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ずっとあなたを…
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1:
唯
隼人と出逢って、もう三年経ったね。世界で一番愛してるよ…
2006-06-23 15:13:00 -
400:
唯
30分後……
ガチャッ…
二度目の帰宅…お願いやから居て…2006-07-21 13:17:00 -
401:
唯
廊下を通り寝室のドアの前で何度も深呼吸をした…
意を決してドアを開ける…
ガチャッ…………2006-07-21 13:19:00 -
402:
唯
隼人は居た……
急いで帰って来たんやね…
服を脱ぎ着替え様とした時に…
「おかえり…遅かったね…」2006-07-21 13:22:00 -
403:
唯
下着姿の私を後ろから抱きしめる…
背中…首…耳…キスをしてくる…
「隼人くすぐったい…止めて……起こしちゃった?ごめんね…」
「物音聞こえたから目覚めた…」2006-07-21 13:26:00 -
404:
唯
嘘つき………
起きてたくせに…今帰って来たくせに…言えなかった…
隼人の手が胸と下に延びて行く…
「隼人…止めて…」2006-07-21 13:29:00 -
405:
唯
「大丈夫やって…すぐしたくなるから…」
パンツの脇から手を入れる…
「唯はすぐ濡れるねんから」
立ったままの私に後ろから触ってくる…抵抗しても止めてくれない…そんな気分じゃないねん……本間に嫌だった…2006-07-21 13:34:00 -
406:
名無しさん
悲しい(;△;)頑張ってな?
2006-07-21 14:01:00 -
407:
名無しさん
読んでたら切なくなッてくる…?
ずっと読んでるンで頑張ッてください??2006-07-21 23:39:00 -
409:
唯
悲しくて涙が出て来た…
「はや…と……本間に止めてッ……」
「唯……泣いてるん?」2006-07-22 03:50:00 -
410:
唯
「泣いてないよ…大丈夫」
「こっち向いて!」
隼人は自分の方に唯の体ごと向けた。2006-07-22 03:52:00 -
411:
唯
「泣いてるやんけ…そんなに嫌やったん?ごめんな」
そう言った隼人は優しく抱きしめてくれた。
「今日ちょっと仕事で色々あって…でも大丈夫やで!ありがとう…」2006-07-22 03:55:00 -
412:
唯
本間は仕事の事は何もなかった…隼人の事だよ?甘えてこんといて…そんな優しくせんとって…もっと冷たくしてよ…唯の事構わんといてよ…いっその事嫌いになれたら楽なのに…楽にさせてよ……
隼人の体を突き放し「本間に大丈夫やから☆顔洗ってもう寝るわ…」2006-07-22 03:59:00 -
413:
唯
寝室から出ようとした時、隼人は「分かった…何かあったんやったら俺に言えよ!心配やわ…」そう言ってベットに入った。
洗面所に行って顔洗った。流れる水と共に涙も流れて行く…
「苦しいよ………」
水の音で声も掻き消されていく…私の声は隼人には届かない…そう言われてるみたいだった…2006-07-22 04:07:00 -
414:
唯
ベットに入ったら隼人が後ろから抱きしめて来た。そのまま目を閉じる… 閉じた瞳から涙が流れて行く…
どれくらい経ったやろ…眠れなかった……2006-07-22 04:12:00 -
415:
唯
目を開けるとカーテンから光が差し込んでいた。小さな隙間から差し込んでくる光は私を照らしていた…一筋の光はこれからの私に希望をくれた…光のある方へ辿り着けるかな…
2006-07-22 04:16:00 -
416:
唯
「隼人!起きてや!仕事行かなあかんで!」
隼人の体を揺さ振る。眠ったまま嫌がる隼人を強引に体を起こす。
「もうちょっと寝させて…」
「ダ〜メ!遅刻しても知らんで;」2006-07-22 07:41:00 -
417:
唯
変わらない一日が始まる…
朝は好き…隼人が仕事に行くから。夜は嫌い…あの子に会いに行くから。
今の私は隼人といる事さえも苦痛だった…一緒に居ても不安で寂しくて…今日は自分の家に帰ろうかな…2006-07-22 07:55:00 -
418:
唯
夕方…
「ただいまぁ☆」
隼人が帰って来た…
「おかえり☆お疲れ様〜」2006-07-22 07:58:00 -
419:
唯
「隼人あのさ〜今日愛が相談したいって言うから自分んちに帰るわ☆愛泊まりたいって言ってたし…今日は帰らないから!ごめんね…」
本間はこの家に帰りたくないだけ。愛が来るなんて嘘
「ふ〜ん…分かった…」
隼人の顔が一瞬歪んだけど気にせず「朝ちゃんと起きなあかんで☆」2006-07-22 08:03:00 -
420:
唯
よかった…まだ自分の家、家賃払ってて…こういう時に助かるわ…
「なら今日同伴やし行って来るわ☆今日簡単なものしか作ってないけど食べてなぁ☆行ってきます☆」2006-07-22 08:07:00 -
421:
唯
「いってらっしゃい……」
隼人ちょっと機嫌悪かったな…怒ったんかな…?
