小説掲示板『女としての人生…そして母親としての人生』のスレッド詳細｜夜遊びweb関西版

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『女としての人生…そして母親としての人生』

• 1:

  紗奈

  私が18歳から今までの4年間の出来事を書きます?一生懸命書くので読んでもらえたらありがたいです??

  2005-10-17 23:43:00
• 160:

  紗奈

  165ｻﾝ?今から少し更新しますね?読んでもらえてて光栄ﾃﾞｽ??
  ???ｻﾝ?楽しみにしてくれてありがとうございます?

  2005-11-04 04:19:00
• 161:

  紗奈

  優華を膝の上に座らせ紗奈も稜の隣に座った。
  『申し訳ありませんでした！！』
  いきなり稜は席を立ち土下座をした。その頭を上げる事なく
  『紗奈ｻﾝのお腹には僕との赤ちゃんがいます。順番がﾊﾞﾗﾊﾞﾗなのは充分承知ﾃﾞｽ。挨拶が遅くなった上、妊娠までさせてしまいました。』
  家族は唖然としていた。そして黙って稜の話を聞いていた。

  2005-11-04 04:24:00
• 162:

  紗奈

  『紗奈ｻﾝが今まで優華ちゃんを一人で育て、苦労してきたのを分かってるのにまた同じ事を…。』
  稜は顔を上げお父さんの方を見た。
  『僕を紗奈ｻﾝと優華ちゃん、そして産まれてくる赤ちゃんの家族にならせてください。幸せにするなんて言葉は言いません。幸せになりたいんです。』
  稜は、幸せにするとゆう断定の言葉ではなく、幸せになりたいと言った。
  『僕は幼い頃施設で育ちました。だから家族とゆうのがどんなものか分かりません。僕に幸せになる権利を与えてください。』

  2005-11-04 04:33:00
• 163:

  紗奈

  幸せになる権利…だなんて変な言葉…。
  稜は続けた。
  『僕は両親の愛情を受ける事なく育ってきました。産まれた時から自分は幸せになる権利を与えられなかったんだと思って今まで過ごしてきました。だけど、そんな僕にもﾁｬﾝｽが巡ってきたんです。紗奈さんと優華ちゃんとお腹の赤ちゃんがﾁｬﾝｽをくれたんです。絶対大事にします。皆と一緒に幸せになりたいんです。お願いします。家族の仲間に入れさせてください。』

  2005-11-04 04:39:00
• 164:

  紗奈

  頑固な父親を目の前にﾊｯｷﾘ自分の意見を言う稜を男らしいと思った。お父さんにもそれは伝わっていたらしく
  『紗奈は苦労も困難も味わってきてる。俺達が側にいると言っても紗奈は優華を一人で育ててきたからな。紗奈なりの考えがあってだろうけど、俺は優華を父親のいない子にしてしまったのを後悔したりもしたんだ。親の俺から見ても紗奈はよく頑張ってるからな。』稜は土下座したまま聞いていた。

  2005-11-04 04:46:00
• 165:

  紗奈

  『稜君だったかな？幸せになる権利は必ずあるんだょ？君はそれが少し遅かっただけで…。今、お腹にいる赤ちゃんがそれを君に与えてくれたんだ。大事に出来るか？』
  稜は頷いた。目に涙を浮かべて…。
  『だったら大事にしなさい。せっかく与えられた物を無にする意味はどこにもないだろ？紗奈と優華…そして産まれてくる子の家族になってあげてくれ。』
  そう言うとお父さんは稜に頭を下げた。

  2005-11-04 04:53:00
• 166:

  愛寿

  更新されてる?また次、更新されるの楽しみにしてるね???

  2005-11-04 14:58:00
• 167:

  さゃか??

  久々に見たらめた更新されててびっくり?頑張ってね?

  2005-11-07 18:06:00
• 168:

  ２児ﾏﾏ?

  初めまして?今いっきによみました?似ている部分があったりして読みながら泣いてしまいました?ﾁﾋﾞがいると大変やろぉけど完結までがんばってね?
  

