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1:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
男の視点から小説をかいてみます☆実話ぢゃないし未熟な点あるとおもいますがよんでくれたらうれしいです(*´―`*)⊃
2005-11-01 09:38:00 -
2:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
俺の名前はなつ。大阪のミナミでホストをしている。最近仕事にも酒にもなれて売り上げもそこそこあがりはじめた。色はしたものの枕はしない。これが俺のやり方。本気でナンバーにはいろうと気合いをいれていた。
2005-11-01 09:47:00 -
3:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
いつものように仲のいい後輩のゆうと一緒にキャッチにでた。今日は客の予定も特になかったのであんまりやる気もなくだらだら何人かの女のこに声をかけていた。いつもの俺なら大概キャッチをあげれるのに今日はやる気もないせいかまったくだめ。ゆうもなかなかあがらず二人してだらだら座り込んで話をしていた。
2005-11-01 09:51:00 -
4:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
ゆうは俺と同い年。すこしだけ俺のほうが店に早くはいったから後輩だったが話もあうしいつも一緒につるんでいた。色も枕もないし、本当にイイヤツだった。それにめちゃめちゃかっこよかった。
2005-11-01 09:55:00 -
5:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
二人でゆっくりやすもうとエンピの横の階段にむかった。するとそこにはもう二人の女のこが座って話をしていた。
「何してんの?」
俺は暇つぶしの相手になってもらおうとそのこたちに声をかけた。
「えっ?!」2005-11-01 09:58:00 -
6:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
女のこが顔をあげた。おれはおもわず叫びそうになった。めっちゃかわぃぃ!!色白でちょっと猫みたいなくりくりのうるうるした目、童顔でさらさらの長い髪の毛。まぢおれのタイプだった。ただ顕らかにミテコだったが…
彼女はみづきといった。一緒にいた友達はハル。最初はホストってことで警戒されてたがだんだんうちとけてきて4人で話をしていた。2005-11-01 10:04:00 -
7:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
時折笑うみづきの笑顔がたまらなくかわいくて俺の下がりきっていたテンションをあげた。笑うとたれ目になるみづきがめっちゃかわいくてまぢツボだった。
4人で楽しく笑いばなしをしていると俺のケータイがなった。バックの合図だった。2005-11-01 10:07:00 -
8:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
俺はもっとみづきとはなしをしたかったがしかたなくみづきに番号をきいてもどることにした。ゆうもハルと番号を交換していた。どうやらゆうもハルをきにいったみたいだ。
そしてみづきたちとわかれ店にもどった。店に戻る途中みづきにメールをした。(さっきはありがとうな☆危ないからきをつけろよ★)2005-11-01 10:11:00 -
9:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
仕事中もみづきを思ってテンションあがりまくり、のみまくり☆調子にのってた俺!見事にづぶれた…途中からの記憶ナシ…気が付いたら夕方でソファーに横になってた。店には俺一人…ゆうのジャケットがかぶせられててゆうのやさしさにすこしときめいた。ヮラ
2005-11-01 15:20:00 -
10:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
ケータイと開くと着信十件、メール二十件…めんどくさいながらメールをひらいて返事していった。するとみづきから1通メールが入っていた。(もう仕事おわった?おつかれさま★)本気うれしかった!俺は即効返事を返した。
2005-11-01 15:33:00 -
11:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
二日酔いのだるさなんか消えていた。俺はうれしくてうれしくて仕方なかった。仕事がらたくさんの女のこに出会ってきたが仕事に絡まずかわいいとおもったのはみづきが久しぶりだった。
近くの銭湯にいきケータイを開くとまたみづきからメールがきていた。(やっほ☆あたし今ミナミいるけどどこいるのぉ?)
