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お兄ちゃんが好き。 part ?
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1:
お兄ちゃんが好き。part ?
http://bbs.yoasobiweb.com//test/read.cgi/yomimono/1117473268/1-52005-06-13 03:45:00 -
201:
そんなあたしの姿を見て、
『お前、タバコ似合いすぎだな』
…と、兄貴が言葉を漏らした。
『…え、もしかして、兄貴タバコ吸う女、嫌い?』
恐る恐るあたしは兄貴に聞き返した。
『あんまり好きじゃない』
ガ――――――ン2005-06-16 07:54:00 -
202:
『え?!ま…マジで?!じゃぁ、あたしタバコ吸うのやめる!!』
あたしは慌てて灰皿にタバコを押し付けて消した。
クックックッ…
そんなあたしの姿を見て、兄貴が笑いだした。
『ほんと、お前って可愛いよな』
え?! 可愛い??!
また可愛いってゆわれた!!!!!2005-06-16 07:55:00 -
203:
『別に、俺に合わせなくて良いからな。俺はどんなお前でも、好きだし』
そう言って兄貴は、立ち上がった。
…………………。
兄貴の言葉に、しばらくあたしはボーッとしてしまった。
…あたし、こんな幸せでいーのかしら……。2005-06-16 07:56:00 -
204:
キィ…
兄貴が風呂の扉を開けた。
『風呂、お前先に入るか?』
ジャ―――…
湯舟に湯が溜まる音がする。
『あ…いいよ!兄貴が先に入って!』
『……一緒にはいるか?』
『え゙?!』
『嘘だよ』
パタン…と、風呂の扉が閉まった。2005-06-16 07:58:00 -
205:
…な…なによ!あたしの事からかって…!裸で乱入したろか!?
《いやいやいや、さすがのあたしもそれは無理…》
ジャ―――…
シャワーの音が聞こえる。しかも風呂場の壁はすりガラスで(ラブホだから)、兄貴の姿が透けて見えていた。2005-06-16 08:00:00 -
206:
……げ!!透けてる…!!
あたし風呂入れないじゃん!!
はぁ…
あたしは軽く息を吐き、ベッドに横たわった。天井の鏡に、あたしの姿が映る。
《……今から……このベッドで…兄貴と……》
ドクン ドクン ドクン
《だめ…やばい…緊張で死にそう》2005-06-16 08:01:00 -
208:
『もしもし』
【あ!典子先輩?!】
『何?!何か用?!あたし今忙しいんだけど?』
あたしは相変わらず、秋吉に冷たく言い放った。
【いや、今皆と別れたんッスけど、今から先輩と遊びにでも行きたいなぁなんて!】
『はぁ?彼女と行けよ!』
【いや、それが彼女とケンカしちゃって!】
……知るか、そんなもん…。
『だからってあたしを誘わないでくれない?!』
【えー!だって今日抱き合った仲じゃないっスかぁ?!】2005-06-16 08:03:00 -
209:
ギクッ―――
あたしは秋吉の言葉に、兄貴のいる風呂場を見て慌てて電話の音量を下げた。
『と、とにかく。あたし、今デート中だから切るから!』
【え?!先輩、今男といるんスか?!】
『そーよ!!じゃーね!!』
ブチッ―――
あたしは一方的に電話を切った。2005-06-16 08:04:00 -
210:
ガチャ
『―――!!』
電話を切ったと同時に、兄貴が風呂場から出てきた。
『あ…早かったんだね!』
『……ああ。お前、今電話してなかったか?』
ドキッ―――
―――別に後ろめたい相手じゃないけど、今日抱き付かれた件があったから、秋吉からだと言い辛いあたしがいた(結局後ろめたいのか…)。
『あ、友達からだよ!』
…つかなくていい嘘をついてしまう。2005-06-16 08:06:00 -
211:
『…ふーん』
ギシッ
頭をタオルでゴシゴシ拭きながら、兄貴はあたしの横に座った。
ドキッ―――!!