この日店は忙しかった。仕事中に何度か隼人から連絡あったけど仕事中は隼人の電話に出る事はあまりないから気にしなかった。仕事が終わり携帯を開く。隼人からのmailが入って居た…2006-07-22 08:11:00 -
422:
唯
《終わったら連絡して それと今日家帰って来いよ》
絵文字が使われてない文章。きっと隼人は怒っている。でも今日は自分んちに帰ろう…一緒に居たくないし。
とりあえず久しぶりに自分の家に帰る事にした。
ガチャッ………2006-07-22 08:32:00 -
423:
唯
はぁ…………
隼人がいないのも寂しいなぁ…とりあえず隼人に電話しよ…
プルルルル…プルルルル…「あっ!もし?隼人?ごめんね…今日忙しくて;今唯んち帰って来た!やっぱ愛来るしどっちみち、そっち帰るってなったら朝になるからしんどいし…」2006-07-22 08:36:00 -
424:
唯
「はぁ?お前嘘ついてるやんけ!!愛ちゃん来るとか嘘やろぉが!!亮に電話して聞いてもらったら愛ちゃん明日学校やから今日は家におるって言うてんけどどういう事なん!?お前他に男おるんとちゃうやろぉな!?今から行くから待っとけ!!」
プーッ、プーッ、プーッ、プー
切れた…ヤバイ……バレてもうた…何て言えばいいの?一人になりたかったって言っても絶対理由聞かれるし…どうしよう…2006-07-22 08:46:00 -
425:
唯
ピンポーン♪
あ〜来たぁ;隼人早いし;何にも考えつかなかった…
ガチャッ…2006-07-22 08:48:00 -
426:
唯
「どけっ!!!」
睨み付けた隼人は私を払いのけ部屋の中に入って行った。
「ちょっと…何してるの?」
クローゼットの引き出しを上から順番に開け中の物を引っ張り出していく。2006-07-22 08:52:00 -
427:
唯
「男物の服ないか調べてんねんっ!!!」
「そんなのないし…止めてよ…」
「俺の仕事中にここに連れ込んでんねやろ!?」
「男なんていないしっ!本間に止めてや!!」2006-07-22 08:56:00 -
428:
唯
ドンッ……
壁に押さえ付けられ「はよそいつ呼べや!」
「隼人…痛い…」
私の手首を掴み押さえ付ける…2006-07-22 09:00:00 -
429:
唯
「はよ呼べ言うてんねん!!」
「そんなのいないから呼べない…」
「嘘つくなや…俺はお前だけやのにお前は男おってんな!最低やなお前…」2006-07-22 09:04:00 -
430:
唯
「最低なのはどっちよ…あんたが元カノと会ってんの知ってんねんで!!何が『お前だけ』よ!どっちが浮気してると思ってんの?唯じゃないで!あんたやろッ!!!」
言ってしまった…言いたくなかった…あまりにも腹が立って…隼人は焦っていた
「…ちゃうねん!!」2006-07-22 09:08:00 -
431:
唯
「はぁ?何が違うん?唯にバレてないとでも思ったん?浮気するならもっと上手くやってよッ!!こっちはしんどいねん…あんたと居ても寂しいから自分んち帰って来てん!唯の気持ち分かる?あんたには分からんやろぅね!人の事言う前に自分はどうなん?本間に最低や…」
2006-07-22 09:13:00 -
432:
唯
「……唯…ごめんッ…」
「帰って…」
「嫌や……」2006-07-22 09:14:00 -
433:
唯
「好きなんは唯だけやねんッ…信じてや…」
「だからはよ帰れ言うてんねんッ!!」
隼人を無理矢理、家から追い出した。2006-07-22 09:17:00 -
434:
唯
何で認めるんよ…言い訳してよ…「ごめん」なんて聞きたくない…
服で散らかった部屋を片付けていく。自然と涙がこぼれる…
何でなんよ…もう嫌や…2006-07-22 09:20:00 -
435:
名無しさん
????????????????????????
2006-07-22 11:32:00 -
436:
サラ
唯チャン悲し過ぎる???完結頑張って下さいね??
2006-07-23 00:16:00 -
438:
唯
ピンポーン……ピンポーン…
インターホンが鳴り止まない…
隼人しつこい…
ガチャッ…2006-07-23 03:06:00 -
439:
唯
「隼人!いい加減にして…」
冷たく言い放った私を隼人はきつく抱き寄せた。
「ごめんな…辛い思いさして…寂しさ埋めるためにあいつと会って俺のわがままで唯を苦しめて…お前失ったら俺には何も残らへんのに…俺あほやな…本間にごめんなさい………もう二度と会わへんから!もう一回だけチャンス下さい…」2006-07-23 03:15:00 -
440:
唯
信じていいの…?これで二度目だよ…?唯は隼人が浮気してても大好きだよ…その言葉信じていいねんな?
「もう会わないって本間に約束出来る?」2006-07-23 03:18:00 -
441:
唯
「約束する……」
また許してしまった…隼人の言葉を信じて唯は一つだけお願いをした。2006-07-23 03:21:00 -
442:
唯
「あの子に電話していい?」
隼人は一瞬ためらったけど「……いいよ。」 っと言ってくれた。
「じゃああの子にかけて?」2006-07-23 03:23:00 -
443:
唯
隼人は黙って携帯を差し出した。
「もし?…隼人の彼女の唯ですけど…」
「何の用ですか?」2006-07-23 03:26:00 -
444:
唯
《あの子》は機嫌悪そうに電話に出た。
「隼人がもうあなたに会いたくないって言ってるからもう電話とかしないでくれます?」
「………隼人が言ったん?」2006-07-23 03:31:00 -
445:
唯
「はい。今隣にいます。」
