小説掲示板女達は咲く 華やかにのスレッド詳細|夜遊びweb関西版

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女達は咲く 華やかに

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  • 1:

    未来

    未来22歳
    セクキャバから思い切って転身
    クラブ嬢へ・・・

    それにまつわる未来が出会った格好いい人達の話

    2005-06-02 08:05:00
  • 2:

    未来

    18歳からセク経験4年、その間他にも昼にはブランド服の店員をしていて、時間は無いがお金には困らない生活をしてきた。22歳、まだまだ若いが平均4時間の睡眠がそろそろこたえる。そんな折、梅田を歩いている時にスカウトに合う。

    2005-06-02 08:12:00
  • 3:

    未来

    「あの〜すみません」
    (スカウトなんていつものことだ。無視しよう。)
    あたしはスカウトに合うと、無視を決めこんでいる。下品な奴が多いからだ。
    「クラブホステスを探しているんですが…興味ありませんか?」
    (いつものスカウトよりは腰が低いな。)

    2005-06-02 08:17:00
  • 4:

    未来

    「不躾ですみません。名刺もらって頂けませんか…?」

    そこでやっと立ち止まった。最近のスカウトで名刺まで切る人いないから。この人は常識人だと思った。

    2005-06-02 08:19:00
  • 5:

    未来

    「ありがとうございます。やっと立ち止まってくれましたね。」

    顔を上げるとそこには長身に黒スーツ、長めの黒髪、品の良い賢そうな二枚目顔がにっこり微笑んでいる。

    2005-06-02 08:23:00
  • 6:

    未来

    未来「……」
    なんだかオーラのある風貌に言葉を失ってしまった。
    岩崎「申し遅れました。岩崎と申します。」
    と言いながら名刺を差し出してきた。
    未来「あ、はい、…どうも…」
    我に返り、名刺を受け取る。

    2005-06-02 08:27:00
  • 7:

    未来


    我に返り、名刺を受け取る。

    2005-06-02 08:28:00
  • 8:

    未来

    名刺に視線を落とす。

    Club REASON
    チーフ 岩崎正也

    「…お店のかたなんですね。スカウトマンかと思った。」

    2005-06-02 08:35:00
  • 9:

    名無しさん


    「…お店のかたなんですね。スカウトマンかと思った。」

    2005-06-02 08:36:00
  • 10:

    未来

    「そうなんです。実はお店のオープンがまだ一カ月先で、ホステスを探してるところなんです。もし、お時間あればお話したいんですが、だめですか?君、良い雰囲気持ってるから…」

    2005-06-02 08:39:00
  • 11:

    未来

    今日はセクのバイトも無いし用事も無い。が、この岩崎という人には興味、有る。
    「時間あります。いいですよ。」
    「ほんとに!?じゃ、お茶でもしましょう!」

    2005-06-02 08:43:00
  • 12:

    未来

    とにもかくにも、岩崎さんと近くのカフェに入り、色々話した。
    岩崎さんが29歳だということ、水商売歴は9年だということ、オープンするお店のオーナーと付き合いが長いということ、そのオーナーが気に入るだろう容姿が、未来そのものだということ。

    2005-06-02 08:48:00
  • 13:

    未来

    未来「あたしの容姿なんか…顔は丸いし鼻ぺちゃやし…」
    岩崎「身長あるやん!スレンダーやしべっぴんさんやで!丸顔だって可愛らしいやん」
    未来「そうかなぁ…」

    2005-06-02 08:51:00
  • 14:

    未来

    謙遜しながらも自分の容姿にはまあまあ自信がある。
    岩崎「なんでセクで働いてるん?美人やのに。昼職までして。お金に困ってるん?」

    2005-06-02 08:54:00
  • 15:

    未来

    この人に褒められるとなんだか嬉しい。ただあえて褒めてるのか、なんなのか、岩崎の目は読みづらい。わかりにくい人だ。仕事できますタイプにはこの手の掴みにくいのが多いが岩崎もまさにそんな人。でもなぜか自分のことを話してしまう。会って間もないのに。

    2005-06-02 08:59:00
  • 16:

    未来

    未来「気に入るってずっと言ってはるけど…オーナーさんってどんな人?」岩崎「一言では言えないんやけど…格好いい人やで!歳は俺より若いのに」未来「ふぅん…」
    岩崎「未来ちゃん、二週間後に顔合わせ兼ねた全体ミーティングあるんやけど来てくれへんかな?」

    2005-06-02 09:18:00
  • 17:

    未来

    未来「でもあたし、まだ働くと決めたわけちゃうし…」
    岩崎「これを機会にステップアップしようや!クラブホステスやで?とりあえず今度お店見においで!」

    2005-06-02 09:21:00
  • 18:

    未来

    岩崎さんに言われると、うなずくしかなかった。というより、この人にまた会いたい…そう思っていた。

    2005-06-02 09:25:00
  • 19:

    未来

    カフェを出て、まっすぐ家に帰り、岩崎さんの名刺を眺める。 帰り際、 「メールしてきて!」と涼しい笑顔で手を振っていた姿を思い出しながら、右手は携帯を開けたり閉じたりしていた。
    −ただのスカウトなんだけどなぁ…なんか気になる。−

    2005-06-02 09:31:00
  • 20:

    未来

    お茶していた時は恥ずかしくてまじまじとは見れなかったが、端正な顔立ちや鋭い目、すぐに思い出せた。何よりあの雰囲気…人とは違うオーラを持っている。その彼が格好いいというオーナーってどんな人なんやろ?しかも彼より若くて…?

    2005-06-02 09:36:00
  • 21:

    未来

    思い切って携帯を開き、岩崎さんにメールを送った。
    【今日はどうも、ご馳走さまでした。未来です。全体ミーティングに行ってみようと思います。また連絡下さい(^O^)】
    送信━━━・・・‥

    2005-06-02 09:40:00
  • 22:

    未来

    一時間ほどしてからメール受信
    【メールありがとう!メールこないかと思ってたから嬉しいわ!ミーティングの日、楽しみにしてるしまた連絡します!岩崎より】

    2005-06-02 09:45:00
  • 23:

    未来

    何気ない、普通のメールだが、気になる人?のメールはちょっと嬉しい。
    この日の岩崎との出会いが人生の岐路だとはまだ気付かずにいた。

    2005-06-02 09:48:00
  • 24:

    未来

    朝9時に起床、10時に家を出、10時半に出勤する。そして夜8時に退勤、9時にはもうセクの店に出勤、明け方3時頃に上がり、朝5時就寝。
    これがあたしの日常で、もう慣れっ子だし、セクでは一応売れっ子だ。たまに昼も夜も休みを取り、友達や彼氏と会う。

    2005-06-02 10:01:00
  • 25:

    未来

    忙しいのには慣れているが、せっかく稼いでも使い道があまりない。
    掛け持ちで毎月70万は入ってくるがそのほとんどが貯金。セクの友達はホスト等に使いたい放題だが未来にはまるで興味が無かった。一度連れて行かれたが、未来の方がホスト君に気を使って話してばかり。

    2005-06-03 01:46:00
  • 26:

    未来

    未来はセクの仕事でもほとんど脱がない。新規客の要望があればもちろん脱ぐが、未来の客は未来と話すために来ている。「話し上手なんやからセク辞めてキャバ行けばいいのに」
    と何度となく言われた。

    2005-06-03 01:50:00
  • 27:

    未来

    そう言われるまま、未来もいずれはキャバに…と思っていたもののズルズルと今の店にいる。

    2005-06-03 01:54:00
  • 28:

    未来

    でも今、クラブへの道が開かれている。想像の中では髪を綺麗にセットし、派手に化粧をし、ドレスを着た自分が居る……
    「あッ…」

    あることに気付いた。

    2005-06-03 01:57:00
  • 29:

    未来

    …ドレスなんか持ってないやん…汗…

    2005-06-03 01:59:00
  • 30:

    未来

    岩崎と出会って1週間ちょっと経つ。もうすぐミーティングだ。あれから岩崎とはまめにメールをしていたが会ってはいない。

    2005-06-03 02:04:00
  • 31:

    未来

    未来はドレスのことをメールしてみた。
    【お疲れ様です?今気づいたんやけど、あたしドレス?持ってない?どこで何買えばいいのか教えて下さい??】
    ━━━・・・‥送信

    2005-06-03 02:08:00
  • 32:

    未来

    すると、すぐに携帯がメールを受信
    【了解!新地に色々店あるし、一緒に行って選ぶわ!いつがいい?】

    !!!!!!!!!!!
    一緒に!?

    2005-06-03 02:12:00
  • 33:

    未来

    予想外の返事に驚いた。まさか選んでくれるとは。
    【いいんですか!?助かります?じゃあ明後日、昼の仕事休みなんですけど岩崎さん空いてます?】

    2005-06-03 02:16:00
  • 34:

    未来

    【いけるよ。というか店の準備でずっと新地に居てるし、何時でもいいから近く来たら電話して!迎えに行くから。】

    【わかりましたぁ?】

    2005-06-03 02:19:00
  • 35:

    未来

    【ドレスまで買う気になってくれてやる気満々やん!嬉しいわ!未来ちゃんのドレス姿はよ見たいわ〜!】

    【試着の時見せるから岩崎さんに一番に見てもらえますね?あたしも楽しみにしてます】

    2005-06-03 02:23:00
  • 36:

    未来

    メールを打ちながら、未来は本当に楽しみだった。もちろん岩崎に会えることが…。

    2005-06-03 02:25:00
  • 37:

    未来

    未来は男運が無い。
    今の彼氏は不倫の仲で、もともとはお客さんだった。付き合ってから結婚してることを知らされた。その前の男は二股だった。好きになる男にまともな奴が居ない。
    でも男が居ないのは寂しいので常に誰かと付き合っている。今も次の好きな人を探しているところだ。

    2005-06-03 02:29:00
  • 38:

    未来

    …岩崎さん、彼女いるんかな? でも仕事一筋っぽいし…でも格好いいしいないわけないか… それに夜の人だしな。

    2005-06-03 02:32:00
  • 39:

    未来

    期待するとまたしっぺ返しを喰らう。
    やめておこう。

    2005-06-03 02:38:00
  • 40:

    みさ

    面白いです????
    主さんのペースで頑張って下さい??
    岩崎さんと恋愛は発展するのか??(笑)

    2005-06-03 05:33:00
  • 41:

    未来

    みささんありがとう??今からゆっくり更新していきます?