……兄貴がイキナリ横に来たから、あたしはあまりに意識して、慌ててベッドから飛び起き、
『あ、あたしもお風呂入るね!』
と、兄貴から離れた。2005-06-16 08:08:00 -
212:
―――その瞬間。
ガシッ―――
―――――――?!
兄貴が、あたしの腕を掴んだ。
『―――?!きゃ??!』
あたしは兄貴に引き戻され、ベッドに押し倒された。
兄貴は、あたしの腕をきつく掴んだまま、押し倒されビビリまくってるあたしの顔を見下ろした。
ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン
――あたしの心臓の音は部屋中に響く勢いで鳴っている。2005-06-16 08:10:00 -
213:
『あ…兄貴…』
眼鏡をしていない兄貴の顔に見つめられ、あたしは本気で、どうにかなりそうだった。
『何で、嘘つくんだ?』
――――え?!
兄貴の言葉が、一瞬理解できなかった。
……何が?!
『さっきの電話、男だろ?』
『―――あ…』
兄貴は冷ややかな目であたしを見下ろしている。2005-06-16 08:11:00 -
214:
兄貴は冷ややかな目であたしを見下ろしている。
『お前の嘘は、すぐわかる。誰と電話してた?』
『…あ…えと…あ……………秋吉……』
兄貴の視線が痛くて、あたしは素直に答えた。
『あいつか…何で嘘ついたんだ?』
『あ…!別に!やましい事がある訳じゃなくて…!何となく…ごめんなさい…』
2005-06-16 08:13:00 -
215:
フゥ……
兄貴は、あたしからゆっくり離れ、タバコに火をつけ、まだ濡れた髪をクシャッと手で掻き分けた。
…お…怒らした………!
あたしは焦って、兄貴に言い訳をしようとした。が―――。
『俺カッコ悪いな。お前の事、信じてるとか、言いながら…』
…………え……
『徹夜の弟に、ヤキモチ妬いた』
少し気まずそうに兄貴はタバコの火を吐きだしながら、言った。
『あ…兄貴…』2005-06-16 08:14:00 -
216:
『か…可愛い…』
あたしは思わず、ポロリと言葉を吐いた。
『はぁ?!』
兄貴が不満気な声を出した。
『兄貴、何か可愛い…』
男の人を可愛いって思ったの、初めてだ。
『うるせーな。目ぇキラキラさせて言うな』
『あはっ!照れてる!』
『お前なぁ……』2005-06-16 08:15:00 -
217:
あたしがケラケラ笑っていると、不意に、兄貴の手があたしの顔に触れた。
ビクッ―――ッ
……咄嗟に、あたしは身を引いてしまった。
『……お前…俺の事、恐いのか?さっきから何気に逃げてるよな』
兄貴があたしを見つめながら、微笑を浮かべた。
ドキンドキンドキンドキン
『ち…違うよ…??』
『意識しすぎだろ』
兄貴がクスッと笑い、ゆっくりあたしに体を近付ける。2005-06-16 08:17:00 -
218:
『お前、もっと積極的な女だと思ってたけど…』
…………!!
兄貴の暖かい唇が、あたしの唇に触れた。
『…ッん……ッ』
ドサッ―――
唇を重ねたまま、あたしはベッドの上で、兄貴に押し倒された―――――
『……――ッんん…ッ』
兄貴のキスは、今までのどんなキスより濃厚で…激しい。2005-06-16 08:18:00 -
219:
『はぁ…――ッ』
途切れ途切れに、ふたりの唇から漏れる息が、部屋中に響く―――…
『あ…兄貴…ちょ、ちょっと待って……ッ』
あたしは兄貴の胸を押し、唇を離した。
『なんだ…?』
『……シャ…シャワー…まだ、浴びてない…んだけど…』
………こ……心の準備も…かねて……
2005-06-16 08:20:00 -
220:
『…いいよ別に』
………よ…よくない……。
その瞬間、兄貴の手が、あたしの服の中に滑り込んできた―――。
ビクッ―――
『あ…!ちょ…!』
そのまま、兄貴の手はあたしの背中にまわる。
プチン
『…………………!!』
兄貴はいとも簡単に、あたしのブラのホックを外した。
《な、慣れてない?!》2005-06-16 08:21:00 -
221:
『だめ!だめだめだめ!!シャワー浴びてからじゃないとダメ―――!!』
グググッ……
あたしは必死で兄貴の顔を押して抗った。
『おいコラ、暴れるな』
兄貴はあたしの両腕を掴み、あたしの頭上でまとめた。
……ちょ…ちょっと…
兄貴ってSっ気あるんじゃ?!(泣)2005-06-16 08:22:00 -
222:
兄貴の指が、あたしの素肌を伝い、ゆっくりと胸に触れた。
ビクゥ!!
