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1:
未来
未来22歳
セクキャバから思い切って転身
クラブ嬢へ・・・
それにまつわる未来が出会った格好いい人達の話2005-06-02 08:05:00 -
151:
のあ
しおり☆
2005-06-17 11:45:00 -
152:
名無しさん
??
2005-06-17 16:22:00 -
153:
?
?げときまァ?す??しぉり?
2005-06-18 09:23:00 -
154:
未来
のあさん?名無しさん??さん?ありがとうございます???
2005-06-18 16:09:00 -
155:
名無しさん
実話なんですか?
2005-06-19 06:29:00 -
156:
未来
実話ではないですよ?全く架空の話です?忙しくてあまり更新できませんが??
2005-06-19 09:14:00 -
157:
未来
美和ママ「じゃあお一人ずつ呼ぶから、…あなたから面談するわ。あとの方は上のホールで待機してて」
と、美和ママはまず未来を指名したのだった。
どうして自分から!?と途端にまた緊張してしまう。その理由はすぐにわかった。2005-06-19 09:21:00 -
158:
未来
美和ママ「あなた未来さんね?」
皆が出払うのを見届けてから、美和ママが話し始めた。
未来「はい、滝川未来と申します。」
美和ママ「なんであたしが面談トップバッターなん?て顔してるね(笑)」
未来「…はい…」2005-06-19 09:26:00 -
159:
未来
見透かされてるというよりは、ただ未来は分かり易い。すぐ顔に出るのは未来自身のクセだ。
美和ママ「未来さん、すぐに時計見たじゃない?この後用事あるんでしょ?だから先に済ませようかと思って。」
未来「!…はい…そうです、気を遣っていただいてすみません。」
時計はチラリとしか目をやらなかったと思っていたので美和ママの観察眼に驚いた。2005-06-19 09:32:00 -
160:
未来
美和ママ「あなたのこと、岩崎から聞いてます。あたしが絶対気に入るからって。なぜか気になる?」
未来「かなり気になってますっ。」
やっと聞けるんだと思って弾んだ声で返答したが美和ママ「うーん、…今は内緒やな!」
えっ??!と未来はずっこけそうになったが、ここから無理やり聞き出せる相手ではない。2005-06-19 09:39:00 -
161:
未来
未来「そう…ですね?」
自分のネガティブな気持ちを案外、受け入れられて少し緊張がほどけた。美和ママ「誰でもホラ、最初から不安も何も無いことなんかないよ。自信満々とか鼻につくし。…でもあなた、自信持っていいよ。いいモノ持ってるから!もっと変われるから。」
未来「???…はい。」
美和ママ「じきにわかるよ。で、とりあえずあたし、あなたには外側から華を持たせたい。新地で輝けるようにね。」
と、美和ママは一枚の名刺を未来に差し出した。2005-06-19 09:57:00 -
162:
未来
それは美容院の名刺。
未来「ここで髪のセットとかするんですか?」
美和ママ「それだけじゃないよ、美和の紹介でって言えば変身させてくれる。オープン初日に出勤前に行ってらっしゃい。必ずね。」
未来「はい、わかりました。」
2005-06-19 10:03:00 -
163:
未来
美和ママ「というわけで、未来さんの面談は終了!必ずそこに行くんやで」
お疲れ様です、と挨拶をし、店をあとにしようとしたその時
岩崎「未来ちゃん!」
と呼び止められた。
岩崎「オーナーどう?めちゃ格好いいやろ?!」2005-06-19 10:09:00 -
164:
未来
未来「うん。芸能人みたい☆迫力に負けてすごい緊張しっぱなしやったけど…で、美容院行くように言われましたよ?」
とさっきの名刺を見せた。するとにっこり笑って岩崎「シンデレラになれるわ(笑)」
未来「なにそれ!ほんまですか?」
岩崎「未来ちゃん十分綺麗やけど、さらに良くなるわ。あ、最初は1時間か2時間くらいはみてた方がいいわ。」
