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大阪心中24時50分

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  • 1:

    NN

    携帯電話ってものが存在してるのに 人と人の距離は全く埋まりそうにない それどころか日々遠のいているような感覚にさえなる どうしてだろう どうして携帯電話ひとつでここまでひどく憂鬱な気持ちになるのだろう 寂しい夜は 電話で声が聞きたいんじゃない 抱きしめたいんだと 強く思った

    2005-12-16 15:49:00
  • 151:

    名無しさん

    東京心中読まなくても話分かるけど読んだ方が、人物がどんなんかとか分かると思う!

    2005-12-25 14:33:00
  • 152:

    名無しさん

    読んだ方が面白さ二倍やしねっ☆彡

    2005-12-25 17:36:00
  • 153:

    名無しさん

    とりま東京読んでみ?かなり時間早く感じた?

    2005-12-26 00:36:00
  • 154:

    NN

    ◆あたしは教室をのぞく。何だかとゆうちゃんと顔を会わせるのが気まずい。憎きカムイのキスがあたしの頭を混乱させてる。今は2限。物理。だけどもう教室に入ったって欠席だ。どこかで時間を潰そう。あたしは携帯メールを送る。((今日は3限から行くわ。体調治ったし安心してな))こんな感じでいいやんな。心の中でつぶやく。あたしは暗くなった体育館裏に座り込む。タバコを取り出す。もう12月。体が寒い。

    2005-12-26 00:45:00
  • 155:

    NN

    「おーヤンキーはっけーん」一瞬にして鳥肌が立つ。この声。白の派手なファーに細身の黒パンツ。カムイが鼻を赤くして笑っている。こいついつから…。あたしはカムイをにらみつけるようにして見ると、存在を無視するかのように黙ってタバコに火をつける。「サボリなんー?」カムイが笑う。あたしのタバコの煙がカムイのあまったるい香水の匂いにまみれる。「俺はサボリやねんけど。もー物理意味わっからへん!」またカムイは笑う。反応せず『無視』するあたしの顔をのぞく。「なぁ聞いてるん?」

    2005-12-26 00:46:00
  • 156:

    NN

    「あんたと話したくない」短く答える。カムイに隙を見せたら最後なんだ。カムイがいると、頬を通る風が妙に冷たく感じる。ゆうちゃんのそばにいる時は雪が降ろうともあったかいのに。「キスしたこと怒ってるん」いきなりそうきたか。しゃがみこんで視線を合わせるカムイ。どうしてあんたはそうなの?どうしてそんな目で見るの?頭の中が壊れそう。「あんたねホストやのになんでそんな無神経なん」「俺、ホストとしてジュリちゃんにキスしたわけちゃうよ。田村カムイとしてキスしたんや。俺はホストやけど普通の男やん。ホストとして、ちゃうくて、男として、キスしたんや」

    2005-12-26 00:47:00
  • 157:

    NN

    カムイの目が恐い。輝くように綺麗で、深みがある。見つめられると動けなくなる。その目があたしに金縛りを仕掛けてくる。「何それ、カムイのいってることの意味わかれへん」金縛りにあたしの必死の抵抗は全く効かないようだ。「わかるやん、俺、ジュリちゃんのこと好きなったみたいやねん。やからキスした」なんなんそれ。なんなん。どうしてあんたはそんなことをいうん?頭の中で次々に言葉がが溢れかえる。

    2005-12-26 00:48:00
  • 158:

    NN

    「うるさい。もうあたしに話かけんとって絶対」あたしは腰を上げる。教室に戻ろう。カムイと一緒にいたくなかった。この空間に一緒にいることがあまりに苦痛すぎた。「なぁ好きになるのって愛するのって、相手に許可とらなあかんの?好きになりました好きでいてええのって相手に許可とらなあかんの?」あたしは振り返らない。振り返ったらあたしはまたカムイの金縛りから動けなくなる。

    2005-12-26 00:50:00
  • 159:

    NN

    「今許可もらうわ!ジュリちゃん、俺、ジュリちゃん好きなった!好きになったししゃーないやん、好きになった、好きになった、好きでおるから!」俺は声を張り上げる。ホストとしてちゃう。男として。声を張り上げた。きっと想いは伝わらない。かまわない。届かないならせめて声に出すんだ。