「会わんとか無理やし!!あんたが隼人に言わせたんやろッ?うちに隼人返してや!」
段々口調が悪くなる…2006-07-23 12:25:00 -
446:
唯
「はぁ?隼人はあんたの物じゃないねんけどッ!あんたが割り込んで来たんやろ!?隼人はあんたともう会わんって言ってんねんからッ!隼人に代わるわ!」
唯も腹が立って来た…隼人に携帯を投げ付ける。そもそも隼人が悪いねんから…
「もしもし…ななごめんな。俺が中途半端な事したから唯がしんどい思いしてんねん…もうお前に会う事はない…唯が大事やから。本間にごめんな…」2006-07-23 12:32:00 -
447:
唯
そう言って隼人は電話を切り電源も切った…
「唯、本間にごめん…困らせてばっかりで…もうこんな事しないから。しんどかったよな?ごめんな…」2006-07-23 12:41:00 -
448:
唯
「………っ…うっ…っ…」
ポタッ…ポタッ……
今まで苦しくて…でも我慢して堪えてきた気持ちが一気に溢れ出す。涙が止まらない…2006-07-23 12:47:00 -
449:
唯
「苦しかったよぉ………」
「もう大丈夫やから……」
優しく強く抱きしめる隼人も泣いていた…2006-07-23 12:48:00 -
450:
唯
「はや…と…?泣いてるの?」
「こんな小さな体に不安いっぱい溜め込んでたんやなって思ったら…俺…本間に最低やなって…お前傷付けてもうて…本間にごめんな…」
「もう会わないって約束してくれたから…唯は傷ついてもやっぱり隼人が居なきゃダメだから…隼人…大好きだよ…」2006-07-23 12:54:00 -
451:
唯
「俺も大好きだよ…」
もう心配ないよね…?もうしんどい思いしたくないよ…もう二度とこんな事しないで……2006-07-23 13:01:00 -
452:
唯
二人で何でも乗り越えられると思ってた…でもそんなに甘くなかったね…人の気持ちってそう簡単に変わらないって思ってた…でもそうじゃないって事を隼人に教わったんよ…?そんな事教わりたくなかったな…2006-07-23 13:05:00 -
453:
唯
「今日はもう寝よ?明日早いし。唯んち泊まろう?」
「そうやな…」
「二人とも明日、目腫れるやろうね(笑)」2006-07-23 13:13:00 -
454:
唯
「お前、不細工になんで(笑)」
「お前もなっ…(笑)」
その日二人は手を繋いで寝た…この手をずっと離さないでね…2006-07-23 13:16:00 -
455:
唯
「隼人っ!」
隼人の体を叩く…
「隼人ってば!!ごめんッ;寝過ごした!遅刻やでっ!!」2006-07-23 13:19:00 -
456:
唯
「…あ゙…?……マジでッ!?お前頼むってぇ〜!」
「ごめんな〜;あんま寝てないけどいける?」
「休まれへんし;行って来るわ!!」2006-07-23 13:22:00 -
457:
唯
「車飛ばせば何とかなるやろ…いってきます!!」
寝癖のついた頭で家を出て行く隼人を見送る…
眠たいな…でもこの家には服も何もないしな…
「家帰ろっかな……」2006-07-23 13:26:00 -
458:
唯
二人の家に帰りシャワーを浴び寝床に着く…
夕方…仕事の準備も終わり夕飯の支度をしてたら隼人が帰って来た。2006-07-23 13:29:00 -
459:
唯
「ただいまぁ〜;マジで疲れた〜眠たい…」
「お疲れ様☆もうすぐ出来るから☆」
「うん…腹減ったぁ」2006-07-23 13:32:00 -
460:
唯
今日はあんまり寝てないから疲れたんやろ…まぁ自業自得って事やな…;
「出来たから食べよっ☆」
急いで夕食を済ませ仕事に出かける。2006-07-23 13:36:00 -
461:
唯
「ゆっくり食べてな☆セット行かなあかんしもう行くわ!」
「うん☆頑張ってな!今日は早く寝るわぁ…」
「分かった☆行ってきます!」2006-07-23 13:38:00 -
462:
唯
タクに乗り込み新地へ向かう…
今日は大丈夫かな…約束したけど…完全に不安が消えたわけじゃなかった。2006-07-23 13:41:00 -
463:
唯
ガチャッ…
仕事から帰って来た…寝室の扉の前で立ち止まる。やっぱり不安や…お願いやから居て……2006-07-23 13:44:00 -
464:
唯
ドクッ…ドクッ…
ドアノブを持つ手に緊張が走る…心臓が速まる…2006-07-23 13:46:00 -
465:
唯
カチャッ……
ゆっくりと扉を開ける…
はぁ………2006-07-23 13:48:00 -
466:
唯
布団に包まって寝息を立てて隼人は寝ていた…
「居た………よかった……」
安心して肩の荷が落ちる。本間によかった……2006-07-23 13:51:00 -
467:
唯
服を着替え顔を洗いに洗面所に行く。鏡に写る自分は笑顔だった。顔を洗い終え急いで隼人のとこへ向かう。
隼人にくっつき眠りに着いた。
目が覚めると隣にいるはずの隼人は居なかった。2006-07-23 13:55:00 -
468:
唯
携帯を開く…
「8時かぁ…;寝過ごした;」
隼人はいつも7時過ぎに家を出る。2006-07-23 13:58:00 -
469:
唯
隼人からmailが入っていた。
《唯おはよう☆昨日早く寝たから今日自分で起きれたから良かったわぁ〜お前起こしたけど起きんかったし;爆睡やったな!ゆっくり寝ーや☆頑張って来るわ!》
良かった…ちゃんと起きれて。今日は安心して寝てたんや…安眠出来たの何日振りやろ…;2006-07-23 14:04:00 -
470:
名無しさん
終わるときこれで終わりとかゆってほしい?