未来「ふぅん…了解で」2005-06-19 10:18:00 -
165:
未来
初めてのことばかりめまぐるしく起こり、いつもなら岩崎ともう少し喋りたいところだが、気分的に日常に戻りたく思い、お疲れ様でしたと言って店を出た。
携帯をチェックすると、1時間ほど前から彼氏から着信5件。メール3件。慌ててかけ直した。2005-06-19 10:24:00 -
166:
未来
不倫交際中の彼氏、秀樹。もはやセクフレのような間柄だと未来は思っている。だが、この男、自分のことは棚に上げてかなりの束縛好き。電話をかけ直すなり
秀樹『おっそいねん!どこおんねん!?誰とおんねや!!?』と怒鳴る。
未来『新地の店でミーティングって言うてたやん!!』
秀樹『なんでこんな時間かかんねん!!はよ帰って来いや!!』プツ とそこで電話は切られたがこんな会話は日常茶飯事。確かに待たせた自分に非があると思い、すぐさまタクシーに乗った。2005-06-19 10:53:00 -
167:
未来
秀樹は怒った日ほどセックスが激しい。今夜もきっとそうだろう…と車中そんなことを考えていた。最近、岩崎との出会いのせいもあり、更に気持ちが薄れていて、忙しいからと断り続けて会うのは久しぶりだ。
だが体はしっくり合う。2005-06-19 11:00:00 -
168:
未来
秀樹とのセックスを想像してしまいながら家に着いた。
秀樹「遅っ!!」
と、玄関で靴を脱ぐ未来に近づいてきた。
未来「電話のあとすぐタク乗ったよ!」
2005-06-19 11:05:00 -
169:
未来
と、言い終わらないうちに秀樹の右手は未来の胸を、左手はスカートをたくしあげている。
未来「ちょっと…いや…秀樹、晩御飯食べたん?」秀樹「まだやで。先に未来食べるわ。」
と息を荒くしながら、玄関で未来を押し倒した。未来「キャッ…いや…んん…」
嫌がる未来の両手をはがいじめにし、秀樹の舌は未来の口の中に深く差し込まれていった。2005-06-19 11:16:00 -
170:
未来
未来「ング…ちょっと…玄関は嫌…外に聞こえたらどうすんの…」
そんな未来の言葉をよそに、未来の服は剥ぎ取られていく。未来は嫌がりながらも、ただのフリ。超Mなのだ。
秀樹「声出すなよ」
と、未来のアソコをショーツの上から舌で刺激し始める。舌全体で局部を軽く撫で回したり、舌先でクリトリスをつついたり。未来はたまらず声を上げた。
未来「あぁぁっ…!」2005-06-19 11:27:00 -
171:
未来
秀樹「静かにしろや。声外に聞こえたら恥ずかしいんやろ?」
と今度はブラの上から乳首を軽く吸いながら意地悪くののしる。未来は感じまくっていた。ただ、悟られてはいけないのは、いつの間にか秀樹を岩崎とすり替えていること。未来は頭の中で岩崎とのセックスに置き換え、濡れていた。いつもよりやけに感じてしまう。
未来「お願い、思いっきりしたいから…ベッドいこ?」
と哀願した。このまま玄関で声を殺すなんて無理。
秀樹「いいけど帰ってくんの遅かった罰あるで?俺未来食べたくてめちゃ我慢して待ってたんやから…」2005-06-19 11:41:00 -
172:
未来
そう言うと、激しいキスを交わしながら未来の下着を剥ぎ、体を抱き上げ、ベッドルームへと運んだ。そして秀樹流の罰が始まる。未来の右手右足首、左手左足首を紐でしばり、足をM字に開脚させ、タオルで目隠し。かなりSな秀樹は小道具が大好きだ。今日の目隠しは未来にとって、セックスの相手を岩崎と置き換えるのに好都合だ。想像だけでまた濡れた。
秀樹「今日お前、いつになく濡れてんで…」
と未来のアソコを中指で軽くいじる。挿れてはくれない。突如、乳首を舌で転がされ始め、「アァッ…」と声が漏れる。そして優しく舐めたり吸い付いたり、ふっと何もされなくなったかと思えば突然アソコに指がグッと入ってきてかき回しながら舌はクリトリスをチロチロとたくみに舐め回す。秀樹はテクもあるが、目隠しされていることで何をされるのか予測がつかない。未来はあえぎっぱなしだ。
秀樹「お前うるさいねん。だまらしたるわ。」
2005-06-19 12:04:00 -
173:
?
???
