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優しい温度
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1:
みゆ
実体験にちかい感じの話です?頑張って書きます?
2005-06-27 00:12:00 -
11:
みゆ
「…あんなやつやめとけよ」涼が真剣な顔をして私にいった 「サクさんにみゆのこと色々きいた。サクさんは今あのアキってこと同姓してんねんで…みゆのこと大切でいろんなことかたずいてアキと切れたらみゆに連絡するゆってたくせにみゆと元に戻る自信がなくてアキといるうちにアキを本当に好きなったんやってさ。。あいつはそんなもんすぐ違う誰かを好きなんねん。でも俺はみゆのことずっと気になってたのに…」涼の話が終わらないうちに私は用事思い出したっと涼を振り払って家に足早にかえった 涙が流れる前に。。
2005-06-27 01:34:00 -
12:
みゆ
その日から眠れない日が続いた 涼のゆうとおりサクは弱い男でサクにとって私の存在はもう消えてるんだろう。。と考えるとむなしくなってまた笑顔が私の中で消えはじめてしまいそうだった
2005-06-27 01:41:00 -
13:
みゆ
このことを知っているのは店の友香だけだ 美佐と楓はホスト狂いと店でも有名だったのでホストに興味ないといって避けていたのに。。つくづく断れない私って嫌だなと思いながら美佐と楓に連れられて着いた店は白を基調とした小さくも大きくもないにぎやかな店だった
2005-06-27 01:50:00 -
14:
みゆ
美佐「この店一回いきたかったんよね!みゆちゃん大丈夫?緊張してない?」美佐はかなりテンションがあがっている様子だった 「うん。まぁ…」私は一応苦笑いしてそう答えておいた本当は帰りたかった やっぱり店に入るとサクのことが頭によぎった 胸がしめつけるように痛くなっていった
2005-06-27 01:58:00 -
15:
みゆ
ぼーっと私は天井をながめていた 酔ってかすむ瞳に映るのはサクの笑顔だ いつも守ってくれた腕ももうあのこの物なんやぁー。。「はじめまして!」かすむ瞳に映るサクの笑顔。。 本物!?「…サク…?」 「えっ!?なんていったん?もっかいいって!?」その言葉で私は我にかえったサクじゃなかった 本当私まいってるなぁともう一度そのホストを見上げた、、
2005-06-27 02:15:00 -
16:
みゆ
「葵っていいます」優しい笑顔だった はじめて出会ったころのサクに笑顔が重なった。。決して目につくような目立つ男じゃないけど綺麗な黒髪によくみるとすごく整った顔だち 透き通った肌、吸い込まれるようなまっすぐな瞳をしていた まるですべての私の嘘が見透かされるような。。
2005-06-27 02:24:00 -
17:
みゆ
美佐も楓も他のホストと盛りあがっていたが一瞬 葵の瞳に吸い込まれたかのように動きがとまっていた これが私と葵の出会いだった。。葵は少し変わっていた 話すこともそして私が美佐や楓に気をつかってることや恋愛でひきずってることもそんな素振りは一瞬もみせていないはずなのに全部あてられた 葵はすごく不思議な感じだった でもすごく癒された
2005-06-27 02:36:00 -
18:
みゆ
そして時間になり葵はよかったら連絡してねっと名刺をくれた でも連絡することはないだろうそお思いジャケットのポケットに名刺を無造作にいれた 美佐と楓はかなり酔っていた 酔いながら「みゆちゃん 葵ってこみればみるほどひきこまれる不思議なこやったねー」とひたすらいっていた 二人をタクシーに乗せ私も家についた その日は安心して眠れた
2005-06-27 02:43:00 -
19:
みゆ
それからはサクのことを思い出すことはあったが仕事に打ち込んで考えないようにしていた 強くてサバサバした女を演じていた 本当に無理をしていた ある日友達と仕事がおわりご飯を食べて話がもりあがり昼前ぐらいになっていそいで家にかえろうと歩いてる時だった …サク 今度はほんとに本物のサクだった そのとなりにはアキがいた 私はぼんやり二人がタクシーに乗り込むのをみていた
2005-06-27 02:56:00 -
20:
みゆ
ただただ涙が頬を伝っていくのをぬぐうので精一杯だった そして私の手のひらには 葵の名刺があった そして葵に電話をしていた「葵…みゆやけど…わかる?」 「うん 今どこにおるん?」葵はわざわざ家にいたのに私の電話の様子を察してかあいにきてくれた
2005-06-27 03:05:00