    2005-06-03 22:41:00
  • 42:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 43:

    未来

    たまった洗濯物や掃除を済ませ、シャワーを浴び、出かける用意を始めた。いつもより化粧が念入りになる自分に、可笑しくなった。もう初夏だ。季節感が出るように、明るいグリーンのアイシャドーを重ねる。オレンジのチークに薄いベージュのリップ。ナチュラルを意識して自分なりにメークを楽しむ。
    誰かを思ってメークするのは久しぶりだ。彼氏にはもうこんな気持ちはとっくにない。

    2005-06-03 23:03:00
  • 44:

    未来



    ―別にデートじゃない、岩崎さんにすれば仕事に変わりないのに。あたしアホかも―
    苦笑いしながらはやる気持ちを抑えつけた。

    2005-06-03 23:05:00
  • 45:

    未来

    ―岩崎さんにメールしとこう!―

    【おはようございます?今日6時頃に新地に行きます。都合悪くないですか?】
    送信━━━・・・‥

    2005-06-03 23:10:00
  • 46:

    未来

    PM4:00 家を出る。天気がいいし歩いて行こう。未来の住むマンションは梅田へ徒歩15分のところ。新地だってたいして変わりない。というものの未来はほとんど新地を知らない。早めに出たのは新地を歩いておきたかったからだ。岩崎の前でキョロキョロするのは恥ずかしい。

    2005-06-03 23:15:00
  • 47:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 48:

    未来

    4年の間の経験年数の後半、2軒目の店で、2年あまりをナンバー入りしてきた店だ。愛着はかなりあるし、仲の良い友達もいる。でも未来はいい数字を残してきたことに、達成感に近いものを感じていた。十分貢献してきたし、そろそろいいんじゃないか?
    今日出勤したら退店届けを出そう。

    2005-06-03 23:28:00
  • 49:

    未来

    と、携帯が鳴っている。
    メール受信 岩崎さん
    【6時で了解!近くなったら電話してきてな☆】

    2005-06-03 23:32:00
  • 50:

    未来

    ―もう近くにいるんやけどな〜―
    と思いながらも【了解】とだけ打ち返した。

    2005-06-03 23:34:00
  • 51:

    未来


    何も食べていない未来は、お茶しようと新地についてから適当に喫茶店に入った。

    2005-06-03 23:36:00
  • 52:

    未来

    サンドイッチとアイスティーを注文し、ふと、喫茶店を見回した。あちらそちらにホステスらしき綺麗なお姉さんがいる。同伴なのだろう、中年の男性と同席する大人の雰囲気と色気のある人、ヘアセットばっちりなホステス同士二人でお喋りしていたり。
    何気ないことだが未来の目には新鮮で、ドラマを見ているようだった。

    2005-06-03 23:44:00
  • 53:

    未来

    外に目をやると、着物のいかにもママな女性が歩いていたり、花屋が大きな胡蝶蘭を運んだりしている。未来の日常とはかけ離れていてなんだか自信を無くしかけていた。

    2005-06-03 23:47:00
  • 54:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 55:

    名無しさん

    よましてもらってます??

    2005-06-03 23:52:00
  • 56:

    未来

    藤原さんというのは顧客で、月に3回ほど買い物に来る。気に入ったものがあると色違いで買ってくれたり、毎回10万は使う。美人というより、小柄で華奢なお人形みたいに可愛い人だ。

    2005-06-03 23:54:00
  • 57:

    未来

    名無しさん?リアルタイムでありがとうございます???

    2005-06-03 23:58:00
  • 58:

    さっきの名無し

    かなりドキドキしながら読んでまつ

    2005-06-03 23:59:00
  • 59:

    未来

    168センチの長身の未来にとっては憧れのような人だ。目はぱっちり、笑顔も愛らしくてアイドル的存在。未来の顔立ちも系統的には同じだが、長身なのに丸顔のせいでアンバランスな気がしている。

    2005-06-04 00:07:00
  • 60:

    未来

    名無しさん、ありがとうございます?完結まで結構長くなると思うので気長に読んで下さいね?

    2005-06-04 00:09:00
  • 61:

    未来

    ―藤原さんみたいな人だと、新地って感じやな。あんな風に生まれたかったかも―
    と少しいじけた。
    と、時計に目をやるともうすぐ約束の6時!慌てて会計を済ませ、表に出た。

    2005-06-04 00:12:00
  • 62:

    未来

    携帯を開き、岩崎の名を探し、ドキドキしながらかけた。 電話をかけるのは初めてだ。

    ━━━プルルルッ・・・プルルルッ・・・プルルルッ・・・
    岩崎『もしもーし!』

    2005-06-04 00:16:00
  • 63:

    未来

    未来『あっあのっ…着きましたっ』
    岩崎『了解!いまどの辺なん?』
    未来『えっえっと…○○○の前ですっ』
    岩崎『あ、ほんまに?すぐ行くわ!』 プチッ

    2005-06-04 00:19:00
  • 64:

    未来

    未来『……』
    あっけなく電話は切れ、携帯をまだ握ったまま緊張しっぱなし。緊張のあまり声がうわずってしまったことを恥ずかしく思っていると ポンッ と肩を叩かれ、驚いて振り向いた。

    2005-06-04 00:22:00
  • 65:

    未来

    未来はまだポカンとしながら指差された方向に目をやった。
    角地の1階のようだ。黒い扉だけが見えた。
    岩崎「看板がまだやからわかりにくいけど…とりあえず行こか!」

    2005-06-04 00:30:00
  • 66:

    未来

    そう言うと、颯爽と歩き出し、未来は慌ててついて行った。

    岩崎「なんか声かけた日より今日の方が綺麗やん。なんかいいことあった?」

    2005-06-04 00:33:00
  • 67:

    未来

    未来「えっ?ほんま?別に何もない…毎日仕事やし…」
    岩崎「今日も仕事?何時からなん?」
    未来「今日は9時から…」

    2005-06-04 00:35:00
  • 68:

    未来

    念入りに化粧してきて良かった。やっぱりこの人に誉められると嬉しい…

    2005-06-04 00:36:00
  • 69:

    未来

    岩崎「メークが違うんかなぁ…?いい感じやで!ていうか、仕事9時からやったらめちゃ時間あるやん。早く出てこさして悪いな…」
    未来「大丈夫ですよ」

    2005-06-04 00:48:00
  • 70:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 71:

    未来

    岩崎「着いたよ。」

    一軒のドレス専門店に着いた。
    中に入ると所狭しと色々なドレスがかけられている。

    2005-06-04 00:55:00
  • 72:

    未来

    岩崎「とりあえず見てみたら?俺も探すから!」
    未来「うん…あの…お店で目立つのって何色ですか?」
    岩崎「そうやなぁー、店内薄暗いし白かな?」
    未来「じゃあ白で探します!岩崎さんもお願い!」

    2005-06-04 01:04:00
  • 73:

    削除

    削除されますた

    あぼ~ん
  • 74:

    未来

    岩崎「未来ちゃん、これどう?」
    未来「ヒラヒラすぎて似合わないよ…」
    岩崎「うーん、これは?」未来「ほとんど露出やん笑 恥ずかしくて着れない!」

    2005-06-04 01:14:00
  • 75:

    未来

    岩崎「絶対似合うのに〜…」
    未来「もすこしおとなしめのがいい…泣」
    見かねた店員が寄って来た。

    2005-06-04 01:19:00
  • 76:

    未来

    店員「ドレスって見た感じより、試着された方がわかりやすいですよ?似合わないと思ってても案外着れたりしますよ」
    未来「そう?」
    店員「気になるものは何点でも試着してみて下さいね」
    にっこり微笑むと、白のドレスばかりを何着も一カ所に集めてかけてくれた。

    2005-06-04 01:23:00
  • 77:

    未来

    と、その時、一着のドレスが未来の目に止まった。ホルタータイプで、マリリンモンローばりのVネック、背中はガラリと空いていて、ロングドレスの裾は少しフワリと上品に広がっている。
    未来「これいい…」

    2005-06-04 01:28:00
  • 78:

    未来

    岩崎「試着してきなよ」

    促されるまま試着室に入った。

    2005-06-04 01:30:00
  • 79:

    未来

    着てみると、なかなかいい感じ。飾りっけは無いが、最初のドレスとしては抵抗感は無い。胸元が強調され、背中は未来の白い肌があらわになる。そのまま試着室から出た。

    2005-06-04 01:35:00
  • 80:

    未来

    店員「お疲れ様でした。綺麗ですよ!ドレス自体はシンプルだけどお客様雰囲気あるから…」
    岩崎「いいやーん!色っぽい!女神みたい!」

    2005-06-04 01:37:00
  • 81:

