小説掲示板?シンデレラに憧れて?のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

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?シンデレラに憧れて?

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  • 1:

    まゆか◆3AIwIpzmiY

    まゆかは神戸生まれの神戸育ちの29才
    まゆかの不思議な恋愛話をお話したいと思います。かなり長編になるかと思います。心してお読み下さい。

    2006-08-15 01:08:00
  • 2:

    まゆか◆3AIwIpzmiY

    5年前、まゆかは友人に誘われ三宮のあるホスクラに行きました。友人はそこのナンバーワンと付き合っていて一度付いてきてと言われまゆかも彼氏と別れたし付いていくことにしました。
    いままでよそのホスクラには行ったことがあったけど、そこのホスクラは有名店で内装も凝っていてまゆかはびっくりしました。

    2006-08-15 01:17:00
  • 3:

    まゆか◆3AIwIpzmiY

    しばらくして友人の智美の横にナンバーワンの光くんがやってきました。写真で見るより実物は男前でなによりも誰よりもオーラがありさすがナンバーワンという感じ。智美とは全然釣り合ってませんでした。そのころまゆかはホスト業界もあまり知らなかったし色恋とかわからなかったので本当に二人が付き合ってると思って見ていました。

    2006-08-15 01:21:00
  • 4:

    まゆか◆3AIwIpzmiY

    まゆかは初回なのでいろんなホストさんたちが付いてくれていました。ついた順番に名刺を机の上に並べてながめていると、智美の横に全く雰囲気の違う男の人が座りました。光くんの上司にあたる人でした。

    2006-08-15 01:27:00
  • 5:

    まゆか◆3AIwIpzmiY

    上司は拓海という名刺をまゆかに渡しました。拓海さんはまゆかとは喋らず智美とばかり喋っていました。まゆかはつまらなくなったのでトイレに行きました。席に戻るといきなり智美がやたらと拓海さんをすすめてきました。
    そして拓海さんがまゆかの隣に座ってきました。相変わらず何も話さず時はたつばかり。電話番号を聞かれたので教えました。そして智美とまゆかはそのホスクラをあとにしました。

    2006-08-15 01:36:00
  • 6:

    まゆか◆3AIwIpzmiY

    まゆかは一人暮らしの家に帰りました。帰ってすぐ拓海さんから電話がかかってきて「近々ご飯行こう!」と誘われたのでまゆかも彼氏いないし暇だったので「いいよ」と言いました。
    智美は光くんと付き合ってから光くんの売上を支えるために風俗で働いていました。智美がそれでいいのならかまわないのではと思い風俗で働くことを止めませんでした。まゆかももしホストと付き合ったなら風俗で働くかもしれないしそれは個人の自由だと思っていました。

    2006-08-15 01:43:00
  • 7:

    まゆか◆3AIwIpzmiY

    むしろ、風俗の仕事に興味がありました。今までいろんな仕事をしてきて興味があるものはすべてやってきたからです。ただ体があまり丈夫ではなかったので出来るかどうかはわかりませんでした。
    拓海さんと初めて二人で逢ってご飯を食べました。まゆかはそのつもりなかったけど拓海さんは「俺ともし付き合ったら」と恋愛について語っていてまゆかはただその恋愛話を聞くだけでした。意外と拓海さんとは話が合い考え方も合うなあと思いました。
    その日は拓海さんはすぐに店に戻っていきました。

    2006-08-15 04:40:00
  • 8:

    まゆか◆3AIwIpzmiY

    それから拓海さんとは何度かプライベートでご飯を食べに行き、まゆかはホストとしての拓海さんを認めていたのでホスクラにも飲みに行ってました。
    ある日、二人でバーに飲みに行ったときふと自分の気持ちに気付きました。
    「あたしこの人のこと好きかもしれない」
    まゆかはむかしすごく好きな人がいて、その人のことが忘れられず、新しい彼氏が出来ても本当に好きになったことがなかったので、まゆかが拓海さんを好きになるなんて自分でもびっくりでした。

