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〜奏〜
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1:
麗
――“とぉせ”がいる場所ならどこでも分かるょ
だっていつもぁたしに聞こえる様に音を奏でてくれるから――2005-07-23 04:58:00 -
33:
麗
人の少ない電車に揺られながら、旭ゎ窓から景色を眺めていた。
梅雨明けの真っ青な空から、キラキラ眩しい太陽のヒカリが海に反射して、水面が揺れている―――― 「お前、いつも一人でいるよな」 『あんたバカ?』 「なッバカってお前!」
『教師が学校休んで、バカじゃん。』
「俺まだ若けぇ-んだょ?遊びたくもなるょ!」
『やっぱバカ。』2005-07-23 19:53:00 -
34:
麗
そぉ言って少し笑った。そして、自分が久しぶリに笑っている事に気付いた――「可愛いじゃん、笑顔♪」まだ23歳の仙波ゎ、本人の言ぅとおリ若い。その上、顔立ちも整っている方だし、ノリがいぃ。だから生徒に人気があるのだろぅ―――
『…別に』2005-07-23 20:22:00 -
35:
麗
――月灯りが差し込む何もない部屋で、とぉせが囁いた。 ━ずっと笑ってればいいのに━
あたしゎあたしなんか
の笑顔よリずっととぉ
せの笑顔を見ていたかッ たょ…――2005-07-25 00:33:00 -
36:
麗
『どこ向かってンの?』旭ゎ変ゎらず景色を眺めながら、呟いた。 ――どこまでも続く、果てしない青い空と海。このままどこかへ行けたら―― 「海に決まってんだろ!」
仙波がいじゎるな笑顔をしている。 『てかあんた休むトヵ連絡しなくていい訳??』「あ〜さっき校長にメェル入れといた。」
『何!?そんなんでいぃの!?かる〜アハハッ』2005-07-25 00:43:00 -
37:
名無しさん
しおり
2005-07-25 01:25:00 -
38:
麗
「バッカ俺メル友ょ!?校長ちゃん〜言ってょ☆」
太陽に照らされながら、白い砂浜を歩いた。照リつける陽射しが、旭の肌に反射してよリいっそぅ旭の肌を白く見せた。
「お前の肌焼けちまったらもったぃねぇな」2005-07-25 01:28:00 -
39:
麗
『別に気にしてなぃから』 ――パッシャ-ン!! 『ちょッ何すんのょォッ!』仙波が波を足で蹴って旭に飛ばし、クセなのか、いじゎるな笑顔を見せる。 「青春だべッ!?」 『もぉ〜ッ!』旭もやリ返す。それを繰リ返し、膝まで海に入ったリして二人ゎまるで小さい子供の様に遊んだ。
2005-07-25 01:47:00 -
40:
麗
38サン?しおリあリがとぅ?こんなんでよかったら最後まで読んだって下さぃ?
2005-07-25 01:50:00 -
41:
麗
雲が早く流れ陽が落ち、海が紅に染まる――
「綺麗だな」そぉ言って砂浜に寝転がる。 『服汚れるょ』「別に気にしてなぃから笑」またいじゎるな笑顔。
『真似トヵうざ-ぃ!』
「お前、学校でも笑ってろょ」仙波の真剣な眼差しに旭ゎ一瞬ドキッとした。
『関係なぃなぃじゃん。』2005-07-25 02:32:00 -
42:
麗
「はぃはぃ、お嬢様ゎ笑ったリぃ怒ったリぃ大変ですね〜☆」そぉ言って旭のほっぺたをつねった。『…ほっとぃてょ!』
今日一日、仙波と過ごして楽しく感じた自分に腹が立ち、冷たく言い放った。2005-07-25 02:45:00