    未来




    即決だ。



    2005-06-04 01:38:00
  • 82:

    未来


    空白

    2005-06-04 01:38:00
  • 83:

    未来

    店員「ありがとうございました〜!!!」

    店員に手を降られながら店を後にした。
    お値段は5万円なり。

    2005-06-04 01:41:00
  • 84:

    未来

    未来「わざわざありがとうございました!」
    岩崎「良かったなぁ!気に入ったの見つかって!ほんま似合ってたで!」
    未来「ありがとう…」

    2005-06-04 01:46:00
  • 85:

    未来

    岩崎「そのドレスでナンバーワン目指して頑張ろか!じゃあ、俺仕事あるし、行くね?ミーティングの前の日にまたメールするわ!」
    未来「はぁい!お疲れ様です!」
    手を振りながら足早に店へと戻る姿を見送り、未来も歩き出した。

    2005-06-04 01:52:00
  • 86:

    未来

    ―例えお世辞でもいい、女神みたいて言ってくれたから買ったんだよ―

    歩きながらにやついてしまう。

    2005-06-04 01:55:00
  • 87:

    未来

    梅田へ戻った未来は、まだ時間があるのでカフェに入り、営業電話とメールを始めた。が、時々上の空になる。

    徐々に、恋し始めていた

    2005-06-04 02:01:00
  • 88:

    未来


    Club REASON ミーティングの日がやって来た。
    ドレスを買った日に入った喫茶店で、岩崎からの連絡を待つ。

    2005-06-04 02:47:00
  • 89:

    未来

    あの日、出勤して仕事をこなしてから、店長に゙辞める゙と言った。最初は渋って聞き流そうとしていたが、素直にクラブで働いてみたいからと言う意志の固まった未来の様子を見て諦めがついたようだ。3週間後に退店することが決まった。店長は40半ばのおじさん、優しくてみんなから好かれていた。もちろん未来も。

    2005-06-04 02:55:00
  • 90:

    未来

    店長「2年もよう頑張ってくれたな…。ずっと未来がおるのが当たり前やったから寂しいわ。未来やったら話のセンスもあるしベッピンやしどこ行っても大丈夫や!店決まったら行ったるさかいに教えてや?」
    半泣きでそう言ってくれた。店長のことは本当に好きだ。

    2005-06-04 02:59:00
  • 91:

    未来

    未来「ありがとう、あと3週間あるしまだ泣かへんよ!店長もこらえてや!」店長「せやな、未来には励まされてばっかりやな苦笑 ほな今日はもう気をつけて帰り」

    2005-06-04 03:03:00
  • 92:

    未来


    辞めることはほかのセク嬢にはギリギリまで言わない。未来がきっかけで「私も辞める」、「私も!」になりかねないからだ。ただ一人、一番仲の良い同い年の歩には言った。

    2005-06-04 03:05:00
  • 93:

    未来

    歩「おめでとう、やっぱ未来はただのセク嬢で終わったらもったいない思っててん!辞めても遊んだりしよな?約束な?」
    と指切りをした。
    歩は可愛い。パッと見た目はギャルだが、綺麗な顔立ちをしている。歩こそセクじゃもったいないと、未来は思う。

    2005-06-04 03:10:00
  • 94:

    未来


    そんなこんなで、新地へ踏み出す為の準備は出来た。
    色々な回想をしながら一人、岩崎からの連絡を待った。

    2005-06-04 03:13:00
  • 95:

    未来

    その時、喫茶店に一人の見覚えのある女性が入って来た。着ているアンサンブルとスカートまで見覚えがある。というか未来の勤め先のブランド服だ。

    ━━━ 藤原さんだ!・・・

    2005-06-04 03:19:00
  • 96:

    未来

    ―うわぁ、どうしよう。 しかも真正面に座ったよ…。気付くかな…。 !!てか気付かれた!!―
    不意に顔を上げた藤原と未来は目が合ってしまった。少し考える感じの顔つきをしたすぐ後に あッ と小さく声を上げ、笑顔で未来のテーブルに寄ってきた。

    2005-06-04 03:24:00
  • 97:

    未来

    藤原「いつものお姉さんやん!」

    服屋でも藤原は未来のことを゙いつものお姉さん゙と呼んでいる。

    未来「こんにちは!」

    2005-06-04 03:26:00
  • 98:

    未来

    いつもと変わらない可愛い風貌にみとれながら挨拶を交わした。

    藤原「一人ですか?誰か待ってる?」
    未来「そんなところです」藤原「あたしも待ち合わせなんだけどちょっと早く着いちゃって…一緒に居てもいい?」

    2005-06-04 03:30:00
  • 99:

    未来

    人懐っこい態度を可愛らしく思い、いいですよ、と返事をして、二人で話し出した。

    藤原「ショップ以外で話すのってなんか違和感あるね〜!ところでお姉さんていくつなの?」
    未来「22ですよ」
    藤原「え〜?!落ち着いてる〜!沙也香はこれでも24だよ!」

    2005-06-04 03:35:00
  • 100:

    未来

    そういう沙也香は、茶髪をクルクル巻き髪にし、化粧はバッチリバービーメイク、白のアンサンブルに白スカート、アクセサリーとカバンはシャネル、大阪というよりは神戸のお嬢様系。確かに歳よりは幼いが、誰が見ても可愛い。

    2005-06-04 03:46:00
  • 101:

    未来

    未来「藤原さん、水商売してるって言ってたの、この辺なんですか?」
    沙也香「ううん、沙也香、ミナミなんだけど、知り合いに新店できるからって誘われて。なんか今日顔合わせだからって呼ばれてね」

    2005-06-04 03:49:00
  • 102:

    未来

    ―えっ?もしかして…

    沙也香「お姉さんは?デート?」
    未来「えっ違いますよ!なんていうか……‥」

    その時、未来の携帯がテーブルの上でブンブン震えた。
    着信 岩崎さん

    2005-06-04 03:58:00
  • 103:

    未来


    その時、未来の携帯がテーブルの上でブンブン震えた。
    着信 岩崎さん

    2005-06-04 04:00:00
  • 104:

    未来

    未来は沙也香にすみません、という素振りをし、沙也香はどうぞどうぞ、という手振りで電話に出るように促した。

    未来「もしもし」
    岩崎「おはよう、今どこ?」
    未来「○○○って喫茶店です」
    岩崎「了解〜!行くわ!」

    2005-06-04 04:04:00
  • 105:

    未来


    岩崎「了解〜!行くわ!」

    2005-06-04 04:05:00
  • 106:

    未来

    数分後、岩崎が喫茶店に入って来ると同時に
    沙也香「あれ?まーくん、おはよう〜」
    岩崎「沙也香、未来ちゃんと知り合いなんか??」

    2005-06-04 04:09:00
  • 107:

    未来

    沙也香「えっと‥そんな感じ!ていうかお姉さん、未来ちゃんて言うんだ!んで?まーくんと待ち合わせしてたん??!!」
    未来「そ、そーです。」
    沙也香「?????」

    2005-06-04 04:13:00
  • 108:

    未来

    事態を飲み込み切れない沙也香に、岩崎が言う。岩崎「要するに今日俺が待ち合わせをしたのは沙也香も未来ちゃんもで、たまたま二人が知り合いで、たまたま居合わせたんだよな?さっ、二人ともミーティング行こか」

    2005-06-04 04:17:00
  • 109:

    未来

    沙也香「じゃあお姉さん、沙也香と同じお店で働くの?」
    未来「一応‥そうなります」
    沙也香「きゃー!すごぉい!すごい偶然!!宜しくね」

    2005-06-04 04:20:00
  • 110:

    未来

    沙也香が無邪気に握手を求めてきたので笑顔で握り返した。

    岩崎「もう行くよ?!二人のお茶代出してやっといたから!」
    沙也香「いやーん、まーくんサンキュー!」

    2005-06-04 04:23:00
  • 111:

    未来

    三人連れだって喫茶店から出て、店へと歩き出す。

    まーくん、と沙也香は呼んでいることが引っかかる。相当仲いいのだろうか。

    2005-06-04 04:25:00
  • 112:

    名無しさん

    頑張ってください?

    2005-06-05 15:57:00
  • 113:

    未来

    名無しさんありがとうございます??初めて挑戦してるんですが、励ましのレスあるとほんと嬉しいですね??ゆっくりですが、頑張ります???

    2005-06-05 22:08:00
  • 114:

    まみ

    あげときます?

    2005-06-09 20:21:00
  • 115:

    ピヨ

    あげぇ

    2005-06-09 23:24:00
  • 116:

    未来

    まみさんありがとうございます??最近更新できてなくてすみません?

    2005-06-10 05:02:00
  • 117:

    名無しさん

    ピヨさんもありがとうございます??

    2005-06-10 05:03:00
  • 118:

    未来

    店に向かう途中、
    沙也香「未来ちゃんはまーくんにスカウトされたん?」
    未来「そうです。」

    2005-06-10 05:07:00
  • 119:

    未来

    沙也香「沙也香は、まーくんとは前から知り合いやねん!なぁまーくん!」岩崎「俺が前にいた店で沙也香と一緒やってん」未来「なんか、まーくんて呼び名、岩崎さんのイメージと違う(笑)」
    モデルのような容姿なのに「まーくん」というのに未来は違和感を覚えながら、笑って言った。

    2005-06-10 05:12:00
  • 120:

    未来

    沙也香「そうやろ?でもたいがいの女の子、まーくんて呼んでたよ〜!あっまーくん、そういえばなぁ…」
    沙也香が岩崎に他愛ない話をし始め、少し離れて歩きながら未来は少しホッとしていた。

    2005-06-10 05:17:00
  • 121:

    未来

    沙也香がまーくんと呼ぶことに対して、嫉妬してしまっていた。が、話を聞いて、安心した。
    −でもそれにしてもこの二人は絵になるなぁ…−

    2005-06-10 05:20:00
  • 122:

    名無しさん

    ??

