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1:
未来
未来22歳
セクキャバから思い切って転身
クラブ嬢へ・・・
それにまつわる未来が出会った格好いい人達の話2005-06-02 08:05:00 -
101:
未来
未来「藤原さん、水商売してるって言ってたの、この辺なんですか?」
沙也香「ううん、沙也香、ミナミなんだけど、知り合いに新店できるからって誘われて。なんか今日顔合わせだからって呼ばれてね」2005-06-04 03:49:00 -
102:
未来
―えっ?もしかして…
沙也香「お姉さんは?デート?」
未来「えっ違いますよ!なんていうか……‥」
その時、未来の携帯がテーブルの上でブンブン震えた。
着信 岩崎さん2005-06-04 03:58:00 -
103:
未来
略
その時、未来の携帯がテーブルの上でブンブン震えた。
着信 岩崎さん2005-06-04 04:00:00 -
104:
未来
未来は沙也香にすみません、という素振りをし、沙也香はどうぞどうぞ、という手振りで電話に出るように促した。
未来「もしもし」
岩崎「おはよう、今どこ?」
未来「○○○って喫茶店です」
岩崎「了解〜!行くわ!」2005-06-04 04:04:00 -
105:
未来
略
岩崎「了解〜!行くわ!」2005-06-04 04:05:00 -
106:
未来
数分後、岩崎が喫茶店に入って来ると同時に
沙也香「あれ?まーくん、おはよう〜」
岩崎「沙也香、未来ちゃんと知り合いなんか??」2005-06-04 04:09:00 -
107:
未来
沙也香「えっと‥そんな感じ!ていうかお姉さん、未来ちゃんて言うんだ!んで?まーくんと待ち合わせしてたん??!!」
未来「そ、そーです。」
沙也香「?????」2005-06-04 04:13:00 -
108:
未来
事態を飲み込み切れない沙也香に、岩崎が言う。岩崎「要するに今日俺が待ち合わせをしたのは沙也香も未来ちゃんもで、たまたま二人が知り合いで、たまたま居合わせたんだよな?さっ、二人ともミーティング行こか」
2005-06-04 04:17:00 -
109:
未来
沙也香「じゃあお姉さん、沙也香と同じお店で働くの?」
未来「一応‥そうなります」
沙也香「きゃー!すごぉい!すごい偶然!!宜しくね」2005-06-04 04:20:00 -
110:
未来
沙也香が無邪気に握手を求めてきたので笑顔で握り返した。
岩崎「もう行くよ?!二人のお茶代出してやっといたから!」
沙也香「いやーん、まーくんサンキュー!」2005-06-04 04:23:00 -
111:
未来
三人連れだって喫茶店から出て、店へと歩き出す。
まーくん、と沙也香は呼んでいることが引っかかる。相当仲いいのだろうか。2005-06-04 04:25:00 -
112:
名無しさん
頑張ってください?
2005-06-05 15:57:00 -
113:
未来
名無しさんありがとうございます??初めて挑戦してるんですが、励ましのレスあるとほんと嬉しいですね??ゆっくりですが、頑張ります???
2005-06-05 22:08:00 -
114:
まみ
あげときます?
2005-06-09 20:21:00 -
115:
ピヨ
あげぇ
2005-06-09 23:24:00 -
116:
未来
まみさんありがとうございます??最近更新できてなくてすみません?
2005-06-10 05:02:00 -
117:
名無しさん
ピヨさんもありがとうございます??
2005-06-10 05:03:00 -
118:
未来
店に向かう途中、
沙也香「未来ちゃんはまーくんにスカウトされたん?」
未来「そうです。」2005-06-10 05:07:00 -
119:
未来
沙也香「沙也香は、まーくんとは前から知り合いやねん!なぁまーくん!」岩崎「俺が前にいた店で沙也香と一緒やってん」未来「なんか、まーくんて呼び名、岩崎さんのイメージと違う(笑)」
モデルのような容姿なのに「まーくん」というのに未来は違和感を覚えながら、笑って言った。2005-06-10 05:12:00 -
120:
未来
沙也香「そうやろ?でもたいがいの女の子、まーくんて呼んでたよ〜!あっまーくん、そういえばなぁ…」
沙也香が岩崎に他愛ない話をし始め、少し離れて歩きながら未来は少しホッとしていた。2005-06-10 05:17:00 -
121:
未来
沙也香がまーくんと呼ぶことに対して、嫉妬してしまっていた。が、話を聞いて、安心した。
−でもそれにしてもこの二人は絵になるなぁ…−2005-06-10 05:20:00 -
122:
名無しさん
??
2005-06-12 10:47:00 -
123:
未来
上げて下さった方ありがとうございます?なかなか更新できてなくてごめんなさい?ゆっくり書きます??