    2005-12-26 00:50:00
  • 160:

    NN

    人を好きになることは案外簡単だったのに、だけどそれを秘密にしておくことが予想以上に難しいのはどうして。深い傷よりもかすり傷が胸に染みるのはどうして。何度もセックスしたはずの女よりあの日一度だけキスした女が忘れられないのはどうして。人間なんて矛盾だらけだと思ってたけど、それは人間じゃなくって俺だってことに最近気がついた。

    2005-12-26 00:55:00
  • 161:

    NN

    ◆2限が終わり休憩に入った教室は、一気に騒がしくなる。あたしは教室のドアを開ける。窓際にゆうちゃん発見。あたしが微笑むとゆうちゃんもあたしに気がついて微笑む。こんな瞬間を守りたい。あたしが椅子に座ると同時に「安藤さん」と声をかけられる。顔を上げると、同じクラスの女の子が3人立っている。ギャル系?っていう言い方はもう古いのだろうか。そんなことを考えた。

    2005-12-26 00:56:00
  • 162:

    NN

    「何?」あたしが返事をすると、「あんな」と言い出しにくそうに右端の茶髪の女の子がつぶやく。「安藤さんってカムイくんと付き合ってるん?」硬直。まさにその言葉が正しい。不意に何秒か間があく。そしてやっと口を開くことができた。「ありえない!ないない!!」あたしは両手を必死に振る。こんな誤解がどこからうまれたのだろう。あたしはないないない、と何度繰り返しただろうか?あまりにあたしが否定したのを見てか、3人の女の子はそうなんや、そうなんや、と苦笑いをして「なんか仲よさそうにしてるやん、最近。それで気になっただけやから、ごめんな」と丁寧に謝ってくれた。

    2005-12-26 00:57:00
  • 163:

    NN

    付き合ってるなんて思われてるなんて..あたしは一気に『病んだ』状態になる。そんなあたしを横目に、教室にやってきたカムイは相変わらずニコニコしていた。

    2005-12-26 00:58:00
  • 164:

    NN

    ◆年末を迎えた街は、「去年」を「過去」にすりかえることで何かが変わると期待してるのかな。だとすれば、人間なんてなんて都合のいい生き物なんだろう。「今年」が「去年」になっても「去年」が「過去」になったとしても癒えないものはあるとわかってる、なのに、毎年期待するんだ。過去になればすべてが癒えるかもしれないと。

    2005-12-26 00:59:00
  • 165:

    NN

    深夜3時。寒い寒いと1人でつぶやき歩く。あたしはタクシーを目で追う。早く帰ろう。何でこの街は深夜に近づけば近づくほど深みを増すのだろう。こんな生活も後二週間で終わるんだ。今年で全部終わる。来年は去年のあたしを空白にして、新しいスタートを切るんだ。あたしは携帯を握り締める。最近不安になると携帯を握るクセがついた。携帯を握ればゆうちゃんの存在を確かめられる。

    2005-12-26 01:00:00
  • 166:

    NN

    結局嘘を重ねて嘘を守り、嘘で固めた過去を引きずったまま、あたしはゆうちゃんと幸せになろうと夢見ていた。「来年になればきっと真っ白な自分になれる」と。今思えば、来年になることは去年が全て消えるわけじゃない。嘘の鎖が増えていくだけのこと。あたしは、それに気付かないフリをしていた。

    2005-12-26 01:04:00
  • 167:

    かぉりん

    ぁげ????
    大阪心中と東京心中サィコーだにゃん??
    バリぉもしろぉぃッッ≧Д≦

    2005-12-26 11:52:00
  • 168:

    名無しさん

    2005-12-26 14:07:00
  • 169:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 170:

    名無しさん

    この人ほんっまうまいなぁ

    2005-12-27 01:39:00
  • 171:

    名無しさん

    2005-12-27 15:09:00
  • 172:

    名無しさん

    頑張ってね????????

    2005-12-28 01:00:00
  • 173:

    名無しさん

    Nサン普段夜遊びで何の小説見てますか?

