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ずっとあなたを…

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  • 1:

    隼人と出逢って、もう三年経ったね。世界で一番愛してるよ…

    2006-06-23 15:13:00
  • 151:

    次の日も隼人の店へ通った。月曜日が待ち遠しかった。早く休みなんて過ぎてほしかったから…早く隼人に会いたかったから…
    でもこの日から隼人が唯に対する態度が変わっていった。
    「いらっしゃいませぇ!!」
    店に来るのも苦痛になっていた。早く隼人と仲直りしたい!!その気持ちだけであの日から店に通っていた。

    2006-07-06 11:41:00
  • 152:

    「唯たん♪お疲れぇ☆」
    聞き慣れた声がする…… 隼人………
    「どしたん?そんなビックリした顔して(笑)」
    前と変わらない笑顔で私に微笑みかける。
    「隼人…怒ってないの?」 「もう怒ってないで♪そんな前の事忘れた♪♪」

    2006-07-06 11:48:00
  • 153:

    「良かった……本間にごめんね…もう行かないから」「もう行ったらあかんで」唯の頭をポン?と軽く叩いた。でもその顔は笑ってない様にみえた…

    そんな事は気にならず、ただただ嬉しかった。唯が店に通って気持ち伝わったんや…本間に良かった。また前みたいに戻れる…

    その考えは甘かった。この時は隼人が許してくれて浮かれていた。でもこれから隼人はだんだん変わっていった。前の隼人はどこに行ったの?

    2006-07-06 11:59:00
  • 154:

    「唯〜今日一緒に帰ろうかぁ?」
    「うん☆」
    また一緒にいれるんや♪本間に嬉しい……
    その日、店が終わって一緒に帰った。一週間振りぐらいかなぁ…隼人の家は初めてじゃないけどウキ?してた。お互い求め合い、体を重ねた。でも……言葉では言い表せられないけど前とは何かが違った。うまく言えないけど愛がない感じがした…

    2006-07-06 13:22:00
  • 155:

    終わった後は必ず唯の体ごと自分の方に向けて腕枕をして甘えてくるのに…
    今日は終わってからタバコを吸って私に背を向けて何も言わずに寝てしまった。
    虚しかった…悲しさと寂しさとが入り混じり、不安な気持ちになった。

    何で………?

    2006-07-06 13:26:00
  • 156:

    隼人からの連絡は全くなかった…
    気になって店に行く。店に行くといつもの隼人だった。そして愛のないエッチをする…寂しかった…

    でも気になって店に通う…
    こんな日々が何日か続いた…

    2006-07-06 13:33:00
  • 157:

    名無しさん

    「何で連絡くれへんの?」
    ある日、店に行って聞いてみた。
    「連絡してほしい?」
    「うん…寂しいし…」

    《何で電話取ってくれへんの?》何回もかけてきて私にそう言うのは隼人の方だったのに。今は隼人からメールすらない。

    2006-07-06 13:39:00
  • 158:

    「じゃあ連絡するわぁ☆」
    じゃあ…って…。隼人は唯と連絡取りたくないの?店に通う事も当たり前の様になって来た。

    隼人の言葉通り次の日から電話をくれる様になった。ただ…一日一回だけ。唯が仕事終わる時間帯に電話が鳴る。「唯に会いたい…今からどうしても会いたい」
    その言葉を待っていたかの様に隼人が待つ店に行く。唯、ばかだよね?前と同じ事、繰り返してる…《前の二人に戻りたい》ただその一心だけだった。

    2006-07-06 13:52:00
  • 159:

    隼人…?もう唯限界だよ…もう唯の事好きじゃなくなったんだね…毎日平気な顔してるのも、もうしんどいよ…一人になると寂しさに耐え切れなくていつも泣いてしまう。泣いても何も変わらないのに…

    嫌な事って一度にやって来るんだね。その後に幸せは来るのかな…

    2006-07-06 14:00:00
  • 160:

    いつもの様に仕事へ向かう。ただ唯一仕事だけが順調だった。それだけが唯の救いだった。
    「唯〜久しぶり☆」
    「愛〜♪♪元気だった?」
    「ちょっと学校で忙しくて全然出勤出来なかった〜てか☆隼人くんとは順調?」
    ……聞かれると思ってた。隼人の事は時々話していた。唯がホストに行ってケンカした後の事は愛に話してない…

    2006-07-06 14:11:00
  • 161:

    「う、うんっ!!」
    慌ててそう答えた。
    「そうなんやぁ……ちょっと言いにくいねんけど…」「何?何なんっ!?」
    胸騒ぎがした…
    「夜遊びってサイト知ってる?それに隼人くんのスレあるんやけど…」

    2006-07-06 14:16:00
  • 162:

    夜遊び…聞いた事はあるけど…
    「これ見て……」

    何コレ……

    2006-07-06 14:21:00
  • 163:

    《Club●●隼人》
    〈隼人は色枕ホスト〉
    〈隼人とエッチしましたぁ〉
    〈こいつキモイ…枕ホスト〉
    〈うちと付き合ってんで☆隼人大好き〉

    2006-07-06 14:27:00
  • 164:

    いっぱい叩かれていた…

    「唯…?大丈夫?隼人の事、前から知ってるけど友営やってん。唯が口座にした時隼人ならいいやろぉって思ってたし!サイトで叩かれ始めたのも最近やで…人気出て来たしただの潰しかもしれんし…」
    「愛、教えてくれてありがとね☆」
    正直ショックだった…こんなの信じたくないよ…嘘だよね…?ただのウワサでしょ…?

    2006-07-06 14:41:00
  • 165:

    唯は我慢の限界だった……もう頑張れないよ…

    《隼人おはよう☆隼人に言いたい事あって…突然ごめんね…唯は隼人を傷つけてしまって毎日お店に通ってたよね。前みたいに戻りたかったんだ。鍵取りに行って隼人の帰り待って…唯は幸せやってん。彼女になる前に二人の関係が崩れてしまって…あの時付き合ってたらこんな事にならなかったんかなぁ…唯は不安ですぐに彼女にはなれなかった。でも隼人も不安だったんだよね。気付いてあげられなくてごめんね…お客さんとして隼人の隣にいるのはもう辛いんだ…実は夜遊び見ちゃったんよね。ショックだったけど隼人の事信じてるよ。今も大好きだよ。でも唯はもう限界です…ごめんね。さようなら…》

    2006-07-06 15:13:00
  • 166:

    隼人宛てにmailを作った。もうこれで終わりにしよう…隼人が変わっちゃったのは私のせいだもんね…隼人のそばには居られない…

    《送信》このボタンを押せばもう終わりなんだ…緊張して押す勇気がでない。
    ハァ…深く深呼吸をして目をつぶって送信ボタンを押す
    ―送信しました―" " "06/07/06 15:22

    2006-07-06 15:22:00
  • 167:

    ?みか?