    2006-08-15 04:46:00
  • 9:

    まゆか◆3AIwIpzmiY

    日に日にまゆかが拓海さんを想う気持ちは強くなっていきました。しかし、まゆかがホストと付き合うなんて出来るだろうか‥付き合うかぎりやはり支えになってあげたいしできる限りのことはしてあげたい‥よし、風俗をしてみよう!出来るかどうか試してみよう!
    と、まゆかは風俗業界への扉をたたいたのでした。

    2006-08-15 04:50:00
  • 10:

    はじめて行ったお店はサロンでした。待機室にお店の女の子がたくさんいて圧倒され、厳しいし照明や音響も派手でさらに圧倒されました。でも必死で10人頑張ってついてお給料を日払いでもらうとうれしかったです。
    終わってから拓海さんと逢いました。拓海さんはまゆかの仕事を心配してくれていました。その心配ぶりが演技だとか嘘だとか思えなくて優しい人だなあと余計に好きになっていきました。

    2006-08-17 06:11:00
  • 11:

    風俗のお仕事にも慣れたころ、拓海さんのお店に飲みに行きました。そのころは週1回ペースで行ってなにもおろさずドリンクを二人でゆっくり飲んでいました。
    光くんがまゆかの席にやってきて拓海さんとどうなってるの?と聞いてきました。何もなかったので「なんにもないよ」と答えました。

    2006-08-17 06:15:00
  • 12:

    「実はこれ…」とまゆかが隠していたボトルをテーブルの上に置くと拓海さんは「おまえにそんなんおろしてほしくない!だってこれおろしたら月何回も来れなくなるやろ?おろさなくていいから!」と慌ててボトルをさげようとしました。
    「まゆかはおろしたいねん!おろしてまゆかの気持ちをわかってほしいねん!まゆかは拓海さんのことどうしようもないくらい好きやねん!だから絶対おろす!」まゆかもボトルを離そうとしませんでした。

    2006-08-17 06:29:00
  • 13:

    「じゃあ付き合う?俺もまゆかのこと好きやから」拓海さんの手がボトルから離れました。「まゆかは風俗の仕事していく自信ないし付き合っていく自信もない。でも拓海さんのことは好き。それはうそじゃない!智美みたいに応援はしてあげられないかもしれない」
    「それでもいいよ。付き合おう」拓海さんは嬉しそうな表情でまゆかを見つめてくれました。

    2006-08-17 06:33:00
  • 14:

    まゆか◆3AIwIpzmiY

    まゆかのわがままでボトルをおろすことになり、「二人の記念日にしようね」と拓海さんに言われ「うん!」と答えました。
    そしてまゆかのホスカノ人生幕開けです。
    これから苦労や挫折を味わうとはこのときは想像もつきませんでした。好きな拓海さんの彼女になれただけでうかれていたからです。

    2006-08-17 06:38:00
  • 15:

    それから一ヶ月後、相変わらず店に飲みに行く日が続き、風俗のお給料ほとんどを拓海さんに使っていました。店に行くと拓海さんの笑顔が見れてそばにいられて幸せでした。
    しかし、付き合ってるとは言え他のお客さんと変わらないのがだんだんイヤになり、店から帰ってすぐ拓海さんにメールしました。
    「付き合ってるのに他のお客さんと変わらないなんてしんどい。別れたほうがいいのかな?」
    拓海さんからすぐ電話がかかってきました。

    2006-08-17 06:43:00
  • 16:

    拓海さんはいつもになく怒っていてまゆかはびっくりしてなにも反論出来ず、結局別れずお付き合い続行という形に持っていかれました。
    これが俗に言う逆ギレというものでしょうか?いままでの彼氏に逆ギレされたことなかったからびっくりしました。ホストの彼女って本当に難しい、これから耐えていけるかなあと不安になったのでした。

    2006-08-17 06:48:00
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