2005-06-19 12:07:00 -
174:
未来
今度は、いつの間に服を脱いだのか、秀樹の大きくなったモノが口に押し込まれる。未来の舌が全体を這うようにこねまわすと秀樹も気持ちよさそうに声をあげる。しばらくしゃぶりついていると、急に抜き、未来の口から取り上げられたかと思えば、未来を放置したままタバコに火をつけている音がする。さらに部屋の電気を付けられたのがタオル越しでもわかる。未来のアソコは露わにさらけ出された。
未来「やだ!電気は消してっていつも言うてるやんか…」
秀樹「見られて嬉しいやろ?じっとしとけよ?お前濡れまくってシーツに垂れてるわ…やらしいな…どうして欲しい?」2005-06-19 12:19:00 -
175:
未来
未来はもう限界だ。
未来「…いれて?」
秀樹「何を?どこにや?」
未来「……」いつも言わされる。嫌じゃないのはもちろんだが、恥ずかしい…。でもこの男、言わなきゃ絶対にしてくれないのだ。2005-06-19 12:22:00 -
176:
まゆ
しおり
2005-06-19 17:14:00 -
177:
未来
?さん?まゆさん?しおりありがとうございます???
2005-06-20 14:26:00 -
178:
未来
未来「もう…言わんでも知ってるやんか…」
恥ずかしさで欲しいものを言葉にできない未来のそばに一服終えた秀樹が横にぴったりとくっついてきた。むさぼるような深いキスをしながら胸を揉み、乳首を指で舌で刺激してくる…。
未来「んん…あぁッアッ」それから急に体勢を変え、大きく開脚された未来の両足をさらにグッと開き、秀樹のモノの先っぽをアソコへこすりつけてくる。入りそうで入らない。欲しくてたまらない未来は秀樹の動きをもどかしく思い、自ら腰を上げモノに近付こうとするが、じたばたするだけだ。
未来「ねえ、ちゃんと言うから…紐ほどいて…?」2005-06-20 23:15:00 -
179:
未来
秀樹は素直にほどいた。いつも最後はほどいて未来を自由にする。目隠しも外され、すぐさま未来は秀樹を押し倒しまたがり、秀樹の顔に両胸を押し付け乳首を舐めさせた。秀樹は未来の乳首にむさぼりつきながら未来のもうビチョビチョになったアソコを指でなぞり、スルスルと入れて奥の方をグッグッと突く。
未来「アッ…あぁん…もう我慢できないよぉ…」秀樹「どうして欲しい?」未来「ん…秀樹の…おちんちんを…あぁんッ」
言いかける未来の中を強く指で刺激し、制止する。未来は小さい声で「もぅ…」とすねながらも快感に身を委ねていた。
秀樹「早く…どうして欲しいか言えよ…」
ピチャピチャと音を立てながら胸を舌で舐めまわし、指はクチュクチュとアソコを突いたりかき回しながら秀樹は未来を支配していた。2005-06-20 23:41:00 -
180:
未来
未来「だからッ…あぅっ…秀樹の…おちんちんをっ…アッだめっ…」
今度は親指が、未来のクリトリスを俊敏にこすり、言葉を遮るように働きかけてくる。
未来「おちんちん…あたしのっ…アソコに入れてぇぇ…」
全部言えたご褒美だと言わんばかりにまたがる未来を押し倒し一気にズボッとモノを突っ込んできた。2005-06-20 23:48:00 -
181:
未来
未来「ひゃあぁッ…あぁんッあッ、あっ、ンッ」ドスッドスッとパンパンに膨れ上がった秀樹のモノが何度も何度も未来の中を突き回す。快感で意識朦朧としながらも未来は、薄く目を開け、秀樹の顔を岩崎に置き換えていた。
−あの人はどんなセックスするんやろ…?−2005-06-20 23:55:00 -
182:
未来
暗い部屋で未来は、白い煙を吐きながら考え事をしていた。かたわらには行為を終えて一眠りしている秀樹がいる。
未来はセックスのあとだけ秀樹のタバコを拝借し、吸うのが習慣だ。2005-06-21 00:03:00 -
183:
未来
秀樹が既婚とは知らずに付き合い出したのだが、ひょんなことから発覚して以来、セックスのあとにタバコを吸いながら、不倫という罪と秀樹と付き合ってしまった自分について考える癖がついていた。当初はよく苦しめられた。一緒に眠りたいが家に帰さなくてはいけない、家に帰したら今度は奥さんとセックスするのでは?…などと嫉妬に狂っていたものだ。長く付き合っていると慣れてしまい、慣れると気持ちが薄らいでいった。だから今は楽だ。セックスだけを楽しめる。お互いにそういう玩具として付き合っているのだ、と未来は割り切れているし、セックスをしない生活は女を駄目にする気がする。だから玩具としておいておけばいい…。
2005-06-21 00:16:00 -
184:
未来
まともな彼氏ができずに3年近く経っている。愛情ってなんなのかすら分からないし、愛情だと思ってきたものは錯覚だったと認識している。秀樹は勿論、この3年は男に愛されていない。友達に言わせれば、
「未来が愛さないから愛してもらえないんやで」と言う。しかし未来は、愛せば幸せになる保証が無いと安心して付き合えないし、愛せない。それほど3年の間に恋愛に対して臆病になっていた。もう傷つきたくない…2005-06-21 00:31:00 -
185:
名無しさん
読んでます?