  2005-11-08 12:09:00
• 169:

  名無しさん

  愛寿さん。１６才で子供産んで、小２《８才》の子いてて今２６才って書いてたけど、計算あわへんのんちゃいますか…?笑

  2005-11-08 12:21:00
• 170:

  名無しさん

  書いて?

  2005-11-08 19:13:00
• 171:

  紗奈

  愛寿?さゃか???ありがとぅ?今からまた少し更新するね??
  ２児ママ?ｻﾝ?泣いてくれはったんﾃﾞｽｶ??ちょぃﾋﾞｯｸﾘ??頑張って完結するんで最後まで見守っててくださぃね?
  176ｻﾝ?鋭いﾂｯｺﾐやね?
  177ｻﾝ?今から少し更新しますね??

  2005-11-09 04:14:00
• 172:

  紗奈

  稜はただ何も言わず頷いた。涙で顔がｸﾞﾁｬｸﾞﾁｬになりながらも。
  『紗奈。いい人を見つけたな。もぅ俺はお前に何も言わんから。稜君と優華とお腹の子と幸せな家庭を築きなさい。俺の役目はこれで終わり。後は稜君に任せたから。』
  お父さんはそう言うとﾆｯｺﾘ微笑んだ。
  心からの笑顔だった…。

  2005-11-09 04:21:00
• 173:

  紗奈

  お母さんやお姉ﾁｬﾝからも
  『紗奈！頑張れょ！ｱﾝﾀが稜君を幸せにしてあげる気でおるんょ？』
  
  それから新しく部屋を借り引っ越しをしたりで慌ただしい日々が続いた。
  お腹の子も順調に育って、６ヵ月を過ぎた頃稜がいきなり話があると言い出した。

  2005-11-09 04:29:00
• 174:

  紗奈

  『俺、ﾎｽﾄ辞めるわ。この仕事好きやけど今お腹の子大事な時期やしお前にいらん心配かけたくないから。昼間働くわ。』
  突然でﾋﾞｯｸﾘした。確かにﾎｽﾄとゆう職業はあんまり好きじゃない。仕事の事で数えきれない程喧嘩したし、何しろ夜家にいないのが不安で仕方ないから。
  「紗奈はそっちの方が嬉しいけど辞めれるん？」
  稜は紗奈と出会った頃は新人の売れないﾎｽﾄだったけど、今は既に店のNo.2になっていたのだ。

  2005-11-09 04:35:00
• 175:

  紗奈

  『ん？お前はいらん心配せんでいいから。まぁ待っとけ（笑）』
  そう言うと紗奈の頭をｸｼｬっとし笑った。紗奈の大好きな笑顔…。この顔を見ると何故か安心する。
  ―それから半月後―
  稜は宣言通りﾎｽﾄを辞めた。店の代表がなかなか辞めさせてくれなかったみたいだけど、そこは紗奈の体の為と渋々了承してくれたらしい。

  2005-11-09 04:40:00
• 176:

  紗奈

  ﾎｽﾄを辞めてからｽｸﾞ昼間の仕事を始めた。最初は昼夜逆転生活からなかなか戻れず辛そうだった。でも稜は決して《しんどい》とゆう言葉は出さなかった。誰から見ても無理をしていたはずなのに…。
  昼の仕事もようやく慣れてきた頃、稜が休みの日に紗奈は検診に行った。もぅ７ヶ月に入ってたから。

  2005-11-09 04:46:00
• 177:

  紗奈

  稜に優華を預け病院に向かった。診察を待ってる間ﾎﾟｺﾎﾟｺとお腹を蹴飛ばしてくる我が子をﾖｼﾖｼと宥めながらふとある事を思った。
  【そぉいえば稜にお腹のｴｺｰ見せた事ないなぁ。】
  と同時に稜に電話をかけた。
  「今から優華と病院来てや？急いでな！」
  稜は何事かと思い慌ててやってきた。

  2005-11-09 04:52:00
• 178:

  紗奈

  ｴﾗｰが多くなってきたので今日はこの辺で?読み返してたら文章がおかしい事に気付きました?文章力なくてごめんなさぃ????

