-
夜遊び夜遊び
-
お水お水
-
ホストホスト
-
風俗風俗
-
ビューティビューティ
-
ファッションファッション
-
悩み相談悩み相談
-
モデルモデル
-
芸能芸能
-
雑談雑談
-
食べ物・グルメグルメ
-
生活生活
-
恋恋
-
インターネット・ゲームネット・ゲーム
-
ギャンブルギャンブル
-
過去ログ倉庫過去ログ倉庫
-
運営運営
絆-Kizuna-
-
1:
◎
頑張って書くので宜しくお願いしますm(__)m
2005-06-26 01:28:00 -
171:
◎
きっとさっきの人なんだ。どうしよう私。
矢口さんは何も言わずインターホンに出た。
「はい。うん。電気?」
話は続く。
「あー今日ずっと家に彼女いるから。ってお前さっきも来たの?」
そう言うと矢口さんは私を見た。きっと相手は前の彼女で、部屋に電気がついていたから矢口さんがいると思って来たのだ。
「で、何?いいよ本当に。そういうの嫌なんだよ。彼女も気分悪いだろうから。」
そう言ってインターホンの受話器を置いた。2005-07-16 00:06:00 -
172:
◎
「ごめん、ね。また嫌な思いさせちゃったな。」
困った顔・・・。
「大丈夫。気にしないでいいよ」
私はそう答えること、平気な顔をすることで自分の気持ちを隠していた。
よくならない空気のまま、私は食器を洗い、静かに片付けを済ませた。よし、もう帰ろう。このままいると何か嫌なこと言ってしまうかもしれないから。
「由里もう帰るよ。」
私が言うと矢口さんは私の手を取りソファーに座らせた。
「何でさっき言わなかったの?」
「さっきって?」
「アミ、あっ前の女来てたこと」
アミ・・・アミって言うんだ。2005-07-16 00:17:00 -
173:
◎
「気付かなかったっていうのは嘘だけど・・・誰かも分かんなかったし」
「インターホン出れば良かったじゃん。今は由里が彼女でしょ?」
・・・え?
「え由里彼女なの?」
「えっ!?違うの?昨日話したじゃん。俺の空回り?」
ほ、本気なの?本当に彼女になっていいの?
「由里でいいの?本当にいいの?」
私が聞くと、矢口さんは私の頭をポンっと軽くたたいた。
「由里でいいじゃなくて由里がいいんだよ」2005-07-16 00:30:00 -
174:
名無しさん
?
2005-07-16 00:51:00 -
175:
◎
その言葉を聞いて私は肩の力が抜けた。
「今日もここにいてくれない?明日球場行く途中に送ってくから」
真面目な顔で矢口さんは言った。
「うん。分かった」
そして私達はテレビを見ながらお笑い芸人の話をしたり、本当に普通の会話が続いた。会って時間もそんなにたってないのに矢口さんのそばにいるのが心地良かった。2005-07-16 01:55:00 -
176:
◎
試合の話や野球についての話も少しはしたけど、特にしたりはしないもんなんだなぁと思った。
「明日仕事なの?」
と、突然聞いてきた。
「うん、そーだよ」
そう答えると矢口さんは少し黙った。
「由里これからもキャバ続けるの?」
私はちょっと考えた。
「何で?分かんない」
「俺昨日行って思ったんだけどさ。やっぱ心配っつーかさ」2005-07-16 02:12:00 -
177:
◎
心配か・・・やっぱり嫌なものなのかな?
「どうするかゆっくり考えてみる。」
「そっか。じゃ仕事やめて俺とここで住むってのもあり?」
えっ!?私がビックリしていると
「それもありじゃね?急がせるわけじゃないけど考えてて」
矢口晃太と一緒に住む!?同棲するってこと!?てゆうか何もかも話進むの早くない!?2005-07-16 04:49:00 -
178:
◎
矢口さんと過ごす時間はあっという間で、気付けば夜の2時を過ぎていた。
今日も昨日と同じようにくっついたままベッドに並んだ。
「由里が隣にいるから体に悪いんだよね」
矢口さんが笑いながら言った。え!?どういう意味なの?
「なにが?由里なにかしたかな?」
「本当は昨日もすげー我慢したんだ。今日もけっこう我慢してたりして」2005-07-16 05:21:00 -
179:
◎
あっそういうことか。
「でも俺まだ頑張れるかも。由里が隣で寝てるだけであったかい気持ちになれるから。大事にするって約束したもんな」
私は胸の奥がしめつけられた。少女漫画で見たことあるような感じにキュンとなった。
そして矢口さんの手をギュッと掴んでいた。
「てゆうか由里ー。由里ずっと晃太って呼んでくれないよなー。」
だ、だって・・・恥ずかしくなるんだもん。2005-07-16 05:56:00 -
180:
◎
「言ってみて」
「・・・晃太?」
「もう一回」
「晃太」
呼んでいる私が照れてしまう。
「由里の彼氏は誰?」
「え・・晃太?」
矢口さん、じゃなくて晃太は顔をくしゃくしゃにして笑った。
「俺のこと好き?」
晃太はいたずらっぽく聞いてきた。
「好きだよ。超好き」
そう言うと矢口、じゃなくて晃太は私を強く抱きしめておでこにキスをした。優しいキス、幸せなキス。こんなに幸せで大丈夫なのかな、なんて思ってしまう。2005-07-16 06:03:00