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B型の女
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1:
名無し ◆/TpJW5ArEc
暇潰しにでも読んでくれ
2005-07-12 03:26:00 -
351:
『俺は、リカを傷つけた。ほんまそれは取り返しのつかんことやと思う。
だから、これからはお前守って、償っていくつもりやねん・・・』
めっちゃ噛みまくって、自分自身何が言いたかったのかよく分からなくなっていたけど、何とかリカには伝わったと思う。
リカは泣いていた。
何の感情から溢れた涙なのかは、今考えてもわからない。2005-07-27 18:56:00 -
352:
ただ、俺はまだリカを愛してるってことを伝えたかった。
『シンちゃん、もう遅いねん。もう、アカンねん』
リカが俺を受け入れてくれる事はなかった。
『ごめんな、しつこくて。帰るわ』
俺はやっと諦めがついた。2005-07-27 19:00:00 -
353:
リカの部屋を出て、リカは黙ってついてくる。
短い廊下を歩き、階段を下りてスグに玄関に着いた。
このドアを開けてしまえば、もう俺達は戻らない。
きっと、もう会うことはない。
重い重いドアを開けた。2005-07-27 19:03:00 -
354:
『元気でな。飯はちゃんと食えよ』
ちゃんと俺は笑えていただろうか。
『うん。今までありがとう。色々ごめん。好きやったで』
ガチャン
ドアが閉まった。2005-07-27 19:05:00 -
355:
なんや、やたらこの日は空がきれいやった。
そんな空見てたら、涙なんかでてこんくなった。
好きやったで。
リカの言葉が耳の奥に今も響く。
俺も、ほんまに好きやった。2005-07-27 19:09:00 -
356:
中2なんか言うたらガキなんやけど、間違いなくこん時の俺は俺なりに、精一杯リカを愛してたと思う。
今でもリカのことは思い出す。
別れてからは会ってない。
一度だけ、見かけた事がある。
相変わらず細っこい華奢い体しとったけど、彼氏と手ぇ繋いで幸せそうに歩いてた。2005-07-27 19:13:00 -
357:
なんか、それ見たときは、もう3年も経ってたし、リカに対する未練みたいなんは無かった思うけど、ちょっと複雑やったな(笑)
今もリカは幸せやろか。
俺が幸せにしてあげられんかった分、ちゃんと埋めてくれる人に大切にされてるやろか。
何となく、考えてまう時がある。
この小説書きだしたから、よけいやろな。2005-07-27 19:16:00 -
359:
リカと別れてからは、俺は学校に行かんくなった。
家に帰るのも、2ヶ月に1回くらい、金をせびりに行くだけ。
俺は、なんか心の真ん中がぽっかりあいたって感じで、ごっつ荒れてた。
生活の中心だったリカを失って、もう全てがどーでも良かった。2005-07-27 19:22:00 -
360:
来るもの拒まず、去るもの追わずで、俺は女もとっかえひっかえ遊んでいた。
酷い時なんか、3股4股。
年上の女から金巻き上げて、他の女と遊んだりもした。
ほんま、最低な奴やな。
遊びながら、俺はずっと、本気になれる奴を探してた。2005-07-27 19:25:00