2006-07-23 14:17:00 -
472:
唯
あれから隼人はあの子に会いに行ってないみたいだった。ちょっとずつ不安も取れていった。
そして土曜日……
今日は二人とも休みの日。この日はUSJに出かけた☆何もかも忘れて楽しかった。終始笑顔だった。2006-07-23 14:37:00 -
473:
唯
「お腹空いたし帰ろっか☆」
楽しい時間はあっという間に過ぎる…苦痛な時間もこれ位早く感じられたらいいのにな…
「久々に隼人の友達が働いてる居酒屋行こうや☆」2006-07-23 14:40:00 -
474:
唯
「マジで…?唯連れて行ったらまたあいつに、からかわれるし…俺嫌やわ…(笑)」
隼人がまだホストやってる時に連れて行ってくれた居酒屋。隼人の中学の時の友達が働いてるお店…付き合ってからは行ってないし…久しぶりに行きたいのに…2006-07-23 14:44:00 -
475:
唯
「えぇ〜行きたい?!!」
「嫌やぁ…無理…(笑)」
隼人が何でこんなに嫌がるのかが分からなかった…2006-07-23 14:48:00 -
476:
唯
こんなやり取りをしてるうちに家に着いてしまった。
車から降り隼人を強引に引っ張って行った。
「付き合う前はよく連れて行ってくれたやん☆家から近いしお腹空いたし…行くよっ!」2006-07-23 14:52:00 -
477:
唯
隼人は渋々納得した。
「いらっしゃいませぇ〜」
隼人の友達がおしぼりを持って来た。2006-07-23 14:54:00 -
478:
唯
「いらっしゃいませ〜☆隼人くんっ♪♪」
ニヤニヤしながら隼人におしぼりを渡す。
友達は私の顔を見てこう言った…
「この間も来てくれてありがとうね☆隼人をよろしくねぇ♪♪」2006-07-23 14:59:00 -
479:
唯
「えっ…………!?」
隼人の顔を見るとヤバイって顔をしていた…この間って…唯は何ヶ月もここに来てないのに…
友達はようやく気付いたのか慌てて「この間って大分前やったっけ〜;(笑)」って言いながら裏へ入って行った。2006-07-23 15:04:00 -
480:
唯
《あの子》を連れて来たんや…友達は私とあの子を間違えたんや…
「…………………………」
二人は沈黙になる…2006-07-23 15:07:00 -
481:
唯
この沈黙を先に破ったのは唯だった…
「隼人っ♪何飲む?生中でいいよねっ?」
「唯ごめんっ…あいつと会ってた時…………」2006-07-23 15:09:00 -
482:
唯
隼人の話しを遮って「すみませ〜ん☆」定員さんを呼んだ。「生中二つ☆」
聞きたくないんだよ…そんな話…楽しい一日がだいなし…友達は悪くない。隼人も悪くない。ただ…ショックだっただけ…あの子もここに連れて来た事が悲しかっただけ…2006-07-23 15:19:00 -
483:
唯
「ごめんなッ…」
「大丈夫だよ☆気にしな〜い☆もう前の事だし☆そんな顔しないで笑ってよ♪男前がだいなしやでっ☆笑」2006-07-23 15:31:00 -
484:
唯
「そっ、そうやな!俺男前やしなぁ〜(笑)」
「自分で言ってるし;きしょい…(笑)」2006-07-23 15:41:00 -
485:
唯
そう…こうやって笑っとかなきゃ…笑ってたら心まで笑えそうな気がして…
でもこの我慢が自分を追い詰める事になるとは思わなかった…2006-07-23 15:46:00 -
486:
唯
休憩します?また後で更新します??夜になるかもしれないけど…?
2006-07-23 15:48:00 -
487:
唯
何事もなかった様に笑って過ごした土曜日…
心のモヤモヤが消えない…
《あの子》の存在が頭から離れない…隼人にこの気持ちを言うべきなのかな…唯は意地っ張りで頑固だから強がって何とも思ってないフリをする…
《素直》に自分の思いを伝えたらどんなに楽か…いい女を演じてたいだけなのかな…2006-07-23 22:05:00 -
488:
唯
休日2日目の日曜日…
昨日の疲れもあってか二人で家でゴロゴロしていた…
雑誌を読んでいたら「唯たん構ってやぁ〜寂しい〜」
隼人が甘えて来る…かわいいなぁ…こうやってされてる時はやっぱり幸せを感じる…2006-07-23 22:12:00 -
489:
唯
私が最近変わった事…それは…
♪♪…♪♪…
「誰やぁ〜;唯たんとのラブラブタイムを邪魔するやつは;」2006-07-23 22:14:00 -
490:
唯
隼人の携帯に敏感に反応する様になった事だった。
誰なん…?
あの子からじゃないよね…気にしてない素振りをしてても心の中は煮え繰り返りそうになっていた…2006-07-23 22:22:00 -
491:
唯
そんな自分がすっごい嫌やった。私醜いな…
「亮からmailやった!《二人の愛の巣にお邪魔してもいいですか?》やって!唯たんどうする〜?嫌やんなぁ〜」
何だ…亮くんかぁ…2006-07-23 22:30:00 -
492:
唯
ちょっと急用が入って?今日はここまでにします?
2006-07-24 01:35:00 -
493:
名無しさん
お疲れさま??また書いてくれるの待ってマス?
2006-07-24 03:29:00 -
494:
名無しさん
????????????????????????
2006-07-24 03:47:00 -
496:
唯
「亮くんかぁ♪久々に会いたいし夕飯一緒に食べようやぁ☆唯作るし♪♪」
「えぇ〜呼ぶのぉ?イチャ?出来へんやん↓↓」
「……(^_^;)夕方おいでってmailして☆一緒に食べようって☆ねっ?」2006-07-24 13:46:00 -
497:
唯
「ぅ"〜ん…分かったぁ☆じゃあ今からエッチしよ♪(笑)」
「はぁ?(笑)…ばかじゃない?今からスーパーに行って夕飯の支度すんのっ!早く行くよ♪」
本間にどうしようもないアホな男やわ…(笑)それでも私にすがって来るアホを払いのけて家を出る;(笑)2006-07-24 13:53:00 -
498:
唯
ブツブツ文句を言いながら私の後ろを歩く隼人を待って手を繋いでスーパーへ向かう。
「今日何にする?亮くん何がいいやろぉ〜?」
「何でもいいんちゃう?酒飲むし酒のあても作ってなぁ♪よろしくなっ☆」2006-07-24 13:57:00 -
499:
唯
スーパーで買い物を済ませて帰った。
