小説掲示板男の子?解説書のスレッド詳細｜夜遊びweb関西版

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男の子?解説書

• 1:

  あずさ

  ━あたしが出会った
  数々の男たちのお話。━
  
  ※初めて書きます。見苦しいくらい文才ないですが、暇潰しくらいになれば幸いです。sage進行でゆっくり書かせて頂きます。

  2006-07-28 23:34:00
• 2:

  あずさ

  
  ※ケ‐ス１※
  『斉藤 友也 １９歳』
  
  

  2006-07-28 23:36:00
• 3:

  あずさ

  当時、わたし“上田 梓”１４歳。バリバリプリップリの中学２年生。
  中学３年に上がる１４歳の春、仲間内でのブ‐ムは今では懐かしの「スタ‐○‐チ」。
  
  なんとも不健全な中坊だ。

  2006-07-28 23:41:00
• 4:

  あずさ

  真面目…とは決して言えない１４歳だった。初喫煙は１３歳の春。初万引きは１３歳の夏。愛読書はｅｇｇオンリ‐の、中途半端なギャル。
  初ｓｅｘは経験していない。けど知識だけはごっさ盛り。エロい事に興味深々！…しかし相手がいない。
  
  携帯のメモリは７割メンズ。「ごはん」「カラオケ」「宅飲み」「ガスト」「居酒屋」…名前も知らない人達がたくさん居た。
  毎日一緒に居た“由紀”の携帯にも、そんなメモリばかりだった。

  2006-07-28 23:48:00
• 5:

  あずさ

  「暇や〜」
  
  これが口癖。学校へは給食を食べに行くだけで、毎日ゴロゴロ昼ドラを見ているだけ。
  もちろん金ナシ。常識ナシ。スキル無し。学力無し。
  由紀は最近できた彼氏の家に入り浸り。どうせすぐ別れるくせに…。

  2006-07-28 23:52:00
• 6:

  あずさ

  「ス○ビでもやろ」
  カチカチとブックマ‐クを開く。投稿もお手の物☆
  当時ってゆうか、逆算すると６年前？今みたいに危ない男は少なくて、頭弱いあたしはアドレスを電話番号にしていた。
  もちろん投稿の時も。投稿したらメ‐ルではなく、着信音ばかりが鳴り響く。とめどなく。
  全く恐ろしい話だ。個人情報なんぞあったもんじゃない。今は怖くて３００％出来ない。てゆうか出会い系すら出来ないヘタレだ。

  2006-07-28 23:58:00
• 7:

  あずさ

  それは、痛い目見たからなんやけど…。この話はまた後日とゆう事で…。
  
  なんせその日もいつもみたいに番号で投稿した。１番にかけてきた暇なヤツ、それが『友也』だった。
  ヤツはひたすら自分の事を「イケメン！かっこいい！男前！」と連呼していた。その自信がどこから湧き出ていたのかは、今でもわからない。

  2006-07-29 00:03:00
• 8:

  あずさ

  普通ならドン引きなヤツの言葉に、好奇心旺盛な１４歳は激しく興味を持った。
  
  『そんな男前なんかな〜？バリ見たいし〜！』
  
  ただの盛りのついた雌だ。アホとしかいいようがない。てゆうか馬鹿だ。

  2006-07-29 00:06:00
• 9:

  あずさ

  アホ満開な１４歳。次の日会おうとゆう誘いに、いとも簡単にホイホイ乗った。
  
  ５歳児を落とすよりも容易な事だっただろう。
  
  由紀に電話をして、明日一緒に来てもらう事にした。余談だが、由紀も『マジで〜？そんなんバリ男前ちゃん？！うちもやる〜』と吠えていた。ん‐…類は友を呼ぶ、とゆう感じ。

  2006-07-29 00:11:00
• 10:

  あずさ

  次の日、近くのコンビニで待ち合わせをした。由紀と一緒に制服のまま待ち合わせ場所へ向かう。
  うちの中学はセ‐ラ‐で、赤いリボンが中々可愛かった。これまた懐かしいラルフのセ‐タ‐に身を包んで、コンビニに到着。
  友也の車は黒のマ‐バン。チラッと中を見ると、いない。コンビニの中にいるみたいだ。車内は綺麗で、イイ感じに内装をイジッていた。
  
  「どお？男前？」

  2006-07-29 00:18:00
• 11:

  あずさ

  「あんた！あれアタリやで！ばり男前やん！」
  興奮気味に話す由紀を見て、よっしゃ！と心の中で叫んだ。
  こちらに気付いた友也が、小走りで外に出てきた。
  …確かにアタリだ！！
  友也は、ちょっとお洒落なギャル男といった感じだった。黒すぎない小麦肌に赤いＴシャツ、細身のＧパン。キムタク意識？なミディアムのパ‐マヘア。顔はズバリ、保坂直樹。(漢字違うかも)

  2006-07-29 00:25:00
• 12:

  あずさ

  てゆうかコレは当時の感想で、今にして思えば、保坂くんがキムタクヘア‐とかキショいよな。書いてて思った。
  
  ヤツはあたしの事を、可愛いと連呼した。しかし当時のあたしの化粧は、化粧とゆうか特殊メイクだった。付けマツゲ２枚重ねだし、化粧したまま寝てたらオカンに『目ぇ開いてるんちゃん』って言われるくらい、黒のシャド‐を塗りたくっていた。夜、外を歩くと『肌黒すぎて見えへん』と非難されるくらい、肌はドス黒かったし。