    2005-06-12 10:47:00
  • 123:

    未来

    上げて下さった方ありがとうございます?なかなか更新できてなくてごめんなさい?ゆっくり書きます??

    2005-06-13 19:22:00
  • 124:

    未来

    店までの道程を、未来は二人の後ろをついていきながら、沙也香の風貌を観察していた。
    売れてるアイドルみたいなオーラを持ち、お人形さんのよう。派手だがどこか品を感じさせる。相当お客さんも持っていそうだ。

    −なんだか自信なくなってきた−

    2005-06-14 21:15:00
  • 125:

    未来

    未来「すごい入り口…」
    沙也香「お金かかってそーだねー!」
    金色の細かい装飾等が施されている。
    岩崎「すごいやろ?中はまだ少しごちゃついてるけど内装は終わってるし。さ、入ろ」

    2005-06-14 21:36:00
  • 126:

    のあ

    しおり♪

    2005-06-15 23:39:00
  • 127:

    名無しさん

    頑張って?

    2005-06-16 02:09:00
  • 128:

    未来

    のあさん?名無しさん?ありがとうございます。昨日書いてたら途中でエラーしてしまって?のちほど更新します?

    2005-06-16 03:08:00
  • 129:

    未来

    その店、は2階にわかれていた。階段を降りるとB1階には広〜いフロア、全席黒の皮張りに大理石のテーブル、ど真ん中にはグランドピアノ、隅には噴水まである。そしてシャンデリアで飾られたそのフロアの隅にまた短い階段があり、VIP席があるらしい。
    岩崎「一番はしのあそこにホステスさん達集まるから!」
    と言って、沙也香と二人、案内された。

    2005-06-16 03:14:00
  • 130:

    未来

    沙也香と二人並んでボックス席に恐る恐る座り、店内を見回した。いつも未来が仕事をしている場所といえばセクキャバの狭いボックス。天井にはシャンデリアではなくミラーボールが回っているような所だ。それとはうって変わって広いしゴージャス…未来はもはや萎縮していた。小声で沙也香に話しかけた。
    未来「めちゃ緊張してきたんですけど…」
    沙也香「あたしも…こんな立派やと思ってなかった」

    2005-06-16 03:36:00
  • 131:

    未来

    沙也香も緊張しているようだ。だが、少し間を置いてから、
    沙也香「でも…あたし頑張る。こういう店でやりたかったんやもん」
    と、自分に言い聞かせるかのように意志の強い瞳でそう呟く沙也香の横顔がいつもの可愛い女の子の表情ではなく、働く女になっていた。そんな沙也香を見て、未来も少し元気が出た。

    2005-06-16 03:42:00
  • 132:

    未来

    岩崎の他にも黒服が何人か居て、出されたお茶を飲みながら待っているとホステスのお姉さん方がゾロゾロとやってきた。皆、それぞれ女優のように見える。年配のお姉さんもいる。皆美人ばかり。未来は自分が場違いな気がして仕方なかった。かくしてミーティングが始まった。

    2005-06-16 03:49:00
  • 133:

    未来

    岩崎「おはようございます!わざわざ集まっていただいてありがとうございます。オーナーがもう少ししたら到着しますので、料金システムや当店の方針等ご説明させていただきますね。」
    と、挨拶から始まり、未来は持参したメモ帳とペンをカバンから取り出し、真剣にメモをとっていた。口座や、ヘルプなど今までとはたくさんの違いがある。不安になりながらも未来は一生懸命話を聞いていた。

    2005-06-16 03:59:00
  • 134:

    未来

    沙也香「未来ちゃん偉いな。沙也香もメモるから紙ちょーだい☆」
    と小声で話しかけてきたので紙をちぎり渡そうと顔を上げ、ふと周りを見渡すと、メモをとっているのは未来と数名だけ。ベテランさん達にはメモる必要もない様子で、一生懸命な自分が恥ずかしくなった。
    そこへ、階段を誰かが降りてくる。黒服達が一斉に「おはようございます!」と次々挨拶した。

    2005-06-16 04:25:00
  • 135:

    未来

    岩崎が立ち上がり、大きな声で「おはようございます!」と威勢の良い挨拶をした。その女性はホステス達の前に立ち、色っぽいハスキーな声で話し始めた。
    「おはようございます。オーナーママの沢木美和です。初めて会う方も居るので緊張するかもしれませんが、宜しくお願いしますね。」

    2005-06-16 04:45:00
  • 136:

    未来

    一同、そのオーラに圧倒されたかのように、頭を下げ、
    「おはようございます」と挨拶をした。
    美和ママはホステス達を見渡し始めた。その時未来は目が合った気がしてドキドキしていた。次の瞬間、
    美和ママ「あなたとあなたとあなたと…」と数名を指差し、その中には未来も沙也香も入っていた。

    2005-06-16 04:52:00
  • 137:

    未来

    未来は不安になり、岩崎の方を見ると、目が合い、にっこり微笑んで口パクで(大丈夫)と言われた。
    美和ママ「今あたしが指差した方以外はもう帰ってもらって結構です。」とだけ言い放ち、ホステス達にざわめきが起こった。皆、何が起こったのか分からない。ただ、帰れ、と。

    2005-06-16 04:57:00
  • 138:

    未来

    美和ママ「あたしに呼ばれた方達は、こっちに着いてきて」
    と未来の方を見ながら、手招きをし、階下のVIPルームへと案内された。美和ママ「岩崎は残りの方達に説明宜しく!」
    岩崎「はい!」
    まだ皆何のことだか分からない。とりあえず未来と沙也香を含む10名はママに着いて行った。

    2005-06-16 05:02:00
  • 139:

    未来

    VIPルームへ降りると、上のフロアとはまた違い、壁も天井もテーブルもソファーも真っ白で美しい。所々に大きな花瓶に生けられた花があり、壁には一つ、大きな絵画が飾られている。天井はもちろんシャンデリア。別世界のようだった。

    2005-06-16 05:06:00
  • 140:

    未来

    美和ママ「どうぞ、座って」
    皆緊張した面持ちで席につく。それを察したように、
    美和ママ「あたし、なんでホステスさんを振り分けたかって言うとね、常識ないのが嫌いなんよ」一同「……?」

    2005-06-16 05:10:00
  • 141:

    未来

    美和ママ「あのね、ここにいるみんなはミーティング中ちゃんとノートにつけてたやろ?まだ上にいるホステスさんらは聞いてただけ。ミーティングって大事なんよ。自分の経験やプライドにあぐらかいてミーティングで岩崎が言ってることをただ聞いてるだけなら誰でもできる。猿でもできる。あたしが欲しいのは真剣さなんよね。」

    2005-06-16 05:15:00
  • 142:

    未来

    一同うなづく。
    美和ママ「というわけで、そんな感じで笑 仕事のことは岩崎から聞いたと思うけど、何か質問や不安があればお願いします。」
    と、美しい笑顔を見せながら言った。

    2005-06-16 05:19:00
  • 143:

    未来

    沙也香「あの…いいですか?」
    と沙也香が手を挙げた。美和ママ「どうぞ」
    とにっこり微笑む。
    沙也香「失礼な質問かもしれないんですが…ママ何歳ですか?」

    2005-06-16 05:22:00
  • 144:

    未来

    本当に失礼だ…と未来は内心焦りながら呆れた。だがママは顔色一つ変えず、
    美和ママ「26です。」
    と答え、皆仰天した。当たり前だ、こんな大きな店のオーナーで、その貫禄で26じゃ誰もが驚くに決まっている。

    2005-06-16 05:25:00
  • 145:

    未来

    「あたしと同い年です…」と別のホステスが言い、美和ママ「同い年もあたしより年上も、勿論居ます。」と微笑んだ。
    そういえば岩崎が最初に言っていた。 オーナーは岩崎よりも年下だけど格好いい人だと。まさか女で26だとは思いもよらなかったが…。もう一つ、オーナーの気に入る容姿が未来そのものだということも思い出していた。

    2005-06-16 05:32:00
  • 146:

    ?

    ???

