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7つの嘘
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1:
◆yRn4xDXsVo
2005-08-26 03:41:00 -
217:
◆yRn4xDXsVo
気付ばブランコの上で眠っていた。
態勢が悪かったせいかやけに首が痛い。
―痛い痛い痛い痛い…‥―自然と大きなため息が出た。
2005-09-26 22:00:00 -
218:
◆yRn4xDXsVo
―なんでもないような事でもあなたが隣にいてくれるだけで全く違ったね―
―楽しくて、嬉しくて―
忘れるなんて出来る訳無いでしょ…?
束ねていた髪が崩れて私の顔を覆った。2005-09-26 22:17:00 -
219:
削除削除されますた
あぼ~ん -
220:
削除削除されますた
あぼ~ん -
221:
◆yRn4xDXsVo
勢いよく立ち上がった時に立ちくらみがした。
考えてみれば最近まともに食事をしていない…
髪を切る前になにか食べるべきなのか。
それでも今すぐに美容院に行きたかった。今じゃないと意味がない…2005-09-26 22:30:00 -
222:
◆yRn4xDXsVo
突然優しい香りに包まれた。振り向くと息を切らした男が私を守るように抱き抱えていた。
「フラフラやんけ!しんどいんやったら言えよ!」
―怒られているんかな?―それでも嬉しかった。
―心配してくれたん…?2005-09-26 22:35:00 -
223:
◆yRn4xDXsVo
あなたのおかげで元気出たよ。
「ありがとう!今日の夜またここ来るから!あんたが来なくても来るから!」
一方的だってわかってる。我儘だってわかってる。
困った顔をする男の隣を全速力で駆け抜けた。
さっきの立ちくらみはどこかに消えていた。2005-09-26 22:40:00 -
224:
◆yRn4xDXsVo
少し切りすぎた髪を気にしながら男と出会った公園へと向かう。
―あなたは優しすぎたんやね―
まだ陽も暮れていないのに男は公園にいた。
私は走った。
2005-09-27 01:11:00 -
225:
◆yRn4xDXsVo
にっこりと笑う男につられて私も笑ってしまった。
「帰ろぉか!」
―私に帰る場所なんてあるの?―
すると男は短くなった私の髪を乱雑に撫でながらもう一度笑った。
つないだ手はひんやりと冷たかった。2005-09-27 01:17:00 -
226:
◆yRn4xDXsVo
―くらい闇の中でもあなたがいれば生きて行けます―何故いなくなるの?
真っ暗だよ。
―光が見えました―
あたしに居場所を与えてくれたね。
今でも忘れられないよ…2005-09-28 07:37:00