-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
俺の秘密
-
1:
?
深夜2時過ぎの歌舞伎町。
賑やかなセントラル通りを足早に歩く男がいる。
優士22才。職業ホスト。2006-08-13 13:27:00 -
2:
?
ビルのエレベーターを降りると目の前に大きな扉が現れる。
『club CREA』
優士の働く店だ。
優士は大きく深呼吸をして思い扉を開いた。2006-08-13 13:40:00 -
3:
?
「おはようございまーす。」
店に入るなり優士は元気に大声で挨拶した。
「おぅ、優士。男前に撮影してもらってきたか?奥に美香ちゃん来てるぞ。」
こちらは内勤の篤志さん。2006-08-13 13:50:00 -
4:
?
少し前まではやり手ホストとして活躍していた篤志さんだが、体を壊したため今は内勤として働いている。
優士の面倒をよく見てくれる良き先輩だ。
「了解っす!」
優士はそう言ってさっそく美香の席へ向かった。2006-08-13 13:54:00 -
5:
?
「悪い!遅なったわ〜。俺yukaiでグラビア載るねん!」
「ほんとにー!?美香絶対買う〜!じゃぁ今日はお祝いしないとね。」
美香は気前が良い。しかし毎回卸すのは1本だけ。これが優士と美香との決まり事だ。2006-08-13 14:19:00 -
6:
?
「美香まだ飲みたいのにぃ〜。」
美香は少しスネながら甘える。
「美香が大人の姉チャンになってから豪快に遊べな?今はまだお子ちゃまやからな」
そう言って美香の頭をなでる。美香は満足気に笑う。女は甘える対象が欲しい生き物なのだ。2006-08-13 14:33:00 -
7:
?
金銭的に追い込まなければ、甘えたくなったら自ずから店に来る。これが美香へのやり方。
『ピリリリリ…』
優士の携帯にメールが届いた。2006-08-13 14:43:00 -
8:
?
【受信:りお】
りおは京都に住んでいて月に2回程歌舞伎町に遊びに来る。
りおはなかなかの太客。
少し考えて、優士は美香の顔をのぞき込んだ。2006-08-13 14:49:00 -
9:
?
「…美香ここ肌荒れしてるやんけ〜。疲れてるんちゃうんか?今日の夜遊びはここまで!早く寝て治せな?可愛い顔が台無しやで。」
そうして美香を帰らせた。
もうすぐりおが来る。今日は派手な夜になりそうだ。2006-08-13 15:05:00 -
10:
?
間もなくして、りおが現れた。相変わらずの派手な巻き髪。
「優士久しぶり〜!」
りおは優士に飛びついた。
りおとの付き合いはまだそんなに長くはない。しかしりおはかなり優士を気に入っている。2006-08-13 15:15:00 -
11:
?
りおは初めてCREAに来た時、優士の写真を見るなり席に付けるように要求した。そして現れた優士。
スラリとした体型に透き通る程艶やかな肌、綺麗な顔立ち…りおの目は釘付けになってしまった。
同じ関西出身なこともあって、りおは優士をとても気にいった。それから定期的に店に足を運んでいる。2006-08-13 15:22:00 -
12:
?
優士は優しくりおの話に耳を傾ける。
しかし、優士はりおの秘密を知っている。りおの本当の姿。それは…
関西有名店ナンバー1ヘルス嬢。2006-08-13 15:40:00 -
13:
?
以前優士が地元の大阪に少し帰省した時のこと。
関西のホストはどんなものか…とホスト雑誌を見に本屋に入った。探しているとヘブンが目にとまった。
「表紙…りおやん!?」2006-08-13 15:46:00 -
14:
?
優士は思わず本を手に取った。
口の左下のほくろ…
間違いない!りおだ。
優士は表紙のりおを見ながら少し微笑んだ。2006-08-13 15:50:00 -
15:
?
優士は表紙のりおを見ながら少し微笑んだ。2006-08-13 15:51:00 -
16:
?
「そう言えば新宿ついた時電話したのに出なかったやろぉ〜。迎えにきてほしかったのにぃ!」
りおが優士の頬をつねりながら言った。優士は撮影があった事を告げた。
「グラビアすごいやん〜!りおもまた着物の撮影してん!優士がナンバー1になったら見せたげてもいいけどネ〜」
酔いの回ったりおは上機嫌だ。2006-08-13 16:25:00 -
17:
?