    2005-06-16 05:50:00
  • 147:

    未来

    人にはそれぞれ好みがあるが、こんなに綺麗な美和ママが自分の容姿など気に入るとは未来は信じられなかった。今居る中でも一番地味で、華がないように思う。いつもとは違う場所で、未来自身全く自分を出せずに萎縮しているのだから不安ばかりがよぎる。しかしながら、一生懸命メモをとった自分に間違いはなかったと少しホッとしていた。

    2005-06-16 16:19:00
  • 148:

    未来

    美和ママがまだ驚きを隠せないホステス達をよそに口を開いた。
    美和ママ「26にしてお店を構えたことは、あたしは早いとは思わん。ただやっぱり26だし、雇われのママもしてきたけど、まだまだな部分もあると思う。みんながいて、お店が成り立っていくから、どうか頑張って欲しい。まだあたしっていう人物がわからなくて当然なんやけど、それはあたしも同じこと。縁があってこうして今同じ場所にいるから、分かり合えたらいいな、て思います。宜しくお願いしますね!」とにっこりとまた笑顔。未来はこの笑顔に好感を持った。なんだか包みこまれるような感覚に陥るのだ。作っているのか自然な笑顔なのかはまだ未来にはわからない。が、この美和ママのことをよく知りたくなった。

    2005-06-16 16:29:00
  • 149:

    未来

    美和ママ「今日は来てないんやけど、昔からあたしと一緒に仕事してるホステスさん達がいるから今度また紹介するわね。めちゃべっぴんさんやから☆」
    沙也香「あたし、ママより綺麗な人いないと思いますぅ♪ママ芸能人みたいだもの」とニコニコしながら言った。

    媚びるタイプらしい…

    2005-06-16 16:40:00
  • 150:

    未来

    美和ママ「ありがとう☆照れるわ。」とはにかみながら答えた。本当に照れているようだった。可愛い一面もあるんだなと未来は思った。
    美和ママ「でね、できたら個人面談したいんやけどみんな時間ある?一人10分くらい。」
    未来は時計に目をやる。時間はもう8時になろうとしていた。今夜は実は久々に彼氏が家に来る。仕事が終わり次第来ると言っていたからもうそろそろ部屋に上がっているころだが。まあいい。未来はママと二人で話す機会を失いたくなかった。それに、皆口々に大丈夫です、と答えている。

    2005-06-16 16:49:00
  • 151:

    のあ

    しおり☆

    2005-06-17 11:45:00
  • 152:

    名無しさん

    ??

    2005-06-17 16:22:00
  • 153:

    ?

    ?げときまァ?す??しぉり?

    2005-06-18 09:23:00
  • 154:

    未来

    のあさん?名無しさん??さん?ありがとうございます???

    2005-06-18 16:09:00
  • 155:

    名無しさん

    実話なんですか?

    2005-06-19 06:29:00
  • 156:

    未来

    実話ではないですよ?全く架空の話です?忙しくてあまり更新できませんが??

    2005-06-19 09:14:00
  • 157:

    未来

    美和ママ「じゃあお一人ずつ呼ぶから、…あなたから面談するわ。あとの方は上のホールで待機してて」
    と、美和ママはまず未来を指名したのだった。
    どうして自分から!?と途端にまた緊張してしまう。その理由はすぐにわかった。

    2005-06-19 09:21:00
  • 158:

    未来

    美和ママ「あなた未来さんね?」
    皆が出払うのを見届けてから、美和ママが話し始めた。
    未来「はい、滝川未来と申します。」
    美和ママ「なんであたしが面談トップバッターなん?て顔してるね(笑)」
    未来「…はい…」

    2005-06-19 09:26:00
  • 159:

    未来

    見透かされてるというよりは、ただ未来は分かり易い。すぐ顔に出るのは未来自身のクセだ。
    美和ママ「未来さん、すぐに時計見たじゃない?この後用事あるんでしょ?だから先に済ませようかと思って。」
    未来「!…はい…そうです、気を遣っていただいてすみません。」
    時計はチラリとしか目をやらなかったと思っていたので美和ママの観察眼に驚いた。

    2005-06-19 09:32:00
  • 160:

    未来

    美和ママ「あなたのこと、岩崎から聞いてます。あたしが絶対気に入るからって。なぜか気になる?」
    未来「かなり気になってますっ。」
    やっと聞けるんだと思って弾んだ声で返答したが美和ママ「うーん、…今は内緒やな!」

    えっ??!と未来はずっこけそうになったが、ここから無理やり聞き出せる相手ではない。

    2005-06-19 09:39:00
  • 161:

    未来

    未来「そう…ですね?」
    自分のネガティブな気持ちを案外、受け入れられて少し緊張がほどけた。美和ママ「誰でもホラ、最初から不安も何も無いことなんかないよ。自信満々とか鼻につくし。…でもあなた、自信持っていいよ。いいモノ持ってるから!もっと変われるから。」
    未来「???…はい。」
    美和ママ「じきにわかるよ。で、とりあえずあたし、あなたには外側から華を持たせたい。新地で輝けるようにね。」
    と、美和ママは一枚の名刺を未来に差し出した。

    2005-06-19 09:57:00
  • 162:

    未来

    それは美容院の名刺。
    未来「ここで髪のセットとかするんですか?」
    美和ママ「それだけじゃないよ、美和の紹介でって言えば変身させてくれる。オープン初日に出勤前に行ってらっしゃい。必ずね。」
    未来「はい、わかりました。」

    2005-06-19 10:03:00
  • 163:

    未来

    美和ママ「というわけで、未来さんの面談は終了!必ずそこに行くんやで」
    お疲れ様です、と挨拶をし、店をあとにしようとしたその時
    岩崎「未来ちゃん!」
    と呼び止められた。
    岩崎「オーナーどう?めちゃ格好いいやろ?!」

    2005-06-19 10:09:00
  • 164:

    未来

    未来「うん。芸能人みたい☆迫力に負けてすごい緊張しっぱなしやったけど…で、美容院行くように言われましたよ?」
    とさっきの名刺を見せた。するとにっこり笑って岩崎「シンデレラになれるわ(笑)」
    未来「なにそれ!ほんまですか?」
    岩崎「未来ちゃん十分綺麗やけど、さらに良くなるわ。あ、最初は1時間か2時間くらいはみてた方がいいわ。」
    未来「ふぅん…了解で」

    2005-06-19 10:18:00
  • 165:

    未来

    初めてのことばかりめまぐるしく起こり、いつもなら岩崎ともう少し喋りたいところだが、気分的に日常に戻りたく思い、お疲れ様でしたと言って店を出た。
    携帯をチェックすると、1時間ほど前から彼氏から着信5件。メール3件。慌ててかけ直した。

    2005-06-19 10:24:00
  • 166:

    未来

    不倫交際中の彼氏、秀樹。もはやセクフレのような間柄だと未来は思っている。だが、この男、自分のことは棚に上げてかなりの束縛好き。電話をかけ直すなり
    秀樹『おっそいねん!どこおんねん!?誰とおんねや!!?』と怒鳴る。
    未来『新地の店でミーティングって言うてたやん!!』
    秀樹『なんでこんな時間かかんねん!!はよ帰って来いや!!』プツ とそこで電話は切られたがこんな会話は日常茶飯事。確かに待たせた自分に非があると思い、すぐさまタクシーに乗った。

    2005-06-19 10:53:00
  • 167:

    未来

    秀樹は怒った日ほどセックスが激しい。今夜もきっとそうだろう…と車中そんなことを考えていた。最近、岩崎との出会いのせいもあり、更に気持ちが薄れていて、忙しいからと断り続けて会うのは久しぶりだ。
    だが体はしっくり合う。

    2005-06-19 11:00:00
  • 168:

    未来

    秀樹とのセックスを想像してしまいながら家に着いた。
    秀樹「遅っ!!」
    と、玄関で靴を脱ぐ未来に近づいてきた。
    未来「電話のあとすぐタク乗ったよ!」

    2005-06-19 11:05:00
  • 169:

    未来

    と、言い終わらないうちに秀樹の右手は未来の胸を、左手はスカートをたくしあげている。
    未来「ちょっと…いや…秀樹、晩御飯食べたん?」秀樹「まだやで。先に未来食べるわ。」
    と息を荒くしながら、玄関で未来を押し倒した。未来「キャッ…いや…んん…」
    嫌がる未来の両手をはがいじめにし、秀樹の舌は未来の口の中に深く差し込まれていった。

    2005-06-19 11:16:00
  • 170:

    未来

    未来「ング…ちょっと…玄関は嫌…外に聞こえたらどうすんの…」
    そんな未来の言葉をよそに、未来の服は剥ぎ取られていく。未来は嫌がりながらも、ただのフリ。超Mなのだ。
    秀樹「声出すなよ」
    と、未来のアソコをショーツの上から舌で刺激し始める。舌全体で局部を軽く撫で回したり、舌先でクリトリスをつついたり。未来はたまらず声を上げた。
    未来「あぁぁっ…!」

    2005-06-19 11:27:00
  • 171:

    未来

    秀樹「静かにしろや。声外に聞こえたら恥ずかしいんやろ?」
    と今度はブラの上から乳首を軽く吸いながら意地悪くののしる。未来は感じまくっていた。ただ、悟られてはいけないのは、いつの間にか秀樹を岩崎とすり替えていること。未来は頭の中で岩崎とのセックスに置き換え、濡れていた。いつもよりやけに感じてしまう。
    未来「お願い、思いっきりしたいから…ベッドいこ?」
    と哀願した。このまま玄関で声を殺すなんて無理。
    秀樹「いいけど帰ってくんの遅かった罰あるで?俺未来食べたくてめちゃ我慢して待ってたんやから…」

    2005-06-19 11:41:00
  • 172:

    未来

    そう言うと、激しいキスを交わしながら未来の下着を剥ぎ、体を抱き上げ、ベッドルームへと運んだ。そして秀樹流の罰が始まる。未来の右手右足首、左手左足首を紐でしばり、足をM字に開脚させ、タオルで目隠し。かなりSな秀樹は小道具が大好きだ。今日の目隠しは未来にとって、セックスの相手を岩崎と置き換えるのに好都合だ。想像だけでまた濡れた。
    秀樹「今日お前、いつになく濡れてんで…」
    と未来のアソコを中指で軽くいじる。挿れてはくれない。突如、乳首を舌で転がされ始め、「アァッ…」と声が漏れる。そして優しく舐めたり吸い付いたり、ふっと何もされなくなったかと思えば突然アソコに指がグッと入ってきてかき回しながら舌はクリトリスをチロチロとたくみに舐め回す。秀樹はテクもあるが、目隠しされていることで何をされるのか予測がつかない。未来はあえぎっぱなしだ。
    秀樹「お前うるさいねん。だまらしたるわ。」

    2005-06-19 12:04:00
  • 173:

    ?