2005-06-21 21:44:00 -
186:
未来
名無しさんありがとうございます??
2005-06-22 19:22:00 -
187:
未来
タバコを消すやいなやマナーにしている未来の携帯がブルブル震え、メールを受信していた。
岩崎からだった。
【未来ちゃん今日お疲れ様やったな。なんかちょっと疲れたみたいやけど、大丈夫やった?ママが会えて良かったわ言うてたし、未来ちゃんさえ良かったらこれから一緒に頑張っていこな!初めてのことで不安もあるやろから何でも相談してや?オープンまであと1週間やし少しでも悩み解消しとこな!】2005-06-23 01:57:00 -
188:
未来
優しい人だな…と単純に思って嬉しかった。すぐにメールを返す。
【お疲れ様です?緊張はしてたけど疲れてたんじゃないですよ??岩崎さん居てたらなんとか頑張れそうな気がするし?宜しくです。】
送信━━━・・・‥
その時むくっと秀樹が起き上がった。時間は0:30、秀樹はそろそろ家に帰らないといけない時間だ。
秀樹「メールしてんの?」2005-06-23 02:05:00 -
189:
未来
未来「うん、店の人やで」秀樹「なんか最近仕事仕事やな…お前。次の店いつから?」
未来「1週間後。ドリーム(今のセク)は明後日で最後。」
秀樹「明後日店行っていい?」
秀樹はもともとお客様だったのだ。付き合いはじめてからもちょこちょこ店に来ている。
未来「いいけど…次の店のオープン来てくれた方が嬉しいんやけど」2005-06-23 02:13:00 -
190:
未来
秀樹「クラブやろ?堅苦しいしいやや〜。付き合いでしか普段行かんのに」その返答に未来はふくれた。最近の悩みといえばまさにこれだからだ。自分の客が新地に会いに来てくれるかどうか…せっかくのスタートを駄目にしたくない。不安だ。
秀樹「すねんなや」
と言いながらまだ裸のままの秀樹は後ろから抱きついて、未来の服の中に手を入れてきた。
未来「もう!やめてよ…」と、秀樹の手の侵入を阻止しようとする。2005-06-23 02:21:00 -
191:
未来
秀樹「…なんか最近冷たいやんけ」
とさらに服を脱がそうとしてきたと同時に岩崎からメールが来た。秀樹から隠すように見る。
【俺も未来ちゃんの顔見るとなんかほっとするし頑張るから!】
2005-06-23 02:25:00 -
192:
未来
この言葉をどう解釈すれば良いのやら…とにかく嬉しかったのには間違いなかった。
秀樹「未来の顔見たらほっとするそいつは何モンやねん…?」
後ろから覗いてたらしい秀樹が不満そうに聞いてくる。
未来「だから〜店の人やし、意味はないよ!」
ふん、と納得してない様子でまたごろんと横になった。2005-06-23 02:32:00 -
193:
未来
−既婚者のくせに自分のこと棚に上げて− と内心憤慨したと同時に秀樹は今まで他の男と連絡とるくらいで嫉妬する奴ではなかったので、未来は可笑しく思った。
未来「そろそろ帰る時間やろ?」
秀樹「ん?おう。…腹減ったから飯いかんか?そこのファミレス。」
未来「いいよ。あたしもお腹すいたし。…いつもさっさと帰るのに珍しいなぁ?」2005-06-23 02:39:00 -
194:
未来
不思議に思いながら支度し、ファミレスでご飯を食べてその日は別れた。その後、秀樹から、家に着いた おやすみ とメールが来た。普段こんなメールしてこなかったのに…
未来は秀樹の態度の異変を、まだその時はたいして気にしていなかった…
2005-06-23 02:45:00 -
195:
