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彼氏依存症
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1:
素人
ヘタクソすぎてムカつかせてしまったらすいません。小説というよりは、過去の回想です。
2006-03-26 05:27:00 -
651:
名無しさん
続き気になります(*´д`*)
ちゅー事でage。
頑張って完結させてくださいね!2006-08-29 23:45:00 -
652:
素人
ありがとぅございますm(__)m
2006-08-30 03:16:00 -
653:
素人
【一度目は帰す】 ―罠にかかった魚― 純一が餌に食らい付くまでに、そう時間はかからなかった。
―お預けされた餌はおいく見える―
純一に勝つには真っ向勝負ではダメ。何事も計算しながら行動しなければ。 自分が変わっていくのが分かった。
相手を【手のひらで転がしたい】のなら【手のひらで転がされてる振り】をしなければ。2006-08-30 03:29:00 -
654:
素人
そうやって徐々に気持ちの切り替えができていった。【愛しているのではない。愛している振りをしなければ…かつて純一が私にそうしたように…】
2006-08-30 03:31:00 -
655:
素人
半年ぶりに純一に抱かれる… もう、あの頃とは違う。
濡れなかったし、何も感じなかった。 愛の無いセックスとはこんなにもつまらないものなのか… その自分の体の反応に、内心安心した。 【もう、私は純一を愛していない。もう、何があっても傷つく事はない】と…2006-08-30 03:39:00 -
656:
素人
純一が寝ている間に携帯を見る。 結婚を機に、綺麗に清算されたメモリー。 半年前にはたくさんあった女の名前は全て消去されていた。 ―たった一人の名前を除いては― 【美香】 その名前を見て愕然とした。一番最初に純一の携帯を覗き見したときからあった名前…少し古くさくて、なんとなく、勝手に【職場のおばちゃん】と決め付けて疑いもしなかった【美香】勘の冴えない私は何度もこの名前を見たはずなのに…なぜ、気付かなかったのか不思議なくらいだ… よく見ると、美香だけ着メロが設定してあった。 純一の好きだというアイコのアンドロメダ。 憎しみが胸の奥からこみあげてくる。 【ふーん。こいつだったんだ…】 こみあげてくる怒りと憎しみで震えながら、美香のメモリーを自分の携帯に写した。 ご丁寧に美香の実家の連絡先まで登録してあった。
2006-08-30 04:04:00 -
657:
素人
それから私は、あ〜んまですべてのメモリーを見尽くした。 ○○ホーム○○さん、 ○○カーショップ○○さんというメモリーを見て、マイホーム購入の確信と、マイカー(2台目)購入の予想に結び付いた。 純一はずっと「仕事がうまく行ってないからお金に余裕がない」と私にいっていたが、やはりうそっぱちだった。【私に使うお金を渋っていた】それだけ…たとえ本当に仕事が上手くいってないとしても、妻と子供を養い、マイホームとマイカーを購入する余裕はあるわけだ。 【許せない】 だが、焦らず、ゆっくりと確実に搾り取ってやればいい。
2006-08-30 04:19:00 -
658:
素人
そのためには、まず純一が、もっともっと私を求め、私を必要とするように洗脳、コントロールする必要がある。 【純一を私に依存させなければ…】
2006-08-30 04:30:00 -
659:
素人
純一が私に依存するために… まずは純一が何の抵抗もなく私に会いにこれるよう、純一にとって都合のいい女になる…。 重いと取られるような発言はしない。 嘘は追求しない。矛盾や疑問、明らかな嘘を感じたときも「あんたがそういうならそうやな?」と軽くあしらってやる。そういってやると、よく純一は喜んでいた。
2006-08-30 04:37:00 -
660:
素人
純一の、私に対しての好奇心を掻き立てるために、 【純一の知らない私】を演出する。 今までなら、純一からきたメールは瞬速で返信していたが、時間をおいて返信。ひどいときは無視。 そうすると相手はムキになって電話してくる。 いいわけは「べつにぃ」とか「忙しかった」とか「気付かなかった」とか。【本当は何してたんだ?】と思わせる。そうする事で、ただのムキ→詮索→嫉妬→独占欲へとすり替える事ができた。
2006-08-30 04:47:00