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絆-Kizuna-

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  • 1:

    頑張って書くので宜しくお願いしますm(__)m

    2005-06-26 01:28:00
  • 443:

    今年の夏は、きっとずっと忘れられない夏になる。四季の中でも夏って一番短く感じるけど毎年何かを残してくれた。十代の頃は海で寝っ転がって真っ黒になってたっけ。
    でも何でだろう。夏が終わりかけた時っていつも寂しくなるんだよね。暑い暑いって嘆いてるくせに涼しくなって肌寒くなると、あー今年も夏は終わっちゃうんだ・・・って。
    あっという間に時間って過ぎてて、気付けばもうこんな歳で。秋が来ればもう冬がすぐに来る。こうやって時間を短く感じるようになったのも年をとったからなんだろうか。

    2005-08-05 03:02:00
  • 444:

    「そろそろ行こっか。もう日も暮れてきたし」
    あーぁもう終わりかー。たくさん遊んで歩き疲れてるのに帰るってなると帰るのが嫌になったりする。子供だよねホントに。
    駐車場まで晃太と手を繋いで歩いてる時、ふと後ろを振り返ると二つ並んで伸びる影を見て笑ってしまった。長い晃太の影と短い私の影。実際も差がありすぎるわけなんだけどこうして見ると変な感じだ。
    子供の手を引く大人って感じで。
    「どうした?一人で何笑ってんだよ」

    2005-08-05 03:10:00
  • 445:

    「なんでもないよー」
    そう答えると晃太を見上げて改めて思った。大きいなぁって。背中も手も全部大きい。だから守られてるなぁって感じになる。
    ホワホワした気分で駐車場に着くと私は肝心なことを思い出した。今から・・・そうだ、晃太の実家に行くんだった。私は一瞬で目が覚めた。凄い緊張感でいっぱいになった。車が進むと、晃太はハンズフリーで電話をかけだした。
    (PPPPP)
    呼び出し音だけでドキドキだ。

    2005-08-05 03:17:00
  • 446:

    (え?本当なの?でもお母さんもお父さんもさっきご飯食べちゃったわよ)
    「マジで?んー分かった。じゃあ食ってから行くよ。あと今日は泊まらないからね」
    (そう・・・じゃあお父さんにも話しておくから。気をつけて来なさいね)
    プーップーッ。電話は切れた。私の緊張に気付いたのか晃太はお笑い芸人のマネをしたり和やかな雰囲気にしようとしてくれる。
    「大丈夫だって!本当普通の親だからさ。っつーか何食う?横浜でもいい?」

    2005-08-05 03:31:00
  • 447:

    私はコクッとうなずいた。横浜かぁ・・・みなとみらいとか超キレーだしベイブリッジとか都内より夜景もむちゃくちゃいいんだよね。
    「すげーうまい海鮮料理の店があるんだけどさ、須藤に教えてもらってから一緒に通ったりしてんの」
    「そうなんだぁ。じゃあ有名人ご用達のお店なんだね」
    「有名人?えっ俺らのこと?」
    俺らのこと?って。ハハッ、他に誰がいるのよ。ホントに自分のこと分かってないなぁ・・・。

    2005-08-05 03:42:00
  • 448:

    「エビ好き?」
    運転しながら晃太が聞いてきた。
    「うん。けっこう好きだよー」
    「マジで?そこの伊勢海老チョーうまいよ。ホントにホントに。多分ね、エビにありがとうって思うくらい」
    晃太は時々変な例え方をする。でも意外に分かりやすかったりするんだよねー。エビにありがとう・・・か。一体どんな味なんだか。

    2005-08-05 03:47:00
  • 449:

    横浜に着くまでの間も晃太は伊勢海老の話とかアワビの話をずっとしていた。ホントにそのお店がよっぽど好きなのかなぁって思った。
    「もうすぐ着くよー」
    それから少し走ると晃太はとあるビルの前に路駐した。
    「着いたよ。ここの2階」
    私達は車を降りたけど、人がたくさんいたせいもあって少しずらして二人別々にビルに入った。

    2005-08-05 03:55:00
  • 450:

    晃太が先に入って、そのあと私もビルに入った。階段を上がり2階につくとお店の入口で晃太が待っていた。
    店員さんが気付いてドアを開けてくれると長いカウンターだけの料亭みたいな雰囲気で落ち着いた感じがする。
    一番端の席に座った私は壁際にある大きい水槽に目をやるとたくさんの魚が泳いでいた。お任せで頼んでもらってると、晃太はいつもの飲みたい顔をした。
    「いーよ!由里運転するから」
    「マジ?ごめんなーいつも」

    2005-08-06 16:28:00
  • 451:

    名無しさん

    絆って亀梨クン?

    2005-08-06 16:30:00
  • 452:

    そう言ってビールを頼み、おいしそうに飲む晃太を見ていると、可愛いなぁって思える。それから出された料理を食べ始めたんだけど本当に目で見てるだけで満たされるような創作料理で食べるのがもったいなくなった。
    晃太が熱弁してた伊勢海老料理は言ってた通りめちゃくちゃおいしくてこれなら納得っていうか私も虜になってしまった。
    お店も雰囲気が良くていつもみたいにジロジロ見てくる人もいないしカウンターだから気にしないで済むし居心地がいい。

    2005-08-06 16:36:00
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