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プロジェクトX

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  • 1:

    名無しさん

    昼間
    不景気による安月給から眠気を催し
    足場を踏み外して転落する仲間が
    後を絶たなかった

    2006-07-19 22:06:00
  • 2:

    名無しさん

    森谷は思った
    「どうしても覚せい剤が必要だ」
    「なけりゃ 造れば良いじゃないか」
    覚せい剤が買えずに苦渋を舐めていたニッカボッカの男達が立ち上がった

    2006-07-19 22:09:00
  • 3:

    名無しさん

    友人の鳶たちは
    彼をせせら笑った
    「お前さぁ、駅前逝けばいくらでも手に入るだろ。
    馬鹿じゃねえの?」

    2006-07-19 22:12:00
  • 4:

    名無しさん

    彼は 黙って首を横に振った
    どうしても どうしても
    自分の手で作りたかった。
    世界で一つしかない
    自分だけの 覚せい剤

    2006-07-19 22:14:00
  • 5:

    名無しさん

    「お前なんかに
    出来るはずがないだろうが!」
    この言葉が
    男のプライドに
    火をつけた。
    自らのプライドを賭けて。
    愛する家族のために。

    2006-07-19 22:17:00
  • 6:

    名無しさん

    膳場「鳶職の森谷明彦さんです。」
    国井「どうぞお掛け下さい。」
    ・・・
    国井「まず、今回のプロジェクトを始めるに至ったきっかけですが」

    2006-07-19 22:25:00
  • 7:

    名無しさん

    森谷「はい。
    私は鳶職という神経と体力を使う仕事をしておりますので
    以前から疲れやすく、たまに覚せい剤を使っていたのです」

    2006-07-19 22:28:00
  • 8:

    名無しさん

    膳前「覚せい剤を使っていたとおっしゃっても
    普通は自分でつくろうとは思いませんが」

    森谷「そうですね。私も始めは自分で造れるとは思っておりませんでした」

    2006-07-19 23:26:00
  • 9:

    名無しさん

    国井「それがまたどういうきっかけで?」

    森谷「たまたま風邪薬には覚せい剤の原料となるような成分が含まれといる、ということを聞いたのです」

    2006-07-19 23:30:00
  • 10:

    名無しさん

    膳前「原料となるような成分?」

    森谷「はい。それで、その成分は風邪薬から取り出すこともでき
    さらには、それから覚せい剤を造ることもできるらしいと聞いたのです」

    2006-07-19 23:32:00
  • 11:

    名無しさん

    国井「でも、森谷さんは、私達のような東大卒と違って、簡単に調べることはできないでしょ」

    膳前「そうですよね」

    2006-07-19 23:34:00
  • 12:

    名無しさん

    森谷「私もそう思ったんですが、熱心に様々な文献を当たってみると
    ある科学雑誌に、その析出方法が書いてあったのです」

    国井「これだっと思われた?」

    2006-07-19 23:37:00
  • 13:

    名無しさん

    森谷「はい。ついに見つけたと」

    膳前「でもそこからが、またご苦労があったと」

    森谷「はい」

    2006-07-19 23:39:00
  • 14:

    名無しさん

    ふと、目に入った雑誌がきっかけだった
    覚せい剤の作り方が載っていた
    「これだ これならいける!」
    森谷は確信した

    2006-07-19 23:41:00
  • 15:

    名無しさん

    「メチルアルコールのだ!!」
    男が叫んだ
    そのとき 鳶職 水谷明彦被告は言った。
    これで覚せい剤ができる!っと。

    2006-07-19 23:43:00
  • 16:

    名無しさん

    「これは大変な研究となる」
    ニッカボッカの男達は、ねじり鉢巻を締めなおした。

    2006-07-19 23:50:00
  • 17:

    名無しさん

    水谷は
    来る日も来る日も、加熱と慮過を続けた
    気の遠くなるような作業だった
    「溶媒は少なめ
    これが通」
    そんな言葉が頭の中をよぎった

    2006-07-19 23:52:00
  • 18:

    名無しさん

    ニッカポッカでゎなぃでしょうか‥

    2006-07-20 01:08:00
  • 19:

    名無しさん

    気になる?頑張って(*´ー`)ノ

    2006-07-20 01:27:00
  • 20:

    名無しさん

    雨の時にも、ずぶ濡れになり
    薬局を渡り歩いた。森谷の手には、いつも 風邪薬を握っていた。

    2006-07-20 02:01:00
  • 21:

    名無しさん

    男は
    昼は鳶職として働き
    夜は闇研で覚せい剤を作った。
    新型の生成装置がうなりをあげた。男達は
    「これでいける!」・・・と、
    ふるいたった。

    2006-07-20 02:03:00
  • 22:

    名無しさん

    溶媒を飛ばした試験管の底に白い粉が溜まっていた
    純度99%のメタンフェタミンの結晶だった
    試験管を持つ手が震えた

    2006-07-20 02:08:00
  • 23:

    名無しさん

    男は叫んだ
    「ふぁjkjfdlさ;fkjcdjあs!!!
    アッヒャッヒャ!
    ヽ(゚∀゚)/デキタ!デキタ!」

    2006-07-20 02:12:00
  • 24:

    名無しさん

    ついに原料となる粉末ができた
    「長い道のりだったが、ついにここまで来た」
    涙があふれて止まらなかった

    2006-07-20 02:15:00
  • 25:

    名無しさん

    そのとき、
    玄関を激しく叩く音がした
    「開けろ!警察だ!!」
    室内の空気が
    凍りついた

    2006-07-20 02:17:00
  • 26:

    名無しさん

    「お願いです!
    もう一度、白い粉を作らさせてください!!」
    男は叫んだ・・・
    魂の叫びだった・・・

    2006-07-20 02:24:00
  • 27:

    名無しさん

    手には冷たいものがはめられた。

    涙がとめどなく
    水谷の頬を流れた。

    2006-07-20 02:26:00
  • 28:

    名無しさん

    水谷は
    「覚せい剤の原料製造での摘発は、東北では初めて」
    という功績を残した。

    2006-07-20 02:27:00
  • 29:

    名無しさん

    『プロジェクトX
    風邪薬からシャブを
    〜シャブ開発に命をかけた鳶〜』

    2006-07-20 02:30:00
  • 30:

    名無しさん

    ?

    2006-07-20 07:01:00
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