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心から

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  • 1:

    ミク

    「そんなん嫌や!!」
    私は顔をぐしゃぐしゃにして泣いた。

    2006-08-05 07:48:00
  • 2:

    ミク

    「仕方ないんよ。もぅワガママいわんといて!」母がイライラしながら言う。
    ワガママなんかな?
    うちの両親は2年前離婚した。私が小学4年時。仲が悪かったわけじゃない。子供の私から見ても申し分ないくらいの父やったし。

    2006-08-05 07:53:00
  • 3:

    ミク

    だから突然の離婚としか私には言いようがなかった。
    原因は母の不倫やった。母は言う。「あの人は、よくできすぎてた。人間できすぎもよくないわ」 なんて勝手な言い分やろぅ。私は父についていきたかったけど、仕事柄転勤ばかりの父には、親権は渡らなかった。

    2006-08-05 07:57:00
  • 4:

    ミク

    そして母は不倫相手と再婚することになり、引っ越す事を私に告げた。
    私は当時離婚から2年たち、小6になっていた。この土地で共に生きてきた友達皆で中学にあがりたかった。やのに、そんな簡単に引っ越しとか無理!!!

    2006-08-05 08:03:00
  • 5:

    ミク

    「無理もくそもなぃわ!ママとオジサンを困らせんといて!雪チャンは引っ越すこと素直に喜んでるのに」
    雪ちゃん。再婚相手の子供の名前。何回か食事会とかで会ったけど、本間雪みたいに色白で守ってやりたいタイプ。歳は同いやったから、私らはすぐに意気投合した。

    2006-08-05 08:08:00
  • 6:

    ミク

    私がどぅあがいても引っ越す事は止めらるはずもなく、とぅとぅ引っ越しの日はやってきた。
    新しい新居は少し田舎町。周りを見渡せば田んぼ畑。私はもぅこれから始まる生活になんの期待もなかった。いや、そんな期待かけられる状況やなかった

    2006-08-05 08:17:00
  • 7:

    ミク

    新しいパパになるオジサンはノンキな人。口ヒゲの生えた愉快な人や。
    パパとはゼンゼンちゃうタイプ。雪チャンも見かけは、可愛らしいけど中身はオッサンやった。きっとうまくやっていけるはずーーー

    2006-08-05 08:22:00
  • 8:

    ミク

    雪チャンは本間しっかりしてるねん!ちゅ〜か、ませてた。まだ12歳やのに化粧当たり前て感じやったし、どうみても歳相応じゃないねん。
    いよいよ明日は入学式が迫ってた。もぅ気の小さい私は不安満開やった。その横で雪チャン余裕の笑顔で浮かれてはるやん

    2006-08-05 11:05:00
  • 9:

    ミク

    雪「明日楽しみやな〜男前おるかなぁ」
    ミク「雪チャン余裕やなぁ〜私なんかもぅ今から心臓バクバク」 雪「なんでやねん!もっと堂々とせなあかんで〜てかミクあんた眉毛ボォボォやから剃ったるわ!」ミク「えっ?!」有無をいわさん早さで雪ちゃんにそり落とされた。

    2006-08-05 11:09:00
  • 10:

    ミク

    ミク「細っ!」 雪「まだ太いほうやで。ミクあんな眉毛やったらイィ友達できひんで!」 眉毛でよってくる友達てどんなんよ!
    と思いながらも、少し大人になった気分で鏡を眺めた。
    明日はいよいよ入学式。大丈夫。雪チャンも一緒やし。言い聞かせて眠りについた。

    2006-08-05 11:14:00
  • 11:

    ミク

    春は嫌い。新しい生活が始まる出だしは不安がいっぱいで押しつぶされそうになるから。私は寝ぼけながらキッチンに向かうともぅ雪チャンはいなかった。いや、、、誰もいなかった。時計を見ると12時。「昼!?」やってしまった。入学式やのにーーーてか、誰か起こしてくれよ!!

    2006-08-05 11:38:00
  • 12:

    ミク

    肝心な入学式に欠席とか。明日絶対コイツ誰みたいな目線浴びるわーーー
    私は、もぅ、なげやりに食パンをトースターに押し込んでソファーに寝ころんだ。まだ住み慣れないこの間取り。新しい木のニオイが私の不安をあおってくる。ガチャンーーー「ただいまぁ」 雪チャンや。

    2006-08-05 12:07:00
  • 13:

    ミク

    「雪チャン!なんで置いてくんよ!起こしてや!」私は勢いよく玄関に向かった。ミク「あれ?雪チャン、顔真っ青やで?気分でも悪いん?」 雪「ミク〜あの学校なんなん」 ミク「えっ?何なんて意味ワカランし!何かあったん?」 雪「何かおかしいねん。皆、、おかしい。」汗をビッショリかいてる雪チャンを見て、ただごとじゃないと思った。

    2006-08-05 15:07:00
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