    初カキコです?毎日最新されてるかめちゃ気になってコマメにチェックしてますぅ?最後まで読むので毎日頑張って最新して下さいッ?お願いしまぁす(・∀・)またカキコしまぁす?

    2006-07-06 20:25:00
  • 168:

    ?みか?さん?カキコありがとうございます??読んでくれてる方がいてめっちゃ嬉しいです??励みになるのでまたカキコして下さいね??
    今日は更新出来るか分からないけど夜中に書けたら書こうと思います?明日はちゃんと書きます?

    2006-07-07 17:10:00
  • 169:

    サラ

    更新されてるのいつも楽しみにしてますっ???頑張って下さいね??

    2006-07-08 02:12:00
  • 170:

    サラさん?カキコありがとう??いつも読んでくれてて嬉しいデス??昨日、更新出来なくてごめんなさい?今から更新します?

    2006-07-09 13:26:00
  • 171:

    「…は……あはは…っ…ふぇ…っう……うわぁぁん 」
    笑えるわ……

    隼人から逃げたのは自分なのに…自分の気持ちからも逃げた…楽になれるはずなのに。何で……?何で涙が出るの?

    2006-07-09 13:48:00
  • 172:

    仕事…戻らなきゃ。愛に気付かれる…目…赤くなってないかな…ニコッ…鏡に向かって笑顔を作る。《大丈夫》そう自分に言い聞かせて…

    「唯…?大丈夫?」
    「ん?大丈夫だよ♪あんなん見てショック受ける程、弱くありませぇ〜ん♪」
    愛…気付いてる?そんな顔して唯の事見ないで。隼人の事は何も言わないで…

    2006-07-09 14:00:00
  • 173:

    「あっ…そう?!!今度居酒屋行こう☆おいしい店見つけたからっ♪ねっ?」ありがとね…愛。気付かない振りしてくれて…泣いてたのバレてるよね?気使わせてごめんね…隼人から逃げちゃったよ…落ち着いたらちゃんと話すから…それまで何も聞かないで…

    2006-07-09 14:08:00
  • 174:

    いつも通り笑顔で接客する…《作り笑顔》…隼人と出会ってうまくなったかな?心が壊れそうだよ…しんどいよ…泣きたいよ…笑った後は虚しさが心を痛める。痛すぎるよ…
    仕事が終わりエレベーターに乗る。
    はぁ…笑う事ってしんどいなぁ…
    4…3…2…1
    エレベーターが開いた。

    2006-07-09 14:19:00
  • 175:

    えっ…?どうして……

    エレベーターから出られない…そんな私の腕を強引に掴み黙ったまま歩きだす。隼人……何で?会わないって決めたのに。そんなに力強くひっぱらないで。腕…痛いよ。心も痛いよ…

    2006-07-09 14:24:00
  • 176:

    人通りの少ない道まで来たら急に手を離された。
    「お前何なん?どういうつもりなん?」
    冷たく言い放つ隼人はどこか寂しそうだった…。
    「……何が?」
    言葉が詰まる。何を言ったらいいの?

    2006-07-09 14:36:00
  • 177:

    「何が?何がちゃうやろぉが!!どういうつもりなん?」
    「あのままだよ。もう店にも行かない…もう会わない…」
    ヤバイ…泣きそう。耐えなきゃ…隼人の前で泣いちゃダメだ…
    「俺から逃げるつもり?誰が逃がすと思う?」
    隼人は私の目を見て逸らさない。そんなまっすぐ見ないで。《会わない》もう決めたんだから…決心が鈍る。隼人の目は私の心も見えてるかの様にこう言った。

    2006-07-09 14:46:00
  • 178:

    「唯?俺ともう会いたくないん?」
    そうだよ…もう会いたくない…しんどいねん…胸が苦しいよ…好きでいる事に疲れちゃったんだよ?でも…何で……会えて嬉しい気持ちになるのは何でなん?
    そんな気持ちを吹っ切るかの様に、
    「会いたくない…もう会わない…」

    2006-07-09 14:53:00
  • 179:

    名無しさん

    めっちゃおもろい??一気によんだしぃ??続き気になるぅ?

    2006-07-09 16:51:00
  • 180:

    182さん?ありがとう?"小説書くの始めてで難しいからペース遅いですけど、なるべく多く更新したいと思ってるので完結までお付き合い下さい??今日はいっぱい更新したいと思います?今から?ますねぇ?

    2006-07-09 17:51:00
  • 181:

    「………何でやねん…」
    小さな声で隼人が言う。声が震えてるよ…?
    「俺だってしんどいわ…お前の事忘れ様と必死やねんっ!!《金なんか払わんでいい。店なんか来なくていい。毎日俺のそばにおってくれたら何もいらん。》…お前の事好きで好きでたまらんねん…でもなぁ……」
    隼人はそう言って黙っていた。隼人…泣いてるの?ごめんね…ゆっくりでいいよ…

    2006-07-09 18:05:00
  • 182:

    「隼人…しんどいよね?もう話さなくて…」
    私の話しを遮りまた話し出す…
    「俺がお前に気持ち話した次の日…ホスト行ったよなぁ?ホスト行った事にキレたわけちゃうねん。お前の事になると自分をコントロール出来んくなるねん…その話し聞いた後、店出て行ったんはお前がカッコイイって言ったホスト探してしばきに行ったろぉ思ってん。亮に止められたけど…俺だけ見てほしくてお前の口から違う男の話し聞きたなくて…」

    2006-07-09 18:16:00
  • 183:

