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一人ぼっちが嫌なだけ
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1:
さき
目が覚めて気付いた。あれ?家じゃない。隣には男が寝ていた。二日酔いの頭を軽く叩きながら昨日の出来事を思い出す。
飲み会に行って…ゲームして…そっか。こいつと二人でこっそりばっくれたんだっけ。
私は裸。こいつも裸。名前も下の名前しか知らない相手と私は寝てた。2006-02-06 12:18:00 -
88:
さき
ちょっと時間がたったら少し落ち着いた。公園のジャングルジムに座りながらぼーっとしてた。
私には帰る家はない。家はあるけどあそこは私の居場所ではない。だったらどうする?またあの裏切りものの夏川らの所に戻るん?
東先生の顔が浮かんだ…ちょっと涙がでた。2006-02-07 20:59:00 -
89:
名無しさん
読んでるよ?頑張って続き書いてね?
2006-02-07 21:01:00 -
90:
さき
私には結局誰もおらんかってんな…。夏川にも友達にもうまいこと仲間ごっこされてただけや。
唯一私を信じて向き合ってくれてた人を裏切って。ほんま…あほや。先生…今どこにいるんですか?
一言だけでいい。ただ…謝りたかった。2006-02-07 21:03:00 -
91:
さき
うすっぺらいジャンパーでは一月の寒い空気をしのぐことはけっこうきついもんやった。
寒っ…自然とゆってしまうぐらい寒い。でも行くところもなければお金もない。人間金じゃないってゆうけど結局お金がなければなんもできひん。
それを知ったのが15歳の冬の日やった。2006-02-07 21:05:00 -
92:
さき
動いても動かんでもなんもせんでもおなかはすくし人間って贅沢やなぁと思った。
仕方なく昔からよく万引きしてたお店に行った。おにぎり二個とチーズとアロエジュースをぱくった。ポケットが小さいからこんなもんしか入らんかった。
でもその時の私にはじゅうぶんやってん。2006-02-07 21:08:00 -
93:
さき
お店を出てすぐに食べた。おなかすいててんほんま。でも空腹が満たされれば次は何をしようかと思う。
何もすることもなく行くあてもない。私にはヤンキーの友達しかおらんかったし。でも東先生のことを思うとどうしてもあそこに戻ることだけはしたくなかった。
もう二度と会われへんくても傷付けてしまった人に償いたかった。2006-02-07 21:12:00 -
94:
さき
日も暮れていく。時間だけは過ぎていくねんな。気付いたら真っ暗やった。
仕方なくまた公園に戻った。汽車の中に入って少しだけ風から身を守る。ただの気休めやけど全然よかった。
寒いな…死ぬんかな…冬の日に死んだらまだいいかな。夏の暑い日よりは綺麗なまま死ねるやろう…2006-02-07 21:15:00 -
95:
さき
「おいこんなとこに女おるって」「うそやん!」
私が浅く眠りについた時、そんな声で目を覚ました。汽車の中から出口のほうを見たら右にも左にも男がおった。
えっ…ちょっとなに?
「こんなとこでなにやってんのー寒いやろ」「出ておいでや」「家出?」
口々に話し掛けてくる。2006-02-07 21:20:00 -
96:
さき
「おい!中に女おるって!」「うそやん?」
私が浅く眠りにつきかけた時、そんな声が聞こえてすぐに目をあけた。
「なにしてるん出ておいでや」「家出かぁ?」
男達は口々にそういってきた。2006-02-07 21:23:00 -
97:
さき
やばい…こいつら…
くさかった。すぐにらりってるって分かった。目もいってる。どうしよう…げっ…
気付いた。知ってるやつがおった。違う地域のヤンキーで、私らの地域とは犬猿の仲の別の族のやつらや。しかもこいつ…夏川先輩らに一回いかれてたやつやん…私は必死でばれへんように顔を伏せた2006-02-07 21:27:00