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……イノチ……

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  • 1:

    夏苅

    市立病院…
    その隣に今では誰もいなくなったマンションがある。来年には建て直しの為、取り壊されると言う。
    2005年夏−
    「拓海……。」一人の女性はそう呟き、手を合わせた。隣では男性が同じ様に屈んで手を合わせる。二人は暫くそうした後、立ち上がりその場を後にした。

    2006-06-03 20:22:00
  • 21:

    夏苅

    「クラスにめっちゃ格好良い人がおってさぁ…」彩はウットリとして想像を膨らませているようだった。
    「その人彼女おらんの?」夏苅の言葉に彩は現実に引き戻された。
    「知らへん…」「ハハッ!頑張れ!」「それより夏苅はぁ?気になる様な人とかおらんの?!」彩は笑われ恥ずかくなったのか夏苅に話しを振った。

    2006-06-04 00:17:00
  • 22:

    夏苅

    気になる人と言われ、一瞬【岡田拓海】が頭をよぎったが、直ぐに思い直した。
    《イヤイヤ…気になるって、そういうんちゃうし。》
    「……だからおらんって!」「その間は何なん?!」「そろそろ出よか!」彩は納得していない様子だったが、夏苅は無視し店を出た。

    2006-06-04 00:23:00
  • 23:

    夏苅

    その後、最近新しく出来たと噂のカラオケへと向かうと2時間ほど歌い帰る事にした。
    彩は用事があると言い店の前で別れた。携帯を開き時刻を確認するともう午後4時前になっていた。
    夏苅は携帯を閉じ最寄の駅へ一人歩いた。

    2006-06-04 00:29:00
  • 24:

    夏苅

    道の先に駅が見えて来た時、ふと駅前の広場に目が行った。
    買い物帰りであろう奥様同士が井戸端会議をしている。その先のベンチに見覚えのある姿が見えた。
    「岡田くん?」ポツリと呟いき、更に目を懲らして見る。
    《やっぱりそうや…何してるんやろ?》夏苅はそう思いながらも、駅へ向かい電車に乗った。

    2006-06-04 00:36:00
  • 25:

    名無しさん

    更新楽しみにしてます♪

    2006-06-04 13:07:00
  • 26:

    夏苅

    27サンありがとう☆ミ
    誰も読んでくれてないと思ってたから、メッチャ嬉しいです!これからもヨロシクお願いします♪

    2006-06-04 18:42:00
  • 27:

    夏苅

    電車に揺られる事10分…自宅の最寄駅に着いた。
    夏苅は改札を抜けると再び鞄から携帯を取り出し彩にメールを送った。
    −地元着いたでぇ☆また明日ぃっしょに行こなっ!−
    PM4:15 メール送信

    2006-06-04 19:25:00
  • 28:

    夏苅

    陽が西へと傾き、街はオレンジ色に染まっていた。
    拓海は夕日を横顔に浴びながら駅前広場のベンチに座っていた。
    お腹がグゥ〜っと鳴り空腹を知らす…拓海は右手をお腹に当てると、鞄からお茶を取り出し喉へ流し込んだ。
    色素の薄い髪の毛は、夕日によって明るさを増していた。

    2006-06-04 19:32:00
  • 29:

    夏苅

    翌日−
    夏苅はまだ慣れない新しい制服に身を包み、彩と登校していた。
    途中「また放課後なっ!」と会話し、下駄箱で靴を履き変えると二人は別々の教室へ向かった。
    夏苅は扉が開きっぱなしになった『1−7』の札が刺さった教室へ入った。

    2006-06-04 19:40:00
  • 30:

    夏苅

    もう既に登校していた拓海をチラッと見ると、直ぐに目線を変え席へ着いた。
    まだ生徒は数人しか登校しておらず、ガランとした教室は静まり返っていた。
    なんとなく気まずく思った夏苅は隣に座る拓海を見て言った。
    「おはよう。」

    2006-06-04 19:45:00
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