    ため息をついた後、更に話し出す…
    「どん?お前の事好きになって歯止めきかんくなって…お前好きでいる事しんどなってん。だから…客として見たら辛くなくなくなると思って距離置いてん。でも自分の気持ちと正反対の事するのしんどいな…mail見てお前が離れて行くと思ったらお前の店の前まで走ってた。もうお前の事離さんから…自分の気持ちに嘘付くの止めるから。だから…お願いやから俺から離れて行かんといてくれ……」

    2006-07-09 18:25:00
  • 184:

    その話しを聞いて自然と涙がこぼれていた。
    隼人……ごめんね…唯、何も分かってあげられてなかったね。唯は…自分の事ばっかで自分だけしんどくて…気付かなかった。隼人の気持ち…唯、最低だね…

    2006-07-09 18:32:00
  • 185:

    乱れている呼吸を整えて今思っている自分の気持ちを話した…
    「隼人ごめんね…何も分かってなかったね。自分の事ばっかで唯は最低だね。唯は隼人の事大好きだよ…冷たくされても客扱いされても《全然平気》って自分に言い聞かせて隼人に毎日笑顔で会いに行ってたよ。でもね、無理してたら気が狂いそうになって何もかも投げ捨てたくなった…そしたら気が楽になった。mail送った後、重荷が取れてスッキリした。だから隼人の事好きじゃない事に気がついた…隼人が唯の事好きでいてくれてる事は嬉しいけど、もう迷惑だから…唯の事好きならほっといてほしい。関わりたくない…」
    泣きながら精一杯の嘘を付いた。何でか分かる?

    2006-07-09 18:47:00
  • 186:

    夜遊び…あれには唯の事も書かれていた。
    《毎日来てる唯って子が本カノやで?》
    《あの子調子に乗ってるよな?本カノちゃうし?色カノやし?》
    《休みの日一緒にいるとこ見たし?ブスなくせに?隼人に近付くな》
    色々書かれていた…しんどくなった。唯は隼人から逃げたくなった…でもそれよりも隼人の仕事まで邪魔してる…これ以上関わっちゃいけない…そばにいちゃいけない…そう思ったから…本間は大好きなのに…あんな事言いたくなかった。

    2006-07-09 19:00:00
  • 187:

    唯が言い終わった後、隼人は泣いていた…今すぐ抱きしめてあげたいよ…でも唯は何もしてあげられない…
    「さようなら…」そう言い残し隼人の前を通り過ぎた。
    「唯…待って…」
    弱々しい声で隼人が呟く…自分の気持ちを振り切り後ろを振り返ることなく歩いて行った…

    2006-07-09 19:08:00
  • 188:

    隼人…ありがとう。唯の事あんなに想ってくれてて。傷つけてごめんなさい…隼人の気持ち気付いてあげられなくて…
    彼女になりたかった…そばにいたかった…もう無理だね…唯から離れたんだもん…間違ってないよね…?

    2006-07-09 19:14:00
  • 189:

    その日から一週間後、店を辞めた…
    あの日から隼人を見かける事はなかった。でも隼人がいるミナミにはいられなかった。不純な動機で店を辞めた事、後悔した…でも新しい場所で一からスタートしたかった。唯は新地で働く事にした。
    変わらない事…それは隼人を好きな気持ち。新たな気持ちで仕事を始めた。だけど隼人だけは…隼人を想う気持ちだけは変えられなかった…

    2006-07-09 19:25:00
  • 190:

    それから二ヶ月経った。新しい店にも慣れ、仲良い友達も出来た。ミナミの店を辞めた時、家も引越しした。前よりも広い空間に時々寂しさが押し寄せる。隼人とよく聞いた曲…未だに聞いてるよ?女々しいやろ?(笑) でもね、泣く事も段々減ったよ?唯強くなったでしょ?毎日充実した生活を送ってます。隼人はどうですか?最後に会ったあの日、唯は間違ってたかな?間違ってたかなんて何度考えても分からないよ…ただ唯は隼人の事好きな気持ちは変わらないよ…隼人…大好きだよ…誰にも負けないよ…会いたいよ…そばにいたいよ…

    2006-07-09 19:39:00
  • 191:

    名無しさん

    がんばれ??

    2006-07-09 19:43:00
  • 192:

    そんなある日…仕事を終え店の女の子達とご飯を食べに行く事になった。
    「お腹すいたね〜唯、今日何も食べてないし↓」
    「麗奈もお腹空いた〜」
    麗奈はお店で一番仲良い女の子。すごい綺麗だけど中身は男っぽくてサバサバした子。唯の保護者です(笑) 過保護なんでたまにうっとーしいよ(笑)
    ♪♪着信♪♪

    2006-07-09 19:49:00
  • 193:

    あっ!唯の携帯や…画面を見ずに電話に出た。
    「もし??」
    「唯?元気にしてる?久しぶり☆ちょっと今からミナミ来てほしい…話しあるから。」
    愛からだった。あれ以来ミナミには行ってない。でもどうしたんやろ?
    「久しぶり☆何かあったん?今からご飯行くから明日でいいかな?それか後で電話するし☆」

    2006-07-09 19:55:00
  • 194:

    >>194さん?ありがとう?書くの遅くてごめんね??今日はまだ?書くから見てね?後でちょっと休憩するけど…?

    2006-07-09 19:58:00
  • 195:

    「めっちゃ困ってるねん…唯お願い↓」
    「分かった☆今から行くわ☆」
    「唯〜↑ありがとう☆VUITTONの前に来て☆着いたら電話してね!」

    みんなにご飯行けない事を謝ってタクでミナミに向かう。

    2006-07-09 20:03:00
  • 196:

    愛、急いでたな…何かあったんかな?大丈夫かな?心配やわ……
    タクの中から見る景色は段々懐かしい景色へと変わる…二ヶ月振りぐらいかなぁ〜そんな事を考えていたらあっという間にVUITTONの前に着いた。
    「寒いなぁ…」
    愛まだ来てないし↓早く来てぇ(>_

    2006-07-09 20:12:00
  • 197:

    「もしもしぃ〜寒いよぉ…愛まだぁ?早く〜↓」
    「着いたん?すぐ行くわ☆待っててぇ☆」
    着いたん?じゃねーよ(笑)先に待っとけぇー言うねん(笑)
    しかし本間寒い…人通りも少ないし怖いよぉ…

    2006-07-09 20:18:00
  • 198:

    何分か待ってると唯の前で人が止まった。足元を見ると男や…
    「そんなとこおったら寒くない?」はぁ?ナンパ?ダルイって;顔を上げながら
    「人待ってるか……」

    えっ?何で……隼人…

    2006-07-09 20:24:00
  • 199:

    今からご飯食べ行くんで休憩します??また後で?ますね?

