足りなさを感じた。
    例えば、熱が出ても移るかもってお見舞いに来てくれなかったり、自分のジュースしか買わなかったり、悩んでて泣いてしまってても、よくわからん。の一言ですませたり・・・・・・(・ ・?)

    あんたなんか大嫌いやわ。

    2006-08-28 04:31:00
  • 17:

    リィ

    そんなトキ事件が起こった?
    付き合って4ヵ月の頃―――
    出勤前、携帯が鳴った。友達の美和からだった。
    「今すぐHEP来て!早く!!」
    「ぇ?!ゴメンあたし今日出勤やし今セット中ゃねん」

    2006-08-28 04:35:00
  • 18:

    リィ

    「あんたのしゅぅくん女と歩いてんで!!しかも〇〇〇〇の女やってあれ!早く来て!」
    美和がかなり焦って一気にまくし立てる。
    「はぁ?!ほんまにゆぅてんの?!あいつ今日仕事やゆうてたのに・・・・しかもキャバ嬢?!」
    あたしの頭ン中はぐちゃぐちゃだった。あいつはキャバ通うよぉなやつじゃなぃ。でも仕事って嘘つかれてる・・・・とにかく・・・・
    行くしかなぃやん!!!

    2006-08-28 04:39:00
  • 19:

    リィ

    速攻セットサロンを後にしてタクを拾った。
    この時間走った方が早いかも・・・とか考える余裕もなかった。とりあえず気持ちを落ち着かせてあいつにコールしてみた。
    出ぇへん・・・・・・・???

    ィラィラピークでHEP前で下りる。

    2006-08-28 04:43:00
  • 20:

    リィ

    美和に?
    「もし?まだあいつおんの?!今HEPついてんけど!」
    「今スタバ!リィ早く来て!」
    優しい美和は尾行してくれてたらしぃ・・・まぁ単に野次馬根性やったらしぃけど?
    ドレスにストール羽織っただけの夜の女満開な自分が入り口のガラスに映る・・・・何だか滑稽で笑えました・・・・。

    2006-08-28 04:48:00
  • 21:

    リィ



    なぁ・・・・・なんであんたなん?何であんたはそんな嫌いにならすよぉなコトばっかすんの?

    2006-08-28 04:56:00
  • 22:

    リィ

    「リィ!」
    美和に呼ばれた。友達と一緒やったらしく美和の横にはペコっと頭を下げる女の子。
    とりあえずスタバの前から離れた。
    人が多くてあいつを確認するコトは出来なかった。
    「リィ、一緒におる女〇〇〇〇のNo.2らしぃで!この子がゆうてた!」

    2006-08-28 05:01:00
  • 23:

    リィ

    「まぢで?!」
    そんな一言しか出てけぇへんかった。
    女3人で会議をした結果ココじゃ目立ちすぎるってコトで2人がスタバを出るのを待った。
    その間あいつに2回電話したけど出るコトはなかった。

    2006-08-28 05:05:00
  • 24:

    リィ

    30分待っても出てけぇへんくて、とりあえずリィのカッコぢゃ目立つから先出とぃて!って、ナゼかはりきってる美和に言われて反対側のエレベーターで外に出て一服してた。
    あいつはその女とどぉゆぅ関係なんやろ・・・・・あ〜あたしフラレンのかなぁ〜こんなカッコでこんなトコまで来てそれはダサすぎやろ〜・・・・って登ってく白い筋になった煙を見ながら考えた。
    悲しい?寂しい?ショック?ムカツク?幻滅?
    何て言ったらいいかわからへん感情で苦しくなってきた。
    ただ一言言えるのは・・・・・・大嫌い。ただそれだけやった。

    2006-08-28 05:17:00
  • 25:

    名無しさん

    おもろい?書き方うまい?

    2006-08-28 06:17:00
  • 26:

    リィ

    28さんぁりがとぉ??

    2006-08-30 02:24:00
  • 27:

    名無しさん

    きになる(>_

    2006-08-30 02:37:00
  • 28:

    3本目のタバコが短くなった頃、美和から着信。
    「しゅうくんだけ下りてってる!女はまだ中いてるみたぃゃねんけど・・・・」プップップッ------キャッチや!!
    「ちょ!またかける!」

    ―――着信:秋綺―――" " "06/08/30 02:38

    2006-08-30 02:38:00
  • 29:

    リィ

    心を落ち着かせる余裕もなかった。情けないくらぃにあたしはあいつからのコールにガッつぃた。
    「もしもし?!!???」
    「あ、リィ?どしたぁ?ゃたら着信あったけど、もぉ出勤ちゃん?」

    何だこいつのリァクション?あたしが何も知らんと思って・・・・大事な仕事も当欠やっちゅぅねん!!

    2006-08-30 02:42:00
  • 30:

    リィ

    「あんたドコおんの?」
    「え??今?TSUTAYAやで?何か観たいのある?一緒に観ょか?あ!それかCD借りよか?」
    ―――何でこいつは嘘つくとき必要以上に喋るんゃろ・・・・・何でそんな必死なん?アホやん。情けないゎ。

    ほんまあんたなんか大嫌い!!!

