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絆-Kizuna-
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1:
◎
頑張って書くので宜しくお願いしますm(__)m
2005-06-26 01:28:00 -
121:
◎
矢口晃太が同伴!?ありえないよ!?
「あの本当にまた今度でいいですか?」
私がそう言うと矢口さんは少し黙った。
(うーん無理。今日じゃなきゃ駄目なんだ。だから6時にあの公園にきて。待ってるから)
そう言うと電話は切れた。6時!?って今4時じゃん。私は少し考えた。行くべきなのかどうなのか。でも考えてる暇はなかった。
とりあえず急いでシャワーを浴び、美容院に急いだ。2005-07-14 05:44:00 -
122:
◎
美容院で化粧をしながら時計を見るともう6時前。とにかく急いであの公園に向かった。
着いたのはいいけど矢口さんはいない。やっぱりからかわれただけかもしれないな。夏の6時はまだまだ明るい。
子供達も遊んでる。楽しそうだなーってぼーっと見てると後ろから急に帽子をかぶされた。
焦って帽子を取って振り返ると矢口さんがニコッと笑ってる。この帽子は?私が手に持った帽子を見ていると
「お揃い。ちゃんとかぶれよー」
矢口さんは照れ臭そうに笑った。2005-07-14 05:50:00 -
123:
◎
お揃いの帽子なんかかぶってたら目立つのに・・・何考えてんだろ。
そんなことを考えてると矢口さんは私の隣に座るとぎゅっと私を引き寄せた。昨日はこんなドキドキした後にすごいへこまされたんだよなぁ。
「本当に昨日はごめん。ちゃんと会って言いたかったんだ。俺普段は人のことあんまり気にしないんだけど昨日は帰ってからも由里ちゃんのことが気になって寝れなかったから。」
私は黙って頷いた。
「よし!仲直りってことで飯でも行こー。ムーンでいい?」2005-07-14 05:57:00 -
124:
◎
自然と手を繋ぎ、歩いてると持っていた帽子をかぶせられた。
「昨日みたいに気付かれたら由里ちゃんにもまた嫌な思いさせるかもしれないしね。」
優しいなぁ本当。
「また逃げられちゃ困るし」
イタズラっぽく笑う矢口さんは本当に子供みたいで私までつられて笑ってた。私も単純だなぁ。昨日は泣いてたのに。
タクシーに乗りムーンの前に着くと、ちょうど健にいがお店の前にいて出迎えてくれた。
「今日の初お客だよ」
そう言ってまたカウンターに案内してくれた。2005-07-14 06:22:00 -
125:
◎
「どした?昨日の今日でまたデート?あついねー。てゆうか晃太お前今日予定ギッシリじゃなかったの?」
あ・・・そういえば昨日言ってたよなぁ。
「あー夕方までに全部つめてきた。夜は先輩と約束あったけど断ってさ。由里ちゃんに会いたかったから。」
ドキドキするじゃん。本当に心臓に悪いよ。
「ふーん。お前がねー珍しいこともあるんだなぁ。何でも面倒くせーって感じなのに」
「今日は特別なんだよ。ね?」
ね?って言われても・・・分かんないよ。2005-07-14 06:30:00 -
126:
◎
おまかせで運ばれてくる料理はどれも全部おいしかったけど驚いたのは健にいが全部作ってたってこと。
すごいなーって感心。
矢口さんがトイレに立った時に健にいはそっと私に話してきた。
「昨日何があったの?晃太あれからまたここ戻ってきてずっと溜め息ついてて。」
「あー。ちょっと・・・たいしたことじゃないんですけど。」
「そーなんだーならいいんだけど。」
健にいは不思議そうな顔でうんうんと頷いた。矢口さんが戻ってくると二人は目で合図をした。2005-07-14 06:43:00 -
127:
◎
そのすぐ後に大きなケーキが出てきてカウンターに出された。ケーキにはRelation healと書かれてあった。
意味が分からなかったけど、健にいが私と矢口さんが仲直りできたからって書いてくれたらしい。
嬉しくて食べるのがもったいなかった。そうしているうちに時間は流れ、気付いたらもう8時になっていた。あ、もう時間だ。
時計を見ていると矢口さんがチェックを始めた。
「間に合う?同伴だから大丈夫だよね?」
えーーーー?2005-07-14 06:47:00 -
128:
◎
って本当に来る気?
「えっ?お前由里ちゃんの店に行くのかよ」
健にいが笑いながら言うと
「今日無理矢理誘ったからね。そのお礼。」
ちょ、ちょっと待ってよ。大丈夫なの?
「いーよ本当に。間に合うしここでゆっくり健にいと飲んでて。」
私が焦って言うと矢口さんは黙って首を横に振った。
「じゃーまた来るわ」
そう言うと矢口さんは私の手を繋ぎ、ムーンを出た。健にいにぺこっとおじぎしながらお店を出た私は本当にパニクってしまった。2005-07-14 06:53:00 -
129:
◎
そりゃお客さんに芸能人の人とかたくさんいるけど、ピンで同伴しかもお店に来たことない人だし・・・それより超有名な矢口晃太で。
タクシーに乗りながらもずっと手を繋いだままで私はドキドキが鳴りやまなかった。
そして六本木に着き、お店までの少しの道を歩いていると、やっぱり周りは気付いてた。一人が気付くとみんな気付く。
それでも矢口さんは手を離さなかった。2005-07-14 06:57:00 -
130:
◎
「俺プライベートであんまり飲みに来たりしないんだよね。先輩に連れられてくことはあるけど」
矢口さんがそんなことを話している間にお店についた。
一階の扉前にいたマネージャーが目を丸くさせながら驚いた。
「い、いらっしゃいませっ!」
だいたい業界の人は一人で来ることが少ない。まして同伴なんて目立つようなことはしない。だからビックリしたんだ。私もそうだし。
お店に入り、ビップと言われてる奥の席に案内された。
「着替えてくるから待っててね」
私はそう言って急いでロッカールームに入った。2005-07-14 07:04:00