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アタシの過去全部

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  • 1:

    リサ

    メチャクチャかもしれんけど、後悔はしたくない。
    過去の男関係中心にノンフィクションで書いていきます。
    はっきり言ってかなり自己満小説です。
    下手やし文章おかしいやろうケド。。。
    マィペースに更新するので気長に見てください☆

    2006-08-23 13:39:00
  • 61:

    リサ

    電話に出たのはタクヤ。2才下のケンゴの弟だった。ケンゴとそっくりで、ちっちゃくて可愛いからアタシ達はに「ケンチビ」と呼んでいた。

    『よかった、ケンチビ?リサやけど。ケンゴおる?』
    「まだ帰ってきてないで。」
    『いつ帰ってくるん?』

    2006-08-31 03:37:00
  • 62:

    リサ

    「わからんなぁ。最近あんま会ってないし…」
    『…わかった。じゃあ。』
    そぅ言って電話を切った瞬間涙が溢れてきた。涙は止まることなく、アタシはひたすら泣いていた。

    (なんでなん?寂しい。ツライ。何でアタシだけヒトリボッチなん?)

    2006-08-31 03:52:00
  • 63:

    リサ

    泣きすぎて涙も出なくなり茫然としていたアタシを、現実に戻したのは父の怒鳴り声だった。
    「オマエ懲りてないみたいやな!?まだあんなクズ等と関わっとんか?」

    多分おみ君といるのを見られていたんだろう。父はアタシが泣いていた事に気付くわけもなく、その日も何発も殴られた。
    もう出ないと思っていた涙がまた流れ出した。

    2006-08-31 04:00:00
  • 64:

    リサ

    (もぅ嫌。何でアタシだけ?誰か助けて。)
    この頃は毎日のようにそんな事を思っていた。無性に寂しかった。誰かに受け入れてほしかった。必要とされたかった。安心したかった。

    寂しさに耐えれなくなったアタシはおみ君に電話をかけていた。
    ケンゴを好きだったのに、おみ君の優しさに逃げた。

    2006-08-31 05:37:00
  • 65:

    リサ

    『会いたい。』
    アタシがそう言うとおみ君は迷う事無く「行くわ。今から出てこれるんか?」と言ってくれた。この一言で少し安心した。自分の居場所を見つけれたような気がした。

    すぐに出ていく事はできない。親が寝てから、家の近くの公園で待ち合わせをした。
    アタシは親が寝てすぐ、こっそり家を抜け出した。約束の時間よりだいぶ前。なのにおみ君はアタシより先に公園にいた。

    2006-08-31 05:42:00
  • 66:

    名無しさん

    読んでます?

    2006-08-31 06:08:00
  • 67:

    リサ

    『おみ君?早いな☆びっくりした。』
    「おぅ。」
    『……………』

    変な空気が流れて、しばらくアタシ達は無言だった。

    2006-08-31 06:50:00
  • 68:

    リサ

    67さん、ありがとうございます!少し更新しますね☆

    2006-08-31 07:00:00
  • 69:

    リサ

    泣き腫らしたアタシの目。ひどい顔。いきなりの電話。夜中の呼び出し。アタシが逆の立場なら、何があったか問い詰めてると思う。
    けど、おみ君は何も聞かなかった。ただ、アタシの横に黙って座ってた。

    それがとても心地よくて、アタシもしばらく黙って座っていた。

    2006-08-31 07:06:00
  • 70:

    リサ

    しばらく沈黙が続いた。なんとなくおみ君のほうを見ると目が合った。
    『………急にゴメン。』
    やっと出た言葉は、今更な謝罪の言葉。おみ君は少しびっくりした顔をして、笑っていた。
    「いいよ。」
    『…なんで笑ってるん?』

    2006-08-31 07:11:00
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