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遥
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						1:はるな お前と初めて 
 会ったあの日・・
 
 今日みたぃに
 寒くてかったのを・・
 覚えてる
 
 
 雪とか降っててさ2006-03-29 00:03:00
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						2:はるな 【じゃなあ-!!】電車のドアが閉まったのに人目も気にせず幼なじみの優がこっちを見て手をふっている。客の目線が一人に向けられた。純17才。純もまた負けじと手を振った。 
 【ふぅ〜】純は優が見えなくなるのを確かめた後すたすたと席に座り,制服のネクタイをゆるめた。
 茶髪の髪にダボダボのよれた制服。耳には大きな穴が二つ。ネクタイを取りぺっちゃんこの鞄に押し込むと純はポケットから白い柄の入っている大きなバンダナを手に取り首に巻いた。これが純流。2006-03-29 00:12:00
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						3:はるな 股を大きく広げ,二人分の席を占領し純は地元の駅まで眠った。見た目のいかつさから純に注意する人なんていなかった。そンな事純が1番に知っている。 
 
 【あっやべ!!】純が目を覚ますと降りるはずの駅が通りすぎてゆくのが見えた。【ちょ!!開けろや!!】純はドアをおもいっきり蹴ったが電車はどんどん次の駅へと進んでいった。
 ようやく次の駅に着くととりあえず降りて反対方面のホームへと向かった。2006-03-31 13:20:00
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						4:はるな 【なにすンねン!!】足が止まる。純の後ろには女と男が喧嘩をしていて,男が女を殴っていた。 
 【おい!!女に手出すのはあかン事ちゃう??】純は自分の出番だと言わんばかりに男と女の間に入った。【だまれよ】男は純の姿の見て少しヒイたのかその言葉を残すとすぐに去ってしまった。
 【大丈夫か??】純は手を差し延べた。【すいません・・ありがとうございます・・】純はその言葉をゆわれるのを待っていた。2006-03-31 13:25:00
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						5:はるな 【べつに】女は自分で立ち上がった。(へ??何こいつ)純はあまりにもびっくりしてキョトンとしている。【てゆ-かあンたお節介やんな?】女は純の顔を見て笑った。 
 【は??助けたってそれはないんちゃうんけ?!??】純は大きな声を出した。【てゆ-か誰も助けてなんかゆってないから?】女はカバンを拾った。
 【あ-そうですか?ぢゃあのまましばかれてたらよかってん?かわいくねぇ?】純はさらに大きな声を出した。2006-03-31 13:31:00
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						6:はるな 【怒って・・ない!!】純はサキの姿を見て平然を装った。【また喧嘩???ほどほどにしときなよ??】サキは制服のブレザーを脱ぎハンガーにかけた。【わかってるよ】純はたばこを吸い気持ちを落ち着かせた。 
 サキは明るくて友達も多くとてもかわいい。そンなサキといるといつの間にかあの女の事も考えなくなった。
 【純好きだよ】裸でベットに寝転ぶ二人。純はサキに腕まくらをしてサキは純に抱きついて言った。純はサキのサラサラな髪を撫で【俺も好きやで】とおでこにキスをした。2006-03-31 13:42:00
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						7:はるな サキはニッコリ笑うとそのまま寝てしまった。そンなサキを微笑ましく思い抱きしめるとまた純もいつの間にか寝てしまっていた。 
 【サキ・・】目が覚めるとサキはいなかった。机の上には手紙が置いてある。
 【純へ。ごめん知らん間に寝てた(>__2006-03-31 13:46:00
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						8:はるな 【純起きぃよ!!学校やで!!】うるさい母親の声に気がつき純は起きた。ついつい朝まで眠ってしまった純は制服に着替え学校へと向かった。外は昨日と同じで雪がちらついていた。電車で20分。髪をいじりったり制服を整えたりして後一駅の時にサキにおはようのメールを送る。 
 【おはよ】まだ眠い純は朝はいつもテンションが低い。学校に着き教室に入ると三時間目まで爆睡をする。【おッはよ-!!めっちゃ寝たわ?】そうするといつもの純に戻る。
 その後はサキとメールをしたり連れとしゃべったりして昼まで過ごし,ご飯を食べその後また終わるまで寝る。2006-03-31 13:56:00
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						9:はるな 【純先輩のバンダナかっこぃいっすよね!!真似してぃいっすか??】近くにいる後輩が声をかけた。【おう?その変わり絶対白にしろよ?白が1番いかつい?】得意げに純はしゃべった。 
 純のバンダナを真似しているの一人だけぢゃなかった。幼なじみの優もほぼ全員が純と同じ白のバンダナを付けた。暴走族??ギャング??いやただのおあそびだ。
 二時間ほどペチャクチャと騒ぐとマクドを出て解散する。ホームで優とわかれ,電車に乗り家へと向かう。純の毎日はほぼこんな状態だった。2006-03-31 14:10:00
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						10:はるな 【ただいま-】玄関を開けるとサキが立っている。【お帰り--?】サキは純の母親と仲がいい。だからたまにこうして純がいない時でも家で母親と話をしたり純の帰りを待っていた。 
 【ただいま-来るなら学校終わってすぐに帰ってきたのに】純は少し膨れた。こんないかつい純でもサキの前になるとかわいくなってしまう。【ごめんごめん?でも気使われるのいややったし?それに今日はお泊りできるからさ?早くお風呂入っておいで?】サキは純をなだめお風呂に入らせた。2006-03-31 14:16:00


 
					