みづきに素直に逢いたかった。おれは(今俺もミナミ。暇やしあえるんならあおや★)2005-11-01 15:47:00 -
12:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
みづきはひとりで買い物にきていたらしくマクド前で待ち合わせをした。
マクド前でケータイをうちつつみづきを待った。すると急にうしろから肩をたたかれた。
ふりかえるとたれ目でくしゃっと笑っているみづきがいた。やばい!この笑顔まぢかわぃぃ!2005-11-01 15:54:00 -
13:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
人通りが多いのでとりあえず俺の店ではなしをすることにした。みづきの細長い手をひいて歩いた。
俺はなぜかむねがどきどきしていた。子供みたいな自分にかなりあせっていた。2005-11-01 16:00:00 -
14:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
店につくとソファーにすわり話をした。まだ夕方六時。ほかの従業員がくるまですこし時間があった。みづきはにこにこ笑いながら二人でどうでもいいような話をしていた。
その時だった。みづきがてーぶるにあるケータイをとろうと手をのばした。するとみづきの傷だらけの手首をみてしまった…2005-11-01 16:47:00 -
15:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
俺は思わずみづきを抱き締めた。なんでこんなことをするのかわからなかった。みづきの笑顔の奥の苦しさに気付かなかった自分がばからしくなった。みづきは訳が分かってないようでびっくりしていた。俺が「手首」といってきづいたようだった。
2005-11-01 16:50:00 -
16:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
みづきはまたわらった。そしてわらいながら「みつかっちゃった↓でも気にしないでよ★大丈夫やから★」みづきの笑顔はどことなく淋しそうだった。俺はみづきを守りたいとおもった。無理してなんか笑ってほしくない。本当の笑顔がみたいと…
2005-11-01 16:53:00 -
17:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
俺はなんとか笑顔をつくってみづきの頭をなでた。みづきはにこっとまた笑った。
けどリスカについては一言もきけなかった。みづきがその話にふれてほしくなさそうだったから聞くこともできなかった。2005-11-01 23:53:00 -
18:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
そんなこんなしてるあいだに時間がたった。もうすぐ従業員たちが出勤してくる。みづきを駅まで送ることにした。
駅につくとみづきはまた笑って「たのしかったよ。へんなものみせてごめんね↓」そういって手を振った。俺はそんなみづきがいとおしくてたまらなかった。何度も振り返りみづきを探した。2005-11-02 01:19:00 -
19:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
仕事中もみづきのことが頭からはなれなかった。そんなとき俺の客のカナがきた。カナはいわゆる痛い客で逆色な客…おれのことを彼氏だとおもってる。でも月に50くらいはつかってくれる太い客。ありがたい客だった。
2005-11-02 10:26:00 -
20:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
「なぁつぅ〜☆ぁぃたかったよぉ」カナは俺に寄り掛かってきた。俺は「そうやんな。ひさしぶりやな。俺もカナに会いたくてたまらんかったし。」と心にもないことばを並べた。かなはおせじにもかわいいとはいえなかった。
正直カナへの接客はしんどい。自分にうそをついてシャベル…すごくつかれたしカナをだましていることにすこし罪悪感もあった。2005-11-02 19:13:00 -
21:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
でもこれは仕事。カナがいなかった俺の売り上げはいっきにさがる…今日もまたカナへの作り笑いで疲れていた。カナはそんな俺をよそに話つづける…
「なつぅ?今日カナのおうちくるよねぇ?なつきてくれないとカナ淋しくてしんぢゃうぅ。」
また始まった。カナは俺を毎回うちに呼ぶ。正直精神的に疲れ果てていた。
2005-11-07 17:03:00 -
22:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
なんとかカナをなっとくさせラストの送り出し…カナはしぶしぶタクにのって帰っていった。
そのとき…メール受信。みづきからおつかれさまのメールだった。疲れてた俺には物凄くうれしくてたまらんかった。俺はみづきにそばにいてほしいとおもった。2005-11-07 17:06:00 -
23:
名無しさん
しおり?
2005-11-07 17:40:00 -
24:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
24さんありがとう(o>_
2005-11-07 20:38:00 -
25:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
仕事が終わってから俺はみづきに電話をかけた。
「もぉ∪ぃ(・・?)」
かわぃらしいみづきの声がした。
「みづきぃ?俺なぁ、おまえのことスキやねん。辛い思いさせるかもしれんけど俺のおんなにならへんかぁ?」
俺はどきどき∪ながら言った…2005-11-07 20:41:00 -
26:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
「なつ…みづきの腕みたやろ?みづきはなつにスキになってもらう資格ないねん」
「なんやねんそれ?俺はみづきがスキやから。俺が守ったる。」
そのとき…後ろから男の怒鳴り声が聞こえた…2005-11-07 20:49:00 -
27:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
「ごめん。またかけるよ!」みづきはびっくりしたように電話を切った。
俺は何が何だかわからず唖然としていた。
2005-11-07 23:13:00 -
28:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
気が付くといつのまにか寝てしまっていた。夜8時、仕事まで少し時間があった。寝起きのケータイチェック。開くとみづきから続けて着信がはいっていた。
俺は朝の電話を思い出した。なにかあったに違いないとみづきに急いで電話をした。
2005-11-08 09:48:00 -
29:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
「もぉしぃ。」
みづきの今にも泣きだしそうな声にびびった。
「なんかあったんか?俺はみづきがスキや。電話でれんくってごめんな。」
するとみづきが大声で泣きだした。そして泣きながらみづきは話はじめた。2005-11-08 09:51:00 -
30:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
「みづきななつスキやねん。でもなつに愛してもらう資格ないねん。」
「なんでやねん?なんでも受けとめるからはなしてくれへんか?」
「みづきなぁ、、、きらわんといてなぁ。」
みづきは俺に全部話してくれた。正直、驚くないようばかりだった。2005-11-08 09:54:00 -
31:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
みづきは10歳の時に両親を事故でなくした。そして伯父夫婦にひきとられ、そだてられたが、伯父はおさないみづきにいたずらをしにくるらしい。13のとき、ねているみづきの布団にはいってきた。リストカットもその時から。伯母は伯父をとられた腹いせにみづきにあたるらしい。殴る、蹴る…でもみづきは育ててもらってる分なにもいえなかった。一人でずっとたえてきたのだ。
2005-11-08 10:00:00 -
32:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
今朝聞こえた怒鳴り声はおじだったらしい。そして今日も伯父に…
「みづきは汚れてるねん。汚いねん。だからなつに愛してもらう資格なんかない。」みづきは泣きながら声にならないようにいった。
俺の目には自然と涙があふれた。みづきが汚い手で触られてる時、涙をながしている時、俺は寝ていた。何もできない自分を、何も知らなかった自分を情けなくおもった。2005-11-08 10:04:00 -
33:
名無しさん
?しおり?続き待ってまぁす?
