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冷たい月
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1:
るみ
(旧掲示板のコピペ)
月は暗い空の上からいつもあたしを見ている。
悲しい時、あたしは孤独に怯えながらいつもただ月を眺めていた。2005-08-02 16:22:00 -
81:
るみ
「脱げや。」
あたしは苦い顔で無視した。
「聞こえへんのか。脱げゆうてんねん。」
あたしは殴られるのが嫌で服を脱いだ。2005-08-02 17:39:00 -
82:
るみ
自分の上で動く慎吾の顔を見ていた。
ただ、されるがままに何の抵抗もせずやられていた。
気持ちが違うとこんなにも何も感じないものか…。自分でもびっくりするくらい冷めていた。2005-08-02 17:39:00 -
83:
るみ
自分がイクとあっさりと隣で寝てしまった。
慎吾に抱かれた後、慎吾の寝顔を見ながら涙がでてきた。
もう疲れた…。ほんとにそう思った。2005-08-02 17:40:00 -
84:
るみ
なんでこんな事になったんだろう…。
慎吾の傍にいられたら、それだけで幸せと思っていたのに…。
どうして慎吾はあたしを殴る?
それは愛とは違うよね…?2005-08-02 17:41:00 -
85:
るみ
こんなに近くにいるのに、近くに感じない。
別れたほうがいいよね…?もう…、逃げ出そう。ここから逃げ出そう。
そう思った。2005-08-02 17:42:00 -
86:
るみ
今日の夜、慎吾が仕事に行っている間に出ていこう。
だから…、今だけは慎吾の寝顔を忘れないようにじっと見ていよう…。
あたしは、寝息をたてている慎吾の顔をじっと見つめていた。2005-08-02 17:43:00 -
87:
るみ
初めて慎吾に出会った日のことを思い出す。
あの時もこんなふうにずっと寝顔を見ていたっけ…。あの時も綺麗な寝顔だなって思った。今も変わらずにとっても綺麗な寝顔をしている。
茶色のまっすぐな細い髪は手を伸ばせば、すっと日の光の中に消えてしまいそうだった。それが、恐くてあたしは何度も慎吾の頭を撫でた。2005-08-02 17:44:00 -
88:
るみ
「う〜ん…。」
と言いながら、寝返りを打った慎吾が手を伸ばして、あたしを強引に抱きしめてむりやり腕枕をしてふとんの中に引き入れた。
その腕に逆らうこともできず、あたしは隣に寝ころんだ。
愛する人の腕の中がこんなに幸せと感じるのに…。
それなのに…、どうして慎吾はこんなにあたしを傷つけるんだろ…。2005-08-02 17:45:00 -
89:
るみ
少し眠ろう…。
最後に幸せを感じながら。起きたら、ここからでていこう。
暖かい腕の中であたしは眠った。2005-08-02 17:46:00 -
90:
るみ
「お前、今日、初出勤やろ?仕事がんばれよ。」
スーツに着替えて、髪を整えながら、慎吾は言った。
「うん。もうすぐしたら家でるよ。」
ほんとはもうあの店に働くつもりはない。
前のキャバで知り合った、彩が店をうつっていて、そこには寮があると聞いたので、そこにうつるつもりでいた。2005-08-02 17:47:00