「これ買い過ぎちゃうか?」
「お客様来るんやから手の込んだ料理作らないと☆」2006-07-24 13:59:00 -
500:
唯
「毎日頑張ってやぁ…」
「はぁ?毎日頑張ってるやろぉ?そんな事言うならお前が作るか?(笑)」
「ごめんなさい↓↓」2006-07-24 14:02:00 -
501:
唯
「今日ちょっとだけ手伝ってなぁ☆野菜切るだけでいいし…」
「ええよ☆手伝うわ!!」
二人キッチンに並んで夕飯の準備に取り掛かる。2006-07-24 14:04:00 -
502:
唯
「もぅ〜違うよぉ…こうやって切るんやって☆(笑)」
「お前はうるさいねんっ!!」
そう言いながら唯が教えた通り一生懸命切っていた。
なんか新婚さんみたいな気分やわ…♪♪2006-07-24 14:08:00 -
503:
唯
「何ニヤついてんの?顔キモイで…(笑)」
「お前の顔の方がキモイんじゃ(笑)」
幸せやな…こんな日が続けばいいのに…作り笑顔じゃなくて、こうやって毎日笑ってたいよ…2006-07-24 14:12:00 -
504:
唯
「後もうちょっとやな☆」
夕飯も後少しで出来上がる☆
ピンポーン♪♪
「はぁ〜い☆」2006-07-24 14:15:00 -
505:
唯
ガチャッ……
「どうぞ〜☆」
「唯ちゃん久しぶりやん♪」
「久しぶり☆もうすぐご飯出来るし座って待ってて☆」2006-07-24 14:17:00 -
506:
唯
亮くんをリビングに通した後キッチンにいる隼人に言った。
「隼人ありがとうね☆亮くんとお酒でも飲んで待ってて♪」
「分かったぁ☆」
お酒を飲みながらリビングにいる亮くんと楽しそうに話している。それを見ながら唯は料理を仕上げる。2006-07-24 14:21:00 -
507:
唯
「唯ちゃ〜ん☆奥さんぽいなぁ〜☆」
リビングから亮くんが私に呼びかける…
「奥さんじゃなくてお母さんぽいやろ?(笑)」2006-07-24 14:25:00 -
508:
唯
「そやなぁ〜(笑)隼人お子ちゃまやからな☆」
「うっさいぼけ〜(笑)」
じゃれてる二人を見て、本間に仲いいねんなぁ…ってちょっと嫉妬した…(笑)2006-07-24 14:29:00 -
509:
唯
料理を並べ終え…
「いただきまぁす☆」
亮くんはお腹が空いてたみたいで黙々と食べていた。2006-07-24 14:32:00 -
510:
唯
「唯ちゃん、めっちゃうまい☆俺の嫁にならへん?(笑)」
「はぁ?唯は無理!!俺の嫁になるもんなぁ☆」
「ん〜考えとくわ♪(笑)」
隼人のお嫁さんかぁ…いつかなりたいなぁ…///2006-07-24 14:36:00 -
511:
唯
「なんでやねんっ(笑)唯は俺の嫁になんねん☆決まってるから♪」
「はい?…;分かった?;」
「本間に仲いいねんなぁ☆俺邪魔やんけ〜(笑)」2006-07-24 14:41:00 -
512:
唯
「だから邪魔やー言うてるやろ?(笑)ってか亮何かあったからうち来たんやろ?」
「邪魔言うなぁ〜(笑)てかな…俺……ホスト辞めようかなって思って…」
「えっ……マジで…?」2006-07-24 14:47:00 -
513:
唯
唯は聞いちゃいけないと思って席を立った。
「唯ちゃん…座って?唯ちゃんにも聞いてほしいし…」
「あっ……ぅん。」2006-07-24 14:50:00 -
514:
唯
「俺な……隼人は知ってるけどホスト始めた頃は友営やってんな。色枕せんとNo.1になったろって張り切っててん。でもな順調にお客さんも増えてってたのに延び悩んで……それで色使い出してんな。枕もする様になってん。そしたら売り上げめっちゃ上がってさ。でも色枕ってしんどいねん…それでも『売り上げ』だけにこだわって今までやって来てん…」
2006-07-24 14:58:00 -
515:
唯
亮くんの話しを隼人と唯は黙って聞いていた…
「それでいいと思ってた…。ある一人の子と知り合ってんな。かわいい子やなって思ってキャッチしてん。最初はあんまり金も使わんかったし文句一つ言わんかってん。でもな日に日に変わって行って…派手に金使う様になってん…おいしいと思って枕もした。束縛激しくなったり泣いたりする事多くなって来て…本間にうっとーしかってんけど金のためだけに頑張ってん。次第にひどくなって来てリスカしたりしだして…俺がこの子追い詰めてしまった…って思ったらホストっていう職業が本間に嫌になってん…」2006-07-24 15:10:00 -
516:
唯
「人傷付けて…人の気持ち利用して…俺何してんねやろって……」
黙って聞いていた隼人が口を開いた…
「辞めたらいい…」2006-07-24 15:13:00 -
517:
唯
冷たく言い放った。
「でもっ………」
亮くんが言いかけた時、隼人が口を挟んだ。
「ホストって言う職業を否定してるけどそれは違うと思うで?お前のやり方に問題があるんと違う?」2006-07-24 15:18:00 -
518:
唯
「そうやな………」
そう言って亮くんは黙ってしまった。
「自分のやり方に自信なかったら辞めてまえ!汚い世界やねんから…」2006-07-24 15:23:00 -
519:
唯
「……………………」
亮くんは黙ったままだった
「亮くん…?ゆっくり考えようや…辞めるのはそれからでも出来るやん?ねっ?」
「自信持たなやっていかれへんで!誰がそんな男について行くねん!魅力ない男に…これからの事ゆっくり考えたらいい…答え出るまで。辞めるんはそれからでも遅くないやろ!?」2006-07-24 15:35:00 -
520:
唯
「そやな…ありがとう…」
亮くんは下を向いてそう答えた。
「さっ!亮ちゃん飲もうかぁ☆明るくパーっと☆」
隼人が亮くんにグラスを差し出す。2006-07-24 15:37:00 -
521:
唯
「……飲むかぁ!(笑)」
機械相手じゃないから夜の世界は難しい…相手は人間だから…人の気持ちを利用して金を稼ぐ…情なんていらない…色々考えると汚い仕事なのかなぁ…
そんな事を考えながら三人で飲み明かした…2006-07-24 15:45:00 -
522:
唯
今日はここまでです??仕事終わって書けたら書きます??また読んで下さい?
2006-07-24 15:47:00 -
523:
名無しさん
????????????????????????