兄貴の指の感触に、あたしの体が敏感に反応した。
『あ……ッ』
ドクンドクンドクンドクン
…ま……まじで…あたし………兄貴とエッチするんだ……!!
『お前…、胸弱いんだな』
兄貴の言葉に、更にあたしの体は反応する。2005-06-16 08:24:00 -
223:
『典子』
兄貴があたしを見つめた。
『あ…兄貴…』
『震えすぎだろ、お前…』
そう微笑を浮かべると、あたしの首筋に舌を這わす。
『あ…ッあぁ…ッ』
《―――――だめ…ッ体が………溶けそう………ッ》
『…俺、この前言ったよな?』
不意に兄貴が、言葉を吐いた。2005-06-16 08:25:00 -
224:
『俺にヤキモチ妬かせたら泣かすって』
『―――…え?!』
―――その瞬間、
あたしの服がまくり上げられ、あたしの胸があらわになった―――
『……ッ!!』
兄貴の唇が、あたしの胸の突起を吸い、舌で転がす
ビクビクビクッ
『はぁッ――』
あたしの唇から、熱い吐息が漏れる……。2005-06-16 08:27:00 -
225:
チュ…ピチャ…
やらしい音とともに、 胸の先端に、兄貴の熱い熱を感じる。
『あ…ッあに…き…』
あたしは、ふるえる指で、兄貴の髪をつかんだ。
《あ…兄貴が…あたしの胸を…ッ》
ふと――…あたしは天井に視線をやった。
《か、鏡…!》
天井に張り巡らされた鏡には、あたしと、兄貴の重なる姿が映っている……。2005-06-16 08:28:00 -
226:
カァッ―――
鏡に映る光景を見て、更に、あたしの恥ずかしさが増す…。
『はぁぁ…ッ』
兄貴の唇が、生暖かい唾液とともに、あたしの突起から離れた。
『…典子…。俺とお前は、兄妹だ。…一線越えるのを、お前が拒むなら…』
兄貴は震えるあたしを見つめ、微かに荒い息で囁いた。
『あ…あたしは…あ、兄貴に、抱かれたいよ?』
ドキン…ドキン…ドキン…
あたしは、震える声で言い放つ。2005-06-16 08:30:00 -
227:
『それに、兄貴…あたしが拒んだら、我慢できるの……?』
―――そうあたしが口にした瞬間……。兄貴の唇が舌とともに、あたしの唇に割り込んできた―――
『んむ……ッ』
同時に、あたしの胸を兄貴の指がまさぐり出す――――
『…やぁ…ッ』2005-06-16 08:32:00 -
228:
『もちろん…、我慢する気なんてねーよ』
兄貴があたしの耳を軽く噛みながら、低い声で囁く―――
……ゾクゾクゾク―――ッ
『やぁ…ッ耳元で…ッ兄貴ッ…』
『圭吾だろ?』
兄貴の指が、あたしの下半身に延びた。
―――――――――!!2005-06-16 08:33:00 -
229:
『や…ッやっぱり…シャワー…ッ』
あたしは必死で体をくねらせ、兄貴の指から逃れようとした。
『悪いけど、シャワー浴びるの待つ余裕ない…』
兄貴は息を荒げ、そう言った瞬間―――
『―――――??!』
……兄貴の指が、あたしの中へ入って来た―――
『あぁ……ッやぁッッ』
あたしのからだに痺れが走る………2005-06-16 08:34:00 -
230:
な、なんか……
エッチの時の兄貴、性格変わってる……?!