  2005-11-09 04:55:00
• 179:

  名無しさん

  頑張って????読んでるよ

  2005-11-09 08:28:00
• 180:

  名無しさん

  >>1-200

  2005-11-09 08:32:00
• 181:

  名無しさん

  ぁたしも読んでるよ??

  2005-11-09 10:52:00
• 182:

  名無しさん

  早くかいてよね?

  2005-11-10 18:59:00
• 183:

  さゃか??

  紗奈ﾁｬﾝ大丈夫ﾀﾞﾖ?頑張って?更新楽しみに待ってるからね?

  2005-11-10 19:16:00
• 184:

  ?愛華?

  好きだからあげます???

  2005-11-12 20:03:00
• 185:

  名無しさん

  はやくかいて

  2005-11-13 07:38:00
• 186:

  紗奈

  皆あげてくれてありがとぅ??忙しくてなかなか更新出来ませんﾃﾞｼﾀ??今から更新します??

  2005-11-14 02:20:00
• 187:

  紗奈

  暫くして稜が優華を連れて病院にやってきた。
  『どうした？なんかあった？』
  いきなり呼び出したから何あったのかと思ったらしぃ。
  「まだ診察待ってる途中だょ。稜、お腹の赤ちゃんの様子見た事ないでしょ？もぅ７ヶ月で体の形ははっきり出来てるから見せたくて。」
  『そっかぁ…。はぁﾋﾞｯｸﾘした。。』
  稜はﾎｯとした感じでｿﾌｧｰに座った。

  2005-11-14 03:10:00
• 188:

  紗奈

  『〇〇さぁ〜ん！診察室へどうぞぉ！！』
  紗奈が呼ばれた。優華の手を取り診察室へ向かう。ﾁﾗｯと稜の顔を見ると、まるで新しいｵﾓﾁｬを買ってもらう子供みたいに嬉しそうにしていた。
  『どんな調子ですか？変わった事はありました？元気に動いてる？』
  先生が聞いてくる。
  「特に変わりまりません。凄く蹴ってくるから痛いくらぃで（笑）」
  先生はｸｽｯと笑ってそれから診察台の方へ行くように言った。

  2005-11-14 03:16:00
• 189:

  紗奈

  紗奈は優華を稜に預け隣の診察台へ向かった。
  下着を脱ぎ足を台にかけ座る。
  『はぁ〜ぃ！ｲｽあげますよぉ！』
  看護婦ｻﾝの声がｶｰﾃﾝ越しに聞こえた。
  【嫌だなぁ…。この瞬間だけはどうも好きになれない。恥ずかしい！】

  2005-11-14 03:19:00
• 190:

  紗奈

  『力抜いてねェ。…うん！大丈夫だね。』
  先生が画面を見ながら行った。
  『はい！いいょ。じゃまたさっきのﾄｺ戻って今度はお腹の赤ちゃんの様子みよっか。』
  そう言うとｲｽが動き紗奈はやっとあの恥ずかしさから介抱された。

  2005-11-14 03:27:00
• 191:

  紗奈

  ｲｽから降り下着を履いてると隣から稜の声が聞こえた。
  『どうでした？順調ですか？大丈夫ですか？』
  心配そうに先生に聞いている。
  『大丈夫ですょ旦那ｻﾝ。赤ちゃんもお母さんも順調ﾃﾞｽ。ただ少しお母さんの体重が増え過ぎですが（笑）』
  診察の前に体重を計っていたのを忘れていた。確かに増え過ぎた…。

  2005-11-14 03:32:00
• 192:

  紗奈

  診察台のある部屋から隣の部屋へ行くと稜にｼﾞﾛｯと睨まれた。
  『紗奈ァ！！食べ過ぎなんだろ？あんまり太ると赤ちゃんが苦しいだろ！！』
  その言葉に紗奈は何も言い返せず赤面した。周りで看護婦ｻﾝがｸｽｸｽわらっていた。
  【稜のバカ…。こんなﾄｺで言わなくていいのに！！】この時の光景、言葉は今でもﾊｯｷﾘ覚えてﾏｽ。女にとって妊娠をしているとは言え体重の事を言われるのは切ないですょね（笑）

