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1:
名無しさん
俺が実際に経験した物語を少しアレンジして書きました?初めてなんでよろしくです?
2005-09-02 19:35:00 -
131:
龍二
「当たり前やん!ハル君の女やで?手ぇ出す奴は自殺志願者ぐらいやで。それに、手ぇ出す奴はここにおるし(笑)」
「せやな、お前がここにおる限り安心やわ(笑)」
淋しげにしていたハル君に笑顔が戻った。
「まぁ俺が先に出たら知らんけど…。」 そう言うと、 「お前にやったら取られてもいいかもな。まぁお前はそんなんする奴ちゃうこと知っとうし。」2005-09-07 00:22:00 -
132:
龍二
(よし、俺が先に出れたらミユキちゃんに悪い虫がつかんように守ったんねん!)
俺は心の中で誓った。
もし俺に彼女がいたら、俺もこんな風に考えると思う。ハル君もきっと後悔しているだろう。
他の男に取られるよりも、自分のことを嫌いにならないか、それが一番心配だ。2005-09-07 00:27:00 -
133:
龍二
ユウコの幸せいっぱいな笑顔が目に浮かぶ。それに比べて俺は…こんなところで何やってんねやろ。自分が情けなかった。
(おもでとう、ユウコ。絶対幸せになれよ!)
心の中で願った。
現在、ユウコはその旦那と今も幸せな生活を送っている。今年の年賀状でそれは確認できた。 旦那の腕の中には1才になる長女が抱かれ、座っているユウコの膝の上には4才になる長男、『竜二』が満面の笑みを浮かべていた。『竜二』という名前は、俺の名前をそのまま、漢字を変えたらしい。2005-09-07 00:43:00 -
134:
龍二
(さすが俺の初代彼女やわ。)
旦那さんには少し悪い気がしたので、年賀状に一礼した。
この日は日曜日だったので、にっしゃんはこなかった。2005-09-07 00:49:00 -
135:
名無しさん
あげ
2005-09-07 00:54:00 -
136:
龍二
5日目―。
この日は朝から検察庁に連れて行かれた。刑事が書いた調書を基にその事実を確認するためだ。否認すればまた一からやり直し。当然、否認するわけもなく検事の質問に対して
「はい、間違いないです。」
と答えた。2005-09-07 01:08:00 -
137:
龍二
一つの事件1人に対し1人の刑事が担当し、一つの事件に関わった全員に対し検事が1人担当する。要するに、俺と健は担当する刑事は違うが、検事は一緒だった。
(こんな頼りないおっさんが担当かよ…)
実際、ボケているのか同じことを繰り返し聞かれた。検事の罪状認否も終わり、一旦、詰め所に戻った。昼飯はおにぎり3個とお茶。待っている間、マンガを読んでいた。これは検察庁に置いてあるものだ。2005-09-07 01:42:00 -
138:
龍二
『バツ&テリー』
ヤンキー少年2人が、野球を通し更正し見事甲子園に出場する物語だ。まだ置いてあるのだろうか。さすがに5年も経てばもうないか…
詰め所には同じ類の奴が何人かいた。2005-09-07 01:50:00 -
139:
龍二
「自分何したん?」
1人に聞かれた。絶対に聞かれる言葉だ。
「窃盗。」 マンガを読みながら答えた。
「地元ドコ?」 これも必ず聞かれる。 「○○やで。」 「じゃあ透さん知っとんちゃん?」
ヤンキーはこういう会話が好きだ。2005-09-07 01:59:00 -
140:
龍二
「俺のツレやけど、どないしたん?」
「えっ?透さんのツレっすか?じゃあ年上なんすね。タメ口聞いてすいません…」 そいつは謝った。 「別にええけど。透の後輩なん?」
「いや、あの……僕らの中でけっこう有名やったんで。」2005-09-07 02:05:00