    ???

    2005-06-19 12:07:00
  • 174:

    未来

    今度は、いつの間に服を脱いだのか、秀樹の大きくなったモノが口に押し込まれる。未来の舌が全体を這うようにこねまわすと秀樹も気持ちよさそうに声をあげる。しばらくしゃぶりついていると、急に抜き、未来の口から取り上げられたかと思えば、未来を放置したままタバコに火をつけている音がする。さらに部屋の電気を付けられたのがタオル越しでもわかる。未来のアソコは露わにさらけ出された。
    未来「やだ!電気は消してっていつも言うてるやんか…」
    秀樹「見られて嬉しいやろ?じっとしとけよ?お前濡れまくってシーツに垂れてるわ…やらしいな…どうして欲しい?」

    2005-06-19 12:19:00
  • 175:

    未来

    未来はもう限界だ。
    未来「…いれて?」
    秀樹「何を?どこにや?」
    未来「……」いつも言わされる。嫌じゃないのはもちろんだが、恥ずかしい…。でもこの男、言わなきゃ絶対にしてくれないのだ。

    2005-06-19 12:22:00
  • 176:

    まゆ

    しおり

    2005-06-19 17:14:00
  • 177:

    未来

    ?さん?まゆさん?しおりありがとうございます???

    2005-06-20 14:26:00
  • 178:

    未来

    未来「もう…言わんでも知ってるやんか…」
    恥ずかしさで欲しいものを言葉にできない未来のそばに一服終えた秀樹が横にぴったりとくっついてきた。むさぼるような深いキスをしながら胸を揉み、乳首を指で舌で刺激してくる…。
    未来「んん…あぁッアッ」それから急に体勢を変え、大きく開脚された未来の両足をさらにグッと開き、秀樹のモノの先っぽをアソコへこすりつけてくる。入りそうで入らない。欲しくてたまらない未来は秀樹の動きをもどかしく思い、自ら腰を上げモノに近付こうとするが、じたばたするだけだ。
    未来「ねえ、ちゃんと言うから…紐ほどいて…?」

    2005-06-20 23:15:00
  • 179:

    未来

    秀樹は素直にほどいた。いつも最後はほどいて未来を自由にする。目隠しも外され、すぐさま未来は秀樹を押し倒しまたがり、秀樹の顔に両胸を押し付け乳首を舐めさせた。秀樹は未来の乳首にむさぼりつきながら未来のもうビチョビチョになったアソコを指でなぞり、スルスルと入れて奥の方をグッグッと突く。
    未来「アッ…あぁん…もう我慢できないよぉ…」秀樹「どうして欲しい?」未来「ん…秀樹の…おちんちんを…あぁんッ」
    言いかける未来の中を強く指で刺激し、制止する。未来は小さい声で「もぅ…」とすねながらも快感に身を委ねていた。
    秀樹「早く…どうして欲しいか言えよ…」
    ピチャピチャと音を立てながら胸を舌で舐めまわし、指はクチュクチュとアソコを突いたりかき回しながら秀樹は未来を支配していた。

    2005-06-20 23:41:00
  • 180:

    未来

    未来「だからッ…あぅっ…秀樹の…おちんちんをっ…アッだめっ…」
    今度は親指が、未来のクリトリスを俊敏にこすり、言葉を遮るように働きかけてくる。
    未来「おちんちん…あたしのっ…アソコに入れてぇぇ…」
    全部言えたご褒美だと言わんばかりにまたがる未来を押し倒し一気にズボッとモノを突っ込んできた。

    2005-06-20 23:48:00
  • 181:

    未来

    未来「ひゃあぁッ…あぁんッあッ、あっ、ンッ」ドスッドスッとパンパンに膨れ上がった秀樹のモノが何度も何度も未来の中を突き回す。快感で意識朦朧としながらも未来は、薄く目を開け、秀樹の顔を岩崎に置き換えていた。
    −あの人はどんなセックスするんやろ…?−

    2005-06-20 23:55:00
  • 182:

    未来



    暗い部屋で未来は、白い煙を吐きながら考え事をしていた。かたわらには行為を終えて一眠りしている秀樹がいる。

    未来はセックスのあとだけ秀樹のタバコを拝借し、吸うのが習慣だ。

    2005-06-21 00:03:00
  • 183:

    未来

    秀樹が既婚とは知らずに付き合い出したのだが、ひょんなことから発覚して以来、セックスのあとにタバコを吸いながら、不倫という罪と秀樹と付き合ってしまった自分について考える癖がついていた。当初はよく苦しめられた。一緒に眠りたいが家に帰さなくてはいけない、家に帰したら今度は奥さんとセックスするのでは?…などと嫉妬に狂っていたものだ。長く付き合っていると慣れてしまい、慣れると気持ちが薄らいでいった。だから今は楽だ。セックスだけを楽しめる。お互いにそういう玩具として付き合っているのだ、と未来は割り切れているし、セックスをしない生活は女を駄目にする気がする。だから玩具としておいておけばいい…。

    2005-06-21 00:16:00
  • 184:

    未来

    まともな彼氏ができずに3年近く経っている。愛情ってなんなのかすら分からないし、愛情だと思ってきたものは錯覚だったと認識している。秀樹は勿論、この3年は男に愛されていない。友達に言わせれば、
    「未来が愛さないから愛してもらえないんやで」と言う。しかし未来は、愛せば幸せになる保証が無いと安心して付き合えないし、愛せない。それほど3年の間に恋愛に対して臆病になっていた。もう傷つきたくない…

    2005-06-21 00:31:00
  • 185:

    名無しさん

    読んでます?

    2005-06-21 21:44:00
  • 186:

    未来

    名無しさんありがとうございます??

    2005-06-22 19:22:00
  • 187:

    未来

    タバコを消すやいなやマナーにしている未来の携帯がブルブル震え、メールを受信していた。
    岩崎からだった。

    【未来ちゃん今日お疲れ様やったな。なんかちょっと疲れたみたいやけど、大丈夫やった?ママが会えて良かったわ言うてたし、未来ちゃんさえ良かったらこれから一緒に頑張っていこな!初めてのことで不安もあるやろから何でも相談してや?オープンまであと1週間やし少しでも悩み解消しとこな!】

    2005-06-23 01:57:00
  • 188:

    未来

    優しい人だな…と単純に思って嬉しかった。すぐにメールを返す。
    【お疲れ様です?緊張はしてたけど疲れてたんじゃないですよ??岩崎さん居てたらなんとか頑張れそうな気がするし?宜しくです。】
    送信━━━・・・‥
    その時むくっと秀樹が起き上がった。時間は0:30、秀樹はそろそろ家に帰らないといけない時間だ。
    秀樹「メールしてんの?」

    2005-06-23 02:05:00
  • 189:

    未来

    未来「うん、店の人やで」秀樹「なんか最近仕事仕事やな…お前。次の店いつから?」
    未来「1週間後。ドリーム(今のセク)は明後日で最後。」
    秀樹「明後日店行っていい?」
    秀樹はもともとお客様だったのだ。付き合いはじめてからもちょこちょこ店に来ている。
    未来「いいけど…次の店のオープン来てくれた方が嬉しいんやけど」

    2005-06-23 02:13:00
  • 190:

    未来

    秀樹「クラブやろ?堅苦しいしいやや〜。付き合いでしか普段行かんのに」その返答に未来はふくれた。最近の悩みといえばまさにこれだからだ。自分の客が新地に会いに来てくれるかどうか…せっかくのスタートを駄目にしたくない。不安だ。
    秀樹「すねんなや」
    と言いながらまだ裸のままの秀樹は後ろから抱きついて、未来の服の中に手を入れてきた。
    未来「もう!やめてよ…」と、秀樹の手の侵入を阻止しようとする。

    2005-06-23 02:21:00
  • 191:

    未来

    秀樹「…なんか最近冷たいやんけ」
    とさらに服を脱がそうとしてきたと同時に岩崎からメールが来た。秀樹から隠すように見る。

    【俺も未来ちゃんの顔見るとなんかほっとするし頑張るから!】

    2005-06-23 02:25:00
  • 192:

    未来

    この言葉をどう解釈すれば良いのやら…とにかく嬉しかったのには間違いなかった。
    秀樹「未来の顔見たらほっとするそいつは何モンやねん…?」
    後ろから覗いてたらしい秀樹が不満そうに聞いてくる。
    未来「だから〜店の人やし、意味はないよ!」
    ふん、と納得してない様子でまたごろんと横になった。

    2005-06-23 02:32:00
  • 193:

    未来

    −既婚者のくせに自分のこと棚に上げて− と内心憤慨したと同時に秀樹は今まで他の男と連絡とるくらいで嫉妬する奴ではなかったので、未来は可笑しく思った。
    未来「そろそろ帰る時間やろ?」
    秀樹「ん?おう。…腹減ったから飯いかんか?そこのファミレス。」
    未来「いいよ。あたしもお腹すいたし。…いつもさっさと帰るのに珍しいなぁ?」

    2005-06-23 02:39:00
  • 194:

    未来

    不思議に思いながら支度し、ファミレスでご飯を食べてその日は別れた。その後、秀樹から、家に着いた おやすみ とメールが来た。普段こんなメールしてこなかったのに…
    未来は秀樹の態度の異変を、まだその時はたいして気にしていなかった…