2005-06-13 19:22:00 -
124:
未来
店までの道程を、未来は二人の後ろをついていきながら、沙也香の風貌を観察していた。
売れてるアイドルみたいなオーラを持ち、お人形さんのよう。派手だがどこか品を感じさせる。相当お客さんも持っていそうだ。
−なんだか自信なくなってきた−2005-06-14 21:15:00 -
125:
未来
未来「すごい入り口…」
沙也香「お金かかってそーだねー!」
金色の細かい装飾等が施されている。
岩崎「すごいやろ?中はまだ少しごちゃついてるけど内装は終わってるし。さ、入ろ」2005-06-14 21:36:00 -
126:
のあ
しおり♪
2005-06-15 23:39:00 -
127:
名無しさん
頑張って?
2005-06-16 02:09:00 -
128:
未来
のあさん?名無しさん?ありがとうございます。昨日書いてたら途中でエラーしてしまって?のちほど更新します?
2005-06-16 03:08:00 -
129:
未来
その店、は2階にわかれていた。階段を降りるとB1階には広〜いフロア、全席黒の皮張りに大理石のテーブル、ど真ん中にはグランドピアノ、隅には噴水まである。そしてシャンデリアで飾られたそのフロアの隅にまた短い階段があり、VIP席があるらしい。
岩崎「一番はしのあそこにホステスさん達集まるから!」
と言って、沙也香と二人、案内された。2005-06-16 03:14:00 -
130:
未来
沙也香と二人並んでボックス席に恐る恐る座り、店内を見回した。いつも未来が仕事をしている場所といえばセクキャバの狭いボックス。天井にはシャンデリアではなくミラーボールが回っているような所だ。それとはうって変わって広いしゴージャス…未来はもはや萎縮していた。小声で沙也香に話しかけた。
未来「めちゃ緊張してきたんですけど…」
沙也香「あたしも…こんな立派やと思ってなかった」2005-06-16 03:36:00 -
131:
未来
沙也香も緊張しているようだ。だが、少し間を置いてから、
沙也香「でも…あたし頑張る。こういう店でやりたかったんやもん」
と、自分に言い聞かせるかのように意志の強い瞳でそう呟く沙也香の横顔がいつもの可愛い女の子の表情ではなく、働く女になっていた。そんな沙也香を見て、未来も少し元気が出た。2005-06-16 03:42:00 -
132:
未来
岩崎の他にも黒服が何人か居て、出されたお茶を飲みながら待っているとホステスのお姉さん方がゾロゾロとやってきた。皆、それぞれ女優のように見える。年配のお姉さんもいる。皆美人ばかり。未来は自分が場違いな気がして仕方なかった。かくしてミーティングが始まった。
2005-06-16 03:49:00 -
133:
未来
岩崎「おはようございます!わざわざ集まっていただいてありがとうございます。オーナーがもう少ししたら到着しますので、料金システムや当店の方針等ご説明させていただきますね。」
と、挨拶から始まり、未来は持参したメモ帳とペンをカバンから取り出し、真剣にメモをとっていた。口座や、ヘルプなど今までとはたくさんの違いがある。不安になりながらも未来は一生懸命話を聞いていた。2005-06-16 03:59:00 -
134:
未来
沙也香「未来ちゃん偉いな。沙也香もメモるから紙ちょーだい☆」
と小声で話しかけてきたので紙をちぎり渡そうと顔を上げ、ふと周りを見渡すと、メモをとっているのは未来と数名だけ。ベテランさん達にはメモる必要もない様子で、一生懸命な自分が恥ずかしくなった。
そこへ、階段を誰かが降りてくる。黒服達が一斉に「おはようございます!」と次々挨拶した。2005-06-16 04:25:00 -
135:
未来
岩崎が立ち上がり、大きな声で「おはようございます!」と威勢の良い挨拶をした。その女性はホステス達の前に立ち、色っぽいハスキーな声で話し始めた。
「おはようございます。オーナーママの沢木美和です。初めて会う方も居るので緊張するかもしれませんが、宜しくお願いしますね。」2005-06-16 04:45:00 -
136:
未来
一同、そのオーラに圧倒されたかのように、頭を下げ、
「おはようございます」と挨拶をした。
美和ママはホステス達を見渡し始めた。その時未来は目が合った気がしてドキドキしていた。次の瞬間、
美和ママ「あなたとあなたとあなたと…」と数名を指差し、その中には未来も沙也香も入っていた。2005-06-16 04:52:00 -
137:
未来
未来は不安になり、岩崎の方を見ると、目が合い、にっこり微笑んで口パクで(大丈夫)と言われた。
美和ママ「今あたしが指差した方以外はもう帰ってもらって結構です。」とだけ言い放ち、ホステス達にざわめきが起こった。皆、何が起こったのか分からない。ただ、帰れ、と。2005-06-16 04:57:00 -
138:
未来
美和ママ「あたしに呼ばれた方達は、こっちに着いてきて」
