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奇妙な話 短編集
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1:
H
昔みなさんがきいたことあるような話を少し手を加えて書いていきます
2006-03-28 09:51:00 -
99:
名無しさん
菜々子は息を飲んだ。 何だこの一帯は。。 ことばでは言い尽くせないが一言で言うとやばい…。いくつも群れをなす崖は遠くの方まで続いている。 この辺り一面がまるで別世界のよう。異空間。そのことばがぴったりの様な気がした。 「この辺で止めますで?」タクシーは静かに止まった…。
2006-04-14 08:48:00 -
100:
名無しさん
「心配無用ですって!なんの為の特殊カメラだと思ってるんすか!」と撮りながらあっちゃうは言う。 「失敗は許されないんだから。二度とこんなとこ来たくないってば。冗談じゃない。」菜々子は一人呟いた。強烈なこの場所は頭をひねらなくてもどんどん文章が浮かんでくる。まとめるのが大変なほど。この恐怖を伝えたい一心で菜々子は執筆に没頭した。また、あっちゃんもひたすらに撮り続けていた。
2006-04-14 09:03:00 -
101:
名無しさん
一刻も早くこの場を離れたい。互いの気持ちが手にとるように分かる。 10分ほどで先程のタクシーが来てくれた。 「ありがとうございます。いやぁお疲れさんやったな!」タクシーに乗り込むなり菜々子はほっとした。 終わった。。。長い一日がようやく終わった。安心感、疲労感が一気に押し寄せる。張り詰めていたものがほどけた。ふとあっちゃんを見ると爆睡している様。「よく頑張ったわねありがと。」相手が寝てるからこそ菜々子はこう言える。
2006-04-14 09:16:00 -
102:
名無しさん
菜々子はひそひそ声でおっちゃんにこう言った。 「大阪までこのまま行ってちょうだい。」疲れてるカレの為の菜々子の心遣い。 菜々子も眠りについた。
2006-04-14 09:19:00 -
103:
名無しさん
おもろい(^^)v
2006-04-14 09:36:00 -
104:
名無しさん
菜々子はこの時すっかり忘れていた。 そう。車は利用してはいけないということ。
2006-04-14 10:22:00 -
105:
名無しさん
109さんありがとうございます?あっと驚く結末を用意してるので良かったら最後までお付き合いして下さいね?
2006-04-14 10:25:00 -
107:
名無しさん
キィーーー!ガタンッ。 急ブレーキで大きく体を揺さ振られ菜々子は目が覚めた。「いや悪い悪い。ネコが飛び出してきてね。疲れてるとこ悪いね。ささ出発だ!あれ?おかしいなあれ?」おっちゃんが慌てている。「どうしたんです?」菜々子は落ち着いていた。 「いやぁどうにもこうにもエンジンがかからんのですわ。おかしいな。」 まだ和歌山エリア。おっちゃんはぶつぶつ言いながら試行錯誤している。
2006-04-14 12:20:00 -
108:
名無しさん
菜々子ははっとした。あっちゃんの前日の怪我といい、今日の大幅な予定の狂い、そして帰りの車でのアクシデント。まだ続いている…? 「お客さん悪いけどだめや。今下のもんに来さすさかいに!」 菜々子はこんな優しいおじちゃんまで巻き込んでしまった気がした。「いえ。やはり電車で帰りますので。最寄りの駅までで構わないですから。」 待つこと5分。すぐにタクシーは到着し二人は優しかったおじさんに丁寧に挨拶をしてその場を後にした。
2006-04-14 12:26:00