    2005-06-23 02:45:00
  • 195:

    未来

    2日後、セク退店の日、未来のお客で店には長い待ち客が並ぶほどだった。未来は店内で大忙し。ほかの女の子はほとんどが未来のヘルプに回り、大繁盛だった。こうなることを予想して、次の日は昼の仕事を休みにしていたのでシャンパンも次々飲み、だいぶ酔って楽しく過ごしていた。秀樹も言ってた通り来ていたので、疲れたら秀樹のいるボックスで休憩していた。
    閉店後は一番の仲良し歩と二人、感動して泣いたり、店長やみんなからプレゼントにシャネルのピアスとネックレスを貰った。
    店長「それつけて、新地でも頑張れよ!新地に疲れたらすぐ帰って来いよ!!笑」
    未来「帰って来なくていいように頑張る!ほんまに今までありがとぅ…」とワンワン泣き、祝福されて送り出された。

    2005-06-23 03:00:00
  • 196:

    未来

    帰り際、
    歩「未来が時間ある時言ってな☆お茶しよな!」
    未来「歩こそ連絡してな」歩「あとなぁ、今日ヘルプ色々つかしてもらったんやけど…秀樹君めちゃ機嫌悪くてびっくりしたわ。未来酔ってたから気付かんかったやろ?あんなんなってんの初めて見たし。」
    未来「あー…、なんか最近やけにヤキモチ焼きやねん。あたしもようわからんけど気にせんとって!ごめんな!」
    歩は付き合い出した頃から全部知っている。相談にもよく乗ってもらっていた。ワイルド系で男前な秀樹を取りたくて、ヘルプにつきたがる女の子が何人か居たので歩がいつもヘルプしてくれてたものだ。時には秀樹と未来の喧嘩も取り持ってくれたこともある。そんな歩と離れるのは本当に寂しかった。

    2005-06-23 03:12:00
  • 197:

    未来

    次の日からも、未来は忙しかった。REASONに来てもらうために時間刻みでお客とお茶したりご飯食べたり、必死に営業していた。
    まだ店の営業中の雰囲気はわからないが、できるだけ引っ張りたい。給料は日給+歩合制だからお客が多いほど給料がいいのだが、それより岩崎の前で格好つけたかった。認められたい一心だったのだ。
    オープンまで、昼の仕事も行きながらセクを辞めたにもかかわらず、睡眠不足だったが、未来には苦ではなかった。時折する岩崎とのメールのやりとりで元気が出た。
    離れている時ほど恋しくなるのはやっぱり岩崎に恋してしまってるんだろう…と、自分の気持ちを認め、尚更頑張った。

    2005-06-23 03:26:00
  • 198:

    未来

    秀樹からも電話やメールはあった。新地へ行くまで夜は未来に用事がないと決めこんでいたため、誘いを断り続けてまた怒っていたが、あまり気にしなかった。未来に非は無いはずだから。

    2005-06-23 03:29:00
  • 199:

    未来

    そして、オープン当日。同伴する予定もあり、昼に起きてまず、美和ママに言われた通り、指定の美容院へ向かった。

    昼の新地は夜とはうって変わって雰囲気がビジネス風だ。ランチ時なのだろう、サラリーマンだけが目立つ。まあ、夜もそうだが黒服のいない分、普通の街だ。
    未来はママにもらっていた名刺を頼りに美容院を探し、見つけた。

    2005-06-23 03:36:00
  • 200:

    未来

    2階建てのコンクリート打ちっぱなしのお洒落な美容院だ。ドアを開けると、またまたお洒落な髪と服の美容師達が、
    「いらっしゃいませー!」と元気良く挨拶した。受付の女の子に、
    未来「滝川と申しますが、沢木美和ママに今日ここに来るように言われたんだけど…?」
    受付「沢木様より伺ってます!滝川未来様ですね?どうぞ、奥の鏡の方向へお進み下さい。」
    と、ニコニコ顔でスムーズに案内してくれた。

    2005-06-23 03:44:00
  • 201:

    未来

    かくして未来の変身が始まった。黒っぽい髪をやや明るくし、イエロー系の細かいメッシュを全体に入れ、長めにエクステをつける。
    次にメーク。眉を強そうな一文字からなだらかな女性らしい形にされ、もともと大きな目は目尻にマスカラをタップリつけ、セクシーな切れ長に。アイカラーはゴールドのグラデーション。リップは輪郭をしっかりとり、グロスをタップリ乗せ、肉厚的な仕上がりとなった。
    最後に髪のセット。トップ全体をカーラーでしっかり巻き、ボリュームをだし、エクステ部分はコテでグルグル巻き。上部だけまとめてハーフアップにしてくれた。
    お姫様みたいな出来映えに未来は感激、スタッフ達にもモデルみたい、セレブみたい、と散々持ち上げられ、気分上々で美容院をあとにした。
    これで、沙也香にも見てくれは劣らない!と思いながら同伴客との待ち合わせ場所へ向かった。

    2005-06-23 04:13:00
  • 202:

    ?なな?

    ?読んでます?しぉり?

    2005-06-23 08:31:00
  • 203:

    のあ

    しおり♪

    2005-06-23 10:59:00
  • 204:

    お疲れ様です。

    2005-06-23 13:35:00
  • 205:

    age

    2005-06-23 21:52:00
  • 206:

    名無しさん

    ??

    2005-06-23 22:01:00
  • 207:

    ?

    しおり?

    2005-06-23 23:19:00
  • 208:

    未来

    ななさん?のあさん?♪さん??さん?名無しさん?しおりありがとうございます??

    2005-06-24 09:02:00
  • 209:

    未来

    待ち合わせ場所まで、ショーウィンドウに映る自分をチラチラと見ては、有頂天になった。
    初出勤の同伴相手は、未来の一番古いお客様、足立さん。40半ばの自営業のおじさまで、2年ほどの付き合いがあるにもかかわらず、何の仕事かは明かしてくれないが、金払いも良ければ飲み方も綺麗。クラブにも飲みに行くと言っていたので、マナー等も教えて!と頼んだら、同伴してくれる事になったのだ。待ち合わせ場所に先に着いていた足立は、未来の風貌に驚きながらも喜んでくれた。
    足立「お前!ええやないか〜!珍しく自分に金かけたな!」

    2005-06-24 09:12:00
  • 210:

    未来

    未来「お店のママの紹介で美容院行ってん☆」
    足立「そうかぁ〜!見違えたわ!未来今日からクラブ嬢やもんなぁ…そんくらいの自己投資はせなな!あとお前…爪も手入れしろよ?」
    足立は昔から、女としての気遣いにうるさい。が口癖だった。
    こういう人がいてくれると必然的に綺麗にしとかないと…と思える。今まではだめだしばかりだったが、今日やっと褒めてもらえた。爪は盲点だったが。
    美に対してこれだけ口うるさいので美容関係の仕事かと思ったりもしたが、違うらしい。

    2005-06-24 09:23:00
  • 211:

    未来

    それから、未来のリクエストでお寿司を食べに行き、軽く飲んでいい気分になり、いよいよクラブ嬢としての初出勤となった。緊張するものの、足立が一緒なのは心強かった。

    2005-06-24 09:58:00
  • 212:

    名無しさん

    しおり??

    2005-06-24 20:00:00
  • 213:

    ハル

    しおり?

    2005-06-25 01:03:00
  • 214:

    age!!

    2005-06-25 02:20:00
  • 215:

    名無しさん

    ??

    2005-06-25 07:11:00
  • 216:

    未来

    名無しさん?ハルさん?♪さん?名無しさん?しおりありがとうございます?今日は更新できませんがまとめて明日あたりに書きたいと思います。毎日書けなくてすみません???

    2005-06-25 08:30:00
  • 217:

    のあ

    いつも楽しみにしながら読んでます☆頑張ってね☆しおり☆

    2005-06-25 10:04:00
  • 218:

    ?

    ???

    2005-06-25 16:23:00
  • 219:

    名無しさん

    まゆのしおり

    2005-06-25 21:46:00
  • 220:

    未来

    のあさん??さん?まゆさん?ありがとうございます??朝まで飲んでてちょっと眠いので?少しですが更新させてもらいます。

    2005-06-26 10:05:00
  • 221:

    未来

    ミーティング時に集まっていたホステスの何人がこうして同伴してくるのだろう?負けたくはない!未来のお客は何人かまだ今日来てくれると言っている。なんとか一人前の売上を作って、格好つけたい!
    この日の未来はとてつもないやる気の塊だった。ちょっとしたトラブルが起こるとも知らずに…

    2005-06-26 10:15:00
  • 222:

    未来

    足立「未来、8時前やで?そろそろ行くか?」
    未来「ほんまや、足立さんとおったら時間経つん早くてわからんわ笑」
    足立「あほか笑 はよ行くで!」

    そんな冗談を繰り返しながら向かう。

    2005-06-26 10:23:00
  • 223:

    未来

    店にどんどん近づく。遠目からでも、あの立派な扉が全開になり、その脇には大きなスタンドの花が花畑かのように何基もひしめき合っている。全てと書かれているのは当たり前だが入り口には収まらず階段の一段一段にまで及ぶのも見えた。ママ宛ての花の数々に、圧倒的な凄さを感じずにはいられなかった。
    入り口の前にはミーティング時に見たことのあるボーイが二人、未来達を出迎えてくれた。
    ボーイ「いらっしゃいませ!!!」
    威勢の良い声が気持ちいい。ただ、ボーイ二人のほかに、少し離れて数人の黒服が立っている。挨拶も無いので明らかにREASONの人間では無い。開店祝いの花の見物かな?と呑気なことを考えながら、店内に入った。

