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レイコ後編
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1:
ユキ ◆owsZ6N97vY
レイコの870のスレからの続きです。荒らし、偽物の方は、ご遠慮願いますm(__)m
2005-09-15 06:26:00 -
76:
ユキ ◆owsZ6N97vY
いや、違う。レイコの、望みだからじゃない。僕がレイコと離れたくないんだ。こんなに、レイコは苦しそうなのに、僕は自分のエゴで病院に連れていかないだけなんだ。
2005-09-17 12:03:00 -
77:
ユキ ◆owsZ6N97vY
最低だ。
今の、レイコを目の前にして僕は思いを巡らせるだけで、何も出来なかった。
でも、こんな僕にレイコはほほ笑みかけてくれる。
僕が、心配しない様に。
益々、心が痛んだ。2005-09-17 12:07:00 -
78:
ユキ ◆owsZ6N97vY
「星が、見たい。」
ある日の朝、レイコが突然言いだした。
「星?」
「うん。」
すっかり、頬がこけてしまった顔が、いつもより元気に見えた。
「分かった。」2005-09-17 12:10:00 -
79:
ユキ ◆owsZ6N97vY
『オリオン座は、冬の代表的な星座です。』
キラキラと撲の頭の上で、星達が、光っている。
機械的なアナウンスが、ここが、人工的な星空の下に居る事を教えている。
2005-09-17 12:16:00 -
80:
ユキ ◆owsZ6N97vY
体の事を考えるとあまり遠出は、出来なかったので、僕はプラネタリゥムにレイコを連れてきた。
平日の昼間なので、館内は空いていて、僕ら二人だけだった。2005-09-17 12:20:00 -
81:
ユキ ◆owsZ6N97vY
レイコは、嬉しげに天井いぱいの偽物の星を見上げている。
「あ。北斗七星。」
「ほんとだ。」
本物の星では、ないけれどレイコが楽しそうなので僕は嬉しかった。2005-09-17 12:24:00 -
82:
ユキ ◆owsZ6N97vY
「あのね、あたしの育った島ね、星がすごくキレイなの。」
天井を見上げながら、レイコは、話した。
「なんにもいい思い出ないし、もう帰る事も出来ないけど、あの星空はもう一度見たかったなぁ。」2005-09-17 12:28:00 -
83:
ユキ ◆owsZ6N97vY
胸が、締め付けられた。
「そんな事言わないで。いつか、一緒に行こうよ。」 僕は、レイコの方を見て言った。レイコは、笑いながらうなづいた。
「うん。」2005-09-17 12:31:00 -
84:
ユキ ◆owsZ6N97vY
その日以来、レイコから外に出たいとゆう事はなかった。
正確には、出れなくなったのだ。
レイコの体は、本当に壊れていた。2005-09-17 12:33:00 -
85:
ユキ
移動するのも、体がつらそうなので、連泊出来るラブホを探し、移った。
トイレ以外の世話は、僕がする様になった。
体を動かす事自体が、苦痛に見えた。僕に、相変わらず弱音は吐かなかった。2005-09-17 12:39:00