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絆-Kizuna-
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1:
◎
頑張って書くので宜しくお願いしますm(__)m
2005-06-26 01:28:00 -
411:
◎
一週間前の今頃は晃太のせいでタクシーの中で泣いて帰ったんだっけ。帰ると英二が待っていて。
でももういないんだよね。首元にぶら下がった英二が幸せになれって渡してくれた天使の涙のネックレスを私は強く握りしめた。
幸せになるんだ。何があっても幸せになれる。英二から貰ったネックレスだったけど、晃太に悪い気にはならなかった。英二は晃太に私の幸せを託してくれたんだから。
そうこうしているうちにマンションに着くと、私は誰もいない晃太の部屋に帰った。2005-07-30 04:48:00 -
412:
◎
広い部屋・・・静かな空気。一人じゃ寂しく感じるなぁ。大きなベッドに横たわると、私は化粧も落とさないままいつの間にか寝てしまっていた。
(PPPPPP)
あったま痛ーい・・・目覚ましの音が二日酔いの頭に響く。まだ眠いよもう少し寝たい。そうは思ったものの迎えに行く用意もしなきゃいけないし私は眠いのを我慢して起きることにした。
シャワーを浴び、眠気覚ましにコーヒーを飲むと目もやっとパチッと開いた。今日が晃太との初めてのデート。そう思うと二日酔いだってすっかり直ってしまう。女の子って単純だよね。2005-07-30 04:59:00 -
413:
名無しさん
読んでます?
2005-07-30 05:27:00 -
414:
◎
大丈夫なのかな?そんなことを考えていると車を見つけた晃太が足早に歩いてきた。
後部座席に荷物を入れ、助手席のドアが開いた。久しぶりってわけじゃない。たった三日だったのに晃太の顔を見ると嬉しくてしょうがなかった。
照れ笑いする晃太を見ているだけで昨日あった嫌なことも全部忘れることができた。
「ちゃんと待ってておりこうさんじゃん。エライエライ」
そう言って晃太は私の頭を撫でてくれた。2005-07-30 09:06:00 -
415:
◎
「飯食った?俺ちょっとだけ小腹減ってんだけど」
「食べてないよーだって起きて急いで来たんだもん。由里も少しすいてるかなー」
何気ない会話が心地いい。と、そんな気分でいると晃太が突然びっくりすることを口にした。
「今日ディズニーランド行くじゃん。その前に飯食って、それから浦安着いたらとりあえず由里の家行こうよ。挨拶もしておきたいし」
う、浦安!?家!?挨拶!?ってマジ急すぎじゃん!私はびっくりして頭が混乱してしまった。真剣に付き合おうと言ってくれてたけど展開が早過ぎて。それよりお母さん達みんな腰抜かすよ・・・2005-07-30 09:16:00 -
416:
◎
「由里?駄目かな?」
晃太が慌てた私を見て困った顔をした。
「うん分かった。いいよ。でもお母さん達びっくりしちゃうよホントに。後で電話しなきゃね」
オッケー・・・しちゃったよ。どうしよう。うちなんて普通のマンションだし広くもないしホントに普通なんだけど・・・。
しばらく走った後、私達はとりあえず道路沿いにあったカフェに入った。注文も済み、座っているとやっぱり周りの視線が痛いほど分かった。晃太とどこかに行くといつもこうなるんだよね・・・隣にいる女誰なんだって。2005-07-30 09:23:00 -
417:
◎
晃太が忘れた携帯を取りに車に戻った時、私は慌てて実家に電話をかけた。お母さんがすぐに出て私も焦りながら話した。
「もしもし由里だけど。あのね、今日連れて行きたいっていうか会ってほしい人がいるの。っていうか英二と別れたから新しい人なんだけど」
「え!?英二君と別れた?何でまた」
「うーんそれはまたゆっくり話すから。でね、その新しい人が挨拶したいって言ってて。後で行くからびっくりしないでね」
「急に言われても・・・うんまぁ分かった分かった。じゃあ気をつけて帰ってきなさいよ」2005-07-30 09:33:00 -
418:
◎
電話を切るとちょうど晃太が戻ってきた。運ばれてきたランチを食べながら楽しそうに笑う晃太を見てるとこれから先、この人とずっと一緒にいられたらいいなってそう思った。
昨日の試合で全然打てなかった話や、後輩とご飯を食べながら野球について話したこと、晃太はたくさん話してくれた。
「由里ちゃんと聞いてる?聞いてないだろ」
晃太の話してる姿をジッと見ているとすねた顔して晃太がふくれた。
「聞いてるよー。今は晃太の顔見てたの。可愛かったから」2005-07-30 09:39:00 -
419:
◎
「なんだよそれー可愛いキャラじゃねーっつーの」
照れる晃太がもっと可愛く見えた。食事も終わりレジに向かう途中、晃太に財布を渡された。えっ?
「車出して待ってるから払ってて」
そう言って晃太は先にお店を出た。何気ないことなんだろうけど嬉しく思ったのは何でだろう。私はレジを済ましている間もずっとゴキゲンだった。そしてお店を出て車に乗り、晃太に財布を渡そうとした。
「あー持ってて由里が。」2005-07-30 09:46:00 -
420:
◎
持っててって私が?持ってていいんだ・・・。こんなこと思うのは私だけなのかもしれないけど、この人の彼女なんだなってそう思った。
「住所入れて。ナビ」
晃太に言われ、私は実家の住所を入力した。時代もホントに便利になったもんだなぁ。って年寄りじみてるなぁ私。その時私の携帯が鳴った。由輝だ。
「はいはーい何ー?」
私が出ると由輝が慌てて話しだした。2005-07-30 09:52:00