    2005-12-28 15:26:00
  • 174:

    NN

    更新おくれてすみません感想ありがとうございます。小説ですか。おまめさんの作品が好きです。完結されてますが、サルビア、ゆめみたもの、も好きでした。年末です、寒いですね、みなさん体には気をつけてください。

    2005-12-28 16:06:00
  • 175:

    NN

    ◆―今日は急いで帰るから 早く抱きしめてね―日曜日、あたし達は初めてのデートをすることになった。午前10時、ファッションビルの前に集合。午前に待ち合わせのデートなんか18年間生きてて初めてだった。あんまりケバケバしいカッコウはやめよう、と思いつつ、前日の深夜、タンスを開けるとどうにもこうにもケバケバしい服ばかりで、頭を抱えた。しかも黒ばっかりだ。

    2005-12-28 16:07:00
  • 176:

    NN

    すると玄関のチャイムが鳴る。あたしがチェーン越しにドアを開けると「ジュリたん、ジュリたん」とシュナが大騒ぎしている。深夜の騒音、とでもいうべきだろうか。「どうしたん」あたしがドアを開けるとシュナが飛び込んでくる。「あのねっ日曜日、シュナ、カムイをデートに誘えたのーっ初の店外だよぉー」あたしの腕を掴んで、シュナは本当に嬉しそうに騒ぐ。カムイとデート..考えるだけでぞっとする。

    2005-12-28 16:09:00
  • 177:

    NN

    「で、洋服が決まらないんだぁー今日いーっぱい買ったんだけど何と何あわせていいのかわかんなくってっ!」「あたしもあしたデートやねん、彼氏と」そういうと、シュナはマジー!?っと声をあげる。シュナの様子を見て、あたしも微笑む。結局、中身や外見が全然違っていても恋する気持ちは同じってことだ。「じゃあ一緒に洋服選びあいっこしよーっ」「うん」シュナを部屋に入れる。

    2005-12-28 16:12:00
  • 178:

    NN

    シュナの何処からか、甘い匂いがする。カムイと同じ匂いだ。香水まで一緒の使ってるんだ..あたしは少し驚いた。「そうだ、シュナ」あたしはポットからお茶を取り出し、テーブルの上に置く。「何?」シュナがTVを横目で見ている。画面にはジャニーズアイドル。シュナはジャニーズ好きでもあるらしい。「あたし今月いっぱいで仕事やめるねん。寮も出てく」「え!!??」シュナが目を大きくする。TVから流れる流行の歌が少しうるさい。

    2005-12-28 16:13:00
  • 179:

    NN

    「何で?ねぇ何で?彼氏にばれたの?」「ばれたとかじゃないねん。まだばれてないから、今ならって。」あたしは湯飲みをシュナに手わたす。お茶が揺れて湯気があふれ出す。「そうなんだ…。それでいいの?過去は隠しても消えないよ。シュナなら、正直にいうけどな。」過去は隠しても消えない。わかっていることだ。「何がいい仕事で何が悪い仕事とかって他人に評価されてるなんておかしいことだよね」シュナは悲しそうにつぶやく。あたしはただ小さくうなずいただけだった。

    2005-12-28 16:14:00
  • 180:

    NN

    仕事のよしあしは他人に評価されることなんかじゃない。確かにそうだけど。「仕事を辞めて堂々と愛する人を愛したいだけやねん」そう言うだけで精一杯だった。中学の頃グレてしまったあたしは、真面目な子をダサいなんて笑ってたけどまっすぐ生きてる彼らが眩しかった。グレるなんていつだって誰だってできること。何にも惑わされずまっすぐ生きていくほうがよっぽど難しいよ。

    2005-12-28 16:15:00
  • 181:

    NN

    恋愛だってきっとそうだ。何千人とエッチしようがそんなことは自慢にはならない。たった1人。たった1人でもいいんだ。1人をどれだけ愛することができたか、まっすぐに愛せたか、じゃないか。

    2005-12-28 16:16:00
  • 182:

    名無しさん

    凄くファンです!この小説読んでたら心が綺麗になる急がして(>

    2005-12-28 18:31:00
  • 183:

    名無しさん

    2005-12-29 06:03:00
  • 184:

    NN

    訳あって、書けなくなってしまいました。
    途中ですが削除しますm(__)mすみません!

    2005-12-29 06:52:00
  • 185:

    DELI

    話うまいっすね?なんか先がほんま読めへん??主さんの小説めちゃ好きです??

