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絆-Kizuna-

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  • 1:

    頑張って書くので宜しくお願いしますm(__)m

    2005-06-26 01:28:00
  • 423:

    「まぁとりあえずどんなやつか楽しみにしてるよ。英二君のほうが良かったら俺は仲良くしねーからな」
    そう言って勝手に電話は切れた。あー気がめいる。どうなるんだろ。
    「あのね、弟、由輝っていうんだけど昨日から帰ってるみたいなんだー。だから家にいるんだけど」
    「マジ!?良かったー。会ってみたかったんだよね。21だっけ?」
    無邪気に話す晃太。心配してるのは私だけみたいだ。

    2005-07-30 10:05:00
  • 424:

    でも家に近付くにつれ、少し晃太の口数も減ってきた。緊張?してるのかな。それでもナビ通りに進んで行けば少しずつゴールが見えてきた。
    昔と比べて変わった風景。こんなに建物あったかな?そんな景色が目にうつる。もう家もすぐそこだったので近くにあったコインパーキングに車を止め、私達は車を降りた。
    遠征帰りだから晃太はスーツのまま。なんだかかしこまってるみたい。二人で並んで歩いていると昔から知っている近所のおばさんに会った。
    「由里ちゃーん。久しぶりね。元気なの?」

    2005-07-30 10:14:00
  • 425:

    私に話し掛けたおばさんだったが隣にいた晃太を見て驚いた顔をした。やばっ。
    「元気ですよー。おばさんも元気そうだね♪急いでるからごめんねまた今度」
    私はそう言って晃太のそでを引っ張って歩いた。
    「なんだよ由里、ゆっくり話せばいいのに久しぶりなんだろ?」
    「いいってば。晃太にびっくりしてたし。ねっ!早く行こう」

    2005-07-30 10:19:00
  • 426:

    マンションに着くと晃太は言った。
    「俺が昔住んでたマンションに似てる。よく分かんないけど懐かしくなった」
    似てる・・・んだ。少し安心した。やっぱり普通に育ってきたんだ。今じゃこんなにすごい人なんだけどね。
    玄関のインターホンを押すとお母さんがドアを開けにきた。
    「あっ、初めまして。突然ですいません。あ、矢口と言います」

    2005-07-30 10:24:00
  • 427:

    晃太が勢いよく挨拶をした。お母さんはすぐに気付き、目を丸くして驚いた。
    「あ、あ、由里の母です。すいませんこんなとこまで来ていただいて。あの、どうぞ上がって下さい」
    お辞儀しあう二人は緊張しているのか何度も頭を下げていた。お母さんに連れられ晃太とリビングに入ると由輝がテレビを見ながら座っていた。私達に気付き振り返ると由輝はびっくりした声で言った。
    「えっ?矢口?マジかよ矢口じゃん」
    それを聞いた晃太は大笑いした。

    2005-07-30 10:30:00
  • 428:

    「ハハハッそうそう、矢口だよ矢口。由輝くんだっけ?初めまして」
    「あ、あの僕びっくりして・・・矢口さんが来るって思ってなくて。あ、弟の由輝です」
    僕?由輝が僕なんて使ったの初めてだ。妹二人は学校がありその時家にはいなかった。
    「晃太座って」
    私がそう言うと晃太はまたペコッとお辞儀をしてソファーに座った。お母さんもソファーに座り、由輝はカーペットの上にそのまま座った。
    「由里、が会ってほしいって言ってたのは矢口さんだったの?」

    2005-07-30 10:37:00
  • 429:

    「う、ん。お母さんびっくりするだろうって思ったんだけどね。びっくりするなら早くても遅くても一緒だからさ」
    「あ、いえ。僕が今日由里さんに無理言って挨拶しておきたいって頼んだんです」
    「そうだったんですか。確かにびっくりしたけど礼儀正しいというかわざわざありがとうございます」
    お母さんもかしこまっている。
    「あの、初対面でこんなこと言うのは失礼かと思ったんですが。真剣に、あの結婚を見据えてのお付き合いをさせてもらえればと思いまして」

    2005-07-30 10:42:00
  • 430:

    名無しさん

     

    2005-07-31 23:40:00
  • 431:

    「じゃあ由里そろそろ行こうか」
    しばらくゆっくりした後、晃太が切り出した。
    「あ、うん・・・」
    頭がいっぱいいっぱいだ。立ち上がったのはいいけどめまいがしそうなくらい。ドキドキしてるのかどうなのか分からないけど言葉に表せない感情が心に引っ掛かっていた。
    お母さんと晃太が帰り際まで玄関先でずっと話し込んでいるのを見ていて、嬉しい気持ちもあったけど複雑な気も少しした。

    2005-08-01 22:03:00
  • 432:

    「また近いうちにゆっくり帰ってくるよ」
    私はそう言って実家をあとにした。本当は久しぶりだしもっとゆっくりしたかったけど・・・マンションを出て車まで歩いていると、すれ違った通行人が振り返ったりして晃太に気付いたりする。
    やっぱり晃太ってどこにいても目立つなぁ・・・なんでかな?オーラ?体格?有名だから?
    そんな有名人なのに車に乗り込むと急に着替え始めたり時々大胆というか訳分かんない行動する。
    「スーツって肩凝るんだよね」

    2005-08-01 22:20:00
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