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絆-Kizuna-

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  • 1:

    頑張って書くので宜しくお願いしますm(__)m

    2005-06-26 01:28:00
  • 343:

    多分私もレイもセットせず出勤するのは初めてだった。少し考えたけどたまにはいいかなって思い、レイとそのまま六本木に向かいイタリアンレストランに入った。
    私もレイもこうしているとどこにでもいる普通の女の子だ。髪とドレスを着るだけで変貌を遂げる夜の街にはこんな私達みたいな女の子がたくさんいる。
    大人びたフリをして男を操る。そんな私達を操る夜の街。本当は誰が一番の操縦者なんだろう。

    2005-07-22 23:53:00
  • 344:

    食事も済みお店に出勤すると周りのみんなが私とレイに気付かない。
    しばらくするとロッカールームにいた女の子が挨拶してきた。それにつられて周りの子達も次々に挨拶をした。
    「誰だか気付かなかったです。二人ともイメージ全然違ったから」
    私とレイは顔を見合わせて笑った。見た目だけでそんなに違うものなんだろうか。タイムカードを押し、指名客が来店していたのですぐに客席につかされた。
    今日もまた同じ時間が始まっていく。でもレイがいたから楽しかった。同じ席に着くと大笑いできた。

    2005-07-22 23:59:00
  • 345:

    送りだしをした後、携帯を確認するとメールが二件届いていた。晃太からだった。
    【昨日ホテル着いてから?したのに何で起きたらかけ直して来ないんだよ】あ・・・やばいなぁ。二件目は【?返ってきてないね。何やってんの?仕事中だよね?何時でもいいから連絡してきて。もうホテルだし今日はずっとホテルにいるから】

    2005-07-23 00:07:00
  • 346:

    晃太のこと忘れてたわけじゃなかったんだけど。久しぶりの楽しい時間に私はいつの間にか連絡することも忘れてたいた。
    とりあえず晃太にメールを返しておこう。
    【ごめんね?昼から友達とプール行ってたの?仕事だから終わったら?する】
    そんな感じで私は客席に戻った。戻ってすぐに、また指名がかかったので行ってみるとそこには黒木さんが座っていた。

    2005-07-23 03:39:00
  • 347:

    どうしよう。この前晃太と手繋いでるとこ見られたし・・・怒るかな?不安な気持ちのまま黒木さんの席に着いた。
    「どうだ最近は」
    黒木さんは普通に私に聞いてきた。
    「普通に、まぁまぁかな?今日はどうしたの?急に来るからビックリした」
    「昨日な、英二が急にラストで上がったんだ。由里、お前本当に英二と別れたのか?」

    2005-07-23 03:43:00
  • 348:

    私が初めて夜の世界に入ってから、黒木さんはずっとよくしてくれていた。英二のことも可愛がってくれてたし、この世界のどんなトラブルでも解決してもらってきた。
    「うん。別れた」
    私がそう答えると黒木さんはジッと私を見た。
    「英二のやつ大阪行くとか言ってたぞ?この間の、あの矢口か?あいつともしかして付き合ったのか?」
    私は言うべきなのか迷った。でもきっと黒木さんは気付いてる。隠したってムダなんだ。それにここまでやってこれたのは父親のような存在の黒木さんがいたからだ。ちゃんと言わなきゃ。

    2005-07-23 03:50:00
  • 349:

    「矢口さんのことがあって英二と別れたんじゃないよ。英二とは一ヶ月ちょっと前?に別れてた。矢口さんともまだ付き合ったって言ってもついこの間だし」
    「そうか。まぁお前達二人はずっと見てきてたからな、少し残念な気はするけど。そればっかりは俺にも何もできないからなぁ」
    黒木さんは遠い目をしていた。この人に守られてきたなぁ私も英二も。六年前に会ったあの頃より老けてしまった黒木さんを見て、改めて心の中でそう思った。

    2005-07-23 03:57:00
  • 350:

    悠?

    由里たんがんばって??

    2005-07-23 04:07:00
  • 351:

    それから私が、かぶっていた別の客席に戻っていた間に黒木さんはヘルプの女の子に由里に時間できたらまた電話してこいと伝えてくれと言って帰っていた。
    それから何席も着いた後、やっとお店も終わり疲れた私はしばらくフロアのソファーに横たわったままだった。
    昼間調子に乗って動きすぎたかな?そう思いながら目をつむると晃太の顔が浮かんだ。あっ電話しなきゃ。そして私は晃太に電話をかけた。
    「ハイ」
    少し眠そうな声で晃太が出た。
    「ごめんね。今終わったの。寝てたよね?」

    2005-07-23 04:14:00
  • 352:

    「大丈夫!心配してたんだずっと。何かあったのかなって。健に聞いたら昨日遅くまで飲んでたって言ってたし。でもプール行ってたとは(笑)元気じゃん」
    晃太の笑い声が電話の向こうから聞こえる。目を閉じればそばにいるようなそんな気持ちになる。
    「明日休みだろ?何してるの?」
    ドキッとした。英二と会うことを思い出したからだ。そんなこと晃太に言えるはずがない。やましい気持ちなんて全くないけど、きっと知ったら晃太はいい気分はしないだろうから。
    「お店の、あの、店の女の子と買い物」

    2005-07-23 04:20:00
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