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レイコ後編
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1:
ユキ ◆owsZ6N97vY
レイコの870のスレからの続きです。荒らし、偽物の方は、ご遠慮願いますm(__)m
2005-09-15 06:26:00 -
206:
ユキ ◆owsZ6N97vY
でも、現実は変わらない。レイコを、誰も知らない。まるで、はじめから存在しなかったかの様に。
僕の記憶と、心の中には、レイコがちゃんと生きているのにね。2005-09-22 07:29:00 -
207:
ユキ ◆owsZ6N97vY
「会いたい。」
僕は、声に出していた。
「会いたい。会いたいよ。」レイコとは、二度と会えない現実。僕は、それが受け入れれなかった。
僕は、その場にしゃがみ大声で泣いた。2005-09-22 07:33:00 -
208:
ユキ ◆owsZ6N97vY
糸が切れたみたいに、僕はみっともなく泣き崩れた。島に来たら、レイコを知っている人が、もしかしたらいるかもしれないと微かな希望を、持っていたが、その想いは簡単に打ち砕かれた。
2005-09-22 07:36:00 -
209:
ユキ ◆owsZ6N97vY
レイコに、会えなくなってから、僕の想いはただ積もっていった。気持ちは、薄れるどころか、増すばかりだった。
レイコに会いたい。
それが、僕の叶わない望みだった。2005-09-22 07:41:00 -
210:
ユキ ◆owsZ6N97vY
涙で、にじんだ夜空を見上げ、僕は祈った。
お願いです、神様、もう一度だけレイコに逢わせて下さい。
2005-09-22 07:44:00 -
211:
ユキ ◆owsZ6N97vY
星が、キラキラと輝き僕を見下ろしている。
「なんて顔してんのよ?」 ドクン
僕の後ろから、声がした。振り返ると、庭の大きな木の下に誰か立っている。2005-09-22 07:48:00 -
212:
ユキ ◆owsZ6N97vY
ドクンドクン
僕の方に向かって歩いてくる。
「まったく、ほんとに泣き虫なんだから。」
ドクン
しゃがみ込み、僕の涙を冷たい指でぬぐった。2005-09-22 07:51:00 -
213:
ユキ ◆owsZ6N97vY
「…レイコ。」
レイコは、やさしく微笑んだ。僕は、抱き締めた。
「レイコ、レイコ、逢いたかった。どこにいたんだよ。」
レイコは、少し体を離し、僕の顔を見た。2005-09-22 07:55:00 -
214:
ユキ ◆owsZ6N97vY
「遠い所。」
からかう様に、笑った。
「もう、行かないで。僕のそばに居てくれよ。レイコが居ないと僕はだめなんだよ。」
僕は、レイコにすがる様に言った。2005-09-22 08:00:00 -
215:
ユキ ◆owsZ6N97vY
レイコは、首を横に振った「どうして?僕は、レイコの居ない世界には、耐えられないんだよ。」
「そんな事、いっちゃだめよ。」
僕の顔を、両手で包みながら、レイコは言った。2005-09-22 08:03:00