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生まれて来た事が一番辛い事かもしれないね。
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1:
☆遥☆
頑張って書くので感想とか良かったら下さい☆17年の私の経験です(旧掲示板コピペ)
2005-08-14 00:34:00 -
101:
☆遥☆
もちろん彼も血だらけだ。彼がこっちに向かってくる。今度は私?
私は怖くなり、必死に首を横に振った。
もうだめだ…2005-08-20 00:43:00 -
102:
☆遥☆
彼は何も言わず私の頭をなでた。彼の目は死んでるみたいに冷たい。
「もう大丈夫やからな。」彼はポツリと言い、両端に付いた手錠を開けた。2005-08-20 00:44:00 -
103:
☆遥☆
私は手錠から離された。口にあるロープも取ってくれた。
「辛かったな。」 私はまた涙が出た。彼は私に服をかぶせてくれた。私はまだ震えていた。2005-08-20 00:45:00 -
104:
☆遥☆
私を抱きあげ車にのせた。何も言わず走りだした。私は警察に行くのかビクビクした。警察に行ったら親が出てくる。私は勇気を出して震えた声で言った。
「警察には…」「分かってる。」
彼の返事は早かった。2005-08-20 00:47:00 -
105:
☆遥☆
車が止まった。私は後ろの席でグッタリしてた。彼は車を降り私を抱え、階段を上った。マンション?私は疲れ果てていたので、意識がうっすらしてた。
2005-08-20 00:48:00 -
106:
☆遥☆
部屋に入り「もう大丈夫や」彼は言う。
私をそっとソファーに座らせた。上着だけの私。彼はスエットを着せてくれた。 私は喋る力もない。精神的にもやられてる。彼は出前を頼んだ。
「何も食うてへんやろ?」私はただ震えるだけ。2005-08-20 00:49:00 -
107:
☆遥☆
出前のご飯が目の前におかれた。「さぁ、食べ。」
私は首を横に振った。何も口にしてなかったのにいきなり食べろと言われても無理。
「気分悪くなっても食べてないよりマシやろ?少しでも口に入れ。吐いてもかまわん。」
私は涙が溢れて来た。久しぶりに優しさを感じた。2005-08-20 00:52:00 -
108:
☆遥☆
彼は私が食べるまで隣りにいてくれた。少しずつ、少しずつ口にした。「よう食べたな☆エラいぞ」
2005-08-20 00:53:00 -
109:
☆遥☆
彼はお風呂に入れてくれた。膣から流れ出た様な見知らぬ男の精子がついた足をキレイに洗ってくれた。そのお湯はとても温かかった。「ありがとう。」
2005-08-20 00:54:00 -
110:
☆遥☆
「自分、名前何て言うんや?若いやろ?」
「遥。14歳」
「そかぁ〜そのアザ、虐待受けとったんか?」
「うん…」2005-08-20 00:55:00 -
111:
☆遥☆
「俺もなぁ〜虐待受けとってなぁ〜自分と一緒の様なアザいっぱいあるんゃ」
彼は見せてくれた。
「家、出たんやろ?」「うん」
「落ち着くまでここ住んでていいからな☆」「ありがとう」
この人が警察行かんかったんは、気づいてくれてたんやと思った。2005-08-20 00:57:00 -
112:
☆遥☆
お風呂から上がり、ベッドに寝かしてくれた。私は疲れていたのですぐ眠りについた。起きたのは昼すぎ。彼はまだ寝ている。名前も知らない。
2005-08-20 00:58:00 -
113:
☆遥☆
彼は床で寝ている。私に気を使ったんだろぅ。
私は離れた彼の寝顔をじっと見てた。キレイな顔…。2005-08-20 00:59:00 -
114:
☆遥☆
彼はしばらくすると目を開けた。「あ〜良く寝た!おっ、遥起きとったんか☆オハヨー☆よう寝れたか?」
2005-08-20 01:00:00 -
115:
☆遥☆
「うん!床で寝てたんゃ。遥ベッド独り占めしてごめんなさい。」私は謝った。