    2005-06-26 10:37:00
  • 224:

    未来

    階段を降りているとどこからともなく 「いらっしゃいませ!」 と聞こえてくる。そしてすでにフロアは半分ほどお客が入っていた。
    フロアの真ん中に、岩崎が立っている。こちらに気付き、近寄って来た。岩崎「ようこそ、Club REASONへ!ご案内致します。」
    とにこやかに挨拶をし、丁寧にボックスへ案内してくれた。
    チラッと見渡すと、すでに接客している沙也香と目が合った。「え?」と驚いた顔をしている。未来が同伴で来るとは思っていなかったのだろう。沙也香にとって未来は服屋の店員なのだから。もしくは未来のイメチェンに驚いたのか。どちらにせよ未来は少し得意になった。

    2005-06-26 10:47:00
  • 225:

    未来

    足立はキープボトルにヘネシーを入れてくれ、とりあえず一杯めを乾杯。ヘルプに着く女の子が来てくれたので着替えに向かった。 岩崎と選んだお気に入りのドレスに着替え、席へ戻ろうとロッカーを出ようとすると、ノックとともに岩崎が未来を呼ぶ声がした。
    岩崎「未来ちゃん着替えた?」
    未来「はい、今出るとこ」岩崎「ちょっと入るよ」
    と、ロッカーに入ってきた。

    2005-06-26 10:54:00
  • 226:

    未来

    岩崎「初日から同伴ありがとう〜!俺のスカウトで同伴してくれてるん今んとこ未来ちゃんだけやし!さすがやな!」
    未来「いやいや…照れますやん。」
    岩崎「しかもエラい綺麗にしてきたやんか!めちゃくちゃ目立つわ〜…今日からほんま、宜しく!一緒に頑張ろなっ」
    未来「はいっ☆」

    2005-06-26 11:00:00
  • 227:

    のあ

    しおり

    2005-06-26 11:09:00
  • 228:

    未来

    未来は上機嫌になった。岩崎に褒められるのが嬉しくて仕方ない。席に戻って足立と飲むブランデーが、さっきよりも美味しく感じるほどだった。その後、足立はフルーツ盛りとドンペリを開けてくれ、さらに未来のテンションは上がっていった。

    2005-06-26 11:09:00
  • 229:

    未来

    美和ママはといえば、今日は淡い藤色の綺麗な着物姿で、あっちこっちと挨拶に回っていて忙しそうだ。
    足立「あれがママやな?噂には聞いてたけどむちゃくちゃべっぴんやなあの子!!」
    未来「ママのことあたし言ったことあったっけ?」未来は、美人度合いを驚かせたくて、足立に美和ママの容姿については何も伝えてなかったのだ。足立「あの子有名なんやで?見るのも初めてやし口聞いたことも無いけどな。飲み歩いてるとここらのたいがいの店であの子の噂聞いとったわ。」

    2005-06-26 11:18:00
  • 230:

    みぃ

    しおり???

    2005-06-26 11:20:00
  • 231:

    未来

    未来「そうなんやぁ〜」
    そんな折りに美和ママが足立の席にやっと挨拶にやって来た。近くで見れば見るほど美しい美和ママに未来はうっとり見とれていた…。
    美和ママ「足立様、ご挨拶が遅れてしまって申し訳ございません。ママの沢木美和でございます」足立「忙しいんやから仕方ないでしょう。若いのに凄いね!」

    2005-06-26 11:27:00
  • 232:

    リアルタイム。らっきー

    2005-06-26 11:28:00
  • 233:

    未来

    のあさん?みぃさん?♪さん? 朝の更新中、書くのに必死でしおりに気付きませんでしたぁ??♪さん、せっかくリアルタイムでラッキーて思ってくれはったのにごめんなさい??もっと更新すれば良かったです…

    2005-06-26 21:25:00
  • 234:

    未来

    美和ママ「お店ちょっと大きすぎましたかね笑」 と苦笑い。しばらく和やかに話していると、岩崎が未来を呼びに来たので席を立った。もうその頃は店中満員で、ボーイ達の動きは素早く、岩崎の表情は険しくなっていた。
    岩崎「未来ちゃんのお客様が3組3名見えてるねん。順番に付け回すから」未来「はいっ」
    誰だろうとキョロキョロしたが、混雑していて分からない。先ずついたのはセクの店長だった。

    2005-06-26 21:39:00
  • 235:

    未来

    未来「やだぁ♪いらっしゃいませ!」
    とニコニコ顔で横に座った。
    店長「おう!あんまり時間ないからな、はよシャンパン持ってこさせぇ。ピンク頼んでええぞ!」
    とピンドンを開けてくれた。

    2005-06-26 21:43:00
  • 236:

    のあ

    今までみた小説の中で一番ぉもしろぉぃ☆のあこの小説だぁぃスキ\(^o^)/だから一つの楽しみが増えてん♪♪未来チャンぁりがとぉ☆

    2005-06-26 21:44:00
  • 237:

    未来

    店長には、整形したんかだの色々いじられたが、綺麗になった未来を見て照れているのがわかった。次についたのは、伊藤さん。30代前半で不動産会社社長というかっこいい肩書きがある。すでにテーブルにはボトルもシャンパンもおろしてあった。
    伊藤「未来〜遅いからもうクリュグのロゼおろしたで!」
    未来「え〜!クリュグ?」
    伊藤「え?あかんか?いやか?」
    ぶりっこしながらワガママ言うと何でも聞いてくれるのがこの人の特徴なのだ。

    2005-06-26 21:52:00
  • 238:

    ハル

    しおり?

    2005-06-26 22:51:00
  • 239:

    あずさ?

    しおり

    2005-06-26 23:07:00
  • 240:

    るみ

    しおり?

    2005-06-27 03:33:00
  • 241:

    まゆ

    しおり?

    2005-06-27 03:56:00
  • 242:

    しーおり

    2005-06-27 04:09:00
  • 243:

    名無しさん

    http://www3.to/kosuresu

    2005-06-27 06:33:00
  • 244:

    未来

    ハルさん?あずささん?るみさん?まゆさん?♪さん?しおりありがとうございます?
    のあさん、めちゃくちゃ褒めて頂けてまじ嬉しいです?
    皆さん、ワンパターンにならないように頑張って考えて書いて行くので、ゆっくりですが、お付き合い宜しくお願いします??

    2005-06-27 06:46:00
  • 245:

    未来

    未来「ううん、クリュグも好き♪でもこれ飲んだらドンペリのロゼも頼んでい〜い?」
    伊藤「ほんましゃあないなあ…未来の新地デビュー祝いやし、なんかめちゃ綺麗なったし、好きなようにし!」
    と言いながら肩を抱き寄せてきた。
    未来「伊藤さぁん!このお店はイチャイチャできへんよ?知ってるくせにぃ」とたしなめてかわし、クリュグで乾杯をした。

    2005-06-27 06:54:00
  • 246:

    未来

    さらに伊藤の席にピンドンが来ると、周りの席のホステスから「すごいすごい」と小さな声がもれているのが聞こえた。
    ヘルプにいるのが、美雪と言って、小柄で普通っぽい子。未来よりひとつ年下だったのもあり、仲良くできたので、未来と伊藤と美雪でシャンパンに酔いながら、わいわい楽しく喋っていると、岩崎が席を移る合図をしているのがわかり、伊藤に可愛く「ごめんなちゃい、美雪ちゃんと待っててね!」と言い席を立った。

    2005-06-27 07:01:00
  • 247:

    未来

    店内のほとんどが美和ママのお客で埋まっているものの、未来の健闘ぶりは、皆驚いているようだ。トイレで会ったりするホステス達に
    ホステス「すごいですね!どこのお店だったんですか??」
    とよく聞かれる。未来は「梅田のキャバですよ。」とだけ答えておいた。
    さあ、次はどの席に誰が来ているんだろう、と岩崎について行く。フロアを一緒に歩く時にたまに腰に手を回した格好になる。皆そうしているみたいだが、岩崎の手が触れる度にドキドキしていた。

    2005-06-27 07:10:00
  • 248:

    未来

    岩崎「次の未来ちゃんのお客様、かなり不機嫌ぽいねん。フォローできる?ほら、あの方。」
    と尋ねて来ながら、席を見るよう促した。
    未来は見るなりハッと息を飲んだ。そこには、ヘルプともひと言も話さないで、確かに不機嫌そうな秀樹がいた。
    未来「岩崎さん、あの人は未来がいる時はヘルプ付けないで欲しい。」

    2005-06-27 07:16:00
  • 249:

    未来

    と、頼み、ヘルプを抜いてもらうと同時に席に着いた。
    未来「来てくれると思ってへんかった!どう?今日美容院行って来てん!結構好評やねんで♪♪」
    ヘアやメイクを嬉しそうに自慢して、秀樹の機嫌を伺おうとしてみた。
    秀樹「前の方がいいー」
    ムスッとしている。

    2005-06-27 07:21:00
  • 250:

    未来

    未来「何怒ってんのよ?あ、ボトルどうすんの?安いのでいいから何か入れて」
    秀樹「安くなくてもかまへんよ。お前ほかの席でシャンパンおろしまくってるらしいやん。今ヘルプでおった女が言ってたわ。すごいってさ。」
    未来「おろしまくってるってほどじゃないよ…」 秀樹「ボトルはお前が決め。ドンペリはもう言ってあるし。」
    未来「はあ?ドンペリ?」

    2005-06-27 07:25:00
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