  2006-07-29 00:31:00
• 13:

  あずさ

  ヤツの感性と視力は、今も理解出来ない。当時のプリクラを見せると、１０人中１０人が「キショい」と言う。１０人１０色なんて嘘っぱちだ。
  
  とりあえずその日は車の中で３人で話をして終わった。次の日は２人で逢うという約束をして。

  2006-07-29 00:35:00
• 14:

  あずさ

  運命の日。あたしは黄緑のへそ出しシャツに白のミニスカといういでたちで、１１時に迎えに来るとゆう友也を待っていた。
  下着はちゃっかり勝負下着。内心ワクワクしていた。
  
  友也は約束通り１１時に自宅に迎えに来た。向かう先は友也のジ、タ、ク?
  

  2006-07-29 00:39:00
• 15:

  あずさ

  っておい！いきなり家かよ！前置き無しかよ！
  
  心の叫びも虚しく、４０分ほどで自宅に到着。中々いい家らしく、部屋はかなり広かった。ダブルのベッドやら家具やらたくさん置いてたけど、全然余裕。ほんまに広い。
  あたしは緊張しながら、だだっぴろい部屋の隅に何故か体操座りで座った。
  横にコルクボ‐ドに貼られた写真があったから、緊張を悟られないようにひたすら写真を眺めていた。

  2006-07-29 00:44:00
• 16:

  ぁぃ

  おもろい?頑張ってな?

  2006-07-29 13:01:00
• 17:

  あずさ

  ぁぃ様?
  ありがとうです??
  ゆっくりですが更新します?

  2006-07-29 13:29:00
• 18:

  あずさ

  あ〜…あかん…あかんあかんあかんあかんあかん！
  心の臓がバクバクいいだした。友也がお茶を取りにキッチンへ行っていた。
  コルクボ‐ドの一点をひたすら見つめ続けた。
  穴が開くんちゃうかってくらい。

  2006-07-29 13:33:00
• 19:

  あずさ

  廊下を歩く音がヒタヒタ聞こえる。……くる！！
  
  ガチャ『お待ちィ〜』
  
  グラスを２個持った友也は、なんのためらいもなくあたしの横に腰をおろした。

  2006-07-29 13:36:00
• 20:

  あずさ

  手渡されたグラスを両手でガッチリ掴んで、なるべく会話が途切れないように、弾丸の如く喋りまくった。
  …が、悲しいかな。あたしはそんなに話題豊富な女ではない。もう喋りすぎて何を言っているのか自分でもサッパリわからない。
  なんだか切なくなってきてグラスを足元に置いた。
  
  ━その瞬間…

  2006-07-29 13:41:00
• 21:

  あずさ

  友也があたしの顔をクイッと持ち上げて、チチチチュウをしてきた。接吻だ。
  
  「━(;ﾟ∀ﾟ;)━！！！！」
  
  ビックリしすぎて体が大袈裟に揺れた。体操座りしていた足がグラスに当たる。お茶がフロ‐リングにこぼれた。……なんか………

  2006-07-29 13:45:00
• 22:

  あずさ

  
  
  ドド、ドラマみたいやんけ！！
  
  

  2006-07-29 13:48:00
• 23:

  あずさ

  …そう。あの時のうちらは、絶対にドラマの主役級にハマっていた。
  もうシチュエ‐ションばっちり！ム‐ド満点！
  
  あたし、上田 梓 １４歳。
  この瞬間…

  2006-07-29 13:51:00
• 24:

  あずさ

  
  この状況に
  激しく酔いしれていた。
  
  ばか‐Σ(￣ロ￣;)‐！！

  2006-07-29 13:55:00
• 25:

  あずさ

  アホな１４歳を無駄にウットリさせてから、手慣れた様子でアホを姫だっこでベッドに運ぶ。
  寝かされたあたしは、ズバリ“まな板の鯉”。もう好きにしていいわよ状態。
  『ああ…さよなら処女膜！』
  
  …あほ‐(￣ロ￣;)！！

  2006-07-29 14:00:00
• 26:

  あずさ

  簡単な愛撫のあと、いざ挿入！
  
  ………！？
  
  や、や、や、あ、あの！！

  2006-07-31 00:32:00
• 27:

  あずさ

  
  …そちら、違うと思うんですが…。
  
  そう。手慣れた手付きでエッチに持ち込んだくせに、挿入が半端なくトロい。
  トロいというか、明らかに穴と穴の真ん中に一生懸命入れようとしている。

  2006-07-31 00:36:00
• 28:

  あずさ

  『穴もう一個作りたいんか？』そう問わずにはいられない。とゆうか痛い。
  なんで？なんでココでしくじるの？
  ヤツは必死だ。しかし痛い。あえげない。変な汗が出てきた。
  
  ……言えない……！！

  2006-07-31 00:40:00
• 29:

  あずさ

  もうどうしようもない。でも言えないんだから仕方ない。
  あたし処女なんですけど、と心の中で悪態をつきつつ腰を少しズラした。痛いかも〜なんていう不安なんぞかっ飛んでしまった。
  とりあえずこの不自然な痛みから抜け出したい一心だった。
  「痛い？キツくて入らへんねん」
  いやいや！！ちゃいますやん！色んな意味で！

  2006-07-31 00:44:00