「何言うか〜☆笑。女の子わな〜身体冷やしたらアカンねんぞ☆何で謝るねん☆へんな子やな」彼は笑っていた。2005-08-20 01:01:00 -
116:
☆遥☆
床で寝て身体痛いはずなのに…。「何でこんなに優しいんですか?」
「俺か?俺は最低な人間や」私はこれ以上何も聞かなかった。2005-08-20 01:02:00 -
117:
☆遥☆
2人でご飯を食べた。
「俺の名前言うてないなぁ〜!かいって呼んでな〜」この時初めて彼の名前を聞いた。
2005-08-20 01:03:00 -
118:
☆遥☆
「祐介君この家知らんの?大丈夫かな。」私はボソっと言った。
「大丈夫や☆祐介、こっちの家は知らん☆」
話を聞くと部屋を2つ持ってるらしい。2005-08-20 01:04:00 -
119:
☆遥☆
かい君に聞いてみた。「私のあんな姿見て引かんの?」
「引くとかの問題違うやろ!あんなんされててほっとける訳ないし!」
かい君は、少し切れた口調で言った。 「ごめん。」
「お前が謝る事違うやろ☆まぁ忘れろ」かい君の優しい言葉に涙が出た。2005-08-20 01:06:00 -
120:
☆遥☆
「泣きたかったら泣き!すっきりするわ☆」
ありがとう。本間にありがとう。心の中で何度も言った。
私は泣きまくった。
泣いて泣いて泣いて。もう涙は乾いたか?位、泣いた。2005-08-20 01:07:00 -
121:
☆遥☆
知らないうちに眠ってた。昼に目が覚めた。
「あれ?」かい君はいない。2005-08-20 01:08:00 -
122:
☆遥☆
テーブルの上に置き手紙。携帯。下着。「何かあったら、携帯に俺の番号あるからいつでもかけてこいな☆下着、遥寝てる間に買いに行った。仕事行ってきます☆かい。」
2005-08-20 01:12:00 -
123:
☆遥☆
「かい君仕事かぁ〜。そりゃあ仕事しな一人暮らし出来ひんもんな。」
遥はまた知らないうちに眠っていた。2005-08-20 01:14:00 -
124:
☆遥☆
「はるか…遥」
私は目を開けた。「かい君、帰ってきたんや☆」
起きたらもう夜の8時。「お疲れ様☆」
「遥〜いつまで寝る気やね〜ん笑。飯やぞ〜!」2005-08-20 01:15:00 -
125:
☆遥☆
「うん☆」2人でご飯食べた。私はふと疑問に思った。「なぁかい君仕事何してんの?」…
えっ。聞いたらマズかった?
「色々やで☆」2005-08-20 01:17:00 -
126:
☆遥☆
「あぁ〜☆いろいろねぇ〜;」会話変えなッ。
でもかい君の色々っていったい何なの?
私はそれ以上聞かなかった。2005-08-20 01:18:00 -
127:
☆遥☆
私はヒッキー状態。身体もなまる。
「どっか行こっか☆」「え?連れてってくれんの?」
「うん☆行こゃ☆」
やった☆久々の外だ☆2005-08-20 01:19:00 -
128:
☆遥☆
2人で、夜景を見に行った。「すっごぉい☆綺麗〜」感激だ☆こんなにデカい一面の夜景を見るのは初めてだった。
「そやろ☆ヤバい位綺麗やろ〜」かい君も満足げだ。2005-08-20 01:21:00 -
129:
☆遥☆
夜景を見ると、知らないうちに涙がこぼれてた。この中に母さんも、父さんも、友香も、祐介君も、私もいるんだ。
私の居場所はないのかな、なんて考えてた。2005-08-20 01:22:00 -
130:
☆遥☆
「どうや?皆を上から見下ろす気持ちは☆」
「本当だね。」気持ちが少し楽になった。でも居場所が無いような気もした。いつまでも、上から見下ろしてたい。
時間がたち、「よし☆帰るぞ☆」「うん」
長いドライブは終了。2005-08-20 01:22:00 -
131:
☆遥☆
あんなにおっきな町も上から見下ろしたらちっぽけ。
家に着き、その日は眠りについた。かい君は相変わらず床。2005-08-20 01:23:00 -
132:
☆遥☆
起きるとかい君は仕事で居なかった。「仕事か…一人は寂しいな〜かい君に電話してみょ☆」
♪♪゙「はい」あっ、出た☆ 「かい君?遥やで☆今日な、かい君にご飯作って上げる☆机の上にあるお金使っていい?」2005-08-20 01:24:00 -