  2005-11-14 03:38:00
• 193:

  紗奈

  『はぃ。じゃあそのﾍﾞｯﾄに横になってお腹出しててくださぃね。』
  先生に言われる通りﾍﾞｯﾄに寝転がりお腹を出すと優華が
  『ママお腹おっちぃね☆』と言いお腹を撫でてきた。妊婦になってから優華は稜にお風呂に入れてもらってたから紗奈のおっきくなったお腹を生で見た事がなかったのだ。

  2005-11-14 03:42:00
• 194:

  紗奈

  「優華も赤ちゃんの時にはママのお腹の中にいたんだょ？もぅすっかりおっきくなっちゃったけど！」
  と言い優華をｺﾁｮｺﾁｮとこしょばすと
  『エヘヘッ☆』
  と照れたみたいに笑い稜の後ろに隠れた。
  『さぁ〜て赤ちゃんは元気かなぁ？？』

  2005-11-14 03:45:00
• 195:

  紗奈

  先生がお腹にﾛｰｼｮﾝみたいな液体を垂らしｴｺｰをあてた。
  「稜。優華。こっちきて見てなァ。」
  二人は興味津々な顔をして近くに来た。
  『ｺﾚ頭ねェ。手で…足で…ｺｺはﾌﾄﾓﾓかな？骨もしっかりしてるょ。あっ！赤ちゃんこっち向いてるょ！目と鼻と口。分かる？指加えてるみたいだねェ（笑）』
  先生は紗奈達に分かるように詳しく説明してくれた。三人とも説明を聞きながら赤ちゃんを写し出している画面から目が離せなかった。

  2005-11-14 03:51:00
• 196:

  紗奈

  赤ちゃんの顔がﾊｯｷﾘ画面に写った瞬間紗奈はﾋﾞｯｸﾘした。だって優華とｿｯｸﾘ！！まるでうりふたつ。紗奈だけしか分からない事だけど…。父親は違うけど二人共ｿｯｸﾘで正直驚いた。
  『すげぇなぁ！こんなんで赤ちゃんの様子分かるんだなぁ？』
  稜は興奮していた。優華はﾎﾟｹｰっと口を開けて見ていた。

  2005-11-14 03:58:00
• 197:

  紗奈

  『あの…先生。性別わかりますか？』
  稜が緊張した様子で聞いた。とゆうのも、優華が女の子だから次はどうしても男の子が欲しいらしいのだ。『う〜ん…あっ！あったあった！分かるかなぁ？ｵﾁﾝﾁﾝついてるの！男の子だねェ！』
  その瞬間
  『ぅおっしゃぁ〜！』
  と稜が叫んでｶﾞｯﾂﾎﾟｰｽﾞをした。

  2005-11-14 04:03:00
• 198:

  紗奈

  そして優華を抱き上げ
  『優華ァ！弟だぞ！やったなぁ！！』
  と言った。稜は病院とゆう事を忘れはしゃいだ。
  『ママ〜優華赤ちゃんダイスキ！優華いっぱいいっぱい遊ぶ！！』

  2005-11-14 04:06:00
• 199:

  紗奈

  優華も嬉しそうに言ってきた。
  『はぃ！じゃお腹しまってそこのｲｽに座ろっか。』
  先生に言われ興奮気味は二人をよそに紗奈は先生と向かい合って座った。
  『順調でなにより！ただ塩分の取り過ぎには注意してね！じゃまた来月ね。お大事に！』
  母子手帳を受け取ると同時に赤ちゃんのｴｺｰ写真を貰った。

  2005-11-14 04:11:00
• 200:

  紗奈

  赤ちゃんが指をくわえてる写真。稜と優華を連れ、先生にお礼を言い診察室を出た。まだ興奮気味な稜は
  
  『男の子かぁ…ﾊﾞﾘ嬉しいわぁ！優華ァ一緒に何して遊ぶ？ウワァ〜！』
  と言うと優華を抱っこしｸﾞﾙｸﾞﾙ回していた。
  【病院呼んで正解やな！】

  2005-11-14 04:16:00
• 201:

  ２児ﾏﾏ??