    2005-12-29 07:00:00
  • 186:

    名無しさん

    てかまぢ?潰し?どっち?

    2005-12-29 07:02:00
  • 187:

    名無しさん

    ふつーに荒らしやろ

    2005-12-29 07:23:00
  • 188:

    NN

    本当にすみませんm(__)mまた機会がぁれば書かせてもらぃますm(__)m

    2005-12-30 02:38:00
  • 189:

    まあ

    荒ら∪ゃろ?!+ニ゙っτIPぉカ|∪ぃもーンo(д≦`*o)主さωのIPゎ218〜ゃのιニ、書くの辞めるっτカキコ∪τる人のIPゎ210〜ゃ∪!!

    2005-12-30 05:55:00
  • 190:

    名無しさん

    意味わかめ

    2005-12-30 06:27:00
  • 191:

    名無しさん

    主さんは小文字の「ぁ」とか使わへんやん!

    2005-12-30 07:55:00
  • 192:

    名無しさん

    ↑それは小説書いてる時だけ。
    IPなんか毎回変わる。
    しかも案の定更新されてない

    2005-12-30 15:14:00
  • 193:

    名無しさん

    ?

    2005-12-30 15:38:00
  • 194:

    名無しさん

    2005-12-30 16:12:00
  • 195:

    NN

    更新遅れてすみません..。。上のNNさん?は私ではないです。更新がまばらで、迷惑をかけていますが、荒らさないで下さい。最近は年末で忙しくてのぞきにくる時間も少なくなっていて、すみません。できるだけ更新するように努力しますので..。本当にすみません。

    2005-12-30 16:19:00
  • 196:

    NN

    仕事中は鏡を見ないようにしてる。すごく醜い顔をしていると思うから。「海でナンパされた大学生、一回やっただけなのにまた会おう会おうってしつこくて」なんて会話を何度も何度も繰り返すクラスメイトにちょっと嫌気がさす。「その話、聞いたってば」って話を中断させる子もいない。ヒガミやん、って思われるからかな。みんな、あたしも、あたしだってこんなことしたんだ、って熱心に、過激さを争う。会話のストリップショーみたい。

    2005-12-30 16:21:00
  • 197:

    NN

    あたしはベットから飛び起きる。「もしもし?」とっさに画面を確認せずに電話に出ると「あーもしもし?」と、聞きなれた声がした。カムイだ。後ろでは爆音でヒップホップがかかってる。あたしは通話ボタンを切った。「よりによってカムイ..」あたしは携帯の電源を切る。カムイなんて、話したくないし顔も見たくない。隙を見せたら、あたしの中に入りこんできそうで怖い。

    2005-12-30 16:30:00
  • 198:

    NN

    結局、あたしは「ゆうちゃんのため」と言ってカムイと連絡を取らないようにしていただけ。「ゆうちゃんのため」といって自分をセーブしていただけ。恋愛に満たされれば満たされるほど、人間は欲望が強くなる。満たされなくちゃ寂しいのに、満たされた途端欲にまみれるなんて、人ってなんて難しい生き物なんだろうか。

    2005-12-30 16:35:00
  • 199:

    NN

    同じ頃、カムイは店のバックヤードで1人携帯を握り締めていた。いきなり切ることないやんか、独り言がもれる。フロアーでは耳がおかしくなりそうなくらいのボリュームでかかり続ける音楽、酒と煙草と香水に埋もれるソファ、嘘を隠すかのように暗く光るライト。「なぁ頼むわー今月ぜんぜん会いにきてくれてへんやんー」隣では先輩のサクラさんが携帯片手に『営業中』。

    2005-12-30 16:43:00
  • 200:

    NN

    どんだけかっこつけたって、どんなにかっこいい人かて、女から金とって生活させてもらってるって思えば、全然かっこよくないって思える。それなら、どんなにブサイクでも汗水たらして働いて女1人生活させてやってる男の方が立派に決まってる、と、誰かが言ってたのを覚えてる。財布に入ってる金、壱万、例え千円でも『女の子が働いて得た金』には違いないはずだ。こうして毎日飲んで吐いて、稼いだ金を『恥ずかしい』と思うようになってしまったのはいつからだろうか。

    2005-12-30 16:47:00
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