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絆-Kizuna-

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  • 1:

    頑張って書くので宜しくお願いしますm(__)m

    2005-06-26 01:28:00
  • 283:

    「よかったぁ。俺さ、ちゃんとけじめっつーかいい付き合いしたいなって思って。会ってすぐに由里は俺の最後の女な気がしたのね。だから結婚を前提にって言ったら重いだろうけど真剣に付き合いたいなって思ったんだ」
    結婚・・・真剣・・・か。って!?えぇぇぇー!?本当なの!?
    真っすぐ私を見る晃太の目は初めて見る真面目な目だった。

    2005-07-22 03:16:00
  • 284:

    「う、うん」
    そう戸惑いながら答えた私だったけど本当は飛び上がりたくなるくらい嬉しかった。
    付き合って間もないのにそんな風に晃太が思ってくれてたって分かって。でもきっとビックリするよねみんな・・・。
    お母さんも由輝達も。
    英二とも仲よかったし、特に由輝は。お母さんなんて晃太のチームのファンだし。付き合ってるなんて言って紹介したらビックリして倒れたりしないだろうか。
    私はそんなことをずっと考えていた。

    2005-07-22 03:24:00
  • 285:

    そして気付けば夜中になっていたので、明日からの遠征の用意をしてから寝ることにした。
    そうだ、もう金曜日だ。ってことは月曜日まで会えないんだよね・・・。少し寂しい気もした。
    それから私達はベッドに入り気付けば二人して疲れていたせいか深く眠った。
    そして私は朝、妙なくすぐったさで目が覚めた。くすぐったさの犯人は晃太だった。晃太は背中にずっとキスをする。
    「三日我慢できるかなぁ由里と会えなくて」
    そう言われ、私は晃太にそのまま抱かれた。

    2005-07-22 03:35:00
  • 286:

    起きた私はそれから移動中に食べれるようにと軽いお弁当を作っていた。
    用意が済み、リビングに現れた晃太を見るとスーツに身を包み超カッコイイ。
    「遠征移動はスーツだからダルイよ」
    晃太はそう言ったけどこんなにカッコイイならずっと見ていたくなる。新たな一面を発見した私は朝からゴキゲンだった。
    「じゃ行ってくるね」
    晃太は急ぎながら玄関に行き靴をはいた。寂しいなぁやっぱり。
    と、その時晃太が目を閉じた。

    2005-07-22 03:45:00
  • 287:

    なに!?
    「どうしたの晃太」
    私が聞くと黙って口をとがらせる。あ、いってきますのチューってこと?晃太がこんなことするなんて想像もしてなかったから意外だった。
    それから私はキスしようと頑張って背伸びをしたけど全然届かない。それに気付いた晃太が少しかがんでくれてキスをした。

    2005-07-22 03:52:00
  • 288:

    「今日タクシーでそのまま東京駅行くけど来れたら帰りは俺の車で迎えに来て。月曜の朝には向こう出るつもりだし。デートしよ」
    「うん分かった♪」
    そして晃太は出かけて行った。
    さて、私も用意して帰ろっかな。今日と明日は仕事もあるし。それにしても晃太のいない部屋は静かだなぁ。
    帰る用意をしながらこの六日間を振り返った。晃太と出会ったのは日曜日だったなぁ。
    まだ一週間もたたないうちに色んなことがあったしありすぎた。こんなことになるなんて一週間前は想像もつかなかったし。

    2005-07-22 05:20:00
  • 289:

    それから帰る用意ができた私はマンションを出てエレベーターに乗ると13階で人が乗ってきた。
    ペコッと私に軽い会釈をするその人は、あの歌手さんだった。
    「どーも。矢口君は一緒じゃないの?」
    突然聞かれた。
    「あ、ハイ。移動があるのでもう出ました」
    「君はどこ行くの?」
    「あ、帰ります家に」
    「なら送ってくよ」
    一階に着くまでそんな会話が続いた。
    「本当大丈夫です」
    私は何度も断った。

    2005-07-22 05:29:00
  • 290:

    「俺あやしい?大丈夫だよ矢口君とも知り合いだし。前に俺が仕事の時に偶然地下の駐車場で会ってね、彼女送ってくれるよう頼んだことがあったから。そのお礼みたいな」
    「あ・・・ハイ」
    困るなぁ・・・何話していいかも分かんないし。そう思っているとその歌手さんも困り顔になる。
    「心配なら矢口君に電話する?」
    「えっ?そんな心配とかじゃないんですけど。わざわざ悪いなっていうか緊張しちゃうっていうか」

    2005-07-22 05:37:00
  • 291:

    すると歌手の人は
    「大丈夫だって。ね、じゃあ送りますから」
    そう言うと地下に向かって歩いて行く。後を追うように私もついて行くと、BMWのオープンカーに颯爽と乗り込んだ。
    絵になるなぁ、プロモーションビデオとかも超よかったし。そんなことを思い出しているとその歌手さんは中からドアを開けてくれた。
    車は勢いよく走りだし、天気のいい空の下で六本木までのつかの間のドライブを楽しんだ。
    「彼女は何してるの?こっちの業界だよね?」
    悪気はないのだろうが私は素性を聞かれる質問が嫌だった。

    2005-07-22 05:46:00
  • 292:

    「あ、いえ違います」
    「そうなんだー。あっそうだ、今度ライブやるんだけどよかったら矢口君と見に来ない?」
    ラ、ライブー!?
    「あ、ハイ。是非」
    「また矢口君にも言っておくよ」
    そんな会話が続く。
    でも信号待ちになるたびに隣の車や歩いている人達がビックリしている。それもそのはずこの歌手さんは某グループバンドの人気ボーカルなのだ。
    それなのに案外普通っぽくて気さくで。

    2005-07-22 05:54:00
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