  久しぶりに来たら更新されてて嬉しくて?つい??しちゃいました?
  あの診察台で股開けるのだけゎ何回やっても慣れるもんでゎないよねぇ…??
  あれゎﾎﾝﾏ恥ずかしすぎるよｯ(*/∇*)ｷｬｯ?
  男の子羨まぁ〜〜?ｩﾁゎ女?人やからさｯ?
  次の更新も楽しみに待ってるね?紗奈?頑張って?

  2005-11-14 23:15:00
• 202:

  名無しさん

  あげ??

  2005-11-15 11:35:00
• 203:

  名無しさん

  がんばれ??

  2005-11-18 00:26:00
• 204:

  紗奈

  ２児ママｻﾝ?両方女の子なんや??紗奈は男と女両方欲しかったから何気に嬉しかった?でも男の子は小さい内は体弱いから大変?今も風邪ひいててなかなかなおらへん??
  209ｻﾝ?あげてくれてありがとうﾃﾞｽ?
  210ｻﾝ?頑張ります???

  2005-11-18 04:33:00
• 205:

  紗奈

  帰り道まだ興奮の収まらない稜はｽﾞｯﾄ一人にやけていた。
  家に着きさっきもらったｴｺｰの写真を三人で見た。
  『ママ！赤ちゃんちっちゃいね。優華頑張ってお姉ちゃんするから早く産んでね？』
  優華はすっかりお姉ﾁｬﾝ気分になって人形相手に子守りの練習を始めた。

  2005-11-18 04:40:00
• 206:

  紗奈

  『こんなちっちゃいのにお腹ん中で色々動くんやな。指くわえてるんﾊﾞﾘ可愛い！早く出ておいでー！』
  稜はお腹を撫でながら言った。
  
  その瞬間ﾎﾟｺｯと赤ちゃんが蹴り返した！その反応にまた稜は雄叫びをあげていた（笑）

  2005-11-18 04:45:00
• 207:

  紗奈

  それから臨月に入るまで稜と優華は検診の度、病院についてくるようになった。稜が言うには
  『画面の中の赤ちゃんに会えるだけでも幸せ。』
  なんだと…。だいぶ親バカ!?
  
  予定日の月になり稜は益々親バカぶりを発揮し始めた。出掛ければ必ず何かしらﾍﾞﾋﾞｰｸﾞｯｽﾞを買い、検診の度にｴｺｰ写真を貰う。正直やりすぎって位。

  2005-11-18 04:52:00
• 208:

  紗奈

  そしてある朝―
  いつものように朝８時に起き朝御飯の支度をしようと起き上がった瞬間―
  「痛ッ！」
  ズキッと痛みが走った。陣痛？でも予定日までまだ一週間はある。お腹に力入れたからかな？と思い台所にたった。
  またズキッと痛みがした。急いでトイレに向かった。下着を確認する。出血はない。出産前には【おしるし】と言って微量だけど出血がある。だけどそれはなかった。
  紗奈はお腹を撫でながら稜の元へ行った。

  2005-11-18 04:58:00
• 209:

  紗奈

  「稜…お腹痛い…カモ？」稜がﾋﾞｯｸﾘした様子で
  『マジで？痛い？俺仕事休む？え？痛い？』
  混乱していたのか何が言いたいか分からなかった。
  「とりあえず病院電話するね。優華起こして実家に預けてきてくれる？まだそんな痛くないから待てるから。」
  そう言うと稜は実家に電話し急いで優華を連れて実家に行った。
  『なんかあったら電話しろよ？分かった？落ち着けよ？』
  １番テンパってるのは稜なのに（笑）

  2005-11-18 05:03:00
• 210:

  紗奈

  その間、紗奈は病院に電話し状況を説明した。先生からはゆっくり来なさいとだけ言われ紗奈は身の回りを片付け、稜が帰ってくるのを待った。
  『ただいま！紗奈行けるか？車、下につけてるから。痛くない時にゆっくりでいいから行こう！』
  この時、稜には言えなかったが既に陣痛の感覚は狭くなっていた。

  2005-11-18 05:07:00