    2006-07-09 20:26:00
  • 200:

    「はや…と……?」
    「……唯…久しぶり。」
    ニコッと笑う隼人…久しぶりの隼人を見て涙が出そうになった。世界で一番会いたかった人…目の前にいる…
    「久しぶり…元気…?」
    「元気やで。唯も元気そうで…実は今日、愛ちゃんに呼び出してって頼んだの俺なんだ…」

    2006-07-10 01:11:00
  • 201:

    名無しさん

    リアル?

    2006-07-10 01:27:00
  • 202:

    「えっ……そうなの?偶然だと思ったのに…」
    「ごめんな…どうしても唯に会いたかったから…唯に話したい事あって。聞いてほしい…」
    「うん。どうしたの?」
    「俺……ホスト辞めたんだ。」嘘……どうして?あんなに頑張ってたのに。

    2006-07-10 01:40:00
  • 203:

    204さん?ありがとう??頑張って書きますね?

    2006-07-10 01:43:00
  • 204:

    「どうして…?」
    「昨日辞めたばっかで………唯のせいやで…」
    唯のせい……夜遊び…?ごめんなさい…謝っても謝りきれないよ…
    「……実はさ…」

    2006-07-10 01:53:00
  • 205:

    「ごめんなさいっ…唯が悪いよね…サイトの書き込みでしょ?唯の名前出てたもんね…本間にごめんね…唯のせいでっ…」
    あわてて言った。
    「ちっ…違うよ……唯のために…かな///」
    隼人は下を向いて恥ずかしそうに言った。
    唯のため…?どうして?

    2006-07-10 02:02:00
  • 206:

    「夜遊びの事…ごめんな…傷つけてしまって。でももう傷つける様な事しないから…俺やっぱり…唯の事好きだから。ホスト辞めたらもう一度自分の気持ち言おうって決めてたから。お前が何を言っても離さないから…」

    2006-07-10 02:20:00
  • 207:

    「隼人……唯もっ…好きだよ…出会ってから今までずっと…好きだったよ…」
    隼人は抱きしめてくれた…遠回りしたね…でも…もう離さないでね…唯は絶対に離さないよ…何があっても…

    2006-07-10 02:31:00
  • 208:

    隼人……唯やっと素直になれた。今日の事忘れないよ…幸せをやっと掴んだこの日…今日まで長かったね…これからも幸せが続くのかな…続いてほしかった…

    2006-07-10 02:43:00
  • 209:

    「一緒に帰ろっか!ハニー♪」「そうだね!ダーリン♪」
    二人顔を見合わせて笑い合った後、手を繋いで長く続く一本道を歩いて行った。これから二人の未来もこんなに長いのかな。

    2006-07-10 02:49:00
  • 210:

    久しぶりの隼人の家の玄関を開ける。
    「ただいまぁ♪」
    懐かしい隼人の家に行き喜びを隠せない…
    「何ニヤ?してんの?(笑)」
    「隼人の家、懐かしいなと思ったら嬉しくて♪」

    2006-07-10 03:05:00
  • 211:

    「こっちおいで…もっと喜ぶ事あるから☆」
    隼人が手招きしてソファーに座る。その隣に唯も腰掛けた。
    「何〜?」
    私がそう聞くとポケットから何かを取り出す…私の手を取りそれを置いた。
    「…鍵……?」

    2006-07-10 13:30:00
  • 212:


    「一緒に暮らそう…」

    2006-07-10 13:33:00
  • 213:

    隼人……この日から二人の生活が始まったね。隼人と二人…やっと《幸せ》捕まえたね。これからもずっと一緒にいれるかなぁ…

    2006-07-10 14:07:00
  • 214:

    次の日、唯は隼人の家に荷物をまとめ家を出た。でも唯の家は借りたままにした。隼人とは色々あったから《同棲》に不安がなかったわけじゃなかったから。

    2006-07-10 14:12:00
  • 215:

    「ただいまぁ☆」
    自分の鍵がある事が嬉しくて鍵を開ける事さえも嬉しくてたまらない。
    「おかえり☆荷物結構あったやろ?」
    「とりあえず服とドレス持って来た!後は宅急便に頼んだ☆」

    2006-07-10 14:16:00
  • 216:

    唯はそのまま新地で働く事にした。隼人はというとホストする前の仕事に戻れる事になり来週から昼間働く事になった。二人の生活が逆転する…この時は何の不安もなかった。ただ明るい未来の光りだけを追い求めていた…

    2006-07-10 14:21:00
  • 217:

    「そっか☆まぁここの家の家賃は俺が払うし一時は唯の家はそのままにしといても大丈夫やろ☆」
    唯の家の事はちゃんと話したら隼人も了解してくれていた。
    「うん。ありがとう…」
    「てかさぁ、唯は土日休みになった事やし今週の休みは遠出しようか☆」

    2006-07-10 14:28:00
  • 218:

    「本間にぃ↑↑嬉しい☆どこ行く?」
    「あんまり遠くには行けないけど…名古屋行く?」「行くっ!!めっちゃ楽しみ♪♪」
    場所なんてどこでも良かった。隼人がホストの時はお客さんにバレない様にコソ?会わなきゃいけなかったから堂々とできる事が純粋に嬉しかった。

    2006-07-10 14:34:00
  • 219:

    隼人は仕事始まるまで何もしてなかった。貯金もあったしどこにも出掛けず家に居た。私の仕事場まで送り迎えをしてくれていた。だから隼人は私と一緒に寝て起きる。隼人が昼間に起きるから唯も一緒に起きていた。そして旅行の前日…

    2006-07-10 14:41:00
  • 220:

    昼間に起きて昼食を作っていた。
    「ブーブーブーブー」
    はぁ………またや…隼人の携帯…鳴り止まないし…隼人はホストの時から携帯を二台持っていた。仕事用の携帯をまだ解約してない…バイブにして出てないみたいやけど持ってる必要あるの?携帯が鳴るたびに不安が募る。