    2006-08-30 02:49:00
  • 31:

    リィ

    こんなはずじゃなかった。冷静にあいつを問い詰めてやる気だったのに・・・・涙が出る方が先だった・・・・・

    ドレスをヒラヒラさせて、アホみたいにデカくセットされた頭で、明らか場違いなトコであたしは人目もはばからず涙した。

    金にモノいわした客のご機嫌とりには慣れてるのに・・・ちやほやされるのに・・・・何でこいつだけはあたしの気持ちを裏切るよぉなことするかなぁ・・・・・・金と疑似恋愛で繋がってる客にならこんな取り乱すコトなんてまず有り得ない。今マデの男にだってこんな必死になることなかった・・・・

    2006-08-30 03:07:00
  • 32:

    リィ

    なんであんたなんょ・・・・・・


    「・・・・・・・もし?リィ?何かあった?俺何かした?!」

    2006-08-30 03:10:00
  • 33:

    リィ

    「あんた・・・・人バカにしてんの?!HEP出たらゆって。」
    「ぇ??!!」
    こいつはドコまでしらきるつもりやねん!あたしのイライラはピークだった。
    「これ以上嘘ついたら別れる。」
    そぉ言ってからすぐに、今出た。ってあいつは言った。

    2006-08-30 03:14:00
  • 34:

    名無しさん

    頑張って

    2006-08-30 03:16:00
  • 35:

    リィ

    沢山の人の中にあいつはいた。
    あたしをココまで動かせる程、こんなコトで涙が出る程あたしが心底惚れてて、どぉしよぉもなぃくらぃ大嫌いな男が目の前に間抜けな顔で現れた。
    「-・・・・・・何してるん?―――――とりあえず車停めてるし来て。」
    あたしはその言葉にもムカつぃた。普段梅田に来るトキはタクか電車。車で行ったら駐車めんどくさぃからって言われて車で来たコトなんかなぃのに・・・・女と会うトキはオッケーなんゃ・・・・・
    しょぉもなぃコトゃのに、頭ではそぉ冷静に思えるのに・・・・また喉の奥が苦しくなって涙が出そうになった。

    2006-08-30 03:26:00
  • 36:

    リィ

    とりあえず黙って駐車場まで歩いた。言いたいコトは山ほどあった。何て言ってやったらあいつがイチバンしんどいか・・・とか性格ひねくれまくったコトも考えた。
    ・・・・それやのに・・・車内に2人きりになってあたしの口から出たコトバは

    「誰と逢ってたん・・・・何で嘘つくねん・・・・」
    って、涙混じりの弱々しいコトバだけだった。

    2006-08-30 03:40:00
  • 37:

    リィ

    31サン38サン読んでくれてありがとぉ??また更新します??

    2006-08-30 03:42:00
  • 38:

    リィ

    「ごめん。ツレやねんけど、2人で会うとかやっぱリィは気ぃ悪いと思ってゆわれへんかった。」
    「・・・・・・・・・・」
    ツレ?気ぃ悪いと思うんなら会うなよ!ほんで嘘つぃてまで会うから余計怪しく思うんやん!何やねん・・・・・・そんなコトを思った。デモなぜかコトバにはならんかった。
    「ごめんな?怒ってるやんなぁ?ホンマごめん!リィ仕事も休んだんちゃん?ごめんな?・・・・・・メシでも行こか!平日こんな時間会うんとか初めてやん!な?」
    は?こいつ何自分中で自己完結しとんねん!ゴメンの一言で許される思ってんのか?!何がメシやねん・・・・・・とか思ったのにそれもなぜかコトバにならんかった。

    2006-08-30 06:48:00
  • 39:

    リィ

    車は走り出した。
    あいつの左手があたしの右手をにぎる。
    秋綺・・・・・あたし思ってた以上にあんたが好きや――嘘であたしの気持ちを踏みにじらんとってや・・・・

    「あたしが・・・・・あたしがどんな思いしたかわかってんの・・・・???」

    2006-08-30 06:56:00
  • 40:

    リィ

    「ぅん。やからゴメンな?」
    「ぅん?!はぁ?ドコがわかってんの?!わかってたらそんなんで終わらさへんやろ?!」
    「謝ってるやん。」
    ――――何やねんこいつ?
    「平謝りやん!何も解決してへんやん!あんた自分が同じコトされたらムカツクんちゃん?!平気で嘘つける男やってんな!見損なったわ!」あたしの怒りは爆発した。

    2006-08-30 07:02:00
  • 41:

    リィ

    「ゴメンて。ホンマに何もなぃから。そぃつに電話して聞いてもいいから。」
    何だこぃつのダルそぉな態度・・・・
    あたしは仕事も休んで自分見失うくらぃ必死やったのに・・・どこまでも落としてくれるなぁこぃつ。今度は情けなくて涙出そうやし。
    「―――あんたなんか一生信じひん。」

    2006-08-30 07:06:00
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