2006-07-25 02:02:00 -
525:
唯
亮くんが帰った後、片付けをしていた。
「なぁ…俺、亮の話し聞いて何て言ったらいいか分からんかった…」
「ゔ〜ん…でも結局自分で決める事やし、あれでいいと思うよ。」2006-07-25 13:12:00 -
526:
唯
「亮は人傷付けてまでしたい仕事なんかなぁ〜?ホストが嫌になったって言ってたけど本気で辞めたそうではなかったし…」
「ゆっくり考えたらいいと思うけど…亮くん辞める事になったら愛、悲しがるやろぉね…」
「そやな……愛ちゃんにはまだ言うなよ!亮から話すやろうし!また話聞いてやろぉや!!」2006-07-25 13:19:00 -
527:
唯
「うん!そうやねっ!!」
隼人は明日も早いから寝る事にした。2006-07-25 13:22:00 -
528:
唯
それから土曜日までは平凡に過ぎていった…
昨日の疲れもあって土曜日は昼ぐらいに目が覚めた。目が覚めても体を起こす事が出来ない…隼人もまだベットの中にいた…
ブーブーブーブー…2006-07-25 13:27:00 -
529:
唯
あれ?隼人バイブにしてる…最近はずっとマナーモードにしてなかったのに…
「はい………うん。今起きた。もうお前とは会われへんて!分かれよ!…………は?俺はお前とヨリ戻す気なんてないねんて!…………お前泣いてんのか?…………本間ごめん。切るわ…」
あの子や…元カノや…出らんかったらいいのに…唯は隼人に背を向けてたから唯が起きてる事気付いてなかった…2006-07-25 13:35:00 -
530:
唯
あの子からかかって来るからマナーモードにしてるの?きっとそうやろう…隼人が出るからまたかけて来るのに…気になるのかな…?もう終わったと思ってたのに…もう嫌や…何も考えたくないよ…
「ぅ゙〜ん…」
「唯起きたん?おはよう…」2006-07-25 13:42:00 -
531:
唯
「……うん。おはよ…」
今起きたかの様に見せかける。
「今日何する〜?」2006-07-25 13:43:00 -
532:
唯
「カラオケ行きたい♪♪」
「いいよ♪じゃあ準備して!早くしろよ!」
「はぁい☆」2006-07-25 13:46:00 -
533:
唯
何かしてないと考えてしまうから…家にいたくなかった…
お風呂に入って化粧をしている時だった…
ピンポーン…
インターホンが鳴った。2006-07-25 13:49:00 -
534:
唯
また後で書きます?
2006-07-25 13:50:00 -
535:
名無しさん
頑張ってな?
2006-07-25 18:14:00 -
537:
唯
誰かなぁ〜?
「はぁい☆」
ガチャッ…………2006-07-26 13:29:00 -
538:
唯
「…………………………」
えっ………?2006-07-26 13:30:00 -
539:
唯
そこに立って居たのは『あの子』だった…
間違いない…写真のあの子や…元カノや……何で…
「隼人呼んでッ!」
私を睨み付けながらそう言った。2006-07-26 13:34:00 -
540:
唯
「…………嫌…」
「はぁ?呼べ言うてるやろッ!!!聞こえへんのッ!?」
「隼人はもうあんたに会わないって言ってんねんから!………迷惑やねんッ!!」2006-07-26 13:45:00 -
541:
唯
私達の声が聞こえたのか隼人が玄関まで来た。
「何して………なな…」
隼人はビックリしていた。2006-07-26 13:47:00 -
542:
唯
「隼人ッ……何でもうななに会わないとか言うん?ななは隼人しかおらんのにッ…ななのそばにおって……」
あの子は泣きながら隼人に訴えかける…
「ななごめん…それはできない…」2006-07-26 13:51:00 -
543:
唯
「嫌やぁぁ!!お願い隼人…」
「ごめん……」
私は見てるだけで何も言えなかった…隼人の事そんなに好きなんや…2006-07-26 13:54:00 -
545:
唯
「ねぇ…隼人返してよッ!!あんたさえ居なければ…」
「お前ッ!唯には何も言うな!」
「何でなん……何でかばうんよぉ…ななの方が隼人の事好きやもんッ……うっ…」2006-07-26 13:58:00 -
546:
唯
あの子は泣き崩れてしまった…
「唯ごめん…こいつ送って来るわ…」
「ぅん………」
それしか言えなかった…2006-07-26 14:01:00 -
547:
唯
バタンッ………
隼人はあの子を抱えて出て行ってしまった…
追い返せばいいのに…隼人があの子をそうやって構うから…優しくするから…あの子はいつまでたっても隼人から離れられなくなるんだよ…?あの子に応えてあげられないなら優しくしちゃダメだよ…そんなの優しさじゃないよ…みんな傷付くんだよ…?2006-07-26 14:06:00 -
548:
唯
あの子を見てると昔の自分を見ているみたいだった。優くんの時の自分と…
結局どうあがいても優くんは私の元には戻って来なかった…
あの子は今追い詰められてるんやね…あの子の気持ちが分からなくもなかった。だから強くは言えなかった。2006-07-26 14:11:00 -
549:
唯
隼人は一時間経っても二時間経っても帰って来なかった。っていた…
バタンッ………
自分の家に帰って来てしまった…隼人との家には居たくなかった…私は『待つ』という苦痛に耐え切れなくなっていた。不安に押し潰されそうになっていた…2006-07-26 14:17:00 -
550:
唯
何で早く帰って来てくれなかったの…?唯が不安になるって、心配するって思わなかった?隼人は今何してるの…?
携帯を手に取る…発信ボタンに指を当てる…
ガタッ……携帯を床に落としてしまった。押せなかった。隼人が出なかったら…そう考えると怖かった…2006-07-26 14:22:00 -
552:
唯
ピンポーン……
ガチャッ…
「お前ッ!何でここにおるねん!?家おらんから心配するやろッ?」2006-07-26 14:27:00 -
553:
唯
「どっちが………どっちが心配したと思ってるんッ?何でこんなに時間かかるん?送るだけやろ?送るだけにこんな時間かからんしな!あの子と何してたんよッ!」
「落ち着けって…あいつが泣き止まんし説得しとってん!もう家にも来んし俺とも会わんって約束させたから!お願いやから信じてや…お前が大事やねん!!」2006-07-26 14:33:00 -
554:
唯
隼人を信じれる…?自分の心に問いただす……
「……………信じる…」
隼人を信じる事にした。本間は信じてないかもしれない…でも…好きだから。一緒に居たいから…ただそれだけで、その気持ちだけで隼人から離れられなかった2006-07-26 14:39:00 -
555:
唯
唯は不安だったよ…あの子はそう簡単に引き下がる様な子じゃないって…隼人も気付いてたんでしょ?隼人はどっちにもいい顔してたの?未だに分からないよ…
唯の事本間に好きだよね?それさえも分からなくなって不安で仕方なかった…2006-07-26 14:44:00 -
557:
唯
はぁ…また許してしまった。唯は隼人に甘い?