優士はりおを嘘つきと思ったり、見下したりする気持ちは全く無かった。りおが楽しめればそれでいい。それがホストクラブ。
CREAで優士はナンバー2だ。不動のナンバー1は翔というホスト。メディアへの露出も多く、かなりの有名ホストだ。
この日もりおはかなりの額を使ったが翔と競うまでには到底及ばなかった。2006-08-13 16:38:00 -
18:
?
「もし優士がナンバー1になってもりおのこと忘れんといてな?」
酔うとたまにりおは少し弱気になる。
「当たり前やろ。りお、このあと飯いこな!ミーティング終わるまで近くの喫茶店おってや。」
そう言ってりおを送り出した。わざわざ東京まで来てくれたのだからアフターくらいは当たり前。2006-08-13 16:44:00 -
19:
?
ミーティングを終えりおの元に向かうと、バッチリ化粧直しを済ませたりおがいた。優士はこういうりおの気を抜かない部分が好きだ。
「待たせてごめんやで〜!ほんなら姫いこか!」
そしてイタリア料理屋とビリヤードに行った。2006-08-13 16:52:00 -
20:
永遠◆onZQ.5tYv6
読んでます??あげ?
2006-08-13 16:58:00 -
21:
?
優士はホストを初めてから一度も客と寝たことがない。なんとか毎回うまくすり抜けてきた。もちろん今回もそのつもりだ。
「たまにはりおも可愛いこと言うやんけ〜!でも俺ホストしてる間は誰とも泊まらんて決めてるからごめんやで。めっちゃ惜しいことしてんの分かってるねんけどなっ!」
そう言ってニヤッと笑った。2006-08-13 17:07:00 -
22:
?
リオは笑って
「てか冗談やし!ナンバー1にならな泊まりたくても泊めんって毎回言ってるやろっ」
と言った。本心はきっと淋しいのだろうけど、リオのプライドはそう低くはない。せっかくだから仕事前に食事だけ行く約束をし二人は別れた。2006-08-13 17:17:00 -
23:
?
永遠サンありがとうございます??
マイペースに書いてますが、また暇な時にでも目を通してやってください??2006-08-13 17:19:00 -
24:
?
優士は枕営業はしない。
そういう話はどこからともなく必ず回るもの。面倒だ。仕事柄、気持ちの駆け引きは多少あるものの、露骨に愛の言葉は使わない。女の気持ちを理解することでどこまで勝負できるか、これが優士の接客だ。
そしてこれこそが優士の秘密なのだ。2006-08-13 17:28:00 -
25:
?
『青木優』これが優士の本名。
22年前、青木家の3人目として優士は生まれた。優士はひどい難産で、優士の誕生と引き替えに母は命を落としてしまった。優しかった母のような子に育つように…とつけられた名前が優だった。将来は母の様な女性に…と。
そう、優士は女なのだ。2006-08-13 17:37:00 -
26:
?
周りも優士に対して理解があった。
男友達とは男同士のようにつるんだし、女からもモテた。もちろん、それなりに恋愛も経験した。男女両方からの信頼もあつくバスケのクラブチームにも所属し続けることができた。
周りの環境には非常に恵まれていたが、優士は体のコンプレックスに相当悩まされた。2006-08-13 17:50:00 -
27:
?
女性特有の丸みを帯びた体を改造する為に相当な鍛え方をした。
胸は元々小さかったのか成長期にサラシを巻いていたからか、あまり大きくはならなかった。
毛が薄いことやヒゲが生えないことはそんなに気にならなかったが、下だけはどうにもならなかった。
「どうやってセックスせぇっちゅーねん。」2006-08-13 17:58:00 -
28:
名無しさん
すごーい????
新種のホストのお話やな??2006-08-13 20:32:00 -
29:
名無しさん
これ本間の話し?俺も女でホストしてるんやけど…
2006-08-13 23:27:00 -
30:
名無しさん
頑張って?
2006-08-14 00:10:00 -
31:
名無しさん
頑張れ☆
2006-08-16 17:39:00 -
32:
名無しさん
書いてほしい
2006-08-21 13:14:00 -
33:
名無しさん
また時間できたら続きかいてくださいね?
2006-08-21 21:09:00 -
34:
名無しさん
読みたい?
2006-08-29 22:35:00 -
35:
名無しさん
あげ?
2006-08-31 20:43:00