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私の頭の中の消しゴム
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1:
朝香
どうしてもっと優しくしかったの…?あなたを失ってから気付くなんて、私はあなたを何と思っていたのだろう…。
2006-01-28 15:48:00 -
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あぼ~ん -
3:
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あぼ~ん -
4:
名無しさん
何でタイトルぱくりなん?
2006-01-28 16:23:00 -
5:
朝香
初めは無愛想だった私も話をするうちに溶け込んでいき、皆で盛り上がっていた。真哉さんもすごくいい人で奈美のことをすごく大事にしてくれていた。奈美の幸せそうな顔を見れた私はほっとして、その日は早く帰った。それからというもの、毎日暇な私は夜、飲み屋街に出掛けては真哉さんのところで奈美とずっと喋っていた。気付けばそれが日課になっていて、毎日のようにお店に通った。そんなある日、私は運命的な出来事に遭遇した。いつものように奈美に電話をし、真哉さんのお店で待ち合わせということで私はお店に向かった。その日は日曜で、飲み屋街はほとんどのお店がお休みだった。私はもう静まり返った商店街を歩き、胸を弾ませながらお店へと向かった。お店の前に着いた私は扉を開けた。「こんばんは〜!」「おー、いらっしゃい!」だけど私はびっくりした。だって、今日は日曜だというのにお店の中は人でいっぱい。しかもほとんどが男で、私は恥ずかしかった。「おい結城!この朝香ちゃん、お前とタメだよ!」真哉さんはカウンターにいた背の大きい男の子に話していた。「え!?マジすか!?マジタメなんすか!?」そう聞かれた私は「うん」と答えた。
2006-01-28 16:34:00 -
6:
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あぼ~ん -
7:
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あぼ~ん -
8:
朝香
お店の中は一気に暇になり、私は真哉さんに結城くんの話をしていた。「結城くんて彼女いるのかなぁ」「どうかなー。結城に聞いてあげようか!?」「本当!?じゃ、お願いしてもいい?」「うん!あ!でも俺結城の番号知らないんだった…。ちょっと今結城と一緒に帰った奴に聞いてみるから待っててね!」真哉さんはそう言うとあの黒男に電話をかけた。「おう吉川!さっきはありがとうな!ちょっと聞きたいんだけどお前結城の番号知ってるか?うん。いや、結城に聞きたい事があってさ!ちょっと待てよ…。」真哉さんは紙とペンを探していた。「いいぞ!うんうん…」紙に携帯の番号を書いている。「サンキュー!じゃあな!」真哉さんは黒男の電話を切った。「結城の番号わかったから今聞いてあげるね!」「うん、本当ありがとう…」真哉さんは早速結城くんに電話をした。「お!もしもし結城!?俺真哉!あのさ、さっきいた朝香ちゃんがお前とメールしたいらしいんだけどお前って彼女いんの?…あーそうかぁ…。わかった!おうまたな!」 「結城くん何だって?」「結城のやつ、彼女いるんだって〜。残念だったね朝香ちゃん」「そっかぁ〜」私は結城くんを諦めた。
2006-01-28 17:37:00 -
9:
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あぼ~ん -
10:
朝香
「そういえば結城の隣にいた男いたじゃん?一番端にいた…」私は黒男のことだと思い「あー、いたねー。」と答えた。「あいつさ、吉川って名前なんだけどマジおもしれー奴なんだよ!そいつのおもしれー話ひとつ教えてあげるよ!」真哉さんがそう言うから私も気になって話を聞いた。「あいつさー、万引きとかすっげえしまくっちゃって虞犯少年ていう罪で鑑別行っちゃったんだよ!俺万引きとかだけで鑑別行ったって聞いてすっげぇ笑ったし!」「え!?あの人そんな人なの!?」「そうだよ!」見た目は全然そうじゃないのに意外…。そこから私の中で吉川の印象は変わった。
2006-01-28 17:49:00