    2006-07-10 15:03:00
  • 221:

    「唯〜飯まだぁ?」
    携帯の事なんて気にも留めず隼人が言う。唯は不安なんですけど…気付けよ…
    「もう出来るからちょっと待ってて!!!」
    「何で怒ってるん?俺が手伝わんから?」
    寝転んでた隼人はキッチンの方へ歩いて来た。

    2006-07-10 15:09:00
  • 222:

    「こっち来なくていいから;怒ってないし座ってて!!」
    不安が怒りに変わり隼人に冷たく当たる。
    リビングに出来上がったオムライスを持って行く。
    「いただきます…」
    隼人を睨みつけながら食べる前の挨拶を小声で言った。

    2006-07-10 15:14:00
  • 223:

    「《いただきます》は元気よく☆ってかぁ!!!オムライスに愛がない……ケチャップがハートじゃない…」
    「はぁ?お前は子供かっ!!黙って食えっ!」
    「はぃ……↓↓」
    「素直でよろしい☆いい子でちゅねぇ〜坊や♪」
    ……笑 隼人に怒ってもすぐ笑ってしまう。怒ってるのが馬鹿らしくなってくるから。でめその時は良くても不安は中々消えるもんじゃない。笑っても問題が解決するわけじゃないんだから。

    2006-07-10 15:24:00
  • 224:

    旅行当日…晴天☆
    「唯た〜ん?準備はいいかい?」 「ΟΚで〜す☆」
    「では☆出発〜?」
    「進行〜♪♪」
    隼人の愛車に乗り込み、二人仲良く名古屋への旅へ☆

    2006-07-10 15:37:00
  • 225:

    車の中では大合唱♪♪
    小学生かっ!!てぐらいに(笑)
    車の中で騒いでいるとあっという間に名古屋に着いた。昼過ぎだったのでまずは昼食をとる事にした。
    「やっぱ名古屋名物食べなあかんやろぉ!」
    「そうやね☆何食べよっかぁ?」

    2006-07-10 16:15:00
  • 226:

    顔を見合わせて
    「せぇ〜のっ!」
    「エビフライ☆」「味噌かつ☆」
    同時に言い終わった後、「名古屋と言ったらエビフリャーやろっ!?」
    「俺は味噌かつ食いたいねん!!」

    2006-07-10 16:22:00
  • 227:

    大きな声で言い合ってたから周りはビックリしたやろぉ…笑 結局、唯が折れて味噌かつを食べる事になった。
    「これちょっと甘いなぁ」「あんたが味噌かつ食べたい言い張るから…;文句言わんと食べなさい;」
    でも隼人が言う通りちょっと甘いな…笑

    2006-07-10 16:28:00
  • 228:

    それから名古屋を観光した☆色んな所で写真を撮りながら♪
    「唯〜ここで写真撮ろう」
    「えっ;交差点だよ?」
    「いいから☆チュ-しよ♪」

    2006-07-10 16:35:00
  • 229:

    「はぁ?人いっぱいいるから嫌やぁ!!」
    「嫌じゃない!するの!!」
    ダダこねる隼人を可愛く思い(笑)チューをして撮ることにした…
    「カシャッ…」
    撮り終わっても止めなかった。長いキス…大阪ではこんな事出来なかったから…嬉しかった…

    2006-07-10 16:41:00
  • 230:

    満足そうに私の手を取り交差点を渡る。人目なんて気にしない。誰も知らないこの土地に隼人と二人…幸せ…大阪に帰りたくなかった。

    2006-07-10 16:54:00
  • 231:

    夕方になり旅館に帰った。夕食後、温泉に入った。「はぁ〜気持ちぃ。。。。温泉なんて久しぶり☆」
    露天風呂はやっぱいいなぁ〜隼人もそう思ってるやろうな☆
    浴衣を来て部屋に戻ると隼人はすでに戻っていた。浴衣姿の隼人…色っぽいなぁ〜って見とれてしまった///

    2006-07-12 04:22:00
  • 232:

    「唯……そそる///笑」
    「浴衣姿カッコイイで///」
    そして二人はお酒を飲みながらいっぱい語った。
    「唯と会わなくなってから仕事はどうやったん?」「結構順調やったで☆」

    2006-07-12 04:29:00
  • 233:

    「あのさ…夜遊びの事やねんけど……隼人叩かれてたやん?あれ…本間なん?」
    お酒の力を借りて今まで聞きたくても聞けなかった事…やっと言えた。
    「…………本間やで。唯の事で悩んでた時、お前の事割り切ろうって必死やってん。色も使ったし枕もやった…どうでもよくなってん。最低やな俺。」

    2006-07-12 04:54:00
  • 234:

    胸が締め付けられる感じがして苦しくなった…枕してたんや…信じてたのに…悲しかった。
    「……………」
    言葉が出ない…
    「唯……?ごめんな。気持ちがあって枕したんじゃないから…唯の事しか見てないから。後悔してるし…でももう何も心配する事ないから…本間にごめんな…」

    2006-07-12 13:22:00
  • 235:

    《心配する事ないから》…じゃあ何で今も携帯解約してないの?どんな気持ちで他の人とやってたん?今でも続いてるの?唯の仕事中何してるの…色んな事が頭をよぎる…

    「………ギュッてして…」
    安心させてほしかった。せっかく楽しい旅行なのに…こんな事聞いた私がばかだった。

    2006-07-12 13:29:00
  • 236:

    隼人は力強く抱きしめてきた。
    「……隼人…痛いよ…」

    心も痛いよ………

    2006-07-12 13:34:00
  • 237:

    ドンッ!