未来
2日後、セク退店の日、未来のお客で店には長い待ち客が並ぶほどだった。未来は店内で大忙し。ほかの女の子はほとんどが未来のヘルプに回り、大繁盛だった。こうなることを予想して、次の日は昼の仕事を休みにしていたのでシャンパンも次々飲み、だいぶ酔って楽しく過ごしていた。秀樹も言ってた通り来ていたので、疲れたら秀樹のいるボックスで休憩していた。
閉店後は一番の仲良し歩と二人、感動して泣いたり、店長やみんなからプレゼントにシャネルのピアスとネックレスを貰った。
店長「それつけて、新地でも頑張れよ!新地に疲れたらすぐ帰って来いよ!!笑」
未来「帰って来なくていいように頑張る!ほんまに今までありがとぅ…」とワンワン泣き、祝福されて送り出された。2005-06-23 03:00:00 -
196:
未来
帰り際、
歩「未来が時間ある時言ってな☆お茶しよな!」
未来「歩こそ連絡してな」歩「あとなぁ、今日ヘルプ色々つかしてもらったんやけど…秀樹君めちゃ機嫌悪くてびっくりしたわ。未来酔ってたから気付かんかったやろ?あんなんなってんの初めて見たし。」
未来「あー…、なんか最近やけにヤキモチ焼きやねん。あたしもようわからんけど気にせんとって!ごめんな!」
歩は付き合い出した頃から全部知っている。相談にもよく乗ってもらっていた。ワイルド系で男前な秀樹を取りたくて、ヘルプにつきたがる女の子が何人か居たので歩がいつもヘルプしてくれてたものだ。時には秀樹と未来の喧嘩も取り持ってくれたこともある。そんな歩と離れるのは本当に寂しかった。2005-06-23 03:12:00 -
197:
未来
次の日からも、未来は忙しかった。REASONに来てもらうために時間刻みでお客とお茶したりご飯食べたり、必死に営業していた。
まだ店の営業中の雰囲気はわからないが、できるだけ引っ張りたい。給料は日給+歩合制だからお客が多いほど給料がいいのだが、それより岩崎の前で格好つけたかった。認められたい一心だったのだ。
オープンまで、昼の仕事も行きながらセクを辞めたにもかかわらず、睡眠不足だったが、未来には苦ではなかった。時折する岩崎とのメールのやりとりで元気が出た。
離れている時ほど恋しくなるのはやっぱり岩崎に恋してしまってるんだろう…と、自分の気持ちを認め、尚更頑張った。2005-06-23 03:26:00 -
198:
未来
秀樹からも電話やメールはあった。新地へ行くまで夜は未来に用事がないと決めこんでいたため、誘いを断り続けてまた怒っていたが、あまり気にしなかった。未来に非は無いはずだから。
2005-06-23 03:29:00 -
199:
未来
そして、オープン当日。同伴する予定もあり、昼に起きてまず、美和ママに言われた通り、指定の美容院へ向かった。
昼の新地は夜とはうって変わって雰囲気がビジネス風だ。ランチ時なのだろう、サラリーマンだけが目立つ。まあ、夜もそうだが黒服のいない分、普通の街だ。
未来はママにもらっていた名刺を頼りに美容院を探し、見つけた。2005-06-23 03:36:00 -
200:
未来
2階建てのコンクリート打ちっぱなしのお洒落な美容院だ。ドアを開けると、またまたお洒落な髪と服の美容師達が、
「いらっしゃいませー!」と元気良く挨拶した。受付の女の子に、
未来「滝川と申しますが、沢木美和ママに今日ここに来るように言われたんだけど…?」
受付「沢木様より伺ってます!滝川未来様ですね?どうぞ、奥の鏡の方向へお進み下さい。」
と、ニコニコ顔でスムーズに案内してくれた。2005-06-23 03:44:00