「唯ありがとう…大好きやで!」きっと隼人は思ってるんだろうな。唯は何しても許してくれるって…ずるいよ…
「唯も大好きやで…」
次何かしたら絶対別れるっていつも思ってるのに…離れられないんだもん。突き放せないんだもん。自分で自分に呆れるわ…2006-07-28 09:54:00 -
558:
唯
自分の気持ちを確かめる様にギュッと隼人を抱きしめた。
次の日からまた平凡な生活が始まると思ってた…
あっさり許した私が間違いだった。
仕事を終え帰って来ると隼人は居なかった…何でよ…何度同じ過ちを繰り返ば気が済むの?あの子に会いに行ってるんでしょ?そんなにあの子が大事なら唯と別れてあの子と付き合えばいい…呆れるわ;2006-07-28 10:02:00 -
559:
唯
はぁ…
ベットに入りゆっくり目を閉じる…《唯は強いから…大丈夫…大丈夫…》何度も深呼吸をしながら自分にそういい聞かせる。2006-07-28 10:06:00 -
560:
唯
カチャッ…
寝室の扉が開いた音がした
「唯…?寝たん?」2006-07-28 10:07:00 -
561:
唯
唯の近くでそう呟く隼人の気配がする…
寝たフリをしていた。言い訳なんか聞きたくなかった。2006-07-28 10:10:00 -
562:
唯
そのまま眠りについた…
「隼人!起きてや!朝ごはん出来たよ!!」
「あ゙ぁ〜もうちょい寝かせて〜」2006-07-28 10:13:00 -
563:
唯
「早く起きて!遅刻するよ;」隼人を布団から引っ張り出してソファーに座らせた。
「いただきます…」
隼人は無言で朝食を摂る。いつもうるさいぐらいしゃべるのに何でそんな無口なん?唯に昨日の事聞かれると思ってんの?私の出方を待つてるんやろ?大丈夫だよ?もう何も聞かないから…何も言わないから…2006-07-28 10:19:00 -
564:
唯
「隼人…(笑)今日無口やね;どしたん?」
「何もないよ…?」
普通に話す私にビックリしてる?昨日どこ行ってたの?って聞かれると思ったんやろうね。2006-07-28 10:22:00 -
565:
唯
玄関まで隼人を見送る。いつもと同じ様に。
「行ってきます…」
「いってらっしゃい♪今日はチューないの?(笑)」2006-07-28 10:27:00 -
566:
唯
チュッ…
私の頬っぺたにキスをする隼人はどこかぎこちない。きっと戸惑ってるんやろう。いつもと変わらない私の態度に…
「頑張ってね☆」2006-07-28 10:30:00 -
567:
唯
「ぅ…ん…」
バタンッ………
はぁ………大きなため息をついた。平気な顔するのも結構しんどいな…2006-07-28 10:32:00 -
568:
唯
この日から私の生活は変わって行った。
隼人を避け始めた…仕事が終わると必ず飲みに出る様になった。
「麗奈お疲れしゃん☆行くよぉ!」
「毎日の様に飲み歩いて…大丈夫なん?隼人くん怒るんちゃう?」2006-07-28 10:43:00 -
569:
唯
「大丈夫?♪♪」
店で一番仲がいい麗奈を連れてホストで飲み明かす。麗奈には四つ上の彼氏がいる。麗奈の彼氏さん…毎日、麗奈を飲みに連れてってごめんなさい;って毎日思ってます!?(笑)2006-07-28 10:51:00 -
570:
唯
「唯さぁ〜翔くんにハマってるんと違う?」
今一番行く事の多い店の唯の口座が翔くん。
「ないわぁ〜これから先ホストにハマる事ないと思うわ;男前と楽しく飲めるだけで満足ですわ(笑)」
「ならいいけど!麗奈、永久にハマりそうやわ…(笑)」2006-07-28 10:58:00 -
571:
唯
「爆弾発言やめてや…;心臓に悪いわ;あんた彼氏おるやん!ホストは止めとき!」
「彼氏は愛してるねん♪永久は男前やし優しいから好きやねん♪」
「あんま意味分からんけど…まっ!いっか(笑)」
「そう?♪早く行こう♪♪」2006-07-28 11:03:00 -
572:
唯
翔と永久が待つお店に向かう。お店に着くといつもの様に携帯を開く…
《今日はミーティングあってその後店の子達と飲みに行くから唯の家の方が近いしそっちに帰るわ!今日起こせないけどごめんね…》
隼人にmailする。何かと理由をつけて嘘をつく…
隼人との家に帰る時は隼人が起きる時間に帰る。週の半分は自分の家に帰る。2006-07-28 11:13:00 -
573:
唯
何でこんな事を始めたかって思いますか…?
唯が仕事が終わって隼人が居なかったら胸が苦しくて、何も言わずに我慢して…平然を装う自分…偽りの仮面を被った自分に少しでも楽な時間を増やしたかっただけ…嫌な事から目を背けたかっただけ…隼人は自分の過ちは自分で気付かないと直らないと思った。もう何も言わない事に決めたから…2006-07-28 11:22:00 -
574:
唯
「唯♪お疲れ☆また彼氏にmailしてんの?たまには俺にもしてやぁぁ〜!!」
「翔にもしてるやん♪たまにやけど(笑)」
翔には彼氏がいる事を話していた。隠す必要ないしね!