《いや、フツーは変わるか…ってあたし、処女じゃあるまいし!!》
『う…ンッ…ッ』
……しかも……なんでこんな…うまいわけ……?!
緊張しすぎたあたしは、やたら頭で色んな事を考えてしまう―――
2005-06-16 08:35:00 -
231:
削除削除されますた
あぼ~ん -
232:
―――ふと、兄貴と………皐月と…の事が、頭によぎった。
ポロ・・・
あたしの目から、涙がこぼれた。
『……どうした?』
兄貴が、不思議そうにあたしの涙を指で拭ってくれた。
『……ううん。自分でもわかんない……。嬉しくて……。不安で……。嬉しくて………』
暖かい感触が、あたしの頬を伝った。2005-06-16 08:38:00 -
233:
『どっちだよ』
フッ と兄貴は微笑み、あたしに唇付けた。
…………兄貴…………
『好き…』
あたしは兄貴の肩を、ギュッと抱きしめた。
『……あたし、兄貴が好き…』
…………
……………2005-06-16 08:41:00 -
234:
『うん。俺も…』
そう言って、兄貴の体が、あたしの体に、重なった…………………………
『………あッ…ッ』
そのまま、あたしは兄貴を受け入れた―――
『もう、不安になる必要なんてねぇよ』
意識の向こうで、兄貴の声があたしにそう、囁いた気がした……………………………2005-06-16 08:44:00 -
235:
………セックスって……無気力で、快楽だけを求めてするモンじゃなかったんだね。
あたしの中で、レイプされた過去が、チリチリ痛んだ。……色んな男と寝てきた過去、それすらも、兄貴に抱かれながら、生まれて初めて、強く、後悔した……………。
好き…好き……あたしは、何度も何度も、そう兄貴に言葉を漏らしていた―――――。2005-06-16 08:46:00 -
238:
名無しさん
たくさんありがとう☆
2005-06-16 08:51:00 -
239:
名無しさん
ぉつかれさまです?また見に決ます??
2005-06-16 08:52:00 -
240:
名無しさん
更新ぃつですかッ?楽しみにしてますッ?
2005-06-17 00:06:00 -
241:
名無しさん
早く書け??
2005-06-17 00:14:00 -
244:
名無しさん
コピペか?じゃあ頑張ってコピペして下さい?
2005-06-17 01:29:00 -
245:
名無しさん
↑確信犯
2005-06-17 01:59:00 -
246:
名無しさん
スレを汚すな!
2005-06-17 02:03:00 -
248:
『もう6時だよ?!』
あたしと兄貴は、慌ててラブホテルを出た。
『早くしなきゃ打ち上げ、皆もう集まってるかも!』
結局、今日は兄貴もあたしも、学校をサボってしまった。
起きて気付けば、もう既に夕方だった。
…兄貴はと言うと、今まで一度も休んだ事がない大学を休んでしまい、少々ウツ気味だった。2005-06-17 02:27:00 -
249:
『どーしたのよ兄貴?いーぢゃん一日くらい休んだって!』
あたしは兄貴の手を引っ張った。
『お前と一緒にすんな!』
『何よ!兄貴が昨日、3回もエッチするから起きれなかったんでしょ?!』
『お前!!だから声が……!!』
『大きいんでしょ?はいはい!!』
ハァ……
兄貴が大きく溜息をついた。
…なんか、エッチした後は、あたしの方が、強いかも。2005-06-17 02:28:00 -
250:
さすがに、昨日と同じ服はマズイ。
ココから一番家が近い友達に、着替えの服を借りた。兄貴は友達の家へ泊まったって嘘をつくらしい。
……結局、1時間遅れで、あたしと兄貴はサークル仲間と合流したのだった。
『典子先輩!!遅かったッスね!!』2005-06-17 02:29:00