    隼人がいきなり押し倒してきた。
    「ちょっと…隼人!こんなの嫌…やめ…」

    2006-07-12 14:16:00
  • 238:

    「ンッ……」
    唇が塞がれる。こんなの嫌……「隼人やめてよ…」
    顔を横に向け、力いっぱい隼人の胸を押して体を離す。
    「そんな顔すんなよ…」
    今にも泣きそうな顔で精一杯、抵抗した。

    2006-07-12 14:23:00
  • 239:

    隼人は私の手を取り頭の上で押さえ付ける。
    「俺から離れて行かんといて…」
    小さく呟いた隼人は私の腕を片手で掴み自分の帯で私の手首をきつく結んだ。力が強くてとても敵わない。私の抵抗は無駄だった…「ンッ………アッ」

    この日のエッチは悲しいものだった。気持ちとは裏腹に体は反応する……「好きだよ。愛してる」何度も繰り返しそう言いながら私の体を愛撫する。自分の気持ちを私にぶつけるかの様に強く悲しく…

    2006-07-12 14:56:00
  • 240:

    夜の出来事がなかったかの様に太陽が笑って私を照らす。
    「隼人〜起きて☆」
    旅行は今日で終わる。だから…だから笑って楽しく過ごそう。
    「ん〜唯…まだ早い…」
    私の体を抱きしめ眠りにつこうとする。

    2006-07-12 15:01:00
  • 241:

    「寝ちゃダメ!!!温泉入りに行こう〜明日朝から仕事でしょ?今日はゆっくり出来ないんだから!起きて!!!」
    チュッ……体を起こして優しくキスをした。
    「唯た〜ん!もう一回!!」
    「もう…;何言ってんの?早く行くよっ!!」
    温泉に入り化粧をして着替える前に浴衣姿で写真を撮った。

    2006-07-12 15:08:00
  • 242:

    「唯…昨日ごめんな。」
    「ん?大丈夫だよ☆唯こそ変な事聞いてごめんね…」
    「仲直りのチューして?」
    ……チュッ
    長い長いキスをした

    2006-07-12 15:13:00
  • 243:

    「唯たん…エッチしたい…」
    「ダメ〜!!!時間ないねん!早く行くよ!」
    「嫌や〜したい?〜!!!」
    はぁ…本間子供;駄々をこねる隼人を引きずってチェックアウトを済ませた。本間疲れるわ…;

    2006-07-12 15:18:00
  • 244:

    「ナガスパ行って帰ろっか☆」
    「うん♪♪」
    「名古屋バイ?♪♪」
    車を走らせ、いざ出発☆
    二人ともジェットコースターは大好き♪♪ナガスパではしゃぎまくった☆みんなにお土産を買って大阪に帰る。

    2006-07-12 15:28:00
  • 245:

    「唯疲れたやろ?寝とき☆」
    「大丈夫だよ☆家に着くまで旅行は終わらないんだよっ☆」
    頭をよし?してくれた。
    「大阪帰りたくないよ…」「また来ような☆」ニコッて優しく微笑んで手を繋いでくれた。

    2006-07-12 15:35:00
  • 246:

    行きよりも帰りは早く感じた。大阪の景色がより一層寂しさを引き寄せる。
    「絶対また行こうね☆」
    二人は約束をした。またいつか旅行行けるかな…

    2006-07-12 15:40:00
  • 247:

    「ただいまぁ〜」
    二人疲れきった顔してベットに寝転んだ…
    「早く写真、現像しないとね☆」
    「後でコンビニに出し行こうや!」

    2006-07-12 15:44:00
  • 248:

    ブーブーブーブー
    またや…この存在を忘れてた。旅行にはプラベの携帯しか持って行ってなかったみたいやったから。隼人は手に取り画面を開く。
    「すげぇ…いっぱいや…」着信、mail…お客様からいっぱい来てる様ですね。隼人はもうホストじゃないのに…不満そうな顔してると…
    「………気になる?」

    2006-07-12 15:51:00
  • 249:

    「……………」
    何も言えなかった。《気になる?》…当たり前やろ!メモリ消してよ!早く解約してよ!って言いたいのに…
    隼人はニコッと笑って…
    バキッ!
    携帯が見事に真っ二つ。

    2006-07-12 15:56:00
  • 250:

    「ホストやってたのに女心分かってないよな〜ごめんな。連絡来てただけで取ってないから。客に情が入ってもうて中々解約出来へんかってん。でももう心配せんでいいからな。こんなんいらんよな。気になるに決まってるもんな。ごめんな。」
    安心してか涙が出た。気掛かりだったから…鳴るたびに胸が苦しかったから…

    2006-07-12 16:10:00
  • 251:

    「もう…(笑)泣かんでいいで☆唯はすぐ溜め込むねんから〜不満があったらすぐ言えって!俺は何でも聞くで!ちゃんと直すで!お前が不安になる様な事したくないねんから。お前しかいらんから」隼人は自分の方に引き寄せ優しく抱きしめてくれた。

    2006-07-12 16:11:00
  • 252:

    ねぇ…隼人?隼人は唯の事すぐ気付いてくれてたね。でもあの時何で気付いてくれへんかったん?唯は平然を装って見てみぬフリしてただけやねんで?口に出してたら何かが変わったん?自分がしてる間違いに自分で気付いてほしかったんよ?取り返しのつかない事してしまったね…

    2006-07-12 16:17:00
  • 253:

    名無しさん

    頑張って?

    2006-07-13 01:39:00
  • 254:

    >>256さんありがとう?頑張ります??

    2006-07-13 15:55:00
  • 255:

    隼人との生活は順調に行ってるかの様に見えた。そう思ってたんは唯だけだったんかな?
    そんなある日…
    「ただいまぁ☆」
    仕事の準備をして夕食の仕度をしていたら隼人が帰って来た。
    「お帰り☆お仕事お疲れ様で〜す♪」

    2006-07-13 16:01:00
  • 256:

    「本間に疲れたぁ;」
    「ご飯もうちょっと待っててね☆」
    隼人はソファーに寝転がってTVを見ていた。
    ♪♪…♪♪
    あっ!唯の携帯や☆ソファーの前に置いてあるテーブルの上で携帯が光ってる。

    2006-07-13 16:06:00
  • 257:

    走って取りに行き電話にでた。お客さんからで5分程しゃべっていた。
    「誰?」
    「お客さんだよ☆」
    「長いし;俺と話してる時より楽しそうやな;」
    ちょっと怒り気味で隼人が言う。

    2006-07-13 16:09:00
  • 258:

    「そんな事ないよ〜」
    「本間に客なん?」
    隼人がボソっと呟いた。
    「えっ?本間に客やし。」
    「ふ〜ん…」

    2006-07-13 16:12:00
  • 259:

    不満そうな顔でまたTVを見ていた。
    唯はヤキモチ焼いてくれてるんかな♪言われないよりましか…その程度にしか思ってなかった。でも隼人の態度は日に日に悪化していった。