と未来の方を見ながら、手招きをし、階下のVIPルームへと案内された。美和ママ「岩崎は残りの方達に説明宜しく!」
岩崎「はい!」
まだ皆何のことだか分からない。とりあえず未来と沙也香を含む10名はママに着いて行った。2005-06-16 05:02:00 -
139:
未来
VIPルームへ降りると、上のフロアとはまた違い、壁も天井もテーブルもソファーも真っ白で美しい。所々に大きな花瓶に生けられた花があり、壁には一つ、大きな絵画が飾られている。天井はもちろんシャンデリア。別世界のようだった。
2005-06-16 05:06:00 -
140:
未来
美和ママ「どうぞ、座って」
皆緊張した面持ちで席につく。それを察したように、
美和ママ「あたし、なんでホステスさんを振り分けたかって言うとね、常識ないのが嫌いなんよ」一同「……?」2005-06-16 05:10:00 -
141:
未来
美和ママ「あのね、ここにいるみんなはミーティング中ちゃんとノートにつけてたやろ?まだ上にいるホステスさんらは聞いてただけ。ミーティングって大事なんよ。自分の経験やプライドにあぐらかいてミーティングで岩崎が言ってることをただ聞いてるだけなら誰でもできる。猿でもできる。あたしが欲しいのは真剣さなんよね。」
2005-06-16 05:15:00 -
142:
未来
一同うなづく。
美和ママ「というわけで、そんな感じで笑 仕事のことは岩崎から聞いたと思うけど、何か質問や不安があればお願いします。」
と、美しい笑顔を見せながら言った。
2005-06-16 05:19:00 -
143:
未来
沙也香「あの…いいですか?」
と沙也香が手を挙げた。美和ママ「どうぞ」
とにっこり微笑む。
沙也香「失礼な質問かもしれないんですが…ママ何歳ですか?」2005-06-16 05:22:00 -
144:
未来
本当に失礼だ…と未来は内心焦りながら呆れた。だがママは顔色一つ変えず、
美和ママ「26です。」
と答え、皆仰天した。当たり前だ、こんな大きな店のオーナーで、その貫禄で26じゃ誰もが驚くに決まっている。2005-06-16 05:25:00 -
145:
未来
「あたしと同い年です…」と別のホステスが言い、美和ママ「同い年もあたしより年上も、勿論居ます。」と微笑んだ。
そういえば岩崎が最初に言っていた。 オーナーは岩崎よりも年下だけど格好いい人だと。まさか女で26だとは思いもよらなかったが…。もう一つ、オーナーの気に入る容姿が未来そのものだということも思い出していた。2005-06-16 05:32:00 -
146:
?
???
2005-06-16 05:50:00 -
147:
未来
人にはそれぞれ好みがあるが、こんなに綺麗な美和ママが自分の容姿など気に入るとは未来は信じられなかった。今居る中でも一番地味で、華がないように思う。いつもとは違う場所で、未来自身全く自分を出せずに萎縮しているのだから不安ばかりがよぎる。しかしながら、一生懸命メモをとった自分に間違いはなかったと少しホッとしていた。
2005-06-16 16:19:00 -
148:
未来
美和ママがまだ驚きを隠せないホステス達をよそに口を開いた。
美和ママ「26にしてお店を構えたことは、あたしは早いとは思わん。ただやっぱり26だし、雇われのママもしてきたけど、まだまだな部分もあると思う。みんながいて、お店が成り立っていくから、どうか頑張って欲しい。まだあたしっていう人物がわからなくて当然なんやけど、それはあたしも同じこと。縁があってこうして今同じ場所にいるから、分かり合えたらいいな、て思います。宜しくお願いしますね!」とにっこりとまた笑顔。未来はこの笑顔に好感を持った。なんだか包みこまれるような感覚に陥るのだ。作っているのか自然な笑顔なのかはまだ未来にはわからない。が、この美和ママのことをよく知りたくなった。2005-06-16 16:29:00 -
149:
未来
美和ママ「今日は来てないんやけど、昔からあたしと一緒に仕事してるホステスさん達がいるから今度また紹介するわね。めちゃべっぴんさんやから☆」
沙也香「あたし、ママより綺麗な人いないと思いますぅ♪ママ芸能人みたいだもの」とニコニコしながら言った。
媚びるタイプらしい…2005-06-16 16:40:00 -
150:
未来
美和ママ「ありがとう☆照れるわ。」とはにかみながら答えた。本当に照れているようだった。可愛い一面もあるんだなと未来は思った。
美和ママ「でね、できたら個人面談したいんやけどみんな時間ある?一人10分くらい。」
未来は時計に目をやる。時間はもう8時になろうとしていた。今夜は実は久々に彼氏が家に来る。仕事が終わり次第来ると言っていたからもうそろそろ部屋に上がっているころだが。まあいい。未来はママと二人で話す機会を失いたくなかった。それに、皆口々に大丈夫です、と答えている。2005-06-16 16:49:00