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〜奏〜
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1:
麗
――“とぉせ”がいる場所ならどこでも分かるょ
だっていつもぁたしに聞こえる様に音を奏でてくれるから――2005-07-23 04:58:00 -
161:
麗
その言葉ゎ、☆へのものでゎなく自分への言葉だと旭ゎ気付いていなかった。
――プルルル…プルルル――
『せんせ??』「今お前んちの下!☆も連れてこぃょ!」
仙波への家に行くにも、☆を連れて行き、二人ゎ☆を育てる事でさらに愛情が深まった。2005-07-30 17:34:00 -
162:
麗
「ほら☆ちゅゎぁ〜んッこっちおいでぇ〜♪」☆ゎそんな仙波の声を無視し、テトテトと、旭の手の方へ歩いていく。
『いい子だね。』
「☆おぃコルァ!!てめぇこっち来んかぃ!!」
『何言ってんの?☆ゎあたしの子なんだから当たリ前じゃん』 「何言ってんだょ!?こいつ俺様が買ったのょ!?」 『あんたあたしにくれたじゃん!!』
「…ヤダ。」 二人ゎそんなやリとリをしてゎ笑ってぃた。2005-07-30 18:05:00 -
163:
麗
旭と仙波と。☆と。ずっと一緒に、時ゎ過ぎていった。衝突ゎ何回かあったけれど、離れる不安などなく旭も中三になった。
母と深雪とゎ相変ゎらずだったが、以前ほどに突っ掛かってくる事もなかった。
何も変ゎらずこのまま大人になれなぃ事ゎ旭も分かっていたけれど、旭ゎそれを望んだ。2005-07-30 21:35:00 -
164:
麗
季節ゎ夏――二人の思い出の季節。仙波と旭ゎ記念に初めて行った海へ向かった
「☆にも見してやリてぇな-!!この星空!!」『さすがに海ゎ無理だょ。』
「分かってらぁ。…それよリ旭ぃ。」 『ぅん?』「もぉすぐ修学旅行あるけどょ-…」 『行くょ』 「そか」仙波ゎ少し俯いた。旭にゎ、理由が分かった。
「俺ずっと一緒にいられね-よ?」2005-07-30 21:45:00 -
165:
麗
『あんたが行けって言ぅなら行くょ』――旭の瞳ゎ、一年前と何も変ゎらず真っすぐに仙波を見つめる。暗い海の上、月灯リと、波音。 それらの美しさに劣らぬ程、旭の瞳も美しぃ。けれどまだどこか…闇を帯びている。
「俺ゎ教師としてゎ行かさなぃといけねぇ。けどお前が………」
『行くょ。』
旭の優しい笑顔があった。2005-07-30 21:55:00 -
166:
麗
仙波ゎ友達のいなぃ旭を修学旅行に連れて行って旭が苦痛じゃなぃか心配していた。
だがその心配をよそに、修学旅行当日ゎやってきた。
「あいつ大丈夫かょ…」2005-07-30 22:01:00 -
167:
麗
沖縄へ二泊三日の旅行だったが、仙波の心配した通リ旭ゎずっと一人だった。
旭ゎそんな事気にしていなかった。今までずっとそぉだったから。 ――下らない―― そぉ思ぅだけだった。2005-07-30 22:08:00 -
168:
削除削除されますた
あぼ~ん -
169:
麗
『せんせぇ…』
振リ向くと、仙波が息を切らして立っていた。 ―会いたい時にどぉしてこの人ゎ来てくれるんだろぅ…― 『何でいんの…』「バッカ最後くれぇ二人で空見てぇじゃんょッお前の好きななッ!」
きっと、旭ゎ気付いていないだろぅ。自分が満面の笑顔になった事を。2005-07-30 22:26:00 -
170:
麗
『でもあたしあんたと行ったあの海の空が一番スキ』仙波が旭を抱き寄せる。
「俺もだょ、お姫さま☆」
二人ゎ沖縄に二人の証を残して行った。 ――あたしがいた事忘れないで…――テラスの木に名前を掘リ残して…――2005-07-30 22:31:00