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ホストに恋した!!〜N☆ガール物語〜
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1:
みろり ◆Z4QOWqbjAc
これは秋葉系ガールならぬ、大阪、日本橋系ガールあずさの恋物語で?!!!
2006-02-09 16:46:00 -
13:
みろり ◆Z4QOWqbjAc
「うわっ…あの…ほんとにだいじょい…ぶっ…ですので、すみません!」
「ほんまにか〜?怪我してるやん〜。心配やわぁ〜」
「いえ…ほんっとに!大丈夫です…から!」
私は荷物を急いで拾い集め、逃げるように走ろうとした。2006-02-09 18:37:00 -
14:
みろり ◆Z4QOWqbjAc
その時、そのホストが私の手を掴んだ!
「ちょっと待ってや!自分…」
「あのっ…離して下さい!私ホストとか興味無いし嫌いなんで!」
「いや…そうじゃなくて……」
「ほんまに、生理的に無理なんで!ごめんなさい!」
「あっ…!」
彼の手を振りほどくと、私はダッシュで人混みの中を走った。2006-02-09 18:43:00 -
15:
名無しさん
略なくしてほしいですm(__)m 改行4回まで(^_^;)
2006-02-09 18:45:00 -
16:
みろり ◆Z4QOWqbjAc
私は大丸くらいまで走っていた。
我ながら見事な焦りっぷり。ホント情けない。男の人に手を握られるなんて、中学の時のフォークダンス以来かも…
私は走ってきた動悸と混じって、なぜかドキドキしていた。2006-02-09 18:48:00 -
17:
みろり ◆Z4QOWqbjAc
15さんありがとうございます!なれてなくて(泣)?
わかりました?2006-02-09 18:49:00 -
18:
みろり ◆Z4QOWqbjAc
「あれ〜?田中さん!?」
「えっあっ!涼子さん…」
「まだ八時半にもなってないのに、早いね〜!」
「…はい…、あの…場所が分からなくて…。」
「あはは!そっか!んじゃ一緒に行こうかぁ!」
「…えっ!あっ…はい…お願いします…。」2006-02-09 18:54:00 -
19:
みろり ◆Z4QOWqbjAc
私は涼子さんと歩いて行く事になった。しかし、涼子さんと歩くのは何だか気がひける。
スタイル抜群の美人な涼子さんに歩く人皆が振り返っていた。その横で歩く私は、すごく陳腐に見えるだろうな…。
さっきの事もあって、ますます私は自分が情けなくなっていた。2006-02-09 18:59:00 -
20:
みろり ◆Z4QOWqbjAc
会場は、お洒落な大人の雰囲気の漂う居酒屋だった。
「あの…ちょっとトイレにいってきます!」
私は走ってきたのと涼子さんと二人で歩く緊張で、冬なのに汗だくだった。トイレに行き、汗を拭こうとハンカチを鞄の中から出そうとした時、私は初めて気が付いた。
ジュウレンジャーのサウンドトラック!!!2006-02-09 19:07:00 -
21:
みろり ◆Z4QOWqbjAc
さっき落とした時に忘れてきた?店に忘れた?そんなはずは無い!確かにさっきまで持っていた。やっぱり落とした時に拾うのを忘れたんだ…。
頭の中がグルグルしていた。しかし無くしたものは仕方ない。また中古で見付かるかもしれないし…でもかなりレアだしなぁ…ショック…今日の夜の楽しみが…。
私はフラフラしながら店内に戻った。ハッキリ言って送迎会の内容なんか、全然覚えていない。2006-02-09 19:11:00 -
22:
みろり ◆Z4QOWqbjAc
おつかれさま〜!上杉さんおめでとう!バンザーイ!!!
送迎会が終わり、酔っぱらった上司が騒いでいる。会社の皆は二次会の相談をしている。
「田中さんはどうする?カラオケだって☆」
「私は、遠慮させていただきます…。終電まだ間に合いますから…。」2006-02-09 19:16:00