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〜奏〜
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1:
麗
――“とぉせ”がいる場所ならどこでも分かるょ
だっていつもぁたしに聞こえる様に音を奏でてくれるから――2005-07-23 04:58:00 -
83:
麗
仙波の家へ行く途中に、旭ゎスーパーへ寄リ、夕食の材料を買っていった。
世間から見れば、旭ゎ派手な今時のコかもしれなぃ。けれど旭ゎ、料理なんて誰に教えられる事もなくできる。奏太が死んでから、母が旭の分のご飯を作らなくなったので自分で作っていたのだ。
仙波のマンションに着き、鍵を回す。旭ゎ少しドキドキした。2005-07-27 01:38:00 -
84:
麗
電気をつけて、ベッドに座る。『はぁ-。』誰もいなぃ、何か突っ掛かってくる様な誰も。 『ずっとここにいれたらいぃのに…』
―ピリリ・ピリリリ…―
仙波からのメールだ。
【スマン、帰るの八時くらぃンなる?待ってろょハニー??】旭ゎ苦笑いしながら時計に目をやった。
今ゎまだ六時。2005-07-27 01:55:00 -
85:
麗
―先にご飯作ろうか…‥―メニューゎハンバーグとポテサラ。旭の得意料理のひとつだ。何もなぃ冷蔵庫に、お茶や調味料、果物など買ってきたものを入れ、仕度を始めた。
すべて出来上がった頃に、ドアが回る音がした。2005-07-27 02:06:00 -
86:
麗
「まじ疲れたぁ〜☆」
『お帰リ』旭が笑顔で迎える。仙波ゎ旭の私服姿にドキッとした。 『何??』白のキャミワンピースに巻いた髪。どぉ見ても中学生に見えない。「いッいや可愛いじゃんそのカッコ♪」ハンバーグのいぃ匂いがする。『ご飯作っとぃたょ』「マジ!?なんだょお前女の子らしぃトコあんじゃん!早く食べよぉぜ!」2005-07-27 02:17:00 -
87:
麗
「うまぴ〜!!!」
「まじまぃぅ!旭さいこぅぅ〜☆!!」そぉ言ぃながら旭の頭を撫でる。旭ゎ、誰かに手料理を作った事がなかったので、素直に嬉しかった。『ちょッ髪の毛ひっぱリすぎだょ先生ッ!!』
仙波の手が止まる。
「なんか…お前に先生って言ゎれるともっと触れたくなる」 『せっ…』唇と唇が触れ合ぅ。
『せんせぇ‥』2005-07-27 02:34:00 -
88:
麗
「俺がずっと一緒にいてやるからな…!!」
――この幸せがずっと続く様に…旭ゎ願った。
奏太が死んでから、初めて幸せだと思えた。ずっと開いていた傷が塞いだ気がした。それから、土日も楽しく過ごせた――2005-07-27 02:39:00 -
89:
麗
日曜日、二人ゎプリクラを撮った。携帯に堂々と貼れないのが仙波ゎ気にいらないらしく、駄々をこねた。
『仕方なぃじゃん!あんた教師なんだから!』「やだ!ぜってぇ〜やだ!」 『バカ…あッ電池に貼ればッ??』
「それだょ!!それぇ〜♪」ご満悦らしぃ。旭ゎそんな仙波をあきれながらも愛しく感じた。2005-07-27 02:48:00 -
90:
名無しさん
しぉり?ぉもしろぃ?
2005-07-27 03:11:00 -
91:
麗
↑サンあリがとぅ??がんばるんで最後までお付き合いお願いしますッ???
2005-07-27 03:21:00 -
92:
麗
そして二人ゎおそろいで携帯の電池パックにプリクラを貼った。二人の証として。旭ゎこんなモノ必要ないッて思ったけれど、何となく嬉しかった。
「ぢゃ-明日学校でな☆遅刻すんなょッ!」
『うるさぃょ』ポンポンと頭を撫でる。
「じゃあな」 去っていく仙波の後ろ姿を旭ゎ見つめていた。―ずっと一緒にいたぃょ…――2005-07-27 04:35:00