2005-11-08 11:13:00 -
34:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
34さんありがとう(o>_
2005-11-09 19:45:00 -
35:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
俺はみづきを俺の家に避難させることにした。これ以上みづきを傷つけさせない!俺がまもる!
みづきに家の住所をきき、急いでタクにのる…その間、心配だったから電話をずっとつないだままにしていた。2005-11-09 19:48:00 -
36:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
タクにのってる時間がとてもながく感じられた…
やっとのことでみづきの家につき、みづきのもとへと急いだ…
扉をあけるとぐったりとよこたわったみづきがいた…2005-11-10 18:15:00 -
37:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
みづきをだきあげると化粧も涙でぐちゃぐちゃでいつものみづきとまるで違った。そして手首には…
俺はみづきを強く抱き締めた。みづきの細い肩はふるえていた。一人ですべてを抱えて逃げることもたすけを求めることさえできなかったみづき…おれはみづきを本気で救うと心に決めた。2005-11-10 18:18:00 -
38:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
みづきをうでを消毒し、包帯をまいた。幸い縫うほどの傷ではなかった。
そしてみづきを俺の家で一緒にすむようにいった。最初みづきは嫌がってたがおれの強引さについてくることにした。俺は何があってもみづきを守る。もうかなしませたりしない!2005-11-10 18:22:00 -
39:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
俺の家につくとみづきはおちついたように眠りについた。とても可愛く愛しかった。おれも少し安心した。そして今日は仕事を休むことにした。今日くらいはみづきについててやりたかった。
2005-11-10 18:24:00 -
40:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
みづきの寝顔をみてるうちに俺もいつのまにかねむってしまった。
ほっぺたをつねられる感触で目がさめた…
めをあけると…
「おはよぅ」
可愛らしいみづきがほほえんでおれにキスをした。
「おはょぅのチュウだょ☆」
かわいすぎる!!みづきをおもわずまた抱き締めた。2005-11-10 18:28:00 -
41:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
久しぶりのやすらぎだった。アッタカイ何かに包まれてるょぅな…
急いででてきたのでみづきのものはケータイくらいしかもってこなかった。しかもおやの名義のケータイ。二人で俺名義のプリケー、みづきの身の回りのものを買いにいくことにした。2005-11-17 14:53:00 -
42:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
太陽のしたのみづきは相変わらずかわいかった。あの時の笑うみづきは鮮明にやきついている…
手をつないでふたりでミナミを歩いた。普通の恋人同士みたいな…
みづきの腕の傷をかくすブレスレットを二人でえらんだ。みづきはおもいっきりほほえんでいた。2005-11-17 14:56:00 -
43:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
幸せすぎた。二人でいることが心地よくて。
部屋にかえると俺はみづきを抱いた。そしてみづきは正式に俺の女になった。ずっと二人でいれると思っていた。
夜の世界に生きる俺にはみづきはまさに光だった。まぶしすぎるくらい輝いていた。2005-11-17 18:19:00 -
44:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
今日も仕事だ。ただいつもと違う。みづきが俺を見送る。ベットから顔をひょこっとだし恥ずかしそうに「早く帰ってきてね☆」みづきがいう。仕事に行きたくない気持ちを抑えて俺はスーツに身を通し、タクに乗った。「ミナミまで」とつげ外の街灯を眺めながらみづきを思った。みづきを愛してる。
2005-11-17 21:53:00 -
45:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
店につくとケータイを開いた。昨日休んでいたので心配したメールが何件も届いていた。正直、こんな客からのメールにも癒されたりもする…
メールをひとつひとつかえしていた。みづきに申し訳ないような、客にもうしわけないような複雑な気分だった。2005-11-18 19:40:00 -
46:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
メール着信。カナからだった。(今日行ってもぃぃ?)メール返信、(もちろん。今日会いたかったし。)カナゎ4時ごろくるらしい。またカナの面倒かぁ。すこしテンションが下がった。その時またメール着信☆みづきだった。(トイレットペーパーどこぉ?)なんかかわぃぃと思ってしまった。笑また1日頑張るぞ★
2005-11-22 21:02:00 -
47:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
朝方にカナは店にやってきた。俺はそのころには結構よっていた。しかしカナはやたらシャンパンをおろした。無理矢理体に流し込む。もう途中から記憶がなかった。うすれていく記憶の中でみづきの笑顔がうかんでいた。
2005-11-25 19:04:00 -
48:
唯菜 ◆HVgrcIrdGM
目が覚めると夕方だった。もちろん店にはだれもいない。急いでケータイをひらく。いつもロックをかけているはずだったのになぜか今日はロックがかかってなかった。不振に思いながらもケータイチェック…みづきからの着れきをみてあわてて電話した。
2005-11-25 19:06:00 -
49:
名無しさん
早く書いてください?
2005-12-17 21:47:00