小説掲示板【魔の召使い】のスレッド詳細|夜遊びweb関西版

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【魔の召使い】

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  • 1:

    享楽 ◆MWWd7XAwZQ

    冬も深まり始めた12月の事だった。友人のトモキが自殺した。原因はいじめ…。トモキとは幼い頃からの友人であり、よきライバルだった。だがいじめの事については一言も相談してくれなかった。トモキは俺に心配をかけないように自分一人で抱え込んでいたのだ。   《ちくしょう!!トモキの奴いじめなんかに負けやがって!なんで俺に相談してくれへんかったんや?力になってあげる事もできたかもしらんのに…》       疑問ばかりが頭の中をかけめぐる。考えても考えても答えなどでるはずもない。そうして俺が考えている間に形式だけの葬式は終わりを迎えようとしていた。火葬場に迎う前に最後にトモキの顔を見る事ができた。 マネキンのように無表情で生気のない顔だったが俺にはトモキがとても悔しがっているように見えた。

    2006-04-10 22:36:00
  • 141:

    享楽 ◆MWWd7XAwZQ

    店の外に出た時、男の姿を探してみたがやはり男はどこかに行ってしまっていた。俺はさっき男から聞いた事を試してみたくなり帰り道を急いだ。駅前の交差点で信号待ちをしていた時だった。《んっ?あれオカンちゃう?》向かい側の道路をオカンが歩いていた。よく見ると見たこともない男と腕を組みながら歩いている。《あれ誰やねん!》どう見てもオカンといるのはオトンではない!俺はこっそりと二人の後をつけた。ばれないように距離を保ちながら慎重につけていく。二人は後ろなど振り替える事もなく仲良く歩いていく。少し歩いた後気が付くとホテル街に着いていた。《まさかな、それはないやろ。》俺がそう願っていたその時、二人はホテルの中に消えていった…。

    2006-04-23 20:18:00
  • 142:

    享楽 ◆MWWd7XAwZQ

    俺は今見た事がとても信じられなかった。《うそやろ?オカン今まで俺とオトンだましてたん?》俺はショックで震えがとまらなかった。しばらくその場に立ち尽くした後、ここにいても何も変わらないと思い俺は家に向かって歩きだした。

    2006-04-23 20:26:00
  • 143:

    享楽 ◆MWWd7XAwZQ

    家に着きベットに倒れこむ。しばらく経つとぐちゃぐちゃになっていた頭の中が少しづつ整理されてきた。それと共にオカンの不倫に対して怒りが込み上げてくる。《不倫なんかしやがって!オトンが知ったらどんだけ悲しむか。でもオトンにこの事言うんは辛いし…。少し懲らしめてやろう!》俺はしもべの本を取り出した。しもべは何も言わずにじっとこっちを見ている。《ちょうどいい。ガイコツをパワーアップさしたら一番初めに試してみよう。》そう思いガイコツのページを開いた。

    2006-04-23 20:38:00
  • 144:

    享楽 ◆MWWd7XAwZQ

    ガイコツのページを開くとなぜかこの前に垂らした血は消えていた。《あれ?おかしいな?こいつやんな?何で血の跡がないん?確かに垂らしたはずやのに…》俺はガイコツに聞いた。 『これってお前やんな?』ページの絵を指差しガイコツをじっと見つめる。  「はい。いかにもこれは私でございますが…何か?」『いや、俺が契約の時に垂らした血の跡が消えてるからさ、なんでやろって…』「血の件でございますか。ご主人さまの血液は私が頂きました。なのでここには残っておりません。ご主人さまの血液を元に私は作られるのでございますから。心配なさらずにどうぞそのページに、血液を垂らしてくださいませ。」    ガイコツはなぜか少しあせっている様に見えたが、別に気になるほどでもなかった。

    2006-04-23 20:57:00
  • 145:

    名無しさん

    2006-04-24 10:32:00
  • 146:

    名無しさん

    あけ

    2006-04-24 13:19:00
  • 147:

    名無しさん

    もー書かんの?

    2006-04-25 00:33:00
  • 148:

    おれ

    あげ

    2006-04-25 05:39:00
  • 149:

    享楽 ◆MWWd7XAwZQ

    《さて、やるか!》机の引き出しを開けカッターを取り出し、指にあてた。《ふぅーっ。》と息をつきカッターを一気に手前に引いた。……ズキッ。《痛い!》指を真っ赤な血が伝い本にポタポタと落ちる。その瞬間『ぐわぁぁぁ。』    急にガイコツが苦しみだした!《えっ!何?なんで?》急な出来事に俺は少しパニックになった。ガイコツは机の上でのたうち回っている!とても苦しそうだ。『おい!大丈夫か?』  俺はガイコツが心配になり声を掛けた。するとガイコツの動きがぴたっと止まった。

    2006-04-25 20:19:00
  • 150:

    享楽 ◆MWWd7XAwZQ

    《死んでないよな?》俺は確認のため近くにあったペンを取りガイコツを突こうとした。すると急に本がパタンと閉じガイコツの体が光だした!その光はどんどん強くなり部屋を包み込む!眩しすぎて目も開けてられない。俺は目をつぶり光が治まるのを待った。2、3分ぐらい経った時、目を閉じていても光が治まっていくのがわかった。俺はゆっくりと目を開けた。

    2006-04-25 20:27:00
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