麗奈の方を見ると仲よさ気に永久くんと話している。二人の世界って感じですやん…(笑)2006-07-28 11:27:00 -
575:
唯
そして楽しい時間はあっという間に過ぎていった。
バタンッ…
静かな家…この家には隼人は居ない。一人になると不安と寂しさが私を襲う…こんな事続けて何になるんやろ…たまに分からなくなる。この先どうなるかなんて分からなくない。お願い隼人…早く気付いて…2006-07-28 11:34:00 -
576:
唯
いちおここまで?また後で書けたら書きます??
2006-07-28 11:36:00 -
579:
姫香
ズット読んでます??完結までがんばってくださいね?唯さんのペースでゆっくり焦らずがんばってください最後まで応援してますよ?
2006-07-29 02:09:00 -
580:
サラ
ぃっも更新ご苦労様です???用事でしばらく来れなくなるんですケド、?番好きな小説なので最後まで頑張って下さぃネッ?(≧∨??)
2006-07-29 05:24:00 -
581:
唯
>>581さん??シオリありがとう??
姫香さん?更新出来ない日もあるけど毎日更新出来る様に頑張るので、また見て下さいね???
サラさん??番好きって言ってくれてありがとう??また暇な時間出来たら見て下さいね??それまでちゃんと更新しとくんで??頑張りますね?今から書きますね??2006-07-29 13:14:00 -
582:
唯
毎日そんな生活を送っていた。そんな唯に対して隼人は嫌がっていた。そんな隼人に見てみぬフリをしていた
そんな日々が続いたある日…
この日は翔と永久の店にベロベロに酔っていた。急に隼人に会いたくなって隼人との家に帰る事にした。2006-07-29 13:28:00 -
583:
唯
家に着いて携帯を開く…
5時かぁ〜隼人寝てるわ↓
寝室の扉を開けると隼人は寝息を立てて寝ていた。2006-07-29 13:31:00 -
584:
唯
「隼人〜♪♪唯帰って来たでぇ〜起きてやぁぁ〜」
酔ってた私は隼人の体の上に乗って隼人の体を揺らす
「ぅん゙〜あ゙?お前おりろ…」
「嫌やぁ〜」
隼人の体にしがみつく。2006-07-29 13:34:00 -
585:
唯
「おりろってッ!!」
無理矢理、唯の体を引き離し押し倒された。
隼人を下から見上げる。隼人怒ってる…
「お前なぁ〜いい加減にせぇよ!毎日?飲み行って…どこに行ってるん?ホストちゃうんけッ!?自分んち帰る言うて本間は男とおるんちゃう?家帰って来なさ過ぎやねんッ!本間ダルイわ!!」2006-07-29 13:47:00 -
586:
唯
「男なんておらんしッ!ホストも行ってへん…」
隼人はベットから降り唯のバックを荒らし出した。
「ちょっと何してるんッ?」
バックから携帯を取り出し見始めた。
ヤバッ…翔とのmailとか入ってる…2006-07-29 13:55:00 -
587:
唯
「止めてやッ!!」
隼人から携帯を取り上げようとしたら…
ドンッ……
壁に押さえつけられた。隼人めっちゃキレてる…2006-07-29 13:58:00 -
588:
唯
「顔上げろやッ!!」
怖いのと後ろめたさで隼人の顔が見れない。
「やましい事あるから俺の顔見られへんねやろッ!?まっ!ええけどな…携帯見たら分かる事やし!」
もう抵抗しても無駄や…唯は諦めていた。2006-07-29 14:03:00 -
589:
唯
「翔って誰やッ!?」
案の定、翔の事を聞かれた。
「《今から行くわ》ってmailしてるやんけ…ホストやろぉがッ!」
「違う………」2006-07-29 14:06:00 -
590:
唯
「唯?嘘着いても無駄やで!」隼人は電話し始めた。
「翔にかけてるん?止めてやッ!迷惑かかるやん…」
私の話に聞く耳を持たない。
「お前ホストやろ?………唯に二度と連絡してくんなよ!!見つけたらお前殺すからなッ!!」2006-07-29 14:12:00 -
591:
唯
翔に迷惑かけてしまった…私のせいや…翔ごめんね…
「やっぱこいつホストやんけ!お前調子に乗ってるんちゃうぞ!!」
自分だって…元カノと会ってるくせに…
「お前聞いてんのか?二度と連絡取んなッ!店にも行くなよッ!分かってるやんなぁ?」2006-07-29 14:20:00 -
592:
唯
「何で翔に電話したんよッ!迷惑かけてもうたやんか…」
安らぎの場…無くなっちゃった…
「何でお前アイツの事気にしてるん?好きなんかッ?」
「そんなんじゃないッ!迷惑かけて悪いなって…翔関係ないのにッ…」2006-07-29 14:24:00 -
593:
唯
涙が出て来た…悔しいのと自分の《居場所》を取られた悲しさと…安らぐ場所を失った唯はどこで補えばいい?ねぇ隼人?教えてよ…元はと言えば隼人が元カノと会ってるから悪いねん…
「何で泣いてんねんッ!!あいつの事で泣いてんのか?なぁ?何か言えやッ!!」
「…………翔は悪くないッ。唯がただ店に通ってただけ。別に好きとかじゃないし…ストレス発散してただけやでッ!唯の気持ちなんて何も知らんくせにガタ?言わんといてッ!!」2006-07-29 14:40:00 -
594:
唯
バックを持って家から出ようとした。
「ちょっ…待ってやッ!!どこ行くねんッ!!!」
「自分んち帰る…」
「無理ッやで?」
隼人は私の手首を力いっぱい握りしめる…2006-07-29 14:44:00 -
595:
唯
今日はここまでです??
2006-07-29 15:24:00 -
596:
名無しさん
頑張ってね?
2006-07-29 16:55:00 -
597:
名無しさん
切ないですね。今は自分に正直に生きれてますか(>_
2006-07-29 21:29:00 -
600:
唯
「痛い………離してッ!」
「無理ッ!!俺から離れていこうとしてるやろ…そんな事させへん…」
「離れていったりしないから…お願い離してやぁ……痛いよ………」2006-07-30 16:36:00