    2006-07-13 16:16:00
  • 260:

    「誰なん?」
    携帯が鳴るたび聞かれる言葉。
    「家におる時は電話すんな!次、客と電話したら俺が出るからな!」
    「携帯見せて。」
    ………こんな事を言われる様になった。その度ケンカになる。うんざりだった。

    2006-07-13 16:20:00
  • 261:

    ある日またケンカになった。「何なん?あんた!唯の事疑ってんの?いい加減にしてよ!!!毎日?ケンカになって…もう嫌やわ!!!」
    すると隼人は
    「お前もう仕事辞めろや!夜上がれ!」
    「何でなん?まだ辞められへん…」
    「あっそ。勝手にして。」

    2006-07-13 16:26:00
  • 262:

    その次の日から隼人は何も言わなくなった。慣れない仕事でストレスが溜まってるだけだったんかな。自分の都合のいい解釈をしていただけやった。
    隼人が変わった事…それは携帯を常にマナーモードにしていた。何か怪しい…でも携帯を見る勇気がなかった。

    2006-07-13 16:32:00
  • 263:

    「今日ちょっと遅くなるから。」
    この日、仕事が終わって愛とご飯行く約束をしていた。
    「何かあるん?何時ぐらいになる?」
    「愛とご飯行くねん☆多分?時ぐらいになると思う。」
    「分かったぁ☆寝る時Mailするわ☆」

    2006-07-13 16:37:00
  • 264:

    隼人は毎日、寝る時だけMailを入れて来る。起きて待っててくれる日もあるけど…。この日は仕事中に何度か電話とMailが入っていた。
    「何で出ぇーへんの?」
    Mailが入っていた。隼人は唯の仕事中に電話を掛けて来る事はめったにない。忙しいのもあってかあまり気にもとめてなかった。

    2006-07-13 16:43:00
  • 265:

    愛とご飯を済ませタクで家に帰る。時計を見ると4時過ぎだった。思ってたよりもちょっと早かったな。
    家に着くと隼人の姿がなかった。こんな事なかったから焦って電話をした。………出ない。心配になってかけ続けた。それでも隼人は出なかった。探しに行こうかと思った時電話が鳴った。

    2006-07-13 16:49:00
  • 266:

    隼人からや!!
    「もしもしっ!?」
    「もう帰って来たん?」
    「うん!てか今どこ?」
    「目覚めてもうてタバコなかったからコンビニ行って来たとこ。もう帰り着くから」

    2006-07-13 16:59:00
  • 267:

    なんだ……コンビニか。ちょっと焦ったわ…
    「ただいまぁ〜」隼人が帰って来た。
    「おかえ……」
    えっ……………?
    何で?いつも家にいる時はスエット着てるのに隼人は私服を着ていた。コンビニに行く時とか近所のどこかに行く時は着替えたりしないのに…

    2006-07-13 17:05:00
  • 268:

    「何で着替えてんの?」
    「あ〜何となく…笑」
    笑った………隼人は嘘つく時、笑う癖がある。
    「何で今日電話して来たん?何かあったん?」
    「いや…別に何もないで。ただ声が聞きたくなって」

    2006-07-13 17:12:00
  • 269:

    「そっか…」
    何か隠してる…電話といい服といい、いつもとは違う行動に胸騒ぎがする。あえてそれ以上は何も聞かなかった。


    この嫌な予感が的中するとは…

    2006-07-13 17:17:00
  • 270:

    サラ

    続き待ってます?????

    2006-07-14 02:48:00
  • 271:

    サラさん?いつもありがとう?今から?ます?

    2006-07-15 13:54:00
  • 272:

    隼人を仕事に送り出し眠りについた。

    「ゔ〜ん;はぁ〜」
    夕方、重い目を擦りながら体を起こす。毎日の日課…台所へ行きミネラルウォーターを飲みながら携帯をチェックする。

    2006-07-15 14:00:00
  • 273:

    Mailを一つずつ見ていくと…
    「…ん?誰やろ、このアドレス…」
    登録されてないアドレスからMailが入っていた。誰かアドレス変えたんかな?そう思いながらMailを開く…

    2006-07-15 14:04:00
  • 274:

    何コレ………

    Mailの内容はこうだった
    《あんた隼人の彼女なんやろ?昨日も隼人と一緒におってんけど…あんたうっとーしいし早く別れてほしいねんけど!同棲してるらしいやん;隼人はうちと同棲したいって言ってんねやんかぁ〜だから早く出て行って!隼人はうちのものやから。あんた勘違いせんといてなぁ〜》

    2006-07-15 14:15:00
  • 275:

    何度も何度も読み返した
    何なんコレ…誰なん……?
    やっぱり昨日嘘付いてたんや…この子と会ってたんや…隼人がこの子と同棲したいって、本間なん?動悸がして胸が苦しくなった。

    2006-07-15 14:22:00
  • 276:

    何も考えられずにボーっとしていた。
    ハッとしてもう一度Mailを開く。アドレスに何かヒントがあるかもしれない…

    「nana.t.*****521…」
    nana……なな…………?元カノや…………タンスの引き出しを開け無我夢中でアルバムを探す…

    2006-07-15 14:34:00
  • 277:

    「あった………」確か一番後ろにプリクラが入ってたんや。

    《5月21日?半年記念》
    《隼人?なな》

    2006-07-15 14:42:00
  • 278:

    「やっぱり…………」

    《nana…………521》
    名前と記念日………元カノに間違いない…
    まだ繋がってたんや…アルバム見た時、隼人はもう終わった事やからって話してくれたやん…何で今頃この子が出て来るの?何で会ったりしてるの?まだ好きなの…………?