133:
☆遥☆
「いいけど、あんまフラフラしなや!危ないから!」
「うん☆分かった!仕事頑張ってな」
かい君に了解をもらった。ヤッター☆さっそく買い出しだ☆2005-08-20 01:25:00 -
134:
☆遥☆
かい君に道を教えてもらい、近くのスーパーに行った。
「何かあったらあかんから絶対携帯もってけ」
私はかい君の言われたとおり、携帯を持って出た。2005-08-20 01:27:00 -
135:
☆遥☆
外はまだ明るい。遥は祐介君に会うかビクビクしながら歩いた。「着いた☆」
近いのに遠かった。適当に材料を買いスーパーを出た。2005-08-20 01:32:00 -
136:
☆遥☆
帰りは走った。怖い。限界だった。マンションの前に着く、誰かがマンションの近くで騒いでた。遥は祐介君じゃないかとドキッとした。マンションの階段をいきおい良く上った。「バタンッ」
ドアを開け鍵を閉めた。ドキドキがまだ収まらない。2005-08-20 01:38:00 -
137:
☆遥☆
気を取り直して、オムライスを作った。
オムライスは友香に教わった料理。
二回目だから上手くは行かない。2005-08-20 01:39:00 -
138:
☆遥☆
「出来た☆」その時かい君が帰ってきた。
「おかえり☆」「お〜、いい匂いや〜」
良かった。喜んでくれてる。
2005-08-20 01:40:00 -
139:
☆遥☆
ご飯を食べてる時沈黙が続いた。もしゃオムライスまずかった?
そしたら、かい君の重い口が開いた。
「遥に言わなあかん事があるんゃ。」
「え?何?」2005-08-20 01:41:00 -
140:
☆遥☆
「実はな〜俺、家庭あるんや。」
かい君は冷静に話す。
「そうなんゃ☆奥さんおる所帰らな心配するで!」私は明るくふるまった。
2005-08-20 01:42:00 -
141:
☆遥☆
本当はすごく辛かった。
「うちの相手してたらアカンやん!早よ帰って☆遥は大丈夫やから☆」2005-08-20 01:43:00 -
142:
☆遥☆
かい君は黙ったまま「…」「もしかして、祐介君が知ってる家?」
「うん。そんなん関係ないねんけど、嫁はん実家帰りよったわ〜」2005-08-20 01:44:00 -
143:
☆遥☆
かい君から話を聞いた。後から聞いた話らしいが祐介君が、押しかけて来たらしい。かい君を隠してるって疑って祐介君、かい君の奥さんを殴ったらしい。「そんな…」
2005-08-20 01:45:00 -
144:
☆遥☆
「早よ奥さん迎えに行かな!」遥は罪悪感でいっぱいだった。
遥が悪いんや。遥が悪い。頭にはそれしかない。2005-08-20 01:46:00 -
145:
☆遥☆
かい君は動かない。
「かい君、遥に気使ってんゃったら遥出て行くから。」10分もしない間に私は家を出た。2005-08-20 01:47:00 -
146:
☆遥☆
かい君は追いかけてこない。そりゃそうだ。家族は大切だもの。
出て行く他に何かしてあげれたかもしれん。でも遥はお礼を言い、家を出るのが精一杯。「もう!」必死で涙をこらえる。2005-08-20 01:48:00 -
147:
☆遥☆
こらえても、こらえても、こらえても、涙が溢れこぼれる。「かい君ありがとう。」遥は上を向きながら、つぶやいた。
2005-08-20 01:49:00 -
148:
☆遥☆
私は、かい君の事が好きだった。幸せすぎて気づかなかった。今になって、気づく辛さ。
「どこいこ。」2005-08-20 01:50:00 -
149:
☆遥☆
夜の町は怖い。
家?家にも帰りたくない。友香…ダメ。
「また一人ぼっちや」
私は惨めさと、悲しさで笑いが出た。「うちって結局は一人…」2005-08-20 01:51:00 -
150:
☆遥☆
遥はまた援交をした。貯めたお金で知らないオジサンに保証人になってもらってマンションを借りた。狭い汚いアパート。「うちには、これが似合ってるんやな。」
2005-08-20 01:52:00