    2006-07-15 14:49:00
  • 279:

    ポタッ……ポタッ…

    アルバムに大粒の涙が落ちる…
    何でよぉ………
    薄ぐらい部屋に一人…ただ泣くばかりだった。

    2006-07-15 14:58:00
  • 280:

    薄ぐらい部屋にパッと電気がついた。

    「唯……?どうしたん?おまえっ……またアルバム見てたんか…?」

    真っ赤な目をした私は隼人の目をじっと見つめた。

    2006-07-15 15:15:00
  • 281:

    「ゆ…い……?泣いてたんか?どうしたん?」
    優しい声で私に近づき抱きしめ様とした瞬間…

    「やめてよ!!触らんとってっ!!!その手であの子にもっ…………あの子にも触れたんでしょ?何でなん?何で会ったりしてるの…………?」

    2006-07-15 15:23:00
  • 282:

    「あいつと何かあったんか……?」
    隼人は一人慌ていた。
    「Mail……来た。」
    えっ?とした表情で隼人が言う。
    「Mail見せてっ!」

    2006-07-15 15:29:00
  • 283:

    「はい…………」
    隼人に携帯を渡した。Mailを見た隼人は携帯を閉じると黙っていた。
    「…………………唯……ごめん。あいつに唯に連絡取るなって言うから。」そう言った隼人は自分の携帯を持ち部屋から出て行こうとした。

    「待って…こっち来て!」

    2006-07-15 15:33:00
  • 284:

    「ここに座って?」
    黙ったまま唯の前に座る。
    「隼人?他に言う事ないの?」
    子どもに話し掛ける様に怒らず優しく話した。
    「ごめんな唯…昨日会ってた…でもっ…あいつに同棲したいとか言ってないから!何もないから!好きなのは唯だけやから!これだけは信じて…」

    2006-07-15 15:42:00
  • 285:

    「じゃあ…何で会ったりしたん?会ってたの昨日だけじゃないよね?」

    「………何回か会ってた。あいつが久々に俺に連絡して来て、ヨリ戻したいって言われたけど断ってん。ホスト辞めてお前と付き合い出して最初は良かったけど最近、夜暇で…お前が仕事行っていないし、むしゃくしゃしてて…あいつに会い出した。でももう絶対会わないから…約束する…お願いやから別れるとか言わんとってな…?」

    2006-07-15 15:58:00
  • 286:

    名無しさん

    読んでます?

    2006-07-16 22:01:00
  • 287:

    名無しさん

    気になリますウ〜?

    2006-07-16 23:31:00
  • 288:

    >>289さん>>290さんありがとう?気にならせちゃってごめんなさい??昨日忙しくて更新出来なくてすみません??今から更新しますね??

    2006-07-17 15:33:00
  • 289:

    「………夜暇やから会いに行ったとか意味分からんっ!!唯は隼人に合わせて朝起きてご飯も作って…隼人が帰って来るまでに夕食作ってあげようって早起きして…隼人の前では客との電話しない様にしたり…………一生懸命やってたつもりやで?なのにっ……何でなん…唯が知ったら唯が嫌な思いするって思わんかったん?何でなん?何で元カノやねん…」

    泣きたいのを必死でこらえて隼人に気持ちをぶつける。

    2006-07-17 15:46:00
  • 290:

    「唯ごめんな……唯の気持ちも考えんと自分のわがままで辛い思いさせて…でもあいつとは何もないから!何もしてないからっ!信じてや…俺お前おらなあかんねん…お前が好きやねん…もう二度と会わへん!!だからっ……頼むから…俺から離れて行かんといて…」

    そう言った隼人は自分の携帯を手に取り電話をかけ始めた。

    2006-07-17 15:53:00
  • 291:

    「もしもしっ?お前何で唯に連絡すんねん!!今すぐ唯のメモリ消せよ!もう二度と連絡すんなよ!俺が会ったんが悪いけど……お前の事好きじゃないしお前とヨリ戻す気もない。唯の事が好きやから。ごめんな。」

    電話を切った後も鳴り止まない携帯…あの子が必死にかけて来てるんや…隼人の事好きなんやね…唯に連絡して来るまで追い詰められてるんかな…ごめんね…でも隼人は渡せない…

    2006-07-17 16:02:00
  • 292:

    「出なくていいの?」

    「もう言いたい事言ったしもう出らん。」

    「隼人の気持ちは分かった。でも今日は一緒に居たくない…自分の家帰るわ……」

    2006-07-17 16:06:00
  • 293:

    「唯…待ってや………一緒におってや……別れるとか言わんよな?」

    「別れへんよ?でも一人になりたいから………」

    隼人が引き止めるのを無視して玄関を閉めた。

    2006-07-17 16:09:00
  • 294:

    バタンッ…………

    ドアが閉まると同時に涙が溢れる…
    「何でなんっ…………」
    溢れる涙……拭いても拭いても滴り落ちる……

    2006-07-17 16:13:00
  • 295:

    隼人が追い掛けて来ると思い急いで自分の家に帰った。

    ガチャッ……バタンッ……
    久しぶりに帰った自分の家。静けさがより一層寂しさを募らせる…

    2006-07-17 16:17:00
  • 296:

    「隼人………何でよっ…」

    胸が苦しいよ……でもあの子を憎む事は出来なかった。あの子を嫌いになれば楽なのに……きっと元彼の事があるから…あの子の気持ちが分かるんだろう…

    2006-07-17 16:24:00
  • 297:

    隼人と出会う前…ちょうど一年前。唯には同棲してる彼氏がいた。大好きな彼氏だった。名前は優治。優くんって呼んでいた。《唯かわいいね…大好きだよ…愛してるよ…》毎日そう言ってくれた。本当に幸せだった。何の不安もなかった。
    《ずっと一緒に居ような…結婚しような…》その約束は果たされなかった…あの子の手によって…

    2006-07-17 16:48:00
  • 298:

    「今日みんなで飲みに行くから遅くなるけど…ごめんな!電話するから☆」

    「早く帰って来てね(:_;)いってらっしゃい☆」
    その日、優くんは帰って来なかった。同棲を始めて初めての事だった。

    2006-07-17 16:53:00
  • 299:

    優くんが帰って来たのは夕方だった…

    「ただいまぁ……」

    「どこに泊まったん?心配するやろぉ!!」

    2006-07-17 16:56:00
  • 300:

    「ごめんな!誠んちに泊まってた。酔い潰れてん;」
    「心配したやんかぁ!今日はどこにも出かけんよね!?」
    「ゔ〜ん;分からん…誠が話しある言うてたし…」
    「はぁ?昨日も一緒におってんから話しぐらい出来るやろ?」
    「昨日みんなおったし起きてすぐ帰って来たから話ししてないねん;でも今日はちゃんと帰って来るから大丈夫やで☆」

    2006-07-17 17:03:00
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